くそ雑多なひとりごと
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#Adachi_mitsuru タッチ11巻の途中まで読んだ。おもしれ…おもしれ…
上杉達也、おもしれー男…

野球をやっている上杉達也、彼の人間としての面白いところが出まくってて本当に面白い。
「なんでもすぐにできるようになるがすぐに飽きてしまう」「メンタルが強い(強いというか柔軟?暖簾に腕押し的な…)」男が野球を続けたらどうなるか?っていうのが本当に見ごたえがあってアーー!アーーー!!おもしれええ!!!になる!!!

ていうかタッチ序盤読んでる時は野球をしている上杉達也を知らなかったからMIXの投馬の方が淡々として飄々としてる印象だったけど、野球を始めた上杉達也を見てると割とモロに投馬だなあ。なるほど…

『野球始めて半年でエースに、強豪選手も注目する存在になる』って書くとすごく都合のいい天才みたいに聞こえるけど、やっぱり達也ならと納得できるところがかなりあるし、とにかく描写の仕方一つ一つが面白いんだなあ。
あとボクシング部時代の体作りが繋がってるのもいいよね~。あれが無ければ説得力に欠けるところはけっこうあった。

勢南戦あまりにも面白すぎる。現時点での上杉達也という投手の真骨頂、投手戦、達也らしいプレーの数々、ヒューマンエラーあり駆け引きあり、メンタル的性質の違いに運要素もありと野球の見どころだらけでもうねェ~~~~!!
最後の西村との対決、全てのカウントが面白くてほんとにすごい。というか野球という長いスポーツを描くにあたり、省略するところはところん省略し、じっくり描くべきところはとことんじっくり描く、野球マンガを描くのが巧すぎる上手すぎる
大したやつだ…
この場面で四球も死球もこわがっていない。

↑マジでマジでメンタルが投手向けすぎる上杉達也
打たれた上杉達也ですの画像がミームになりそう※打たれてない

『勝負に勝って試合に負けた』という言葉がピッタリだろうか。もちろん甲子園を目指すうえでは結果が全てだけど、でもやっぱりそれだけじゃない勝負事の面白さが詰まりすぎている。勢南戦・・・・・・・。
それに上杉達也という男の末恐ろしさを感じるよ。こいつの野球をずっと見ていたいと思わせられる。すごいな。7巻までは野球やってなかったのに。7巻までも面白いマンガだったのに、達也が野球やり始めた瞬間数倍くらい面白くなるのすごすぎるな・・・・・・・・・・。

有名なネタバレシーンしか知らなかったけど、あれがこの作品の面白さの転換点でありピークではない、というのが分かって本当に面白い。すげー、すげーーーーわ



あと7巻以降の達也や南や周囲の人々、なんだかんだで元気に生きていて「まあ人間ってそんなものだよなあ」という気持ちはあり、しかし節々に彼がいた痕跡や残る想いが感じられて、ああ、いいなあ…てなるよ。すごい作品だ。

#Adachi_mitsuru タッチ9巻時点での上杉達也の投球スタイル、西武ライオンズ今井達也じゃん←達也!?!?

#Adachi_mitsuru タッチ
勝也が死ぬことは知ってたから、興味は『その後どういう流れで達也が野球を始めることになるのか?』だったんだけど、なんというか大きな決意を固めて入るでもなく、しかし唐突な感じもなく、段階を踏んだ上でぬるっと野球部に入って「すげえ…」になったな。決め手が高橋留美子なのはウソでしょ?すぎるだろ。
いや高橋留美子は感情や心理的には別に決め手じゃないけど笑

達也の淡々とした、しかし冷酷には見えない具合、絶妙すぎる。これは7巻分人間描写を積み重ねたからこそのものだな~。勝也にグローブ買おうとしたのとかもよかったよな…▲とじる

