そこら辺のおっさん包囲網

これは私の心象風景らくがき
この親子、絶対にお前を逃さへんぞという意思が強すぎるしそういうある種の強かなところはそっくり

凪左助さん最後に色々言ったけど彼が最終的に取った行動は全体的に「自分を忘れてくれるな」に収束してるから(忘れてほしい相手に全力で自分の存在念押して形見になりえるような有形物プレゼントしたりしない)彼は反lemon軍だし完全に大将氏をこの場に繋ぎ止めようとしてた ので燕九朗がその状態を利用した うーんこの親子
凪左助が反lemon軍してるのは自分たちこそが彼を肯定できる存在だと思ってるからだけど(一族との出会いを忘れて無かったことにした場合の大将は自己肯定要素が一切ないドチンピラなのでね)それはそうとして普通に死ぬまで自分のことを覚えててほしいっていう個人的我儘な感情もあり、凪左助って私のことなどどうか忘れてください派じゃなくてあなたが笑う理由も流す涙のわけも全部あたしだったらいいのにな派だからな…
前半の彼はともかく最終盤の覚悟決めた彼は相当に強かだったしいっぱしに欲もあった(当然理性もかなり強いのでああいう行動に至ったわけだけど)

 

燕九朗の大将に対する信頼感は彼本人が大将と接して探り入れた上でのものではあるけど(燕九朗の人間見極め力は一級品)、関わり自体はめちゃくちゃ多いわけじゃないし当然積み重ねた時間も長くないわけで
何を持って燕九朗が自分の身や子供を預けるほど信用できる人物だと確信したかと言えば、それはやっぱり凪左助の存在が大きいんだと思う。つまるところ「凪左助父さんがあれ程入れ込み、信頼している人物なのだから信用しても大丈夫だろう」という考えが燕九朗の中にはある

燕九朗から凪左助への感情は単純な好き嫌いでは言い表せない複雑なものだと私は考えているし、燕九朗は凪左助が犯した「失敗」を踏まえて行動しているところもある。だけどそれだけじゃなくて「徳甲凪左助」の「頭の出来」については個人的感情抜きに評価していると思うんですよね。
凪左助は愚かな面はあったが、それ以上に当時の一族の中では一番頭が回る人間であり、誰に対してもバカみたいに信用して心を開くタイプではない…ということは、人を見る力のある燕九朗には分かっていた。そんな彼が何の躊躇いもなく全幅の信頼を置くどころか好意的感情の一番強いやつを注ぎ込んでいる相手 っていう事実は色んな感情を抜きにして「めちゃくちゃ信用度が高い情報」なんだよね。

大将への信頼はそれ即ち凪左助に対する信頼に等しく、徳甲燕九朗は徳甲凪左助という人間の頭の出来を誰より信用している、っていう事実 かなりすき でも燕九朗は別に凪左助のこと好きじゃないです。嫌いでもないけど

 

あと直接的に拾う隙を見つけられなかったけどこの発言に対する返しでもあると思う。オメー背負うって言ったよなあ?背負ってもらおうじゃねえかよ という

もう一つ言うタイミング無かったけどどうしても言いたかったこと言っていい?タイショウテンの子供預かるタイショウサン…(…!)(…?)(?)(……)

 

この辺どうなっていくんだろうな。イツ花も燕九朗もこうした結果どうなるかなんて分からへんって言ったけど私にも分かんないし(ええ…)

 

とりあえず来週更新するやつまで溜められたのでこれにてやっと7月上旬に書き溜めたネタ全消化です。セリフとト書きメモだけで1万5千文字超えてて卒倒しかけたけど毎週更新は保とうくらいのスピードでやったらまあいけるもんっすね
燕九朗逝去直前でプレイ止めて一ヶ月、数日前にやっと進めたので燕九朗の最期の言葉を噛み締めながらお盆を過ごそうと思います。思えばゴールデンウィークは絶賛凪左助の遺言と向き合い中だったんだよな。この親子、連休にぶち当てすぎである