くそ雑多なひとりごと
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#EIGA_mita 千葉ロッテマリーンズのシーズンドキュメンタリー映画『すべての敗れざる者たちへ』観てきた。
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今年のロッテは2017年以来の最下位、それもダントツのドベ、しかも5カ年計画として『Vision2025(2025年までに常勝軍団になるぞというもの)』を掲げており、その集大成にするつもりだった年でもあった。その関係もあって多分映画やるのは最初から決まってたんじゃないかな(去年も一昨年もやってたけど)

まあ逆にちょっと気になっちゃうよねというのもあり…
本拠地とは縁のない土地だけどお客さんはけっこう入ってて驚いた。日曜だからというのはあるだろうが。

選手のコメンタリー版とか舞台挨拶とかもあるらしいけど、最下位映画の営業させられるのってどういう気持ちなんだろうか。かなり屈辱度高い気がする。なんかこう…バネにして…ってできたらいいだろうけど。


タイトルの『敗れざる者』って言葉についてけっこう考えてる。『見ざる聞かざる言わざる』的な意味での『ざる』って『〜しないようにしよう』のニュアンスがあるから、『敗れざる』は『負けないようにする』という意味と取れるだろうか。冒頭のナレーションでも『プロ野球選手はそこに上がってくるまで熾烈な競争を勝ち上がってきた者たち』みたいなこと言ってたし。

そして、その上でプロ野球という舞台で勝たないといけない。ただ、最下位というのもあって『勝たないといけない』よりも『負けないようにしたい』というニュアンスの方を取ったということだろうか。

『敗れざる』って言葉の不思議さ
『見ざる聞かざる言わざる』的な場合割と自分でコントロールできる動作をしないようにする、だけど、『勝ち負け』は双方向の作用であるので、そうしようと意識しても負けちゃうことはあるんだよな。多分そういうとこに不思議なニュアンスを感じられるんだと思う。

それを踏まえた上で、それでも『負けないようにしてる人たち』と定義しているのかな。最下位の野球選手たちを。




内容の感想
・ちょっと長いかも
・時間は最初から決まってたのかな。約2時間はけっこう長い。物語映画と違って進行度が目に見えにくいのもあり、かなり長く感じた。1時間半未満くらいでいいのではないだろうか。ポンポさんもそう言っている。

・序盤の構成は見やすかった。後半がちょっと引き伸ばし感あったかも。
・序盤は割とサクサク進んで吉井監督退任まで行ったので(時間の飛び方すごかったけど。夏場あたりから記憶喪失なったみたいだった)

・若手の活躍にフォーカスするところくらいまでは良かったな。やっぱり今年のマリーンズは若手の躍動やんな。

・仕方ないんだけど今年で退団するベテランとかはフォーカスすることもできない、というのが“ドキュメンタリー”としてはしんどいとこだなと思った。荻野…🥲
・荻野ユニフォームのファンの後ろ姿を大きく映すカットがあったことにちょっと意識は感じる。

・益田と小島にはがんばってほしいのら…


映画内容関係ない感想
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