#Adachi_mitsuru タッチってマンガめちゃくちゃ面白いしすごいし唯一無二の空気感があるんだけど、もしアニメ化したら演出によっては原作の雰囲気とめちゃくちゃ違って「違うんだよなあ~」ってなりそう(昭和タイムスリップ呟き)

#Adachi_mitsuru タッチ読んでるとやっぱ創作物の情報伝達手段はちょっと不便なくらいが情緒あって好きだな~という気持ちがより強まるなあ。

家にいると流石に電話ですぐに話が通じるけど、球場にいる人への連絡手段がないから直接向かって呼び出すしかなく、移動して、そして…というあの間?みたいなものにものすごく情緒を感じてすっげえ・・・いいな・・・ってなった。

あれが現代だったらLINEかメールだもんな。

8巻の途中まで読んだけど
西条戦あたりからじわ…じわ…と勝也の死神の足音が聞こえてきてて(先入観)

あと、死ぬことは知ってたから『勝也は南への想いも一方通行でしかも死んじゃうポジションなのか~』という気持ちでいたんだけど、死ぬ直前で達也と勝也のラインを揃えるイベントが発生して「ああ、ああ~~~~~」になった。
勝也にはどう努力しても南に対する恋慕は届かないという部分・達也には南からの想いを受けているけど弟想いゆえに踏み出せない部分、ここをまっすぐに揃えるイベントなんだよな~~~。決勝前夜。そして3人の最後の時間。

あと、「おれにおまえのかわりはつとまらねえよ。」「つとめないようにしてくれてるんだろ。」の会話もックウ~~~~!!!!って感じすぎる。▲とじる


超有名な最大ネタバレ部分の一番有名なセリフ、こうやって流れで見ると「達也は言うよなあこういうこと…」になれてよかった。
最初からそうだけどなんだか軽く淡々としていて、でも人間の感情の動きってこうなのかもしれない…という気持ちになるよな~~~タッチの心理描写。

超有名な最大ネタバレ部分の
勝也の死を知った直後の両親の表情がものすごく印象的だった。

「愛する子供が突然死亡してしまった時の両親の絵」って、最初に思い浮かぶのは
20230803214846-admin.jpg
こういう構図かな~と思うんだけど(キャラ性や状況などによってはこれは全く間違いではない)(だけど思考停止で描写した時一番なりがちな構図かなとは思う)

勝也を亡くした直後の両親がこうなのマジでマジですごい。
あだち充『タッチ 完全復刻版 7』小学館
あだち充『タッチ 完全復刻版 7』小学館

こ、これ・・・・・・・・・・・・。

セリフとかモノローグの説明が一切ないので受け取り手の解釈次第なところはあるけど、まだ現実感がなくてフワフワしている感じとか、さっきまで甲子園の切符をかけた決勝戦を見て上げていた熱とのギャップ、一時的に魂が抜けたような表現で

あと、この両親が普段はイッチャイチャイッチャイチャしてるタイプっていうのもこの表情に効いてるよな・・・・・・・。
ここで泣きじゃくる妻の肩を抱く旦那、みたいな描き方をすると『息子が亡くなった状況でもイチャイチャしている』ようになってしまうし。
いつもお互いの顔を見ながらイチャイチャしてる二人が目線を合わせず、脱力した感じで座って茫然自失としてるの、マジでこの2人でこれ以上ないくらいのショックの描写すぎて、す、す、すごい。
▲とじる


メインの3人の感情・心理・関係性表現もすごいし、こういう部分もめちゃくちゃすごいし、すごいな、すごいマンガだ…

#Adachi_mitsuru タッチ、三角関係のお手本か?
線じゃない、しっかり角だ〜。達也も勝也も南が好きだけど、それだけじゃないややこしさやコンプレックスなどがあり、角。

#Adachi_mitsuru 語感だけで言えば達也の方が勝也っぽいし勝也の方が達也っぽいんだけど、達也が勝也だったらこの作品の名前はタッチじゃなくてカッチになってんだよな

