最近(ってほど最近のことじゃないのもあるけど)見たものの備忘録や思ったこと、考えたこととか
フリートの話
そういえばTwitterに機能が増えましたね。インスタには既にあるものらしいけど
この機能の是非について議論するのはアホくさいので置いておいて、思ったことなど
『タイムラインに流れない、即効性や宣伝効果は無い、見える形でいいねや拡散はできないけど、アプリ上部に表示されているので気になった人の投稿を開いて見てみようね(&足跡がつくよ)』
っていうのがこの機能の本質のように見えていて、24時間で消えるっていうのは(機能告知では一番重要なことのように書かれるが)そこまで重要じゃないと思うのよね。
要は『回転寿司のレーンでは流れてこないけど、注文パネルから自主的に頼める寿司』じゃんね。これ
もちろん寿司作ってる人と作ってない人がいるわけだけど
こう考えると、このブログって実質フリートだと思うわけですよ。24時間では消えないし、足跡つかないし、アクセス解析類も排除してるし、アプリには表示されないフリートなんよ ここ
『タイムラインに回転寿司形式で放流したい話じゃないけど、見たい人がいたら聞いて欲しいこと・ぼやきたいこと』のための場所なので フリートじゃん!!って思った
そして上記のようにブログなら私が必要としない(というかあると余計なこと考えちゃうので邪魔くさい)『誰が見たか・どれくらい見られたかの情報』はカットできるし、アイコンをタップするまで何が出てくるかわからないフリートと違って『タイトルや書き出し』で概要を示せるので取捨選択も多分ラクラク。当然文字数も使えて閲覧時間を秒数制限で急かさないし
あと『相互フォロー関係』という『コミュニケーション前提』も必要ない(フリート見るのにもフォロー関係である必要はないけど、繋がってない人覗いて足跡つけるの何か気まずいってなるし、一方的な方が取捨選択もし易くて気が楽なので)
ここは私のために最適化された空間なんよね。というわけで前々からこっちの山奥に小屋を立てていた私はフリートいらない(用途が思いつかない)ので多分使わないな~という話でした。何か思いついたら使うかもしれないけど、誰が見たかがハッキリ視認できるのが個人的にめっちゃネックなのでうーん
あー何か宣伝するものがある時ツイート+フリート固定表示の併用くらい…?わからんね
フリートの話おわり
“人格”についての捉え方の話
最近見れてなかった分のゲームさんぽを見ていたのだけど、精神科医の先生の話がやっぱり面白いよ〜〜。
『心』っていう、“人類誰もが触れながら考えながら生きているものだけど何よりもふわっとしたもの”を言語化している分野の人なんだなあ凄いなあと感じます
このパート1の中で話してたこれがめちゃくちゃ良かった。二次元オタクの私が勝手に湧いてた
メモで残したいので引用形式でまとめておきます。
外ではわりかし気弱なお兄さんになってたんやけど、家に帰るとちょっと「おい!うるさいぞお前」っていう
人はAさんの前とBさんの前とCさんの前で人格が違うっていうことが見事に描かれてるんですよ。心理学的には家の中と家の外で人間の人格っていうのは変わって当たり前なんですよ
あるいはお父さんの前の人格とお母さんの前の人格は、子どもは全く違います
だからお父さんとお母さんが子どもについて話をすると「え?そうだったっけ?」ってお互いに思うのは人は対人関係の中で人格を取捨選択してる
ほんとは心理学的には常識なんですいま全然違うでしょ これを『お兄さん風を吹かせてる』と思ってはいけない
そうじゃなくて弟の前ではこの人格が自然に出てくるんですよそうそうそう 人によって引き出される
逆に言ったら『相性がいい』っていうのは『相手がいい性格』っていうんじゃないねん
『自分のいい面が引き出される人が相性がいい』ということはこの2人の兄弟は元々それほど相性はよくないのかもしれない
この話すっごいしっくりきたな~~面白い 面白い…心理学的には常識らしいけど
オタクなので自分の好きなものに結びつけるのごめんって感じなんだけど、徳甲一族のこと色々考えてしまったな。
徳甲一族、人格というか性格というかが大きく変化する人が何人かいたけども、それってこれもあるんじゃないかなあ みたいな。あと大きく変わってない人でもこういう『相手によって変わる』人は何人もいたし。
『相手によって態度を変えている』ではなく『相手によって人格が変わっている』っていう視点の違い、マジで面白い……言われてみれば人間誰しも接する相手によって対応の仕方が違うけど、それって本当に意識的に演じ分けているわけじゃなくて自然とそうなっている場合がほとんどじゃないですか。そう思うと『相手によって人格が変わっている』っていう捉え方はものすごくしっくりくるな~~と
