買った。リーリエのフィギュアを。2種。
フィギュア情報に関するアンテナはかなり低い方で、「ほしいかも」と思っていたフィギュアの情報追いをすっかり忘れて年単位が経ち、それに気付いて悲しくなるなどするくらいだ。何がいつ再販されるとかも全然キャッチできていない。
でも立体物ってなんやかんや好きなので、たまに主要なフィギュアメーカーの製品リストを見に行ったりする。そんな、そんなタイミングだ。リーリエのフィギュア（再販分）が今買える状態になっていることに気付いた。
フィギュアは儚い。情報追いを怠ってしばらく経つとすでに市場にない。メルカリで割高取引はされているが、できるなら公式流通に近いところで新品を買いたいものである。思い立ったが吉日、見つけた日が買い時、そんなわけで、かなり唐突に大金がウチから家出した。
ところで、最近、女子高生がゴルフにハマるアニメを気に入って観ている。（空色ユーティリティといいます）
ゴルフ用品というのは女子高生目線かなり高価なものだ。店頭で見て気に入ったクラブを買うか、買わないか、と葛藤のすえ手に入れる話があったのだが、それを見ていて「高いものを手に入れて本当に嬉しさを噛みしめる」ということをもっとしていきたいと思った。大人になって忘れがちな感情だ。
というわけで、リーリエのフィギュアを噛みしめていこうと思う。
めちゃくちゃいい。フィギュアの元になったと思われる箱の絵もいい。
ポケモントレーナーのフィギュアは色々出ているが、何故リーリエなのかというと、私がポケモンサン・ムーンをかなり気に入っているからだ。ポケモン本編シリーズの中でもかなり上位で好き。ストーリーも好きだし、キャラも良いし、旅パや冒険にも思い出がたくさんある。
そんな旅の象徴の一つでもある、ヒロイン・リーリエ。ポケモンの登場人物の中でもかなり上位の“欲しさ”がある。
↑表情一つ変えない主人公を前にZポーズをするリーリエ
ちなみに他の上位は同じくサン・ムーンの敵組織キャラであるプルメリと、
XYのライバル時のセレナ（帽子なし、一つくくりのスタイル）だ。
好きだな………
ちなみに2025年2月現在、主人公に対して有利タイプの御三家を繰り出す最後のライバルが彼女です（リメイク系のぞく）。ポケモンのライバルが有利タイプを選ばなくなってから9年が経とうとしている。
いや、フィギュア出ないキャラたちすぎる。いろいろな意味で
プルメリはサブキャラなのでともかく、セレナは私が『ライバルの時のセレナ』が好きなので多分一生出ない。アニポケセレナや主人公セレナのフィギュアはもちろん出ている。
そんなわけなので、リーリエというのは絶妙な交差点だ。リーリエ以上に『フィギュア可能性』『私個人の思い入れ』が重なるポイントのキャラはいないかもしれない。噛みしめていこう。
いい………
今更ネタバレもなにもないと思うので普通に書くが、リーリエは物語の途中で服装と髪型が変わるタイプのキャラクターだ。その2バージョンが対になるような構図でフィギュアになっているの、贅沢の極みがすぎる。これが人気ヒロインの力である。ありがてえ…
初期リーリエ
髪型といい服装といい帽子といい、かなりフィギュア映えするシルエットで、美しい。ポケモンの登場人物の服装やデザインはシンプルがゆえに、フィギュアだとのっぺりしてしまうこともある印象だが、このリーリエはそんな感じはしない。シンプルなはずのスカートの生地も、なんかすっごいリッチだ。上品な光沢や、ほんの少しだけ透ける素材などがいいのかもしれない。
がんばリーリエ
初期リーリエから一転、アクティブな印象になったリーリエだ。かわいい。
こっちのリーリエは公式の写真を見るとちょっと顔の造形が微妙な気がして少しだけ購入を迷ったのだが、現物を見るとかなり良い。写真に撮る時は角度に気を使わないと『自分の感じた印象と違う写真』になってしまう感じがある。↑はかなり私の見た印象に近く撮れた。
ポケモンたちの造形もいい。というか、ここでちょっとリッチなフィギュアにしてもらえるポケモン、かなり役得だ。ポケモンのフィギュアはいくらでもあるが、数百円～数千円くらいがほとんどなので、ガチの数万円フィギュア並の造形のそれはなかなかお目にかかれない気がする。めちゃくちゃかわいい。この造形力のハリボーグがほしい。
リーリエのフィギュアを入れるケースを探していたのだけど、思い切ってかなり良いコレクションケースを買っちゃった。
今まで百均～数千円のケースに入れていたフィギュアたちもここにイン。変な集会ではあるが、私のオタク人生で貴重な『好きさとフィギュア可能性』の重なる点にいるキャラたちだ。ここの点に重なってくれるキャラがもっと増えてほしい。ここに重なるキャラを増やしたくて最近マケインの原作を読み始めた。原作を読み切ってなお八奈見杏菜のことが一定以上好きだった暁には、今年発売のフィギュアを買おうと思う。amazonの予約期間内に読み終わらないと…（焦り）
背面ミラーつきのフィギュアケース、ビジュアルの満足度はかなり高いが、写真を撮ったりフィギュアを眺めたりする時にうまくやらないと自分が映り込むのでなかなか難しい存在だ。でもかなり満足度が高い。うれしい。
余談
せっかくフィギュアを迎え入れるならということで、ついでに身の回りを若干整頓した。PCのホコリを取って、あとPCケースの上に（排気口を塞がないように）モノを置ける棚を設置してみた。
作業中にすぐ手を伸ばせる位置にあるので、作画資料系をここにまとめて置くことにしよう。
なんの儀式？