#Adachi_mitsuru そういえばMIXも中等部スタートだったなあ。懐かしい

#Adachi_mitsuru タッチ、今のところそこまで野球描写多くはないし(ただ一つ一つが効いてる)、恋愛マンガと言うには大きな進退がないし(ただ細やかな変化はある)

めちゃくちゃ細やかな心と日常の話だなあと感じてるんだけど、超有名な最大ネタバレさん展開が来たあとはどうなるのだろう……って思うとソワソワしてしまう。

というか最大ネタバレだけ知ってるせいで
和也の一挙手一投足、故人を見る目で見てしまってウ、、、、、ってなるな。何も知らずに読んでみたかった気もする。リアタイ世代の衝撃凄まじそう。だって4巻超えてもあんなに淡々と、こう…。この三人の関係はどうなっていくのだろうって日常がよお…

て言うか和也、本当に死ぬんですか?アニオリ展開とかじゃないの?(9割9分9厘違うぞ)

南の「いつか死んじゃうよ(人のために頑張りすぎるから)」みたいなセリフにめちゃくちゃドキっとするしオメー、オメーー!!
▲とじる


令和5年にタッチのネタバレ配慮するやつおるんか いや機能あるから一応ってだけ

#Adachi_mitsuru『タッチ』を4巻まで読んだ。アニメのMIXが面白いので原典の原点とも言える作品が読みたくなったから。あと高校野球の季節だし

MIXってタッチと同じ学校が舞台だし主役は兄弟だし近しいヒロインもいるけど、なんというか『似た素材を使って全くの別物をやっている』んだなあっていうのがめちゃくちゃ分かったな。面白い…

『タッチ』については有名すぎる最大級のネタバレだけ知ってる状態なんだけど
4巻まで終わってもまだ例のシーンはこなくて、でも時間はしっかり進行してるから「そろそろか?そろそろなのか…?」とか思いながら読むのはそれはそれで面白い。いつ来るんだろう…


それと、今40年前の作品を読んで面白いなあって思うのは1話の導入だったな。
あだち充『タッチ 完全復刻版 1』小学館
あだち充『タッチ 完全復刻版 1』小学館

扉絵めくって1ページ目からこの構成なの、現代っ子だからびっくりしちゃった。
あだち充『タッチ 完全復刻版 1』小学館
あだち充『タッチ 完全復刻版 1』小学館

あだち充『タッチ 完全復刻版 1』小学館
あだち充『タッチ 完全復刻版 1』小学館

その後も同じ背景で違う人物の出入りシーンが続く。こんな導入の仕方していいんだ!?すごい。

このページはセリフなしで『メイン登場人物の性質の違い』を端的に示していて、あとこの小屋みたいな小さな家がこの三人にとってとても重要な場所であることも提示されている……という、導入としてはめちゃくちゃ良いものなんだけど、

これもし現代に商業誌でネーム出したら通るのかな?みたいなこと考えちゃった。早めのインパクト・早めの引き…とかが結構大事な気がするから(実際そんなに広く読めてないからわかんないけど)

なんなら例の最大ネタバレ展開も、現代なら1巻以内、遅くても2巻、早ければ1話のオチでやっちゃう気すらする。わかんないけど

今と昔の商業マンガの在り方って(Webの有無とかもあり)かなり違うんだろうなあとか思うんだけど、タッチの導入の仕方が今の自分にとってはめちゃくちゃインパクトあってウワーーー!!めちゃくちゃいいな!?!?になって面白かった。


あとはとにかく心理描写が良い。登場人物のモノローグはほぼ描かれないのに、派手なメリハリもないのに、情景やコマや表情、絵の力で心がしっかり見えてきて、スゲーーーーになる。いいなあ。すごいなあ。