軽い例で言えば凪左助は『家族の前』と『大将さんの前』だと結構態度違うけど、それって別に凪左助が意図的に大将の前でぶりっ子してるわけじゃなく『他人を頼れる、慈しむ人格』に切り替わってるんだと思うとすごいしっくりくる。わかる
そんでやっぱり極めつけはこれよな。さっきからずっと手前味噌ですまんけど
そしてこれ描いてた時は別にそんなこと考えながら描いてたわけじゃなくて、描いてたらなんかこうなったって感じなんだけど
ホッシーが緋ノ丸たちとの『対人関係の変化』によって人格のようなものが変わっちゃったのは言うまでもないことなのだけど、緋ノ丸の「俺はホッシーと足して割って丁度いいようにできてる」っていうのは多分めっちゃ言い得て妙というか、ほんと正に『今のホッシーの人格との対人関係によって発露した人格』みたいな…そんな感触なんだよな。だから上記で引用した精神科医の先生の発言聞いて「うわ~~~~それだ~~~」ってなっちゃった
前に終章の話をしたいだけした記事で『緋ノ丸は無理してこういう性格を演じてるわけじゃないんだけど~』みたいな旨の話をした気がするのだけど、あんまりキッチリ言語化はできてなかった気がするんよね。多分こういうことなんだろうな。“人によって引き出される人格”なんだな…
ルリオに対してこういう感じの緋ノ丸めっちゃ好きなんだけど、これも『ルリオに引き出される緋ノ丸の人格』なんだと思うとマジで良い。これ『ハッキリ言ってくる兄のような緋ノ丸』だと思っているのだけど、ホッシーやまつり姉さんや大将さんにこういう態度で来ることまず無いもんな
因みに例の動画を見たのはこれ描いた後なのでこれも何も考えてないです
緋ノ丸の場合はそれに加えて『実力を身に着けたことで培った自信』もあってのものだけどね。初期の緋ノ丸がいきなり最後のホッシーみたいな性格の人を相手にしてたらそれはそれでまた全然違う人格が引き出されていたのだと思う。積み重ねと経験も一因としてあるよな~当たり前だけど
話が長くなりすぎるので深くは触れないけど血潮や更紗・ばな奈のような分かりやすく大きく変化した人、そうじゃないけど人によって違う顔が見えていた色んな人もこの考え方ベースに捉えると面白い見え方して良い。良い話を聞いた…(おたく、ホクホク)
この精神科医思春期分析シリーズパート8まであるの贅沢すぎるな…
“知識を得る”ということの話
私が日々楽しんで見ているVtuberグループ・ホロスターズ所属のアルランディスさん(37歳の自称イタリア人※イタリア人ではない)がお話してたこと
この人は確か過去に塾の先生とかやった経験もあって、おそらくそういう経験を生かしてというのもあり『生物学をみんなで勉強する』というテーマの配信を過去3回行っているのだけど(このシリーズ面白くて大好き)
その第2回、1時間40分過ぎあたりで話してる内容が好きなので書き起こし引用&メモ
学問をやってて思うことは
こんな知識ね、将来(未来?)の役に立たないんだよ。死んでからも役に立たないのよ ぶっちゃけ
でも皆興味持って聴いてくれてるの 俺はこれを興味持って勉強したのね。なんでか?まず一つ、知ってることによって心に余裕ができる
身近な例で言うと、蝉バカうるせえなと思ってイライラする人もいれば
「あ~あいつはメスを探すのに必死なんだな」と思えるか
それって多分“知識の差”なんだよ。考え方の差ね。Twitterで上がってた例で、『ハンバーグの下にパスタがある、乗ってる』と
あれってめちゃくちゃ少ないし油でギットギトだし食えないよね、なんだ?ってキレるやつもいれば
「いや、あれは元々油を吸うためにパスタ敷いてんだよ」て知ってるとイライラしないじゃん。パスタうまいしていう風に、なんていうのかな。ちょっと質が上がるみたいなね
そう、視点が増えるの
そういう意味で、俺は知的好奇心というか…そういうところで集中的に物を覚えたりとか
理由が分かると納得できるからね。「なんで?」ってなった時にイライラする
そこが理解できると考えに奥行きが出る
これが本当~~~に実感としてわかる~~~~~という話でありながら、人格の話と同じで自分の中でハッキリと言語化されていなかった部分なのでストーンと落ちたんよね。
自分の知らないこと、分からないことで不快に思うことって当たり前で、その理由を知ったり、若しくは『自分の知り得ない理由があるのかも』という考え方に切り替えることができれば冷静に見ることができる…と思うこととても多いので。特にSNS見てる時とか、まああと現実でも他人の言動に疑問を感じた時もかな
マジ超一番極端な実体験の話なんだけど、小学生か中学生くらいの時にその時何よりも一番好きで最強にハマってたマンガが突如連載終了してしまって引くほど暴れたことを思い出してしまった。
