DS版テイルズオブハーツアニメムービーエディション 再プレイ感想日記 その5

※再プレイなので現行部分以降のネタバレとかも普通に含みます。

進行メモ
◆メインストーリー
SCENE2-帝都エストレーガ
◆サブイベント消化リスト
023 配膳
025 チェン商会の依頼
026 男のサーガ
027 のぞき少年
028 サーシャの秘めた思い
029 ガネットの依頼

めっちゃ間が空いてしまった やってくぞ~!

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この煽り一周回って強すぎへん?私なら本人の目の前で言う勇気ない
しかしやっぱりカルセドニー本人に対してっていうよりはパライバ様を侮辱していると取れる発言の方にマジギレするところが良いなあ いやここで暴れちゃったのはけっこう軽率だったけど多分坑道出口でのシングとのやりとりあたりから溜まってたものが爆発したとも取れるかな?
ここって勝ち版と負け版で流れ違うのかな?記憶がけっこう曖昧

で!ね!!ここからですね!!
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最初のシング離脱イベント!!!!!!!!!!!!
星の数ほどあるテイルズオブハーツの好きなところのうちの一つ、しれっと主人公が離脱するイベント!
この後も何度かあるけどここが最初なんですね。

ハーツでの主人公シング離脱イベントの意味、ヒスイが裏主人公とされているから(今は亡き公式ブログより)っていうのもあるし、この物語はシング一人の目線を借りて見る話ではなくパーティメンバー全員合わせて主人公という概念を形成してるような そんな感覚で見れるからほんとに好きだなあ
なんというか、プレイヤーが完全にシングの目線を借りてシングの足を使って歩むような物語ならこれはできないんじゃないかなあ。シング以外の主観(主にヒスイ)もあってこそのテイルズオブハーツというか…
この時点でもうヒスイっていきなりポンってプレイヤー操作権限を渡されても特に違和感のない存在になっててめっちゃ普通にヒスイ目線で歩き回れるんだよな…?裏表がなくて、なんだかんだイイ奴だってバレてて、重大な隠し事もなくて、言動から思考が垂れ流れてる感じなので あとこの時点でシングと大分打ち解けてるのも大きいかな?

コハクの信頼のスピルーン取り戻すまでの段階では完全にシング視点・シングの足・シングと同調する感情を以て進行してる印象(ヒスイは主人公に対して敵意をむき出しにしてくる存在)だから、あの時点では絶対シング離脱してヒスイ操作っていうイベントは起こりえないというか、信頼のスピルーンを取り戻したことでシングとヒスイが普通に仲間らしい仲間になれたことが序盤の大きなターニングポイントだよなあ。やっぱり

「シング離脱イベントができる」っていうことが、何より今の段階でシングとヒスイが普通の仲間になれてるっていう事実を物語ってて…こう…良いな…ってなりました。
ヒスイ、打ち解けちゃえば本当に目線や目的はシングとほとんど違いないもんな。持ってる情報量的にも

今回の離脱イベントは短いしジャブみたいなものだからそこまで深いアレはないんだけど、今後の話リチアという「テイルズオブハーツの世界にとってのヒロイン」を描ききるにはシングに視点を借りた進行だけではダメで(シングという主人公にとってのヒロインはあくまでコハクだから)、ヒスイっていう裏主人公の視点あってこそ、リチアという存在をヒロインとして描くことができて、リチアという存在を余すことなく描くことでテイルズオブハーツという物語が完成する…みたいな…めっちゃ概念みたいな話で全然うまく言えないけどそういうとこ

私はテイルズオブハーツという物語の構造をそういう風に捉えてます。大好き

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ラブラド&グロシュラーのファンなので初登場にテンション上がりまくってキャ~~~~~~~~!!!!!!!クソみたいな知能指数低い悪口よ~~~~~~~~~~っ!!!!!!!!!!!!って全力サイリウムブン回してしまう~~~~~~!!!!見てこれ~~~~~~!!!!帝国の二大権力者の言葉選びとは思えない!!!
まあ言葉遣い自体は表では絶対出さない系のやつなんだろうけど!

