くそ雑多なひとりごと
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もう私の好きなものの話をする時は開き直って「うわあそれはトヤマさんの好きそうなものですね」と思われればいい、みたいなところはある。戦闘破壊学園ダンゲロスの話してえ~

戦闘破壊学園ダンゲロスの主要人物の名前『邪賢王(じゃけんのう)ヒロシマ』『ド正義卓也』
「うわあそれはトヤマさんの好きそうなものですね」#dangerous

#dangerous
またダンゲロスを読み返してたんだけど(ネタバレとかではないけど畳み)

ナレーションに『差別主義者である!!』って力強く書かれる範馬、やっぱ強烈だ
架神恭介,横田卓馬『戦闘破壊学園ダンゲロス 4』講談社
架神恭介,横田卓馬『戦闘破壊学園ダンゲロス 4』講談社

この作品は範馬(差別主義者でゲイ)の他にも様々な(一般的には)あまり許容されていない性的嗜好や主義や思考を持ったキャラが出てきて、なので本の巻末には『※掲載されている内容は、作品の執筆年代・執筆された状況を考慮し、コミックス発売当時のまま掲載しています。』って書かれてるわけだけど、かと言って2023年現在の自分の感性からしても「そういう時代のものだから許容しないと読めない代物」とは思ってなくて、普通にちゃんと現代的だと思うんだよな。現代的な倫理脱線作品(?)

いやこれを現代的と考えるのは私の倫理観が狂ってる可能性もあるけど……その辺は人間の個人差だからね

範馬は強烈な差別主義者だけどそれを良いものとも悪いものとも描いてないし、個人の思想を全体に当てはめるような描き方はしてないし、こういうヤツだからといって単純なやられ役になってるってこともないし(寧ろ範馬は相当強キャラの類)
というか寧ろダンゲロスはシステム的に強烈な性嗜好を持って平均から逸脱してればしてるほど強いまである

なんというかキャラ個々人の性指向や思想や正義の持ち方はかなり著しく偏ってるんだけど、作者自体はそれを俯瞰して観てフラットに扱っている感がある、というのが好きなところだなと常々思う。

ゴールデンカムイ(10巻くらいまで読んだ)もそういうとこあるなと思った。ダンゲロスはあれよりはもうちょっと属性記号的かな。ダンゲロスはこれを学生戦争(つまり登場人物の大半が未成年)でやってるのがより強烈だと思う。▲とじる

未成年の学生たちが尊厳も庇護も命の尊さもなくしかし極めて主体的にただ前のめりに暴力と性の限りブチ殺し合う戦闘破壊学園ダンゲロスとかいうマンガが大好きなオタクであるばっかりに…(???) #dangerous

1年ぶりにこれすき記事を書きました。私の感じている面白さが伝わるかは定かじゃないですが暇つぶしにでもどうぞ。 #dangerous
好きなモノの話がしたい / ダンゲロスシリーズにおける“異能力”について
https://pridehotato.net/zakkiiiiii/koresuki_dangerosu/

ダンゲロスの紹介をしながら「とにかくキャラが死ぬのでキャラが死ぬのがダメな人はやめといた方が良い」とは言ったけど、

キャラが死ぬのが嫌な人が多い割にキャラが死ぬ作品が無くならないのは、結局のところ死というものが強く人間の心を動かすからで、多数はキャラには死んでほしくないけどキャラが死ぬ作品は人気が出やすい、という変な捻じれをいつも感じている。チキュウジンっておかしな生き物ね!(宇宙人目線)

私はキャラクター・フィクションでの死という描写を、『生きることと活きること』の一部であり大事にすべきもの・正当に評価すべき事象であるという考えのオタクが一人でも増えれば良いなと思ってるけど。難しいね

私が「人が死ぬのが嫌ならこの作品はやめとけ」と言うのは、傷ついてほしくないからとかじゃなく「死んだから」って理由で評価を曲げられるくらいなら読まれない方が良い…って思ってしまうからなんだろうな。随分前に完結してる話だから尚更 広く知られてほしいとは思わない でもちょっと知ってほしい オタクの葛藤


それにしてもダンゲロスは常軌を逸した死に方をするので本当にやめといた方がいいかも。いやでも逆に死にすぎだから一周回ってすがすがしくなる可能性もある あるか?ないかも

ダンゲロスの死、ある意味上記のような「人の心を動かしうるエモーショナルな死の描写」が割と少なくて、もうただただ死にまくるのでマジで死の質が大分違う気はする。どうですか?わからない…
こんなに命が大事にされてないのにどうして私はこの作品やキャラのことが皆大好きなのだろう。不思議だなあ
ダンゲロスはねえ、オチが好きですよ。
トヤマの中である一定ラインを越える好き作品、「オチが好きでね…」率100%説 #dangerous

#dangerous ダンゲロスにおけるキャラクターの死の好きなところ、なんというかメタ的な忖度(?)があまり無いところかなあみたいなことは考える。
全員本気で殺し合ってるんだ、そりゃあネームドだってあっけなく死ぬことも沢山ある

そんでその沢山の死が最終巻に繋がっていると私は感じていて、一つ一つが陳腐な死に方であっても作品を形成する一つの要素なんだよな…と思えるところが好き。

その上で最後に生き残った二人がその大量の屍の上でラブラブチュッチュしてるところが最高にエゴいというか吹っ切れてるというか上手く言えないけど勝手というか…いやでもそもそもあの二人は巻き込まれただけなのである意味では大勝利というか、まだ言葉では表せないけど大好き。あのオチを自分だけが知ってるものでもいい。死ぬまで抱えていきたい▲とじる