達也はいつも淡々とチョケてるし、和也はクール(かっこいいニュアンスの方)だし、南はフランクでチャーミングな人で、それぞれがすごく自然に生きて自然なやり取りをしている中で各々の心がすごく伝わってくるの、ほんとにすごい。しかしこれこの後に(有名な最大ネタバレ)が来るのか…と思うとすごいな…

飽き性で不真面目な達也はずっと南のために頑張ってきた和也に引け目のようなものを感じてるし、一歩踏み出せない(だからまだ野球部にも入ってない)ところがあり、

和也は一生懸命南のために生きているけれど、達也の天性の才能を知ってるし、南の達也への思いにも勘付いているフシがあり、

南がタッちゃんカッちゃんになったときタッちゃんの方に惹かれてしまうの、周囲からするとなんでえ!?!?ってなるだろうけど読者目線だとなんか分かるな…というか、人間の心は機械ではなくゆらぎや不確定なものによって方向が決まっていくということを感じられて、スーパー美少女朝倉南の人間性がありありと感じられ、いい。。。。。になる。


あだち充先生、直接的なことを言及せずとも心を描くのがうますぎるだろ

君たちはどう生きるか あんまり広い海に感想求めて漕ぎ出してはいないんだけど観測範囲の感想を拾っている。流石にこんなタイトルだから見てる人が多い。

ネタバレってほどでもないけどの畳み
「児童文学だなあ」って言及の仕方をしてる人が複数いて、児童文学なんだ…になった。そう言われればそうなのかも。
児童文学と呼ばれるジャンル、そういえば児童の時ですらあまり触れて来なかった気がする。みんなが魔法の世界などが描かれた文章を読んでいる間、私は日本史の伝記や学習歴史まんがを熱心に読んでいた。そこは現実なのかよ。 分からないものだなあ

教養や既にある文脈の理解は物語を読むためにある程度必要だと私は思っているので、私があの世界にイマイチ入っていけなかったのはなるほどという感じがした。逆に「これ私はめちゃくちゃ“読める”けど世間的にはそうでもないかもしれない」って場合も割とある。▲とじる


ここからは作品の内容への言及
私は最初の感想で『宮崎駿アンソロジー』って言ったけど、やっぱりあの作品って多分意図的に過去作の色んな要素を詰め込んでるよね。にわかでもわかった。そしてあの爺さん

『自分と同年代の母親に出会う』そういうパラレル的な出会いは私はけっこう好きなんだけど、そのワクワクにあまりついて行けなかったのはやっぱり前に書いたように『現実の物語を見るつもり』の頭になっちゃってたせいなんだろうな~。
『死ぬと分かってても出会える未来のために帰る』っていうのも大好きなやつなんだけど、イマイチ感動できなかったのは不思議だ。やっぱりちょっとそこまでの話で心を置いてけぼりにされてたせいかも。

『なんで自分はそう思ったのだろう』を考えるの好きなんだけど宮崎駿をリトマス紙にして遊ぶな(?)いやこういう鑑賞姿勢も許されてえ。


婆ちゃんがワラワラ出てきた時点でけっこうあのお屋敷の方に興味があったので、あのお屋敷を舞台に少し不思議なことが起きる、みたいなのを期待しちゃってたんだろうな。それは今までのジブリならあったかもしれないけど、この作品において核になるのはあの『ジブリを詰みたてたような塔内のファンタジー』なので、あ~~~この作品はこの時期の作品だからこそ屋敷メインの話には絶対ならないんだな~~~~~と理解してちょっと寂しくなる、みたいな……

あの塔の中で起きる色んなこと、ビジュアル的には楽しいところもたくさんあったんだけど(鳥がすごいとか魚さばくシーンとか海とか波とかちいこいいきものとか疑似少年少女とか、アオサギのコミカルさとか)ただ視覚情報だけでワア~~~ってなれるほど心がついていけてなくて・・・・くやし!!!!!!!
▲とじる

