くそ雑多なひとりごと
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#EIGA_mita
『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』観てきた!いやー面白かったし3時間あっという間だったな。タイムラインの評判は嘘つかねーわ
前情報も事前知識も薄らな状態だったけど全然楽しめた。面白かったなあ〜

どうでもいいけど映画冒頭のロゴムービー部分、普段見る映画だと2、3個くらいだけど10個くらい流れてて面白かった。お国柄かもしれん


・見る前はタイトルについてあんま考えてなかったけど、観終わった後は「トワイライトウォーリアーズ…黄昏の戦士か…」ってなった

・こういう映画って多分そうなんだと思うけど、出てくるキャラが老いも若いもみんなクッソ強い。見た目そんな強そうに見えない大ボスですら当然のように強いし素手でナイフキャッチする

・王九、最初はチョイ役っぽいポジションにいながら、龍兄貴らとのバトルで「あれ?こいつありえんくらい強くね?」ってなって、結果的にラスボス化したのめちゃ良いな
・ラスボス化の伏線って多分そんなになかったと思うんだけど、「思ったより強すぎる」って一点で納得しちゃったもん。

・王九強すぎて勝てるイメージ全然湧かなかった。こいつ強すぎて勝てないだろと思わされるのは昔の少年マンガみがあってけっこう好き ダイ大みたいな
・修行パートもなしにあのチートバフ野郎(デフォで石猿4積みしてるやろ)にどうやって勝つんだとなって、そらもうレイドバトルしかないでしょという。そりゃそうだ

・4人で母親殺しの男をリンチするシーン見て「こんなにやっていいんだ」って若干ビビったけど、なんか全体を包む空気や世界観がまあまああの行為を許容してる感ある。あれで主人公が正義のヒーローみたいなポジションならいかんでしょって感じだが

・王九との戦いで「絶対リンチした時のアレやるんだろうな」ってワクワクしちゃったのは事実。あんま効いてなかったけど(でも気功ガードできてなかった分蓄積ダメージにはなったか)
・凧もそうだけど、分かりやすいほどの伏線やモチーフとその回収が気持ちいい。
・最初にリンチした相手が「子持ちの母を殺した男」っていうのも、主人公の境遇考えたらけっこう示唆的だと思える。

・王九戦の決着、何かすごい秘策や必殺技で仕留めたとかじゃなく「体力を削り切った」って感じでマジでレイドバトル



・九龍城にきた直後の主人公に飯くれる人たちがいるの、ヌクモリティすぎる
・映画という限られた時間の中でしっかりと「主人公がこの場所に愛着を持つまで」が説得力もって描かれていてすごい
・主人公はこの場所にいたい、守りたいと思ったけれど、映画の最終的な結論としては「場所が肝なんじゃなくてそこにいた人間同士の繋がりこそが真。場所がなくなっても絆は消えない」という感じに着地したのも綺麗すぎる



・ダチ公たち、なんで生きてるんだと思ったけどなんかもう細かいことはいいかと思える。だってアツかったし。きっと死ぬ気で生き残ったのでしょう。
・龍兄貴が死んだ後、正直どうしようもなくね?感がすごくて“詰み”の2文字がめちゃくちゃ浮んだけど、だからこそクライマックスバトルがゲキアツすぎたな
・秋兄貴はあの親子に「奪われ」「救われ」を両方されて、相殺ではないけどもうなんかこう…みたいな複雑な感じでよかった。
・秋兄貴最後は監禁されはしたけどハンマーで頭ぶん殴られて普通に生きてるのだいぶおかしい。登場人物全員強すぎ


・龍兄貴の死に方って抽象化すると「俺が食い止めるからお前らは行け」なんだけど、そのやり方が「自らが鍵になる」というのがあんまり見たことなくてめちゃくちゃかっこよかった。どれだけ斬りつけられようと息絶えるまでその腕の力は入ったままだったんだろうなと想像して、武士だ…になった


・倫理や衛生や様々なことを「そういう時代で、そういう舞台だから」で通してるの見ると、時代ってつえーとなるな。
・九龍城の背景とか構造とか、そりゃあワクワクするよ 背景構造だけでもアガるのにそれを利用しまくったアクションまで見れるのお得すぎる いやーもうずっと見所だったなー面白かった。▲とじる