くそ雑多なひとりごと
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タグ「nadja」を含む投稿(時系列順)36件]

#nadja
東映公式のナージャ無料配信見始めた
ナージャという少女が運命的な出会いをする流れがだいたい偶発的な風とかイッヌの気まぐれだったりするのめちゃくちゃ運命に導かれてる感じして導入の語りに合ってる~~って思った

3話途中はこのガキふざけんなよ~~~!?!?!って思ったけどめちゃくちゃ綺麗な終わりよければ全て良しパターンで気持ちよくなっちゃった。
あとライターのおじさんのクズ感すごいけど根は良いやつなんだろうなみたいなバランスずるくてすごいな なんだあの絶妙なキャラメイク

あと王子様みたいなキャラの声が斎賀みつきなのそうそうこれこれ~(?)って感じすぎる

それとさ~~やっぱナージャのキャラデザインというか等身や手足のバランス感がマジでたまらんかわいい あのデフォルメ具合は国宝に指定した上で辞書の『可愛い』の項目に参考図として掲載するべき

#nadja
ナージャ5話見た 普通にこれ最序盤の最重要エピソードってやつなのでは
OPの踊りのカットってこういう描写に繋がってたんだな~。ナージャが躍り得意なのも色々繋がってて気持ち良い
ていうかサーカス初登場のところでも思ったけどナージャの3DCGの使い方すげえ良いよなあ。これ4:3時代のアニメなのか…… 解像度低いから良く見えるのもあるかもしれないけど

上流階級の文化に馴染めない貴族の美青年と孤児院育ちの少女(実際の血筋は…?だけど)、怪盗時の印象も含めもうそれはそれは古典王道なんだけど王道は王道だから王道なんだよな・・・・・・!!って感じでハチャメチャに浴びた……良い 私は生まれ育ち違うヒューマンの出会い好きオタク

星の瞳のナイト氏がナージャのこと覚えてないのって察するに多数の内の一人だから、ではないよな~。多分なんかの伏線なんだろうなあ。
怪盗氏が普通の同一人物とは限らんし謎多い 謎多き美青年だ 続きも楽しみだな~

#nadja
ナージャ6話も良かった。迷子になって泣いている女の子に対して『守ってあげなきゃ』って言うケンノスケ、『弱いなら強くならなきゃ』って言うTJが良すぎる~。二人とも境遇は似てるけど『妹を守ってきたお兄ちゃん』『兄から強くなれと言われた弟』それぞれの視点って感じで。こういうのホントに好き

そしてナージャはどちらでもなく、泣いてる子に寄り添える女の子なんだな~~。本当になんというか一貫してナージャという女の子を『素敵な女の子』として描いていて毎回のように素敵なレディだな・・・・・・ってなってる

#nadja
ナージャ7話見た
個人的な感性としては義賊って全肯定されうる存在ではないと思うし、黒薔薇の思想危ういな!って感じてしまうんだけど、これからどうなっていくんだろうな~。展開もそうだし、この存在を作品がどう扱っていくのだろう的な。

あとやっぱベタだけど『本当はメッチャメチャ血統良いお嬢様(誰も正体を知らない)が下賤な庶民として扱われてる描写』はニヤニヤしちゃうな。ベタだけど
でも本質は『本当は高貴なんだけどな~^^』ではなく、『浅ましい感じの貴族たちは肩書に左右されて本質が見えない』『しかしどんな立場にあってもナージャはナージャである』ってことなんだろうな~ なんとなく

#nadja
ナージャ8話見た

最初は「恋愛回か~」と思って見てて、ナージャの恋する少女らしいところ(自分と同じように誰かに恋してる人に突っ込みにいっちゃうところ)にア~~~ (シルヴィーにとって)ちょっとめんどくさいやつだ~~って思っちゃった。でもそこは明日のナージャという作品の丁寧なところがしっかり出てて、ナージャの恋心やシルヴィーとラファエルの関係が大切に大切に描かれてて良かったな……。

ラファエルの過去が語られた時、私は『安易にシルヴィーとくっついて良かったねってするには重たい過去だし、だからと言って最初から諦めて終わるのはシルヴィーの逃げなのかなあ』と感じたんだけど、どちらに寄ることもなく繊細に丁寧に二人の感情を拾い上げてて…すごい…凄い良かった……