#EIGA_mita

#EIGA_mita 君たちはどう生きるかのどうでもいい寄りの感想なんだけど
陰陽大戦記のオタクだから被り物みたいな造形の鳥人間好き。なのでアオサギの造形が一番好きかも。
キービジュの時点で目のぞかせてたからそこはすごい期待通りというか、予想外の顔が出てきたとこも含めて好き。
でも読解力が低くてあいつが何したかったのかとどのタイミングで打ち解けたのかがイマイチわからないままだった▲とじる

君たちはどう生きるか

一番びっくりしたシーンはマヒトが自傷するとこで、あれが一番良かったな……。「そんなに血出るほど!?」ってびっくりしたけど子供のああいう加減が効かないところや何をしでかすか分からないところがすごく脳に入ってきた。キャラクターの感情というか心の動きが見えて一番気持ち良かったかも。

あの辺の人間の心にウオッ…ってなったからあの映画を『現実での話』として見る覚悟が決まったみたいなところがあったんだけど、そうしたらドファンタジーが始まって「え!?!?!?」ってなったところはあったかも。
現実パートが長めなのでファンタジー空間パートに入ったとこで「これってファンタジー空間に行く話なの!?!?」ってなったんだよな。構成で言えばこの辺りで頭が振り落とされて以降ずっとフワフワ鑑賞してた気がする。

好みで言えばファンタジーの方が好きだし見たいんだけど、途中まで見て『現実の話として見るぞ』の心が決まったくらいのタイミングで急にめちゃくちゃファンタジーになるので「えっちょっとまってそうなの!?」ってなるみたいな……難しかったな…私の脳には…

でもしょうみなはなし構成とかエンタメ性とかそういうものを語る作品では無いよな・・・とは思うのでまあ・・・▲とじる

#EIGA_mita

君たちはどう生きるか
ネタバレでもないような所感だけど一応畳み

こう言ってしまうのは短絡的かもしれないが、ものすごくハイコンテクストを極めたような作品だった。私の感情用のカメラは用意されていなかったな。
あの作家性やメッセージ性を受け取れる知識や精神性も無いし、あの暴力的なクオリティのうごうごポップアニメーションを見るだけで喜べる純粋さもない、狭間の者だ…私は…という気持ちになった。


エンターテイメントというよりは私小説、宮崎駿アンソロジー、ポエム、という手触りに感じた。
きっと宮崎駿に造詣の深い者たちは様々な情報を受け取れるのだろう。こういう作品を見ると、自分の出しうる感想や感情の乏しさに手の届かないもどかしさのようなものを感じる。創作におけるエンターテイメントと自己表現満足の境 アー

自分と同じ時代を生きている巨匠と呼ばれるお爺さんが最後に作るのはこういう作品なんだあ……という謎の寂寥感というか

あ、でもこんな自己表現ぶっぱでかなりエンタメを置き去りにした私小説みたいなものをこんな大掛かりに作るのは宮崎駿みたいなドデカ作家にしかできないんだろうなあ。みたいなことも考えちゃった。創作老人のチラシの裏側を100億倍に膨らませたものをリアルタイムで視聴する機会って多分早々ない。そういう意味では稀有な体験だと思う。私が老人になった後に描くかもしれない人生を締め括るためのチラシの裏側を見る人は少ないだろうし、作り手はきっと自分一人だろうから。

浅い受け取り方ですまんがやっぱあの爺さんが宮崎駿なんですかね。わかんねえ 私が80歳になったらもう一回見るか…(?)▲とじる


あ、でも(これはしょーもない方の感想)
Twitterで生き鳥大喜利が流行ってるのをクッセーな…ってめっちゃ冷めた目で見てたんだけど、蓋を開けてみたら割と大喜利されてもおかしくない中身が出てきたのはだいぶ草だった。▲とじる
#EIGA_mita

