くそ雑多なひとりごと
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グランベルム7話っていうかアンナ・フーゴという女、本当に本当に最高 好きな女 大好き 頭がおかしくなりそう

勢いで書いてるから何か認識違いあるかも知れないけどそれは勘弁


何か言いたいのに何から言えばいいかわからない…とりあえず改心とか和解とか絶対してほしくなかった(してほしくないというか、すると彼女のキャラクターとしての存在が虚構になると思った)んだけど、6話終わりでプッツンした瞬間の微笑みで一瞬和解か?という演出→クッソ不穏な斧の輝きで「(あっこれは…)」ってなってED後にママから魔石強奪でスタンディングオベーションしたじゃん そうそうそうだよな~~!!ってなって

そんで次回予告で尋常じゃない様子と不穏な単語のオンパレードででっけえ花火を見せてくれると確信が持てて、あれよ、途中でまた一瞬和解フェイント入れたじゃん……和解しないとは思ってたけど万が一和解されたらこの感情はどこに持っていけば…って一瞬心配したところをバッチリ破壊してくれてアンナ・フーゴ最高という気持ちが爆発したしもうこの女は最高の花火を上げるしかなかったんだよ もう周りの人間がどう言おうとアンナ・フーゴという女はもうだめなの そう、そうだよ・・・・・・・・・・・・

アンナ・フーゴという女、エルネスタが言う通り確かに「愛」には恵まれていたかもしれないけど彼女はそれで幸せになれりゃあこんなことになってないしなんかもう遡るとここまでアカン感じになった原因はエルネスタだしアンナが欲しいものはエルネスタが持っててエルネスタが欲しい物はアンナが持ってるの控えめに言って気が狂う 気が狂う!!!!!!

アンナ母は魔術師の家にありながら才のない彼女のことを「才がないから」って理由で無下に扱ったりはしなかったし、ちゃんと彼女のことを愛していた…っていうのは、多分アンナ以外から見るとすごく恵まれてることなんだろうけどアンナにとってはさ~~!!もう幼少のときから何年もかけてこじらせてきた彼女にとってはさあ!!!「お前には才能がないから魔術師じゃない道を歩め」っていう言葉は死ねって言ってるようなもんでしょう…と、思うけど、でも母親としてのアンナ母のそれは間違いとも言えなくて、まあちょっと言葉や配慮は足りないかなって思うけど、なんかマジで誰も間違ってないしちゃんとそこに愛が存在したのに歯車がガッコンする要領で全部おかしくなってるの最高すぎて気が狂う

「死ね」と同義なんだよな………幼少期ならまだ軌道修正の余地あったかもしれないって思うけど何年もこじらせた彼女には無理だよ それは死ねと同義だよ…
幼少期に別の道に入れなかった原因はもちろんエルネスタの善意で、これもエルネスタ別に悪くないっていうか、もっと大人になればあの行為は逆に彼女の今後首を締めるだけの行為だってわかるけど当時のエルネスタにはそんなん判断できんやん、善意じゃん、アンナのための行動じゃん…

そんなエルネスタにあの小さな魔石を与えたのは他でもないアンナっていうのももう何もかもが因果すぎて絶叫した 善意と愛で作る破滅へのピタゴラスイッチじゃんこんなん
アンナは善意で持ってエルネスタに魔石を与えた、魔石を与えられたエルネスタは善意で持ってアンナを助けようとした、そこからアンナの全てが狂いはじめた 全ての出発点が善意であり愛でそこから全部がぶっ壊れたのもう本当に大好きな因果極まりすぎてマジで頭がおかしくなった 助けて


「死ね」と同義の宣告を受けてぶっ壊れたアンナの最後に残った願望がもうすごくて、あんなのある?エルネスタへの愛と憎悪が一緒になった感情の発露としてあれ以外のものがある?すぎて最高 最高の女
アンナには確かにエルネスタへの愛と善意があった、そして底知れない憎悪があって、もう何もかもがどうでもよくなってるアンナの、彼女目線それ以外何も残っていない状態で一切を顧みない戦いがなんかもう・・・・・・・・綺麗で・・・・・・美しくて・・・・・・・・・・・・・

だってもう無理じゃん みんな愛や善意でアンナに魔術師やめて他の人生を探せ言うけどあの様子を見ながらもうみんなでよってたかってアンナの首絞めてるようにしか見えなかった かと言ってアンナの望み通り魔術師のてっぺんを目指すのはどう足掻いても無理っていう なぜなら才能がないから アンナは選ばれない女だったから さ、最高 綺麗 大好き・・・最高に詰んでる・・・でも多分もっと幼ければ周囲の望むようにやりなおせた(かもしれない)けど、アンナをこの道に引き入れてしまったのはエルネスタの善意・・・