何が良いって、あの複雑で重たくて絡み合った糸を『言葉を使った告白や説得』で強引に解こうとするのではなく、『歌に乗せることで重ね合わせる』っていう選択をしたのが良かったな…。8話のクライマックスがさあ……素敵だったな………

シルヴィーとラファエルはほぼ言葉を交わしてなくて、ただ一緒に歌を歌っただけで、でもそれによってちょっと心を触れ合ったというか、繊細であったかいものが繋がると言うか、歌、歌なんだよな・・・・・・・歌、すごいな・・・・すごい・・・・・(語彙さん!?)
そしてラファエルはまた旅に出る、っていう終わり方もめっっちゃ良かった


シルヴィーとラファエルの関係によってナージャはまた素敵なものを知って、きっとそれが彼女の恋心をまた彩るのだろうけど、ナージャとフランシスも『ダンスで繋がった関係』みたいなところがあるのでなんか通じるところあって良いな~~~!言葉も大切だけど、言葉だけじゃない何かがある~~~ 明日のナージャ~~~!!

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感想的に挟み込むタイミングを逃したので付け足し的に書くけど、ラファエルあんな過去なのに『ラファエルに歌われた人の恋は成就する』ってジンクス?があるの『うわ・・・』って感じで良かったな…
ラファエルの心理描写はほとんどなかったから視聴者が想像するしかできないのだけど

#nadja
ナージャ、最初は1週1話ずつ追うことになるのか~と思ってたけど、なんやかんやで毎回毎回感想書きたくなってるから一気見じゃなくて良かったかもしれない。一気見だと感想書かないから。これテレビアニメ形態の好きなところ

#nadja
ナージャ11話見た

ナージャの悪役コンビ、なんであんなに『悪役』っていうより『犯罪者』ってワードが頭に浮かぶんだろうって考えてた。(もちろん放火とかいう圧倒的犯罪をしょっぱなからかましてきたっていうのは大きいんだけど)
子供が主人公の作品で敵になってしつこく追ってくる悪役の大人キャラなんていくらでもいるけどそれらとの違いはなんだろうって

例えば戦う少年少女のアニメってなんやかんやで大人と子供がけっこう対等なのかもしれないって思うんだよね。ああいうのは子供が立ち向かえば大人に勝てる世界というか。(ホビアニやプリキュアとかの話をしてる)

ナージャの場合、彼女や子供たちはあくまで無力な存在で、大人の悪役たちは力関係で言えば確実に上位…という描かれ方をしてるんだよなあ。ナージャに出てくる悪役の大人は真正面から立ち向かっても絶対敵わない、圧倒的な暴力なんだ
だから『味方の大人の男性に助けられる』とめちゃくちゃ安心するっていう。団長や靴屋の主人みたいに見るからにマッチョで強そうな人はもちろん、ハービーみたいなインテリっぽい人でも『大人の力と存在』の頼もしさ感じるし

『どういうところが悪役なのか』というところを考えると『大人の男(しかも複数)という暴力的存在でもって無力な子供を害そうとしてるところ』がヤバいくらいリアルな“悪”で、マジで現実的な犯罪者の存在に近いものを感じるんだなあ ナージャの悪役コンビ

何が言いたいかってパっと見の(絵柄や雰囲気の)印象よりもずっと『主人公と悪役の関係性』がシビアだよねこの作品って思った話だった

#nadja
ナージャ13話見た
ナージャとフランシスはマジで魂の質というか居所が近いな…魂の天秤がめちゃくちゃ良いバランスで釣り合っててすごいな…って思ってたら想像よりずっと早いスピードで関係性が進行してびっくりしちゃった。作画も綺麗だった…

関係性の進行が早いということはその後待ち受ける壁や困難も相応に大きいものだと認識してるのでまだまだ色んなことが起きそう

#nadja
ナージャ16話のアントニオシンプルにサイテーだな!多分そう思ってもらうように描かれてるので素直にそう思うよ。
三角関係とか禁断の恋とかじゃなく、どっちかっていうとその女を好きな気持ちよりも支配欲や奪うこと・レオナルドを出し抜いてやろうって意識の方を濃く感じるからウ~~~ワ!って感じ きたね~~っ!!でも別に悪人ではないんだよね。善とか悪とかの話ではない
明日のナージャって作品が描く大人という存在、なんかこう……子供とは全然違う種類の生き物のように感じる描写が凄いな~~…。良い意味でも悪い意味でも