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このシングの言葉、というかシングの言葉は全体的にそうなんだけど、煽りとか他意はないけどその言葉を受けた相手にどう思われるかは考慮外(考慮する価値もない相手だと感じたからこそではあるけど)、良い意味でも悪い意味でも純粋な「素直な子供のストレートな感性の発言」良いよね…
悪口とか煽りとかでは決してなく、今目の前で繰り広げられた権威ある大人同士の醜い言い争いを見て純粋に出た気持ちを言葉にしただけ って感じ

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前の話で「大人と子供」「全と個」の話をしてたけど、シングとカルセドニーの問答から「大人=全を重んじる」「子供=個にこだわる」だと定義すると、ついさっき目の前で繰り広げられた帝国二大権威の言い争いは「個にこだわる大人」になっちゃうんだよなあ。
それってカルセドニーが言う「大人」じゃなくない?っていう。う~~んほんとによくできてるなあ…

ラブラドとグロシュラーの現状も「大人くささ」って感じするもんな。なんというか凝り固まってしまってる感じとかが…この二人の醜いところは決して「子供っぽさ」ではないんだよな。前も言った通りクリードとかはめっちゃ「子供っぽさ」だと思うんだけど。
ラブラドとグロシュラーの醜さ、何十年積み重ねてきた経験・知識・プライド・欲エトセトラ…あっての「汚い大人」感…これ、これなんだよな…この二人はマジで「大人」の一つの形なんだよ…

何が言いたいかというとこの作品は「大人と子供」を「全と個」という視点で見ることが多い気がするけど、それは「子供」であるシングやカルセドニーの視点・視野に近くて、それ以外にも大人と子供を定義するものは色々あるんだっていう「別視点の提示」に感じる…かも?ちょっとラブラドとグロシュラーに突っ込んで考えすぎ?

大人・子供についてはもうちょっと先の激昂したイネスのセリフでも出てくると思うんでまたその時に考えることになると思うしまあ置いといて・・・
現時点でのスキットでもイネスの大人観は軽く語られてんだよな
でもこれは丸っきりウソってわけではないけど身分を偽った状態のイネスから出る言葉って感じもして、だからこそ後の本音ゲロと合わせ見るとああ~~~ってなれそう 楽しみだ

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ここのお互い「子ども」って言葉を使った掛け合い、めっちゃ良いな…
3.5の時の用心棒ヒスイのサブイベで出てきた「バカ」の言葉遊びに通じるところがあるようにも思えてあ~山本ライター~~^~^ってなれるし、二人の言う「子供」って言葉の含みのちょっとした違いみたいなのも感じられるというか うまく言えないけどめっちゃ好きだなここのセリフ回し

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こういうガバガバセキュリティ見るとまたラブラド=アーカムへの愛おしさが増してしまうじゃないか

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ラブラドの部屋の本棚を調べると「プランス海峡の悲劇」(統一帝国マクス発足の説明)、「人類の暗黒~石の時代~」(人類の二千年以上前の歴史記録は一切存在しない話)、それと他所でも出てきた「ねむり姫の絵本」が読めるんですが
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こういうの見るとラブラド=アーカムへの愛おしさがまた止まらなくなってしまうんだよなあ…(頬杖
ほんとこの辺調べれば調べるほど伏線掘りまくれて楽しいですな…まあラブラドと親世代の関わりは本筋のセリフでも示唆されてるけど。

そしてシングと合流し、教会を脱出するわけですが
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シングが監禁されかけた部屋の本を見た反応ほんとにおもろい ヒスイのおかしなテンション!!!!笑
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だんだんテンションがしぼんでボソボソ・・・って感じになっていくのも含めて面白すぎるしハーツのパーティトップ変更で見れるこういうのほんと好きすぎる シングの反応もベリルの反応も好き にやにや
ていうかこれで旅に出て良かったとか言ってしまうシング見てるとシーブル村にはエッチ本ないんだな…16歳の男子の生活環境に一切…ってなってなんかこう…
でも存在は知ってるのめっちゃジイちゃんの影響って感じする

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ネズミだハゲだと言い争ってた時点でって感じだけどアーカム教主、全く教主としての威厳が保ててなくてほんとかわいい

◆サブイベント

ガネットの依頼
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シ…ことガネットとイネス
サブイベントで怪しいフラグを出して行く~↑だいすき
「ガネット」が見れる機会も期間もそんなに長くないけどほんとあのシルバが(言っちゃったよ)このキャラで忍び行動してるのじわじわっとくる

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あとヘンゼラでのサブイベ回収ついでに見れてなかったベリルとイネスの懺悔も回収
ベリルのこの、懺悔室でのテンションが割と淡々としてるのめっちゃ面白い
チェン商会のイベントはなんか無意味にえっちくてキャーッ!!!(指の間から見ながら)ってなりました