なんかね極端なんだよ私ね 全てを捧げるくらいハマってた作品の急な連載終了を見て混乱のまま無茶苦茶怒って、単行本やグッズ類をとりあえず視界に入らないところに押し込めて(捨てるとか売るって発想はなかったらしいけど、とにかく視界に入れたくなかったらしい)それで1年以上その作品やそれに関するものの何もかもを締め出したような生活をしてたっていう…他人に話振られるとキレたりね こわいね SNS無くてよかったね
今考えるとそれってなんてことは無い、要はただの打ち切りで、打ち切りは何で起きるかっていうと売り上げであるとか、作家や編集部の裏側の事情であるとかトラブルとか、何らかの理由で起きるものって分かるじゃん。今はそれが分かるから仮に今ドハマりしてるマンガがあったとして、完結しないまま終わったとしたら『マジで悲しいし場合によっては憤りも感じるだろうけどそこまで怒り狂って暴れたりはしないはず』と思うんだけど。
それってつまりそういうことだよな~。『知識があると余裕ができる、視点が増える』
何も知らない時は『ファンの自分』という目線しか存在していなかったけど、色んなことを知ると『作家の目線』『編集部の目線』『商売をしないといけない人たちや組織の目線』みたいなことを想定できるようになるじゃん。もちろんただのファンである以上そういう裏事情を完全に知ることはできないし知りたいとは思わないけど、『こういう事情があるのかもな~』って想像できるようになると極端な狭い視点でキレ散らかさずに済むわけで。
『その知識や内情をピンポイントで知っているかどうか』ではなく、『色んな知識を得ることで、知らないことであっても考えを広げて捉えられる』っていうか…アルさんもそういうことを伝えたかったんだと思うんだけど。
1つ前の項目の話だけど、↑のゲームさんぽで取り扱われている作品に登場する弟キャラ
コメントの感じとか見てると本来プレイヤーからは割とウザがられてるキャラっていうか、どうしても主人公である兄に感情移入してしまうために『イライラする』と感じられるタイプのキャラクターのように見えたのだけど
この精神科医の先生の解説で弟の性質や内面の分析しながら、“知りながら”見ていくと、多分そんなにイライラしない、寧ろ可愛いなと思えてくる人もいるんだろうな~…と思いました。というか先生自身がこういう子は可愛く思えてしまうと言っていたし
つまりそれも、『知ることによってできる余裕』なのかもなあ
そういう視点や考えの持ち方絶対忘れたくねえな~~と思うし、私も知らないこともっと知りたいな~~~
Vtuber、皆生きてる人間で皆全然違う人生を歩んできた(ガチオタもいればそんなにオタクじゃない人もいる、年齢も色々)人たちが集まって遊んだり、話したりしてるから今まで知る機会の無かった世界を知れるのも良いな~とか思いながら見てます。
例えばメンバーに大学生の人がいるんだけど、今普通に生きててこの時世の大学生がどんな風にやってるのかの生の声知ることとかって無いし、アルさんがこういう配信しなければこの生物学知識を知ることもなかったかもしれないし。
もちろん『キャラ設定』や『話せるライン』があるので誰も彼もが自分の人生をざっくばらんに披露してるわけではないけどね。それでもなんか些細なことでも知らなかった世界や思考の話を聞けたりするのが一番楽しいな~と思う瞬間かも。
私が一番見てる夕刻ロベルさん、色んな人を呼んで一対一で雑談するだけの配信をよくやってるのだけど(埋め込み右上のリストアイコンを押すと呼んだ人一覧で見れる)、呼ぶ人によって本当に全然違う話や知らない世界のことが聞けて面白いんよね。
基本は同業者(Vtuber)だけど彼ら彼女らも個人個人で考えや経験は全然違うし、Vのガワ持ってるマンガ家とかも来てたりとかね そしてロベさんがそういう話引き出すのが本当に上手いんですよ
あともっと小さなことだとアステルくんって人がディズニーめちゃくちゃ好きで、入園解禁された後のランドに行ってきた後感想雑談配信とかしてたんだけど、ランドめちゃくちゃ好きな人の熱い語りとかって聴く機会ないから終始『おもしれ~~~~』と思いながら聞いてたな~
一番面白かったのは人少なかったからお店でめちゃくちゃぬいぐるみ吟味させてもらえた話だけど
学問みたいな強そうな知識もだけど、こういう話知るのも凄い好き
なんかもっと本とかも読みたいんだけど、今の生活サイクルだとそういう時間取るの難しくて、だから作業中に耳から『親しみを感じている人たちの語り口で知らない世界の話』が色々入ってくるのはありがたいな〜と思う…それはそうとして興味ある本とか読む時間は欲しいけどな… 知識、欲しいな…そんなに本とか読んでこなかった人生…… でも創作時間ももっと欲しいね ハム太郎