くそ雑多なひとりごと
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人のクソ作品レビューを見ていると、共感するところもあれば基準が違うんだなーというところもあって面白いな。意外と自分は全体を「線」で捉えていないのかもしれない。いや、もちろん全体の線がしっかり繋がってちゃんとした構成であるに越したことはないのだが、アニメのように1話ずつ1週間空けて見る媒体の場合、線よりも点の方が重要になってるのかも。もちろん程度によるので、1週間空けで見たとしても線が破綻しまくっているものはダメだと思うが。
(これは一気見するかどうかでも評価が変わってくるポイントだと思う)


私にとってのアニメの評価点は(誰でも評価するような激オモシロエンタメ性や快不快以外で言えば)

・次も見ようと思わせてくれること(シナリオなりキャラなり)
・未知の要素があること(興味、知識、見たことのないキャラ性や世界観や物語性など)
・作者との倫理認識のズレを感じない
・最終回がよいこと

おそらく、このあたりなのだと思う。逆に言えば、『知ってるものしか出てこない、だからどうせ次見ても知ってる光景が広がるだけ、なんか倫理観も合わない』というのがかなり『クソ的感覚』の条件になってくる気がする。
『最終回がダメ』についてはちょっと別軸で、これは『そこまではよかったのに畳みかたでコケてダメだった』パターンになる。

異世界アニメって基本的にテンプレなので『あまりにも既知すぎる』という点で8割9割は自分内淘汰が発生してしまうんだけど、そんな中にたま~~~に発生する“未知”との遭遇を求めてとりあえず1話だけは見ちゃうんだよね………

『大将のいつもの味、こういうのでいいんだよ』のようなものを求めてエンタメを摂取している人というのもかなりいると思うので、そこはこう、人には人の需要……という感じ。



自分にとっても致命的なマイナス要素さえなければ、一つでも光るものや興味をそそるものを感じれば割と継続して見れる、というのもあるかも。そういう感覚で見てる作品が人によってはクソアニメとされていることが多いんだな。