前回のあらすじ:主に山越えまでの世代を振り返った
花火の息子・角江
地味にかなり重要なポジションだったな、と振り返っても思います。
この世代は大江山のループで体力をカンストさせていたので、後半突入即・攻めた攻略をすることは決めていました。ただ、体力以外は平凡な能力と術でどれくらい通用するか分からない中、とにかく角江の敏速が光りまくっていた。
俺屍Rのボス戦って単純攻撃力以外で攻略する手段が豊富です。それがけっこう特色なゲームだと思うんですよね。鏡もあるし併せもあるし。ただ、その戦術を実現するのに足が遅かったり、相手の攻撃を耐える体力が無いと流石に厳しい。事故りやすい。だから私は敏速と防御を重視しがちなんですが
もちろん攻撃力はあって困るものではないけど、攻撃力貧弱で攻略しなきゃいけないって条件で言えばこの一族にとって防御と敏速は更に重要だったと思います。防御は無理やり体力をカンストさせることで補った。では敏速は…?
というタイミングでなんか敏速が異常に伸びる一族が登場しはじめたんですよね~。それがすいすいクンであり、角江でありました。
山越え後の体力カンストチーム、角江以外全員体風400だったので本当に本当に、角江の俊敏さが頼りになった。角江がいるだけで手番事故が起こる前に回復を図ったりできたし。
角江の存在のありがたさについてメチャクチャ語ってしまった。河蛙童家、後半攻略がかなりスムーズだったと思うんですが、各世代に『お前がいたおかげなんだよ…』という存在がおり、999世代にとってそれは角江だったので。角江、ありがてえ、ありがてえ存在なんだ……
すいすいクンの子供、双子のセヲとハヤミ。名付けお気に入りランキングかなり上位。
双子らしいセット感のある名前でありながら響きや字面で完全に差別化できているところがお気に入りです。由来も雅だし
この二人が急に生えてきて5家系になっちゃったのはビビったけど、『想定外の双子がきてアワアワする』は私の俺屍人生で経験してみたかったことなので嬉しかったです。実績解除だ🏆
ただ、5家系になったことでどうしても戦闘に出せずに割を食う一族は出てしまいましたね。交神間隔を均等にして回せば(全員最短寿命の2ヶ月前になったら交神、とかにしていれば)戦力を順番に回せていたかなあとは思います。ただどちらかというと自分は固めた戦力で一気に攻略したいタイプなので、どうしても、どうしてもな~~。5家系向いてないプレイスタイルなのかも。
それはそうとしても5家系を経験できたのは面白かったです。
つゆ子の息子・日生人
つゆ子が創作した奥義・金剛変を駆使して999世代を支えました。敏速サポートの角江・速攻強化鏡対象の日生人。そして二人の力を借りつつ敵をぶん殴る双子。良い部隊だった。
日生人は初の氏神でもありましたね。そして結局氏神はこの家系にしか出ませんでした。不思議だ…
地鏡の息子・桃尻王子の深黛。山越え後初めて生まれた子供ですね。
角江・双子・日生人までが大江山で体力を999にした世代で、基本このメンバーをセットにして髪切り前半をこなしていたので、チカの子は出番的に割を食うかな~…と思っていたんですが、そうでもなかったですね。
やっぱりプカ様からこの家系を大筒士に指名したのが大きかったです。水神一族であり、大江山での技水薬集めが可能なので鉄砲水での攻略は最初から想定していましたが、素質引きも良く本当にエース家に上り詰めてくれました。それもこれもプカ様が早期に鉄砲水を開発してくれたおかげですね。
水神一族とはいえ鉄砲水の条件はなかなか大変で、まず心風が凹んでいると無理というのがけっこうなハードルでした。技水も朱ノ首輪で補ったとして480以上必要。河太郎様の技水遺伝子だとちょっと難しかった。総じて引きが良かったですね。プカ様は 足も速かったし
角江の息子・真面目な面食いの時雨
深黛・時雨・漱・シジミ・カハクの髪切り後半隊はとにかく全員敏速が高く、風神一族なのか?と言いたくなるような俊敏さでした。しかしその中で時雨は防御も非常に秀でていて、それがものすごくハマりましたねえ。髪を相手取るにあたって……これ何度も書いてるけど
