無題

そういえばいい夫婦の日にこの二人は描けへんの?って脳内議会で話題に出たんだけど結論から言うと別にこの二人夫婦じゃないしな…で解散した

けどその話がしたかったから描いた 矛盾まみれじゃねーか

 


 

オタクによる夫婦の定義って色々あると思うので何かが正しくて何かが間違っているという話ではない感じ
『作中で正式な手続きを経て婚姻している関係』『結婚してないけど夫婦乙って言われる感じのやつ』『←ほどじゃないけど良い感じのカプ』『俺屍の交神相手』『野球のバッテリー』とか
私も昔いい夫婦の日に好き夫婦ちゃん描きました^^って言って別に公式で結婚してるわけでもなければ付き合ってもいないカップリング描いてたし、オタクの言う夫婦なんて自由でフレキシブルで概念的なものだと思う。

ただなんかやっぱり更紗と揚羽ってそういう枠組みに入れるのは何か違うっていうか、しっくりこないというか、何か違うんだよね…
『“結婚”してるけど夫婦じゃないし、家族と言うにも微妙だし、最早恋仲ですらない』みたいな認識なんだよな……一族の一員であるから血縁的には当然家族なんだけどね
なんだろうな、なんて言語化すれば良いのかな

人に通じるように説明できる自信が現状無いんだけどもにゃもにゃ書くね
なんかね~~更紗と揚羽って『刹那的な契約』なんだよな。『夫婦』という言葉、正式な手続きの有無に関わらず永く寄り添う・共に在るというイメージの強い言葉なので、この二人には当てはまらないように思えてしまうのよね。

正式な手続きを経た“夫婦”を『その契約を結ぶことで人生を共にすること、その意思があり可能なら子を成す』ことを見据えたもの(それが続くかどうかはともかく)とするなら、長期的なものを考慮して取る選択肢だし
(『時間と空間を共有する契約を結んだ関係』っていう意味では更紗と揚羽は時間は短くとも“そう”なんだけども。)

正式な手続きを踏んでいないけど『夫婦じゃん^^』って言われるような組み合わせって、例えばだけど長年一緒にいるからお互いのことをよく知っているとか、当たり前のように相手を手助けしちゃうとか面倒見ちゃうとか、共同作業で何かを成しているとか(野球のバッテリーがそう呼ばれるのは共同作業だからだと思う)、そういうものに対してってケースが多いように思う

出会って短い期間で死に別れたけどめっちゃOTP(ワントゥルーペアリング)、みたいな組み合わせって唯一無二だけど『夫婦』とは呼ばれないじゃん。(呼ぶ人もいるかもしれないけど)
更紗と揚羽ってこっちの方のイメージに極めて近いのよね。長期的なものを見据えた契約ではなく、刹那的な繋がりというか 『強い結びつきだけど夫婦とは形容しないタイプ』の方に寄ってるのよな。だって1028年の4月にしか“その時間”は存在しないから。“結婚”してるけど

これさ~~~!揚羽が『結婚』って言葉使ったせいだと思うよ!!笑
あれ、揚羽が分かりやすい契約の形として『結婚』って言葉を選んでいたけど、あれは極めて便宜的なもので、あれの内訳を詳しく言うと『刹那的な契約』なのよ。残る1ヶ月の時間を共に生きるための契約

生きる指標を見失ってしまい、これまでの人生の意味が曖昧になってしまった人間が二人いる、しかもその片方はもう片方に対して強く動かされる感情を持っている
ならば二人で、二人の生き方と意味を再定義しよう

というようなところまでは頭に思い描いていたと思う。ただ、じゃあそれ具体的にいうと何?というところまで至っていなかった。新しい『名前』で、これを再定義したかったし、更紗がこの気持ちを『理解』するためにも、『言葉』とそれを後押しする場が必要だった。
揚羽は探していた

で、見つけた。それが『結婚と儀式』
答えを見つけた揚羽はもう止まらない、何故なら彼の中に理屈のパズルはもうほとんど完成しているのだから、最後のピースが埋まればあとは説明して説得するだけ
『提案』して、『説明』して、相手の考えや意見を『聴取』して、『説得』して、『納得』させる
その様は告白というより最早尋問である。徳甲揚羽は感覚的に見えてどこまでもどこまでも理屈っぽい
これは揚羽による『生き方再構築プレゼン』なのである。プレゼンのお題がふわっとしてたら伝えたい相手に伝わらない、だから揚羽には言葉とそれを伝える場が必要だった。

更紗と揚羽のこと
☆この記事の構成 前半:更紗編を締める補完を考えてる時に一旦最初から振り返ろうと思ってまとめた文章 後半:このメモを踏まえて世代終了後の私の壁打ち 前記事はどちらかと言うと感想みたいなものですが、この記事の前半は解説や説明寄りだと思います。...

だいぶ前にこの記事で書いたことだけど、揚羽の言う『結婚』ってこういうロジックで出てきたワードなので本当に『夫婦になるための契約』とは違うんだよな。『存在を再定義するための契約』を『結婚』と定義している。

この辺の揚羽ロジック本当に自分でちゃんと説明できている気もしないし、なんなら私がちゃんと理解できているかも怪しいんだけど。揚羽はあくまでロジカル派なんだけどアウトプットが独特すぎるんだよなんか

だからこれに関しては読んだ人に正しく理解されてなくても、もう本当に全然全くかまわないぜ!という気持ちではあるし、この記事や上記の過去記事で書いているような揚羽のロジック解析はあくまで裏話みたいなものです。ゆえにこのブログ行きの話になるんよな。

エンドロールBどんな風に書こうかな…この二人については↑の記事で書きすぎたからある程度流用や言い換えになるかもしれない
終わってから期間空いてるしってことでけっこう裏話に近い思考開示も含んでるのでこの辺の話を盛り込んでも良いかなあと思うけど、あんまり書きすぎると収集つかなくなるのでちゃんと整理したい

今赤の前半が終わったところなので次は更紗だね~~ 最早これもライフワークだな(書けるタイミングで続き書いていって締め切り決めてないけどいつかゴールできるっしょという認識になりつつある)