基本1話完結なのでアントニオの恋愛ゲームはすぐ決着つくのかなって思ってたけどつかないんだ…次回もアントニオ絡みっぽいから次回以降に持ち越すんですね。まあレオナルドも現状許嫁に対する意識低そうだもんな~。
結婚取り決めたのは親だし、それでも一途に在るべきとは特に思わないし、本人たちが納得してるなら何十人ガールフレンドがいても良いとは思うんだけど、それはそうとしてレオナルドもまあまあアレな雰囲気あるよな 上手く言えないけど
アントニオとレオナルド、双方アレな性質を抱えててパワーバランスが絶妙すぎる トントン相撲してほしい

#nadja
ナージャ21話見たけどナージャ死んだことにされてたのエグ!▲とじる
というかマジでけっこう話のスピード早いし裏明かしも早い印象あるんだけどここからどんな風に話展開していくんだろう。

#nadja
ナージャ26話のアバン(前話の振り返り)、「バルセロナで素敵な恋人たちに出会いました☺」で纏めてんのエッグいな……視聴者向けにはあんだけ悪女に描いてたのにナージャには素敵な恋人にしか見えないまま終わったんだ・・・・・・・ヤバ・・・・・・・・・エグ・・・・・・・・・・・・・

フランシスとの会話描写もそうだけど最近ナージャと視聴者の心が遠いな どう見てもわざとそう言う演出にしてるっぽいけど
いやこれはナージャとフランシスの心が遠いのか え?すごいなこの回

ナージャがフランシスに対してずーーーっと喋ってるところのコンテすげえ・・・・・・・・気合入ってる回だ・・・・・・
20220112121708-admin.jpg
作画とレイアウトがエグい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

会話や表情だけじゃなくレイアウトや描写や色んなもので『違和感』を演出してるのすごい~~~~~~~~~~~~~~~~~何だこの回・・・・・・・・・
太陽が照り付ける気候による熱気も、影の濃さも演出に寄与しててエグい

水に映るぼやけて揺らめいた実像のないキスシーン演出!!!!!!????????????(卒倒)
エグ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!何この回!?!?!?!?!?


ウワ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(まえより…すき…すき…すき…)(卒倒)(超絶技巧演出を浴びたことによる死)

#nadja
ナージャ26話がヤバすぎて思わず実況してしまった

#nadja
ナージャ28話見た 怖い!!!!!!!!(概ね良い意味で)

少女の憧憬と嫉妬と優劣意識と…様々な一言で言い表せない感情が 何?ヤバい 怖い…
いつも自分の下にいる存在だと思い込んでた相手が気付けば自分がなりたかったお姫様のようになってた(状況だけ見れば天と地の差である)とか、ローズマリーの目にかかってた現実を歪めて認識する分厚いフィルターがぶっ壊れる瞬間とか、うわーーーーーって感じだしアレまじで普通にめちゃくちゃ上質な少女少女の感情サスペンスじゃないか……

ナージャという少女、なんというかメタ込で『選ばれた特別な女の子』だもんな……優しくて心根が高貴で誰にでも愛され、孤児院の出身で色んな苦労をしてきつつも世界を美しいものだと捉えることができて、しかも実は貴族の娘で……~~~…

そんな『憧れの女の子』を全身で表現しまくっているナージャに対して『プリンセスになれなかった女の子』をぶつけるの・・・・・・・・・・・・・・・・・ヤバすぎ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?概念が負けヒロイン(便宜上表記)いや、ローズマリーはそもそもヒロインっていう土壌にも上がれていない『あの世界のサブキャラクター』でしかない感が……でもなあ!でもローズマリーにとっては彼女自身が主人公だしヒロインなんだよ!!(??)でも目の前にいるナージャという幼馴染が最強のプリンセスヒロイン力を無自覚に爆発させてるんだよな……!?!?自分をプリンセスでヒロインだと思っていた小さな少女の内面世界が崩壊する瞬間が丁寧に描かれてて……え?助けて……

ど、どうすんの?ローズマリー……一旦ここで区切ってまたそのうち出てくるんだろうけど。
というか次回ホセとカルメンの回なんだ!?!?一気に続き話で解決せず、ちょっと間を空けて回収しに来る感じ…?

