他感想 2022.01.05
原作前半部分のメディアミックスで歴史的な社会現象起こしてるってさあ、原作後半部分が他メディア化されたら何が起きちゃうの?日本全土が宙に浮くとか??
他感想 2022.01.05
兄より優れた弟、っていうのもこれだけ言えばベタな感じに聞こえるんだけどマジでもうこれでもかってくらい目一杯に練り込まれた描写と精巧に組み立てられた構造をさあ……すげえよ……
コクシボウとヨリイチ、登場時から色々ブラフやミスリード張られてたのが印象的だったなあ。
『上弦の壱』の後ろ姿が出てきた時は、日の呼吸の話題が出てたくらい?で炭治郎の父親が絡んでる?みたいなタイミングだったから『あれ壱が親父っていう展開!?』って思った記憶ある。全然違った
ヨリイチ人形が出てきた時も『あっこの人の元になった剣士が上限の壱!?』って思ったな。全然違った
多分この辺は狙って描かれてるんだろうな
上弦の壱の顔が出た瞬間のビックリ感、あれがそのまま彼の本質部分に繋がってて、そういう描写もうめえ~~~~~!!!って感じすぎるな~~~~~・・・
最初得体の知れないめちゃくちゃ人知を超越したっぽい存在に見えた上弦の壱がどんどん人間に見えてくる感じ本当に良い。最初は同じ顔にしか見えなかった巌勝と縁壱ももう完全に違う顔にしか見えなくなったもん。
描写の積み重ねとバックグラウンド提示によって、記号だったキャラクターに肉がついて厚みができて全体像が見えてきて、完全に固有の存在に見えてくるやつ。これを浴びるためにオタクをやってると言っても過言ではない
日の呼吸に対する月の呼吸、これもベタなんだけどこれ以上ないくらいあの兄弟を表してたな~~~すごいな~~すごい・・・
ていうかヨリイチの描き方がすごく印象的で良いなあ。
初登場は人形の姿で、その次は死にかけの老人、その後青年時代の姿が出て、子供時代が描かれて…っていう順番でどんどん過去に遡って描写されてるのがすごく面白い。例えるなら地層を上から掘っていくみたいな感じの過去描写?
でも子供時代まで遡った後は折り返してまた青年時代が描かれて、最後に描かれたそこが兄弟が分かたれるターニングポイントなんだよなあ。構成が~~~~~~~構成が上手すぎる~~~~~~~上手すぎる~~~~~~~~~~~~~巧すぎる・・・・・・・・・・・・・・・
時系列が入れ替わる回想や過去描写ってパズルのピースみたいなものだと思ってて、素直に昔から順番に見せた方が分かりやすい時もあれば、組み替えて一番効果的な順番で見せた方が良い場合もある…と思うんだけど、後者の場合時系列が前後しまくるから分かりやすく読者に伝えるのってすっっっっごく大変だと思う。吾峠先生すごいよ~~~~~~~~~~!!!!!!!▲とじる
他感想 2022.01.04
マジで第一印象悪めのキャラも残虐非道な鬼も、話できそうなタイプは皆それぞれのバックグラウンドを持っていて、ああそうかこの鬼にもこんな過去があったんだな…が次々繰り出されるわけだけど、何がすごいってその描写に嘘くささが全くないところだよな~~~・・・こういうのを描き切れるってすごいことやよ
割とこう揶揄されがちじゃん『悪いやつにも悲しい過去があるんだ』っていう展開って。悪いことしたやつに同情ポイントなんていらねえ!ワルはワルであればいいんだよ!っていう極論を言うオタクいるやん
鬼滅ってマジで『悪役や性格悪そうなヤツにも悲しい過去がある』をずっっっっっっっっっとやってるんだけど、なんかもうそのバックグラウンド描写の濃厚さと説得力と作品の全体テーマとの絡み合いによってケチのつけようがない『悪いヤツにも悲しい過去がある』をやってて、なんだろう、強い すごく すごく強い
鬼滅の刃という作品、例えるなら霊長類最強の肉体を持ってるスーパーマンが誰よりも他人を慈しめる優しい心を同時に持ってたみたいな感じ どんな例えだよ
とは言え普通に悲しい過去もクソもないような悪役もいるし、その辺りのバランスも絶妙だな~…と思う。主人公やつらめ過去持ちの鬼たちが体現する『人道』や『善』が嘘くさくならないような組み立てがめちゃくちゃ巧みですごい。いろんなヤツがいてすごい
だから私は童磨の落としどころがマジで良いなと思った。これを描ける作品なんだよ すげえよ・・・
童磨マジでオチの付け方が百億点満点じゃないか!?!?!?!?すごい!!!!!!!!