しかしなんだいぬかみっ!という作品、主人公がセクハラキャラだし原作では未成年飲酒&タバコしてるし色々ネタにするとアレな領域をネタにしてたりする00年代初期作品なのでそう考えると電撃文庫さんの30周年の看板には置けなかったのかもしれんな・・・・・・(深読み)

それはそうと良いキャラと良い関係と良い感情がある良い作品だよ。私が最後まで読み切った数少ないラノベだ
今読み返すとアッこの表現危ない!これも!これもだ!ってなりそうな気しかしないけど

いぬかみっ!、ケモトランスフォーム系美少女ものにしてはケモミミなし・しっぽオンリーなの今思うと謎の塩梅で面白いな。なんでしっぽだけにしたんだろ。私はケモミミ属性無いのでこれで良いんだけど

#EIGA_mita 犬王を観てきました。最近アマプラに入ったらしいけど劇場で見たかったのでドリパスで。
ドリパスで観に来る人なんて熱心なヒトやオタクしかいないからか、初めて上映後の拍手を聞いた。みんな拍手してたし私も拍手した。いいな、上映後の拍手 良い映画観たらいつもしたい

犬王、今流行りのライブアニメ映画をがっつりやりつつ話としても綺麗にまとまっててすごくよかった。ロックバンドみたいなのをあの時代感で表現するの控えめに言ってもかなり好きなエンタメだ…
あんまり原典とか知らないんだけど、たしかにああいう時代って権力によって後世に残らなかった表現が沢山ありそうだしマジであったかもしれんな。パンクでロックな琵琶ダンス集団。劇場で観れてよかった~

とかく少年と少年の出逢いだったのでサイコー…でしたね……
二人の歩みはほぼ端折られてライブシーンに尺取ってたけど、結果を示すだけで伝わってくるし。二人の少年の歩みがよ…

最終的にトモは迎合できなくて犬王は適応したの、色々反転しているようで良いなと思った。犬王どんどん人間になっていく
長い時間共に歩んだ者たちが魂だけの存在になった時、その姿が「出会った時の形」になるという演出、いい、いいよね・・・・・・・。▲とじる

ゴールデンカムイ、流行ってるだけあって激烈に受動喫煙してるジャンルだからキャラの顔と名前はちょこちょこ見覚えがあって、でもなんか微妙に一致してなかったらしく白石が出てきた時「あ!辺見って人だ!」って思ったけど辺見は違う人だった。ていうか全然違う人だった。

旅行中にゴールデンカムイを5巻途中まで読んだ。
(今のところ)何かこう世界が一変するような衝撃的なことが起こる話ではなく、一節一節が淡々と進行しているような印象を受ける。
でもすごく面白くてスルスル読めるし、豆知識じみたパートやキャラ個々のインパクトですごく楽しめて良いなあ。

淡々と事が進行してるって書いたけど、その中でヒリヒリした生死のやり取りが沢山あって、それでもその後スルっと日常に帰れるのは主役二人のキャラ性ゆえなんだろうな。民族として命をいただき、命のやり取りをする事が日常であるアシリパと、数えきれないほど人を殺して戦地から戻ってきた杉元〜
全然違う二人だしお互いの違いに驚いたりドン引きしたりすることもあるけど根っこの部分は噛み合ってるような二人 良すぎ

パッと見すごく残酷なことがたくさん起きる作品だけど(人も動物も殺すし)それを「残酷さやグロもの」というより「生きるための真摯な行為」と受け取れるような作風は随一だなと思った。アイヌ民族とのマッチ度も高い…


あと地図の設定がめちゃくちゃいいなあ〜。単純なモノ集めではなく人に刻まれたものを皆が取り合ってるっていうのが面白の肝すぎてたまらん。しかもただの人じゃなく刑務所の犯罪者たちってのがまた
何が良いって一口に犯罪者って言っても色んなヤツがいて、それによって全然違う話の流れになるところ?人が動くだけでパターンが全く違ってくるところが楽しいなあ。

複数選択すると一番優先度高いアイコンが出るみたいだ