#nadja
※便宜上負けヒロインという言葉を用いている

よくある『(恋愛軸での)好きな相手に選ばれるか否か』とか『(バトル軸での)試合の勝敗』、みたいな『他者評価や明確な結果』による『負け』描写は分かりやすいけど、ローズマリーの場合はそうじゃなくて(男は絡んでるけどアレは付属品みたいなものだからアレに選ばれるかどうかは本質じゃない)

ローズマリーの内面にある価値観や理想、すなわち『自己評価(による他との比較)』を軸に『負けヒロイン』を描写するの、マジで凄いし………ヤベーな……

#nadja
ナージャ29話見た。
途中の流れ見ててなんとなくホセ死相出てるよな~でも流石に死にはしないかなあと思ってたらマジで死んでびっくりしちゃった。でも納得感はあるんだよなあ オチがつくなら死ぬんだろうなあって気はしてた


ホセとカルメンのオチの付け方めちゃくちゃ好きだなあ。ララランド概念だ
ナージャ、その明るさと純粋さと人間の善を信じているようなところは時に他者の心をメタメタに追い詰めて傷つけてしまうんだけど、でも彼女のブレない精神の尊さや聖性は他者の救いにもなるんだよねえ。正に太陽なのかもしれない(太陽だって人を生かすし殺しもするから)

というか最近はナージャの聖性で周囲の人が焼かれるけど本人は無自覚、みたいなのが続いてたからカルメンが我慢できずに全部言っちゃったの良かったな。ナージャに色んな人の心を知ってほしい気持ちある

それでもナージャは善性を信じてる子だし、ホセとカルメンが前向きに袂を分かつことの意味はまだ分かってないわけだけど、これは今の彼女に理解できないのは仕方ないことだよな~。なんかこう……こういう個々人の価値観?みたいなのがしっかり描き分けられてる描写好き

ナージャがホセの死を知らないまま旅立つのもオチの描き方として美しいんだよな~~。
ホセが死んだ遠因はもしかしたらナージャかもしれないけど(あくまで遠因なのでナージャは何も悪くないが)でも、ナージャとの出会いでああいう風に“生きる”ことができたホセにとってはかけがえのない出会いで、『すばらしき人生』と言えるんだな。

『生きながら死んでいたような男』が『最後には死んでしまうけど、“生きる”ことができた話』と言えるのか。美しいな~~~~……すごい話 映画みたい すごいな~~~…人生の話だ……▲とじる

#nadja
ナージャ30話見た。ここ数話ヤバい回しかしてなくないですか!?
色んなことが起こったり色んな事実が判明してて忙しいから正直フランシスの女とバトってる余裕ないんだけど!?一旦退室してくださらない!?ダメ!?そう…

あっでもやっぱり続き話にはならないんだ。次回アーベル回か~ええなあ楽しみだ

ナージャ3クール目なんかもうずっとエグみを感じてるんだけど、特に『ナージャの無自覚さ』が際立ってるから『ナージャが何かしらの事実を知る』話がくるとゾクゾクするなあ…

フランシスとキースのネタばらし成程な~~~~~!!!!一気にフランシスとキースの心が視聴者側に近づいてきた感あって解像度の高まりにウオオオオオ・・・・・!!!ってなるなあ~~!!

フランシス側は『気になる女の子が本当に好きなのは自分の弟の方だった』って思ってるだろうし、逆にキース側は『この子は自分に兄の姿を見ているだけだ』って思ってるかもしれないし、おもしれ~~~双子設定

いや双子設定ってベタベタなはずなんだけど、すごい新鮮に驚きがあってテンション上がっちゃったなあ。『双子設定』自体はベタなんだけど、そこに持っていくまでのお話作りや演出・心理描写の積み重ねが上手い~~~~!!!!(五体投地)

ナージャ関連に加えて、自分のノブレスオブリージュ精神が誰かを不幸にしているっていう現実に直面するっていうのが同時に降りかかってくるフランシスの心中は察するに余りあるよ~。

こういう『持てる者が持たざる者に何かを与え施すこと』は必ずしも良い結果だけを導くわけじゃない、みたいなのを描ける作品が好きなんだよなあ。
それに、フランシスのこういう姿を見たからこそ黒薔薇の行為についても『こういう理由でやってるのかな』とか想像できるようになってアア~~~…!!!ってなるな~~!!これはまだ描写からの推察でしかないけど。明日のナージャおもろぇ~~~~!!!

