くそ雑多なひとりごと
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戦国妖狐86話まで読んだ 一気に読むのは勿体無いので一旦ここまで…

ムドってさあ、戦う動機が極限までシンプルでかっこいいなって思う。無の民関係は一応猩々たちを助けるってのがあるものの、何よりも「最強になること」が根底の欲求であり続けている。自己実現欲求だ。本当にカッコいい。

道練と神雲、死ぬことは確定してたけどただじゃあ死なないところがカッコよすぎだし強すぎだし、作品としてもキャラクターや要素の使い方が巧すぎる。余すことなく生命を使い切っている。生ききっている。最高だこいつら…▲とじる

戦国妖狐新装版5巻読んだッ…!!!!ウオオーーーーー!!!!!!
真介の運命に万歳!!!!!!!!!おっさんたちの生きざまに喝采!!!!!!!!!!!!!!!!現場からは以上です!!!!!!!!!!!!
あと1巻(500ページ)しかない!?!?!?!?!うそーーーー!?!?

いやすまん、真介と灼岩よすぎないか?
灼岩が救われてめでたしかと思いきや真介が魂売ってるっぽい(明言はされてないが)から本当に二人が一緒にいられる時間はひとときの可能性があるの、あまりにも””””””完成”””””””””すぎる。
いや、最後には普通になんかハッピーエンドになるかもしれんけど その辺は作者の味のつけ方だから 私は水上先生のその辺の味付けをまだ知らんので……

あ、あとあんなに小物だった真介が「神を1日好きに使えるほどの器の魂」に成ったという事実がゲキゲキゲッキゲキゲキアツすぎて焦土 こういう裏主人公みたいなポジションってェ…最高で…▲とじる

戦国妖狐新装版5巻の序盤読んであまりにも良すぎて読むのやめた(?)

良すぎ①ムドと道練
良すぎ。千夜と戦ったことがムドと道練に繋がったことも良いし、ムドと道練の奇跡みたいな相性も最高。
ピンピンとくるムドが最高すぎる。道練の考え方って人によっては本当に合わないと思うんだけど(男とは!!!!!!論だし)ムドにはガッチガチのガチにハマるのが良すぎる。

ムドは8年の間に成長したけど、成長のきっかけの根本は千夜とはいえ成長の過程に大きく寄与したのは千夜ではなく道練…というのが良い。色んな人が色んな影響を与え合っているという図が好きなので。主人公だけを中心に回っていない世界、好きだぜ…


良すぎ②真介と灼岩
ア~~~~~~~~~ついについにきてしまわれましたね…
真介、呑兵衛になったり保護者ポジになったりしながら8年が過ぎたけど、灼岩への想いや彼女をああいう風にした“人や闇を好き勝手に利用する存在”への敵意はズブズブに根付いていて、イヤーーあの表情……よすぎですね……。全部物語ってる 顔が 顔だけで

灼岩、完全に死んだ扱いじゃない以上絶対どこかで復活なりするだろうなと思っていたけど、単純復活してめでたしめでたし、じゃなくて敵に取り込まれての一時復活なのは良すぎ良すぎ良すぎ良すぎ。読者心理としてはどうしてもただ復活してめでたしめでたし、では弱いというか、ご都合ハッピーエンドを感じてしまいそうなところ、一旦敵に取り込まれるターンを挟むのはお上手すぎる。アーーー、いいなあ、いいなあ・・・!!!!!!灼岩!!!!!
楽しみすぎる、再会が くるうかもしれない 大きくなった真介が少年だったあの頃焦がれた少女との再会を ああ おおん 大変だ 大変ですよこりゃあ▲とじる

戦国妖狐新装版4巻、最初の作者コメントでネタバレされてワロタ(それがネタバレなら表紙もネタバレですが)
まあ、ええか…

戦国妖狐新装版3巻読んだ。1巻一気に読むと一気に500ページ分の情報量だから脳がのぼせる!
作者コメでもあったけど妖狐要素めちゃくちゃ薄くなってて笑っちゃった。タイトルはともかくテーマとしては一貫して『人と闇』の在り方なので芯通ってるけど。

