くそ雑多なひとりごと
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>>4775
ファンタジー世界の人たちって「パーティ組もうぜ」って言って組むものだっけ?なんでかそのイメージ無いな……
あ~そういえばギルド登録システムありましたね。あるわ。ギルド制度の作品は普通に色々見たことあったので知ってるけど、私が見た作品は短尺のWEBマンガだからその辺の前提は省かれていて思いっきり失念してた。


ギルドとパーティという世界観の仕組みは分かってるつもりなんだけど、それはそうとして『台詞として』登場した『追放』の使われ方に違和感を感じたんだと思う。『世界観に伴う言葉の意味合い』というよりも『登場人物がその言葉を使う状況や雰囲気』に対する違和感?



--とっ散らかった壁打ち--


私の感じている違和感の内訳についてもうちょっと深掘りして考えると、
パーティ内の会話やりとりの中身として「お前追放な」って言って追放するもん?!会話でそんな言い回しするか??みたいなアレで。概念として存在してても会話で使う語彙かどうかは別?みたいな。
実際多くの追放モノはもうちょっと言い換えしてる印象ある。「お前はこのパーティにいらないから出ていけ」みたいな。
ただ、端的に伝えることを目的とした媒体(WEBマンガとか)ならここまで短縮詠唱するのもアリっちゃアリなのかもしれない。「お前は追放だ」


……しかし、考えてみれば多分ネトゲとかなら機能としての『パーティやギルドからの追放』があると思うから、その辺りの延長なのかもしれない?今思い至った
ネトゲなら「お前は追放だ」も違和感ないし。(作品自体がネトゲ設定じゃなくても)それが「本人のセリフとして出てくる」のは自然かもしれない わかんないけど ネトゲにも追放ものにも詳しくないインターネット辺境田舎壁打ちだから…(保険)

分かりやすさ重視のファンタジーラノベって、その世界観自体がゲームって設定じゃなくてもゲームっぽい要素(ステータス表示とか)を入れてくるもの多いし、手っ取り早い感じの追放描写っていうのも『ネトゲの追放機能ボタンを作中のやり取りに置き換えてみたらこういう描写になった』みたいなのがもしかしたらベースなのかな。ゲームの二次創作する時、システムとしての機能をメタなしでキャラ描写や設定に落とし込むならどうするか?って考えるのと同じで
あの世界に生きている人の目線に立つと当然『システム内の追放ボタン』なんてものは無いので、口頭で『お前は追放だ、出ていけ』と宣告することが描写としてその代替になっている?(もちろんギルド登録という設定もその描写を補強して違和感なくするためのシステム)

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何故か壁打ちを広げてしまったけど、そもそもジャンルとしてはかなりバリエーションあってどんなコミュニティから追放するのか、どんな設定の世界なのか、どんな台詞や描写で追放するかはかなり多岐に渡るので全然全体をカバーできる話じゃないし、マジで私がたまたま見た1作品の描写の話でしかないんですけどねこれ。

私がたまたま見た特定の作品は「お前はこのパーティから“追放”だ」って台詞で直接言ってて、この言い回しがなんで違和感あるんだろう?について一生懸命考えてた。でもこれジャンル全体に適用できるような話ではないと思う。(特定作品批判みたいにならないために色々ぼかしてフワっと呟いてたからジャンル全体の話みたいになっちゃった気もする)



⭐考えたことをまとめると
・『追放』っていう言葉をセリフとしてそのまま使用している作品を読み、違和感を感じた。
→追放ジャンルでよくある「お前はうちのパーティにはいらない、出ていけ」みたいに言い換えられていたら違和感はなかったと思う

・でも短くまとめること重視の作品ならまどろっこしい言い換えをせずに『追放』の2文字で収めた方が端的で、まあそれが正解になる媒体もあると思う(私が見たのはキャッチーさ重視のWEBマンガだった)

・あとゲームシステム的な感覚をベースに構成されてる世界と捉えるなら「お前追放な」という端的なセリフもそこまで違和感ないかもしれない

・あくまで特定作品の特定の言い回しに対する違和感の話であり、ジャンル全体に適用する話ではない


余談だけど一旦客観的な沿革を頭に入れておこうと思って開いたpixiv大百科の解説がブログみたいな物量で面白かった(pixiv大百科あるある)
https://dic.pixiv.net/a/%E8%BF%BD%E6%94%BE%E3%82%82%E3%81%AE