しかしやっぱりフランシス関連色々起こりすぎてて女さんとのバチバチやってる場合じゃないんだが!?!?この女性、まだ性格とか全然出てないけどあの気の強そうな目と太目の眉毛からなんとなく性格が察せるのスゴい良いデザインだな…(もしかしたらそれを逆手に取ってくるかもしれないけど いや~~でもバチバチだったし多分少女マンガ的ライバルポジでしょ…?)
こういう女は強いってガンダムWで学んだもん EDでサバンナの野生動物と戯れるもん(偏見)▲とじる

#nadja
ナージャ31話、ナージャが「自分はその人のほんの一部分しか知らないんだ」っていう話をサラっとしててめちゃくちゃ人間的な成長感じたな……。本当にサラっと言ったことだけど、これスペインでのことやフランシス黒薔薇の件を経てこその考え方だよね~~

『自分の理想のために家族を不幸にしてしまった』話、なんだか理想主義的なナージャを思うと色々考えちゃうセリフだな。

アーベルが家族に会う・会わないの問答をしている時、「(父親としてではなく)ピエロとして会う」っていう折衷案を出せる団長、大人だ…
ナージャという少女はどちらかというと美しい理想を見て、他人にもそれを求めてしまうタイプだけど、こういう着地点を見つけられる登場人物の存在やお話好きだな。

次エジプト行くんだ!?!?!?ていうか今更だけど訪問した国ごとのナージャダンスバンク好き

#nadja ナージャ33話見た
相変わらず『悪人の大人』がマジで怖いなこの作品。雰囲気明るめの児童向け作品でこんなに大人が怖いと思った記憶あんまり無いかも
しかも割とギャグ・コミカルっぽい動きをするタイプの悪人大人がだよ、怖いんだよ…

少女がウキウキでラクダ乗り体験してたら大の大人二人に襲い掛かられて身動き取れなくさせられて路地裏に連れ込まれるの、怖い&怖い&怖すぎるわ。ナージャの悪の大人、本当に怖い。明確に力関係上であることを示されるから

今回は割とナージャが強く出ててロッソ&ビアンコがたじろいでたから「おや?大人と子供の力関係の差を以前よりは感じないかも…?」って思ってたけどンなこたあ無かったわ。
あの状況で何の示し合わせもなく謀ってきた二人への恐怖心が増しただけだった。今まで何度も二人で他人を騙してきた経験が無いとできないよあのムーブは

身の上話し始めたり普通に協力し始める流れがあまりにもナチュラルすぎて「え?ホンマに和解するんけ?放火した前科のせいで受け入れられないんですけど」とか考えてたんだけど、ゴメン私がナージャって作品を信用しきれてなかった。過去の大罪を雑に流す和解展開が全然あり得ると思ってしまっていた。ごめん 全然そんなことは無かった

ロッソとビアンコ一貫して性根が腐ってて良かった。いや良くないんだけど
この二人に関しては1話で孤児院放火とかいうとんでもねえ重罪をやってる印象が強すぎて、多分和解してもずっとモヤモヤしたままになるだろうから一生敵でいてほしい。この先どんな風になるか分かんないけど

でもこんなどんでん返し仕込んでまで徹底してドクズとして描いてるなら流石にもう和解や懐柔は無いと思うな…!?


ていうか次回予告…!?!?!?急展開すぎませんか!?!?!?もし本当に経営の危機なのであれば絶対ナージャのせいじゃなく長期的な運営指針に問題があったとしか思えないけど!?!?
ちょっとどうなるか分かんなくてビビったけど次回も楽しみだな

#nadja
例えば頂上的な力を持つ悪魔やモンスター、巨大怪獣、時代の倫理観に反して数百人という人間を殺してきた殺人鬼…という風に、『フィクションの怖いもの』で思いつくキャラクターはいくらでもいる。ただ、こういう存在ってやっぱりある程度現実離れしているので『フィクションの怖い存在』として見れるんだよね。

あと、ある程度現実にいそうな存在でも『主人公や味方の誰かが勝ってくれる相手』だとそこまで怖さを感じないように思う。同じ強さのチンピラでも、主人公や味方が小指でぶっ飛ばせるなら怖くないけど、主人公がひ弱なオタクくんならめちゃめちゃ怖く見えるみたいに。