千夜編の真介、くたびれた昼行灯おじさんキャラみたいになってて笑った。いやまだ全然若いけど。真介の『強くはなってるけど図抜けて強くなってるわけでもない』強さの塩梅いいなー。真介の変化(人間関係含む)ってほんとにこの作品の面白さを支えてると思う。
灼岩を復活させられるかもしれなかった可能性を半ば破棄してしまった故の何とも言えない行き場のなさが飲んだくれに繋がってるんスね。真介ェ… でもあそこで千夜を助けてしまう真介殿だから灼岩は真介様のことが好きなんすよォ……

村をめちゃくちゃにして人を(不可抗力とは言え)殺してしまった千夜に対して理解のある村人たち、や、やさしい……甘い……って思うけど、これまでの積み重ねがあるし、闇と親しい村カラーっていうのもあるから“とりあえず的に”排他するよりは好きな展開だなーと思った。真介といい村の人々といい、みんな千夜のこと人間扱いしてて善の光たちだ……

千夜と千夜の中の闇たちとの対話シーンもよい。龍を前にして一歩出たちっちゃいやつのところ良すぎる。
あの闇たちも最初はおぞましい何かの塊にしか見えなかったけど、だんだん「それぞれ個を持った存在たち」になっていったのもよかったなあ。実際絵的にも最初は黒い塊だったけど最後の方は一体一体違う形で描かれるようになったし。あれは千夜の視界の解像度アップ的な演出なんだろうな。よき~

月湖、今のところは守られヒロインだけどあんまり受け身じゃなくてめっちゃ戦う意思があるので好感度調整が上手い~と思った。好感度調整というか私の好みラインというか…


千夜が自答したり強い言葉を言う時のクソデッカフォント好き。いいなー強い言葉、強い文字 画面パワーにほれぼれする。良い
義輝公の戦前のシーンなんてお前そんなのアリかよ!?ってなった。見開き2つ+半ページで超パノラマ!!!こんな表現アリなのォ!?!?!?ってなった。スゲエ!!!!!!!!!!!!
戦国妖狐の““““““““強い表現””””””””マジでいいな……。
▲とじる


””””良い””””シーンや描写が多すぎて本当は1話1話感想書いた方が濃密なんだろうなと思いつつ いいマンガですわ楽しい

『戦国妖狐』新装版2巻読み終わった。
テンポよくてサクサク進んでしっかり大きく話動いて気持ちよく読み進められるマンガだなあ。1巻500ページあるのを一気に読めるからそう感じるところはあると思うが。これ200ページのコミックスなら5冊分くらいあるもんな

◆神、強すぎね?問題
主人公が強大な敵に挑もうとしてるのに明らかに色々超越した強存在が出てきちゃうの、緊張感なくならないかな?って途中までは思ってたんだけど、迅火の大暴走によってあんまり関係なくなったのが上手いなあと思った。
あとまあ神は完全な味方ってわけじゃなくて利害関係が一致すれば協力してくれるキャラって感じなのもバランスだけど。


◆真介とバリー
よかったね…かなり…

灼岩がああいう風になった原因・憎い相手・復讐したい相手なのに、幾度となくぶつかり合うことで不思議なシンパシーが芽生えて、お互い真名を教え合ったりしちゃって、でも別に情が湧いてるとかじゃなく、こう…
今の真介にとっての生きがいというか、自分を突き動かす明確なものがバリーなので、『憎い相手』でありながら『自分にとって大事で重要な存在』にもなっているところが 感情で 人間の感情の複雑さや面白さで かなり かなり良すぎたな…。

真介、人が変わってしまったと見せかけて根っこの部分はやっぱ変わってないっていうのが本当に良いな


◆野禅とくずのは
一応第一部のラスボスだと思うんだけど絶妙に小物くさくて良いですね。というか寧ろ、小物臭さや俗っぽさ、利や立場を優先するムーブを先に見せたからこそ後のバトルの本気度や強さが際立ったというか。

強さ?単純な強さで言えばそりゃあ道練とかの方が圧倒的に上なんだけど、野禅とくずのはは卑怯になれる。状況を利用して自分たちだけでも利を得んとする強欲さがある。それがよかったな…。道練とのコントラストもあって