端的に表せば『人間らしい感情を何も持ってなかった悪に生まれて初めて感情が芽生えた、それは恋だった』じゃん。こういう風に要約するとメチャクチャ人道的で善性に溢れた感動的な話みたいなんだけど、実際はそういうのじゃないじゃん。とっととくたばれ糞野郎のシーンなわけじゃん。すごい!!!すごいすごいすごい!!!!鬼滅の刃すごい!!!!!!!!!あんなに人道と善が描けるのに童磨みたいなのも描けるとか反則だろ!!!!!すごい!!!!!!!!!!!!!!!強い!!!!!!!!!!!!!
『童磨という存在を描ける鬼滅の刃さん』って話してる時だけ肌がテカテカしてる感じするし強いロボットを語るオタクのテンションになっちゃう▲とじる
他感想 2022.01.04
まだ読み終わってないけどこんなに面白いのに23巻でスパっと終わらせたのすげえな・・・ジャンプ一番読んでた時代が大分前で面白くて売れたマンガはとにかく伸ばして伸ばしていくっていうのが私の常識だったため鬼滅が完結するって話聞いた時はビックリしたもんだ・・・
他感想 2022.01.04
2022.01.04
でもマジで鬼滅はその欲求持っても良いんだよっていう赦しをめっちゃビシバシ感じるんだよな……作品からも作者コメからも。『そう思ってほしい』とは違って、なんかこう『そう思ってしまってもええんやで』をめっちゃ感じる
いやこれどういう感想なんだよ。でも感想は十人十色で良いから……
2022.01.04
そしてこの『思いは不滅である』っていうのがこの話全体のテーマなんだなあ。
他感想 2022.01.04
映画呪術廻戦0観てきたんだけど面白かった〜〜 ちなアニメだけの知識です。
やっぱり劇場でド派手アクションシーン観ると滾るなーー呪術アニメの呪霊たちのキモい動きめっちゃキモくていいよね。パンダの戦闘シーンもど迫力で好き ていうか後半の戦闘シーン全部良かった
あと結界的なやつに入った後の画面の色味の変化めっちゃ好きだなーアニメ見てるって感じがして。
キャラやストーリーも好きだなあ。本編とはちょっとメインテーマが違う感じするけど個人的には乙骨と夏油それぞれが持ってるテーマめっちゃ好み。心が入っていける感じある
やっぱり愛って呪いだよね、みたいなの良いよな〜〜好きだな〜〜って思うし“ヒロイン”の在り方がメチャクチャ唯一無二でサイコーーにキマる〜〜!
夏油の『何故少数の強者が多数の弱者のために戦わなければいけないのか、苦しめられないといけないのか』っていうのもスっと頭に入ってきて好きだなー。考え方・仲間の作り方・五条との関係どこを取っても愛される敵役って感じで素晴らしかった
というか、前述の通り私はアニメしか見てないから「乙骨誰だ…?」ってなってたし、2年組と一緒にいなかったってことは死んだり呪術師としての力失ったりするのかな?とか思いながら見てたんだけど普通に生きてたわ。今海外にいるんだ…この後何か関わってきたりするのかな?