ナージャに出てくる悪い大人・ロッソ&ビアンコってどう見ても小悪党だし、強い権力を持ってるわけでも、超常的な力を扱えるわけでもない。外見も言動もどちらかというとコミカルな方で、一般的な『フィクションの怖いキャラクター』には当てはまらないんだよな。だけどマジで怖いと感じるよ。

ロッソとビアンコがどれだけしょーもない悪党であっても、主人公であるナージャにとっては『力では絶対に敵わない大人の男』なのがマジで怖い存在だよ~。あの『決して圧倒的ではないが、確実に自分より力がある存在に悪意を持って迫られる』状況、リアル寄りの怖さだなと思う

ナージャ自身に大人の男を返り討ちにする力は無いし、ピンチの時颯爽と現れて助けてくれるヒーローもあの作品にはいない。空の彼方にぶっ飛ばしてキラーン✨めでたしめでたし、はできない。
ロッソとビアンコに追いかけられたら、捕まえられたら、その度になんとかやり過ごす以外にない。そういうとこがマ~~~~ジでこええな……と思う。
力の無い少女から見た悪意のある成人男性という存在の理不尽さめっちゃ感じるよ……ヒーローも魔法もないんだもん明日のナージャは……



こういう感想を打ってるとめっちゃ怖いアニメみたいに聞こえるけど別にそんなことはないからな!!笑

描写自体はコミカルだし、あくまで児童向け作品だからそこまで生々しい描き方はしないんだけどね。そんな空気の中でも少女の無力さと悪意のある成人男性(複数人)の恐ろしさを感じる描写を真正面からやってるのが怖くもあり、どこか好感も持ててしまう……みたいな。そんな感想文です

#nadja ナージャ34話見た
なんかこう、あるコミュニティの持つ脆弱性そのものみたいな話だったな…ちゃんと解決できたけど

ダンデライオン一座の大人たちは『ケンカをすること・団長が解散を宣言すること』について暗黙の了解があるわけじゃん。『ケンカ=意見が対立することを、お互いのガス抜きや本音を言い合う機会にする』ということをわざわざ言わなくても皆が分かってる。分かっていてケンカをしている。

それはダンデライオン一座団員の付き合いの長さや理解度をよく表しているやりとりなのだけど、新参のナージャにとってはそうじゃない。ナージャがそんな暗黙の了解なんて知るわけがないから彼らのケンカを本気で受け取ってしまう。しかもケンカの発端が自分の失敗なんだから、そりゃあこの世の終わりみたいな気持ちになって当然だと思う。

夜団員たちの会話を最悪なタイミングで聞いてしまった、というのがスイッチではあったけど、それ以前の積み重ねの結果でもあるんだよな。大人たちが『これは自分たちの関係でしか通じない暗黙の了解が発生している』という自覚を持たずに暴れ回った。ナージャの立場になれなかった。でも人間生きていればこういう思い込みの結果の失敗ってするよね。どっちも感じも分かるな……。コミュニティの持つ脆弱性だな……


なんやかんやでナージャを見つけ出すことができて良かったな~。そして『これは自分たちのいつものことだ』っていう説明もなされたので、次からはケンカが発生しても『ああ、前にもあったな。別に大丈夫なやつだな』って思えるんだろうな。認識のアップデートだ。ナージャが以前よりもダンデライオン一座というコミュニティの深い場所に入り込めたって感じだ……

それはそうと大人たちが暗黙の了解で勝手にプロレス始めてナージャを死ぬほど不安にさせたって点は 反省してほしさは あるかも まあそこまで描く尺が無かったのかもしれないが


そして34話のラストーーーーー!!!!うわーーーーー!!!!ローズマリーーーーーー!!!!やばい!!!!!!!!やばい!!!!!!!やばい・・・・・・・・

ローズマリーがナージャに敵対する存在になることは初登場回から分かってたことだけど、まさかこんな形で来るとは すげえ いやすげえな……。
ストーリー的に大きく動くポイントであり、驚く展開でもあり、これまで描かれてきたローズマリーっていうキャラ性から考えてもこれ以上ないほど納得感あってすげえや…。『自分が憧れた場所に居たのはナージャだった。だから自分がナージャの位置を乗っ取るのだ』っていう発想 スゴ スゴい・・・。すごい・・・・・・ひっくり返った