◆迅火
えらいこっちゃやでホンマ お、おれが主人公だと思っていたキャラが・・・・・・・ラスボス兼ヒロインになっちゃった!
迅火、心の変化もあったし成長もあったけど不安定なところは変わらずで、そんな状態で色々力を得て、極限状態で戦い抜いて、全部の要素が絡み合ってえらいこっちゃになってしまわれましたね。どうなるんだこれから……


◆迅火とたま
お、おれが非恋愛疑似姉弟だと思っていた二人は……LOVEであった!
迅火とたまの出逢い、どこかで回想されるんだろうなあとは思ってたけど第一部完の後の1話にするのはズルいなあ。すげえよかった。迅火がメチャクチャで

精霊転化、てっきりたま姐さんが発案したものとばかり……。迅火お前!お前からかい!!!!こんなん予想外だわ
1話の最初から精霊転化する度にたまがちょっとエッチな感じになってたの、サービス(?)か何かだと思ってたんだけどそらなるわ!!!!迅火お前!!お前お前のせいかい!!!!!▲とじる


おもしれ!続きも楽しみ

戦国妖狐の真介、かなり秘密基地 かもしれない。ク、クゥ~~~ッ

『戦国妖狐』新装版1巻最後(18話)まで読んだ。面白いかもしれん 新装版、全巻500ページくらいにまとめてるけど丁度ここで切れるのすごい

灼岩、終わってから思い返すと死ぬほど死亡フラグ立ててたのに死亡フラグを感じさせなかったのすごかったな。まだこの作品が主要キャラが死ぬ感じなのか分かってない、読み手としては探り途中だったからこそって感じがする。すでにメインキャラが死んでたら「灼岩それ死亡フラグやーー!!」ってなってただろうけど あまりにも あまりにも死亡フラグ立ててたな……。真介とのやりとりも、妊婦さんとのやりとりも全部死亡フラグすぎたのに直前になるまで死亡フラグとは思わなかった。死亡フラグステルスが上手すぎるだろ。

メインキャラがまだ死んでなかったっていうのもあるけど、真介とのやりとりは恋愛フラグである方に意識が行ってしまったし、妊婦の登場はどちらかというと迅火の価値観変化フラグだなって思いながら読んでたわ。死亡フラグよりも手前に分かりやすいフラグが転がってたからそっちに気を取られてた。ハハァーーーー なるほどなーーーーーーーーーー

妊婦と出産が迅火の価値観にショックを与えるのは予想通りだったけど。状況の作り方がすごすぎる。人の死と生を同時にぶつけることで迅火の(多分自分でも分からないくらいの)感情を引き出してて……すごい……。
でも確かに、ただ無事に赤ちゃんが生まれるだけだとちょっと弱いもんなあ。迅火の心には
迅火が「男なら火岩にすれば?」って言って名付け親の一角に絡んでるのもデッケエ……。ハーーーー

そして真介ねーーーーーーーーーー!!!!!!!ちょっと!!!!!登場人物の心情や感情を描くのが上手すぎて恐怖!!!!!!!!上手すぎる!!!!!!
真介が力に憧れがあって普通に俗っぽくて調子に乗りやすくて単純だけどすごく優しくて良いヤツなのがここまでで描かれてたし、読者目線兼成長枠だと思ってたけど、ここでガツンと衝撃を与えられるワケ……読者と一緒に……真介、ここからどうなるんだ…

迅火と真介の変化から目が離せないな……。
ていうかシンプルに灼岩がいないの、戦力的にキツくない……?


迅火が闇になりたいの、人が嫌いっていうのもあるけどそれ以上にたま姉様と一緒にいたいからっていうのがアーーーすぎる。迅火ってしっかり常識外の人なんだけど、それでもどうしても心を持ってる人なんだっていうのが絶妙な塩梅すぎる。良いキャラだなあ▲とじる

『戦国妖狐』新装版で12話まで読んだ。
久しぶりに紙で初見のマンガ読む……か、紙が……薄い!(そこ??)
今ウチにあって手の届く場所に置いてあるマンガが比較的紙厚めだったからびっくりしちゃった。ペラッペラだしめっちゃ裏透け!
でも新装版1巻500ページ以上あるからこれくらいにしないと鈍器になりそう。