エース火力の大筒組を除いたこの世代のMVPは彼にあげたいです。守備職人でシーズンMVP。渋い。いい……
セヲの息子・漱と、日生人の息子・シジミ
この辺死ぬほど男ばっかりが続いてましたね。引き続き髪切り後半組
この二人について完結後コメントしたいことと言えば、やはり心部門での強さでしょうね。漱は心土647で歴代1位・シジミは心火875で歴代2位でした。(稼いだ戦勝点差を考えると実質1位)
先輩の尻ばかり追いかけていた漱が心土トップで、料理趣味で家庭的なシジミが心火トップというのはなかなかこう、人間としての奥深さを感じて好きですね。今回の一族はあまりガッツリした掘り下げはしていないのでその辺りに尺は割けませんでしたが、なんかいいな~~と思っています。
ハヤミの娘・沫舞と、深黛の息子・カハク
沫舞、髪切り時代にあって髪切りに一切参加しなかった当主ですが、割と経歴枠埋まってますね。なんだかんだ育成討伐なんかにはしっかり付き添って活躍してくれてましたからね
一方でカハクの経歴はスッカスカだ。鉄砲水で髪という髪を、地獄で行く手を阻む大物をブチ抜いてきたとは思えない。隊長任せたりしてなかったからな…ガラじゃなさそうだから笑
でも、“超エースなのにこういう経歴だと何も残ってない”、っていうのもなんだかクールでいいかも
時雨の娘・清水と、漱の子・ほとり
かなり素質引きに恵まれなかった二人ですね。だからこそなんとなくシンパシーのようなものもあったんじゃないか、とか考えちゃいます。
そんな二人だからこそ、生き残り組に入れてやりたかった気持ちは正直ありました。これ考え始めると胃が痛くなるけど。奔太が生まれた段階で最終決戦メンバーを【堰之吉・繁吹・奔太・清水orほとり】に絞って鍛えればまあいけそうではあるな……って思いますね。
あくまで終わったからそう思うのであって、プレイ当時は石橋を叩いていたり、どれくらい稼げるか読めなかったりしたので仕方ないことなんですが。俺屍ってそういうタイミングと決断だから…
それに、「この一族を生存させるルートにいったらその後の一族は生まれなかったんだよな…」とかもありますよね。結局のところ、選択した道以外はありえないのだと私は思います。
シジミの息子・堰之吉。稀代のムキムキ体火マンで最後の屍
私が一族MVPをあげたいのは彼ですね。ええ
髪切り時代以降のエースは勿論大筒士でしたが、大筒士に関しては奥義を継承していくだけでけっこう無条件に強いので単体MVP感は無いんですよね。家系としてMVPって感じではありますが
堰之吉はこの一族にあって唯一無二、爆裂に伸びる体火を引っ提げて生まれてきました。ただ体火が高いだけじゃなく、タイミングが最高に良かったですね。地獄を開き茨城大将を倒していくタイミングだったのが良かった。
堰之吉(@昇龍の爪)がいたおかげで最初から茨城大将をスムーズに狩っていくことができました。堰之吉が茨城大将を狩る→他メンバーに体火の薬を投入→他メンバーも茨城狩りができるようになる…といった流れで決戦前ドーピングに入っていけたんですよね。
河蛙童家、ボス戦については事前に色々と作戦を考えていたので(主に鉄砲水や鏡だけど)地獄開きまではいけるだろう、と思っていたんですが、そこからクリアするためにはステータス強化が必須です。そのためには茨城大将を沢山倒さないといけないです。ここが壁になるかもしれないな…と考えていましたが。
単純火力不足で茨城大将を倒すには奥義を使うなり鏡を使うなり術の併せをするなりが必要だと思うんですが、それだと健康度や技力の関係で多くは狩れないし、どうするかなーーどうするかなーーーって考えながらプレイを進めてたんですよね。そんな時彗星のように現れた体火ゴリラ それが堰之吉でした。
小細工不要のブン殴りで茨城大将をぶっとばし、決戦に向かう一族強化を助けてくれた堰之吉。マジでMVPです。
ここからは生存組。沫舞の子供・繁吹と、カハクの子供・奔太
