くそ雑多なひとりごと
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ガチ恋粘着獣、3人組の配信者とそれぞれのガチ恋の獣たちで各章を分けてて今3人目をやってるわけだけど、マジで順番的にこれしか無いって並びで良いよな〜と思う。匠の業

最初のスバル編は掴みとしてオーソドックスな『ヤリチン出会い厨クズ配信者とガチ恋女』っていう非常に分かりやすい記号からスタートしてて、一発目に出す話としてはTwitterとかでもバズって話題になりやすいしシンプルでとにかく一発目に相応わしい役柄だと思う。

面白いのが、最初の段階では『ヤリチン出会い厨とガチ恋女』っていう『記号』の認識だったキャラクターたちが物語によってどんどん『個のキャラクター』としての認識が確立されていってそれがメチャクチャ効いてるとこなんだよな。

1章時点では『キャラを知らなくてもキャッチーな記号だけで興味を惹きバズりやすいマンガ』だったのが、2章目以降は完全に『キャラクターの魅力で話を引っ張っていくコンテンツ』になったのがマジですごいと思う。やり口が上手いんだわ

2章目、コスモ編はスバル編の記号的な要素を引き継ぎつつ変化球も交えて展開や結末を変化させる面白さがありつつ(そもそもコスモはスバルと全然性質違うキャラだし展開違うのは当然なんだけど)、

主役の配信者グループの人間的な解像度をグングングングン上げていって、ガチ恋の獣含めたファンのキャラも増えて、それぞれ皆性質が違って魅力的に時には狂気的に描かれて、ここで完全に『キャラクターの魅力コンテンツ』として確立した印象ある。


キャラクター魅力コンテンツとして完全に立った状態で3章・ギンガ編なわけじゃん。ギンガ編、マジでスバル・コスモ編を経てないと全然違った受け取られ方をされる話だと思うのでほんと〜〜〜にラストなの大大大大大正解すぎるよな……

キャラクター魅力コンテンツとしての地位と認知を確立してないと出せないよ ミツクリっていう本人も読者の感情もメチャクチャにする男の獣。あとコズミック3人のキャラ性を完全に立たせたからこそ似たような配信者グループとしてヘイゾが出てきてもややこしくならない、みたいなのもありそう 本当に上手いことやっとる……

ミツクリ、『ガチ恋獣女たちに混ざって登場する唯一の男の獣で、配信の同業者で偶像視激しくて…』っていう輪郭だけを言うと「怖!」って言われるんだけど(実際に未読の友人に言われた)

あれを物語として人間性に触れながら読むと絶妙なバランスで可愛げがあるのメッッッッチャクチャキャラ造形がうめえ、、、、ってなるんだよな。ほんとキャラクター魅力物語コンテンツの主要人物として申し分ない感情と可愛げと愚かしさで読者に愛される素質アリアリアリアリすぎて本当に絶妙だと思う。彼が読者に愛される状態になればなるほどギンガには…なところも面白くて良い

林檎ちゃんも1、2章で出てくるには違う意味でのキツさがあるので3章だよなーーって思うし桔梗ちゃも好きだし(我、ミツクリと桔梗ちゃんみたいな温度感の他人二人が好きすぎるオタク)

面白いガチ恋粘着獣 リアルタイムで読んでく面白さを今唯一享受できているマンガ

このイラストほんと良すぎ

 
あと改めて見るとこの桔梗ちゃとミツクリ良すぎてワロタ
桔梗ちゃのが背高いしミツクリの方が年上 は?(燃)あ〜他人最高 他人なのに偶々同じ人間を好きになっちゃったせいで関わり合ってる他人、サイコ〜