迅火は第一印象めちゃ強いヤツだったけど読み進めていくとけっこう不安定でグラグラしたヤツなのが分かってくるのが良い。これは主人公ですわ
ロン毛で丁寧口調なのにクソほど血の気多くて荒っぽいキャラ造形も絶妙で普通に今のところ一番好きかも。

たまは非戦闘員ヒロインだけどかなり「心」の部分で引っ張っていくキャラなのがバランスよくて良いな~。戦闘の迅火・精神のたまって感じ。
この先どうするかって話が停滞した時に一気に話まとめて「これで行くがいいか!?異論は聞く!!」って感じで言ってくれるの、かなり理想の上司ムーブだと思った。

真介は戦闘面でも精神面でも引っ張っていくキャラではないけど、一番一般的な感想を持てることとかお人よしなところが「ちょうどいい目線の高さ」で、それが上手く潤滑油になってる場面もあって良いキャラだなって思う。成長にも期待

灼岩は戦闘面・精神面バランスよく高水準(?)でストレスにならないし、人と闇が共存しているっていうタイプのキャラクターなのでかなり重要で必要な存在なんだろうなと感じる。



今のところキャラバランス良いし話のテンポも良いし戦闘アクションは大迫力だし満足度高い。まだ1/12程度だけど ゆっくり読んでいくぞ

#EIGA_mita そういえばゲ謎、「観る前にこれは見とけ!読んどけ!」みたいなこと言われてるモノがあるのは知ってた。読まずに観に行ったけど。
というわけで観終わってから鬼太郎誕生のマンガ 読んだよ。読んだ結果「これ読んどけって言われて入れた知識」としてアレを持っていくと若干ノイズになりそうだと思ったので無知識なら無知識のまま初見するのが良さげかなあ。私はそう思う

鬼太郎が元々好きな人なら、今まで蓄えてきた色んな知識の中から引き出して『アッ!!!!アレだ!!!!』ってなって面白いだろうけど。ミリしらの人がピンポイントであの知識だけ入れて観るとちょっとネタバレというか、ハンパに察せてしまうところも出てきそう。ならまっさらならまっさらで見ちゃうのがいいんじゃない?私はそれでよかった。前提知識無いと見れないような作りではないしね。ようできとる映画だから

#EIGA_mita これは完全に個人の感覚なのでアレなんだけど、ゲ謎についてはそこまで胸糞悪さや後味の悪さを感じなかったんだよな。
確かに因習村だし人間関係最悪なことになってるし色々最悪なことが起きてるんだけど、リアルな村社会というよりはもっとファンタジーな要素が強め(妖怪いろいろ)だからかな?現実離れ度と胸糞悪さは比例する感じある(私は)

後味については寧ろ気持ちいいまであったな…これも私個人の感覚ですが……フィクションをフィクションとして見るのが好きなので

#EIGA_mita 千葉ロッテのドキュメンタリー、そんなに朗希朗希してないところが球団制作ファン向けムービーだなって感じで良かったな。まあ昨シーズンあんまり佐々木朗希活躍できなかったってのもあるんだけど
ニュース的な大衆向け編集だともっと朗希朗希してしまいそうだけど、球団ムービーだからこそ『千葉ロッテマリーンズの一人でしかない佐々木朗希』な扱いで良かった。もちろんその存在は大きいのだけど

#EIGA_mita ゲ謎の(しょーもなめの話)
乙米と長田の関係、観終わってフォロワーのツイートとか遡って初めて気付いて「あの二人ってそうだったのォ!?……。(長田の死に方などを思い出す)確かにそうだったかも!!!」ってなったんだけど、この私なんか『クラスメイトの友人同士が付き合ってることに全然気づいてなかった人』っぽかったな。そんな経験ないけど
そして別に乙米と長田デキてはないだろうけど▲とじる

#EIGA_mita
千葉ロッテマリーンズのドキュメンタリー映画観てきたよ!本日2本目
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ロッテは今年最初から映画作る気でスタートしてたからカメラとか撮影映像とかも映画映えするやつになってて(シーズン中に出てたスタジアムの映像も豪華だった)見ごたえあったな~。