この2人、めっちゃ仲良いとか強い想いがあるとかじゃないけど、なんとなくずっとバディ感がありましたね。一族の代表は繁吹で、戦いにおけるリーダーは奔太、という感じの役割だったので。キャプテンとエースの関係ですね~
二人ともめちゃめちゃドーピングしましたが、繁吹は体風が元からかなり優れていましたし、奔太は体火や技水がかなり良かったです。ベースがしっかりしているからこそ決戦の隊を引っ張ることができたんじゃないかな。
清水の子供・小石丸と、堰之吉の子供・山紫
小石丸、決戦メンバーにこそ入りませんでしたがかなりしっかりサポートしてくれました。メンバーが揃うまでは一緒に地獄に潜って一緒に茨城大将狩りに勤しんだし、討伐隊に穴が開いた時は出勤して紅蓮の祠で暴れてくれたり。めちゃめちゃ陰の功労者だった。
山紫はそんな小石丸、父の堰之吉、リーダー格の繁吹や奔太の手厚いサポートを受けながら育っていきましたね。奥義創作のために何か月も功徳の拳で地獄に赴いていましたが、山紫一人がへなちょこパンチしてても問題ないくらい、周りが引っ張ってくれました。英才教育だ
その結果、奥義も創作できましたし太照天も習得できましたし、めちゃくちゃ良い育成ができた感触がありますね。
ほとりの子・浚渫と、奔太の子・タイガ
浚渫は結局1回しか出陣機会がありませんでした。しかしまあこの人については今日で楽しく踊り子業を営んでいそうでいいなって思いますね。体火はヒョロヒョロだったけど体風すごかったからめちゃくちゃダンスうまそう(すいすいクン伝説)
浚渫の戦場での活躍も見てみたかったですけどね。もしかしたら次の“姫”は浚渫だったかもしれない。今まで踊り屋男子は何人も使ってきましたが、ストレートにオネエ感のある人は浚渫が初めてだったな~(自慢:鎖骨の形)
余談ですが、繁吹と浚渫の顔グラは1周目最初に生まれてきた双子と同じだったので、なんとなくここが生き残り組として揃っているところをみると「おお…」ってなります。
タイガも山紫と同じく、英才教育というか、これまでの一族が積み上げてきた資産(お薬とか開いた道とか奥義とか)を結集して一気にパワーアップして坂道駆け降りる勢いで朱点童子をブン殴った感じですね。
そういう観点で見ると、『タイガ』という名前はかなりピッタリだったなって思います。これまでの皆が集まって起こした流れが集まってタイガを乗せていった感じがあります。もちろんタイガ自身も担がれているだけでなく地獄のスパルタ修行についていった結果ですが。
タイガ、地獄修行でも全く忠心が下がらなくて。それはまあ散弾銃ぶっぱなしてただけなので当然なんですけど、それでもなんか一人だけ忠心100なところ見てると素直そうだな~~とか根が善い人っぽいな~~~とかそういう風に見えてしまいますね。
私の中で生存組は『繁吹・奔太・小石丸』『山紫・浚渫・タイガ』の2グループに分かれてるイメージなんですが、タイガは最年少にして後者グループの主人公格みたいに見えるな~~。心火も高くてアツいヤツです。見た目ゴツいけどキュートな浚渫との対比感もいいね
以上、一族37人のエンドロールでした。
人数多いからサクサク行きたいと思ってたのに結局合計1万文字越えてしまった…もう!いつもそう!
いやー改めて家系図見ながらラインを見るといいですね。
ノギから分岐した涼道ラインは堅実なリーダーや縁の下の力持ち系、ジョーのラインは変わり者で総水じゃないカラーが集ってて最終的には火力オバケになる、アクの強い家系だ。
湾処から分岐した土手丸のラインは拳法家として切り込み隊長に。それと氏神が出たのはこの家系だけでした。
敷→すいすいくん→双子で分岐した家系…セヲラインはちょっと不器用な人たちって感じで好きですね。ハヤミ・沫舞・繁吹はリーダー家系になってました。
総水じゃないカラーが出る家系が1本だけだったり、氏神になる家系が1本だけだったり、同じ神様と交神してるのにこんな偏りが出るんですね~。これが『血の特徴が出てくる』ってことなんだろうか。
今回はこれでおしまいです!ここまでお読みいただきありがとうございました!