まあでも2年生組の雰囲気見てると同期死んだ人たちって感じはしなかったし納得感あるかも
あとなんかビクオド系が自己肯定感付けてステップアップした時の雰囲気すげー好きなので乙骨パイセン良い▲とじる
アニメ 2022.01.04

ここの印象強すぎて一生45円やってそう。遊馬は良いこと言う
おみくじは大吉でした
2022.01.04
#gnosia
レムナンのあの不幸です本当に可哀想なやつなんですみたいな属性の盛り合わせしておきながらプレイヤーに干渉されるまでもなく勝手に独り立ちして暴れにいくところが狂おしいほど好きなんだよなーーー!!寧ろ可哀想がられたら見下しやがってお前らはいつも……みたいな目で見てくるもんアイツ この意地悪存在ーーーー!!!!ウオーーー!!レムナンという存在に対する好感マジで天井知らず
そんなレムナンが相方に選んで隣にいんのが人情も道義的救済もクソもなさそうな知性至上主義汎性なのあまりにもーーーーーーあまりにも好き勝手に生きてる というかこれ以外いるか?ってくらいしっくりくる すごい ありがとう 好き勝手生きてくれてありがとう〜〜🏳
やっぱキャラ単体としてはプレイヤー俺くんが何かするまでも無く勝手に生きてくヤツらがあまりにも好き どうしようもないくらい好き
もうこれ34787422799064回言ったけどグノーシアのキャラがプレイヤーの干渉を必要とせず勝手にこの先の人生歩んでく事実が狂!狂!狂狂狂狂狂おしいほど好き〜〜〜!!!弊宇宙のエンディング映像はマジで私のグノーシア観の全て
プレイヤーという存在を最大限尊重しつつ、キャラ一人一人が自立して勝手に生きてってくれる 大好き〜〜 マジで私のサビだこれ▲とじる
ゲーム 2022.01.04
#gnosia
セツという存在はものすごく素直に『助けたい・救いたい』と感じて大丈夫なようにキャラメイクされていて、寧ろそう思ってもらうコトこそが真のエンディングに辿り着く鍵である…っていうところがマジで大正義ヒロインだし、このゲームの優しいところだなあと思う。
その上で私が好きなのは、そんな風に素直に助けたいと思ってOKな存在であるセツが『自分が絶対に譲りたくないものは何か』を提示してくれるところなんだよなあ。
助けたい救いたい幸せにしたいっていう、ある種絶対普遍的多数なこれらの願望の難しいところって、やっぱ独りよがりの押し付けと紙一重な点だと思っていて。セツの場合プレイヤーからそういう感情を引き出しつつ『自分のプライオリティ』をかなりハッキリ示してくれるから変なエゴに陥りにくい構造になってるというか……
例え今生の別れになるとしても『キミと出会って歩んできた事実』を消したくないっていう意思 本当に好き これだけは何があっても大切にしたいと思える セツは最高のヒロイン
このゲームを遊んでくれて、願ってくれて、愛してくれてありがとう、だからこそこれだけは絶対に譲れないんだ、ここでさよなら。っていう…最大限の礼とセツの意思の両立と絡み合いがすごい……良いヒロイン 良いゲームだよ…
グノーシアって作品のさ〜〜〜プレイヤーに対する礼や優しさや線引きの仕方が大好きだよ〜▲とじる
ゲーム 2022.01.04
2022.01.04
どれだけグロい描写があっても、キツい現実を描いていても、取り返しのつかない不幸や哀しみをぶつけてきても、『受け手が素直に幸せを願って良い、素直に共感して良い』ように作られている作品を見ると『優しい作品』だなあって思うんだよね。鬼滅ってマジでこれなんだよな マジでものすごく優しい作品だと思う
同じように不幸やキツい境遇などを描いてても『幸せになってほしいって思うのはなんか違くね?これに共感したり幸せを願うことってメチャクチャエゴなのでは…』とか色々考えてしまう作品は『ちょっと意地悪な作品』だなあと思う。最近見たのだとガンスリとかこっち寄りに感じた
『幸せを願っても良いか否か』なんて規則はどこにも書かれてないし、感じ方や思い方は受け手の自由なので作者だって決めることはできないし、マジでマジでこれは『私個人がそう感じる』ってだけの話ね!