1位と大差の2位フィニッシュではあったけどシーズン中の浮き沈み・劇的勝利・最終戦までもつれたAクラス争いに谷保さんの引退、超超超劇的なCSファースト3戦目とかなり色々あったので割と2時間があっという間だった。というかロッテの昨シーズンがこの濃度じゃなければ映画見に行こうとは思わなかったかも。いわゆる録れ高満載ってやつですな。谷保さんのことを録れ高とか言うのは失礼だけど、谷保さんの最後を大スクリーンで見れたのは感慨深かった。
何より最後の最後に一番見たいシーンがあるのは映画としても良いよね。CS3戦目

今まで横浜DeNAベイスターズとWBCのドキュメンタリー見てきたけど、ロッテドキュメンタリーはかなり全体をまんべんなく、シーズンを順に追いかける形(ちょい中継ぎ陣の出番多め・先発陣の出番がやや薄め?)って感じでしたね。まあ実際先発抜けまくってたしね……終盤めっちゃブルペンデーしてたし

横浜(2018年)は何年も映画やってたのもありある程度フォーカスする選手を絞ってて、WBCはどちらかというと裏方が見えるのが面白かった。こっちもピックアップ選手はある程度絞られてたかな。この2つに比べるとロッテ映画はかなり色んな選手が見れて良かった。小沼の移籍シーンとかもあったし

映画のしょっぱなから目の前でオリックスの胴上げ見せられる場面なのはファンの首絞め殺す映画なのか?ってなったけど構成としては満点なのかも。目の前胴上げ、まあ屈辱だから実際のシーズン中はできるだけ回避したいものだけど映画としてはかなり録れ高だったのかもしれない。

試合のハイライトだけじゃ見られないようなカットや裏方さんのお話とかもあってよかったな!満足度が高い!!

しかしやっぱり優勝シーズンではないので、最後はシーズン後の練習やフェニックスリーグだったのもよかったな。いい編集だったと思う。あとエンドロール後のやつすき笑



よかった。ロッテファンやパリーグファン(ソフトバンクファン以外)は一見の価値ありですわよ

#EIGA_mita
既存の登場人物だから固有名詞を与えられない?→他の登場人物に呼ばせることによって便宜上の名前を得る というメタ構造込みの名付けもヒヒヒーーー!!になった。名前のオタクだから

#EIGA_mita ゲゲゲの謎 観た!めちゃくちゃ面白かった!!

以下感想 鬼太郎知識は薄めです。

シンプルにようできとったな…。分かりやすくて、アクションの見応えもあって、短い時間で多めの登場人物たちが余すことなく回収されていて、驚きもあり、鬼太郎誕生に綺麗に繋がってて、そして水木という人の感情が丁寧に回収されていた。The・出来の良い映画って感じだった。

愛を知るゲゲ郎に対して水木が愛を知らない人という対比が徐々に描かれていってたな。ここがキャラクターとしての核だと感じた。

そこに沙代という分かりやすいヒロイン的存在とのロマンス要素を入れることで、それでもやっぱり愛情的な感情には至らないのは序盤に提示された水木の人間像と齟齬がない。物語の展開と登場人物固有の感情性質が一致してると…気持ちがいい!どちらかを曲げると一気に冷めちゃうから

水木→沙代の感情は利用、のちに同情や哀れみや義務感のようなものは芽生えたと思うけど、やっぱり愛ではなくて
沙代もまあ 打算的なところもありつつ、村の男たちとの経験がアレなのでかなり性質の違う水木には普通にちゃんとした恋心もあったのかな。推測です。ただ二人の気持ちはあまり噛み合っていなかったよねー。

沙代、存在がかなり良かった…存在が良かったな…。観客としては水木と同じ視点で見てるから『世間知らずで外の世界に憧れるお嬢様の少女らしい恋心っすかねえ』と思っていたところにあのギョっとする真実をぶち込んできて。気持ちの良い振り回されをした……。ひとつ真実を挟み込むだけでそれまで見えていた姿が全然違って感じられるの、良すぎる。