笑顔がさあ・・・綺麗なんだよな・・・アンナ・フーゴという女は・・・・
全部がぶっこわれた瞬間の笑顔は世界で一番綺麗だったし、幼い日にただ善意と愛だけがあったあの頃のアンナの笑顔も国宝にしたい・・・綺麗・・・この笑顔には何の曇りも濁りもなくて、ただ目の前にいる女の子を想って、そして何年か後に自分という存在を完全に破壊してしまう遠因でもあるみたいな、美しい、笑顔・・・・・・・・笑顔が綺麗・・・・・・・・・・・・



学がないから今ルサンチマンの意味調べました!!!!ミス・ルサンチマン!!
”””弱者が強者に対して持つ”””憤りや怨恨や憎悪の念!!!!!!!
アンナ・フーゴが「弱者」であること、本当に本当にアンナ・フーゴというキャラクターの核すぎてこれがサブタイトルなの感謝と愛の感情以外が消えてしまう アンナ・フーゴは弱者



あ、あとアンナは家族や周囲の人たちに愛されていたけど、袴田水晶さんは完全に悪意しかなくてそれも最高でした。愛と悪意の両方がアンナ・フーゴという哀れな弱者を彩っていて、サ、サイコ~~…しかし袴田水晶さんも良い悪役というか、悪役っていうとなんか違和感あるな…ヘイト集め役っていうか…なので最高の死に様を期待してしまうな……ああいう存在は絶対必要だから好きだな……
アンナ・フーゴさん本当に最高に「死に様は生き様」を見せてくれて大好きになってしまった ありがとう・・・


それはそうと小日向満月さん、ねねねえの時もそうだったけどこれだけ色んな人の重たい事情を直に受けてもまだ「何かになりたいから」みたいな(第三者から見ると)ふわっとした理由のために戦いをやめないんだな・・・と思うと彼女にも割と狂気を感じるんですけど…いや、5話の終わりが尋常じゃなかったからまあ・・・って感じだけど・・・どうなるんだろうなあ ▲とじる

魔女の旅々9話

『実は全ての下手人は彼女だった』っていうオチではあるけど、やっぱり誰より業が深いのはエステルだよな~~

『他者の性質を分かったつもりでいた、理解したつもりでいた人』が『自己満足と自覚した上で親友を救おうとした』結果、本来知るはずのなかった真実を知った上に一度だって殺したくなかった相手を2度も、それもめちゃくちゃな憤りと憎しみと色んな感情がないまぜになった形でひどい殺し方をするに至ったっていう因果がやべ~~~しマジで良かった…

幼い親友に会った時『彼女はああ見えて本当はこうこうこういう人なんだよ』ってイレイナに説明してたけどそれも全部エステルの見えていた親友に過ぎなくて、エステルは親友のことを何も知らなくて、というか親友と思ってたのはエステルだけで、ハ~~~ すごい…人間だ…

そんな彼女が殺すための魔力捻り出しに記憶を代償にしちゃって、結局主人公であるイレイナの中にだけこの出来事が存在してるっていうのも最高…読後感が最高……人間の生き様に対する愛を感じる マジでよかった 30分だったけど体感劇場版だった ▲とじる

憂国のモリアーティアニメ
ボンド、本人が自分は男になりましたって言うから男装女子としてじゃなくて男キャラとして好きだし、男キャラと男キャラのコンビとしてモランとの関係が良い 良い概念をお持ちだと思う うまく言えないけどとにかく不思議な感覚でドキドキします

ていうかコインキックマジでかっこよかった ▲とじる

オッドタクシー
外見が動物なのは内容の生々しさ(現代特有のキッツいやつ)とか、登場人物の華のなさ(冴えないオッサンや若者がメイン)をこう、アニメとして視覚的に楽しくすることで良いバランスにするためなのかなって思ってたんだけど
最終回でなるほどな~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!って感じで脳汁出た すごいな……

現代特有の描写をこれでもかってくらい入れて「人間、キツいな・・・」ってなった気持ちがそのまま主人公のあれこれにつながってたのヤバすぎるな・・・
メタ巻き込んだ仕込みめちゃくちゃすごかった・・・あと純粋に群像劇としての完成度もハンパなかった


余談だけど四畳半神話大系好きな人オッドタクシーも好きそう ストーリーとか仕組みとかは全然違うけどなんか なんかこう…なんとなく 登場人物のやりとりの生っぽさと群像劇的なところがかな? ▲とじる