そんで私は『素直に幸せを願っても良いような優しい作品』で素直に幸せを願えない感受性のオタクなので、ツボる作品やキャラは比較的意地悪めなモノが多くなりがちなのかなあ とか思うことある
優しい作品嫌いとか苦手とかでは全く無いんだけど、ちょっと俯瞰して見ちゃうところはある気がする。あれらはちゃんとこちらに手招きしてるのにな そっちに行けなくてすまん…みたいになる
あとこれ不思議なんだけど、私フィクションでダバダバ泣けるくせに幸せは願えないんだよな。シンエヴァの綾波とか意味わからんくらい号泣したけど幸せ願ったりはできなかった 共感性と感受性のスイッチどうなってんだろう
2022.01.04
こういう作品ってやっぱり登場人物増えて戦いや修行にバリエーション増えてくると楽しさ加速するなあ。富岡義勇んとこのコミュニケーションがクッソズレてるのまじで面白い。コミュニケーションがズレてる描写、かなり好き
色んな人の過去とかが見えてきて人物像に厚みが出てくるのたのし~ やっぱり人間や関係が見えると楽しくなっちゃう オタクだから
でもバトルの緩急の付け方もすごく上手だよな~。陸戦はメチャクチャ長いけどここまでやってこその勝利って感じするし、その後の戦いだとメチャクチャ大変ながら倒す時は一瞬、みたいなバトルもあったりして。多分長いバトルだけでも短いバトルだけでもあまり面白くなくて、うねるような緩急が大事なんだろうなあとか思った。それに色んなキャラが増えて絡んでくるのも合わせてすごくワクワクする
(最近はあんまり読めてなかったけど)ジャンプ系のマンガやアニメ見てると『歯ごたえのあるバトル話』の作り方の伝統とか蓄積されたノウハウみたいなものを何かすごい感じてウオ~~~やべ~~ってなる~。
『こんなんどうやって倒すんだよ・・・・・・・』って感じの敵が出てきて、主人公側はその敵を倒すために意地と工夫の限りを尽くして、でも敵はさらにその上をいって!ならば更に!!…っていう繰り返しの末に決着を見るやつ。もう絶対納得できる“勝利”を描けるまで戦いは終わらねえぞ!!って感じのやつ。その結果毎回炭次郎や仲間たちがボロッカスになってるのがマジで死闘って感じで面白い
組み立てるのめちゃ大変そう
しかし味方側にしても鬼側にしても、最初は人でなしのやべーやつだと思ってもなんやかんやで共感・シンパシーを呼びそうな過去がある感じメチャクチャ道義的な作品だなあ。鬼も柱の人らも
ぎょっことかあの辺の鬼は普通にクズっぽいけど。なんかこう全く話できなそうなヤツは話できなそうな外見しがちだよね。交わることのない不倶戴天さが形に現れてる
でもこれ多分無惨だけは見た目綺麗目でもガチの極めつけの“悪”なんだろうな…?いやまだ分からんけど。鬼滅の刃、なんだかんだでものすごく人道や正義の話だと感じることが多いので、ラスボスは対極に位置する存在でないといけないのかなあと どうなんでしょう
他感想 2022.01.04
過去ログページリンク
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 440 441 442 443 444 445 446 447 448 449 450 451 452 453 454 455 456 457 458 459 460 461 462 463 464 465 466 467 468 469 470 471 472 473 474 475 476 477 478 479 480 481 482 483 484 485 486 487 488 489 490 491 492 493 494 495 496 497 498 499 500 501 502 503 504 505 506 507 508 509 510 511 512 513 514 515 516 517 518
作中の言葉もおまけの文章もさ~~~、あまりにも信頼できる感性が滲み出ててぐわ~~~んってなっちゃうよ~~~
こことか
こことか。
鬼滅にかじりついて育つ小中学生がここを読んで何か思うところがあるかは分からない(多分個人差がある)けど、心の隅っこにでもこれらの言葉が残った状態で歳を重ねていくことになるのだろうなあ。そうだとすればすごいことだな こういう社会現象作品でこういう言葉が示されてるということが
私は成人して数年経つくらいまで自分と他人の世界の視え方が違うことを知らなかったし、気付く機会もなかったよ。オンオン