水木の話に戻る
水木はゲゲ郎にそれなりに特別な情は芽生えていたものの、それはちょっと形容し難いものかなーと思う。愛と一言で表せるものではない。

水木はあの経験を経て、しかもそれを一回忘れて、でも忘れきれなくて、微かに残る何かに縋り付いて、その先で出会った(再会したとも言える?)ゲゲ郎の子に対して芽生えたものは紛れもない“愛”でした、というお話。綺麗すぎる。感情の回収が。

いつかお前も出会う、自分よりも大切だと思える存在に。それがこの作品の定義する“愛”なので。美しい終わり方だったなあ…。


ほんと最初に書いた通り話の大筋がめちゃくちゃ良く出来てて登場人物たちの回収度もすごくてアクションもめちゃくちゃ見応えあってワクワクして、どうしようもない宿命によって死にゆく人々や救いようのない村の破滅とか見どころ満載なんだけど、この作品の血管にこの『愛という感情の回収』が無ければここまで完成度高くなかったと思う。すげーー すげーーーー こうありてえ〜〜〜…
▲とじる


面白かった!あと完全に余談なんだけど、うちのタイムラインでゲ謎の男よりゲ謎の女の方が流行ってる理由も理解できて良かった(?)そりゃあうちのタイムラインでヒットするわゲ謎の女たち(どういうタイムライン??)

ガチ恋粘着獣ギンガ編最終回!!!ウオオオオオオオ!!!

ウオオオオオオオオオ!

完結めでてぇ。面白かったー
[第1話]ハンサムマストダイ - アストラ芦魔 | 少年ジャンプ+
[https://shonenjumpplus.com/episode/4856001361184138670 ]

#reading デザインのひきだし50一通りざっと見た(読み物部分はまだ読んでない)

これ、単純に色んな印刷が載ってるのが面白いっていうのもあるけど、色んな会社に「自信のある印刷物ください」で出してもらってるって前提があるから、なんかこう、それがかなり面白い。印刷会社によって推したいものが千差万別なところが面白いっていうか。多分この本業界では宣材?商材カタログにもなるだろうからそういう意味でも気合入ってるんだろうなとか そういうことを考えながら目を通すのが楽しいやつだ。

私が一番ヤバいなと思ったのは小さい文字を組み合わせて絵にしてるやつ。
ていうか全体的な傾向として『小さい文字や線を印刷できます』と『環境に配慮した素材です』がアピールポイントになりがちなんだなって思った。面白い
箔押しで4pxの文字読めるくらいに印刷できるのはヤバいってわかる

#reading ここ1週間は爆裂に掃除していたので本を読み上げさせて聴くのが捗った。
映画を早送りで見る人たち~でMPが減ったのでMPが摩耗しなそうなものを中心に

oekakiよいこの君主論
マキャベリの君主論をベースにした、小学校のクラスの覇権争いの話。完全教祖マニュアルの 架神恭介氏・辰巳一世氏の共著です。

いやあ真面目にばかばかしくてよかった。あとがきの「君主論は読んでみるとすごく笑えて面白いのに、タイトルがつまらなそうだからみんな読まないのがもったいないと思ったので」「ビジネス書に描かれた実用の知としてのマキャベリズムでは、イマイチ笑えないため」が全てすぎる。


oekakiビジネス書ベストセラーを100冊読んで分かった成功の黄金律
待ってください、うさんくさいけどうさんくさい本じゃないんです

『ゆる言語学ラジオ』の聞き役である堀元見氏の著書。それぞれの成功者が書いたビジネス書の矛盾する教えを比べて面白がったりしてるシニカルなネタ本です。
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まず目次がすでに面白い

でも表紙とコピーはめちゃくちゃビジネス書然としていて、ラジオでの氏曰く「普通のビジネス書だと思って手に取った人にAmazonで低評価レビューを書かれることで完成する本」とのこと。面白かった。

ちなみに今prime会員ならタダで読めます。



あともうちょっと勉強しようと思ってフェミニズムの本とかも読んでみた。それはそうだなあと思うところと、それはどうなん?というところがあったりしたけど、「インターネットやSNSは議論に適した場ではない」という論には大いに同意した。やっぱり本とか書くフェミニストの人もそう思ってるんだ。