『Refind Self: 性格診断ゲーム』感想(ネタバレなし)

やりました!前から気になっていた『Refind Self: 性格診断ゲーム』を

人の性格診断が見たいので、紹介がてらネタバレなしで感想書きます。主に自分の診断結果を晒すだけです。ネタバレはないけどゲーム的な進行の話はするので、完全にまっさらでやりたい人は読まない方がいいかも。

 

 

ネットとかでよくある、『質問に答えていって性格タイプを出す診断』のゲームバージョンといった感じで面白かったです。ゲーム内の色んな行動が診断の材料になり、最終的に性格診断の結果として発表される。

用意されている性格タイプもかなり多くて、その中から『最も象徴する性格』『補足する性格』『秘められた性格』『最も遠い性格』が選ばれます。組み合わせを含めれば全く同じ結果が出ることはないんじゃないだろうか。

性格診断に対する感情あるあるとして、『人間をたかがXタイプに分けて語れるかよ』みたいなのがありますが、このゲームは組み合わせで示してくれるので、その組み合わせ解釈も含めてかなり『自分のタイプ』という実感になりやすく、そういうところもよくできている。

というわけで私の診断結果を見ていきましょう。

 

最も象徴する性格

私の最も象徴する性格は『研究家』でした。

知識を学び、それを集める熱意。直接的な勉強や学びではなく、日々のちょっとした出来事に疑問を持ったり、背景を知りたいという好奇心。直接的な利益を生むことより、ただ純粋に知りたいという欲求。

わかる~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ゲームプレイによって導かれただけあって、私のゲームプレイの仕方がめちゃくちゃ出ています。RPGで街の人全員に話しかけるし、行き止まり全部潰したくなるし。

私は自分の性格とインターネットオタクとしての意識が完全に混濁しているバーチャル脳なので(!?)オタクとしてのスタンスとも言えるかもしれない。というかボーイフレンド(仮)あたりからの性癖(辞書通りの意味)だと思う。

ボイフレの時は1カードに収録されているセリフを徹底的に収集して1枚の画像にまとめるというおこないをしていたし(このセリフを1枚の画像にまとめて収集するフォルダ内の画像381枚あった)

 

俺屍 一族一覧
一族まとめページ プレイ記録/家系図/マンガ/らくがきなど

俺屍の時は『自分のプレイや出来事を詳細に記録して深堀りするため』にプレイ記事を何百とつけてきたし、一族データも詳細に記録した。

 

グノーシアでもほぼボイフレや俺屍と同じことをしてる!!!!!!!!(汎用セリフとイベントセリフ収集&貯蔵&プレイデータ記録)

スマホフォルダになっているのは一度Switchで撮影したものから未収蔵のセリフをスマホに送り、フォルダにまとめていつでもどこでも参照できるようにするということをプレイ中延々おこなっていたためです。わあ

 

これだけ見ると収集家っぽくも見えるんだけど(収集家という性格もある)、集めることが主目的ではなく、それによって好きなものを知りたい・深堀りしたいというのが本質なので『研究家』判定なのは納得しかない。なんなら創作してるのも感想書いてるのも『アウトプットすることによって脳内で捏ねてるだけでは分からなかった部分を知りたい』みたいな動機がまずあるし。

あと、あんまり広く色んなゲームをプレイするタイプではない一方、ハマるとデータや仕組み含めてめちゃくちゃ調べて自然と頭に入れてしまうタイプでもある(俺屍やポケスリがそう)、なるほどそうだななーーという感じだ。

 

あと、創作占い受けたときも同じこと言われてたのでダハハ!!ってなった

 

補足する性格

最も象徴する性格は『そうでしょうね』みが強いので、意外だったり面白いのはここからなのかもしれない。

補足する性格として2種類の性格が選ばれます。トヤマの補足性格は…

『旅人』と『裁判官』!

これの面白いところは『変化を好む性格』と『秩序と法を重んじる性格』が同居しているところだろうか。けっこう反対に位置してそうじゃない?この2つって。

でもなんか言われてみると自分の中にこの2つの性質が同居している感覚みたいなのはある……気がする。なんかね~~、リアルの話だとずっと同じものを食うとか同じところに住むとか毎日の習慣で同じことを繰り返すのってそこまで苦じゃないんだけど、オタクとしてはず~~~~っと同じジャンルで同じことやってることはあんまり無いんだよな。価値観が大きく変わることもあるし。あとなんか他所とは違うことをやってやろうみたいな気持ちがある。そういうところは『旅人』かもしれない。一度出した本と同じ味の本は二度と出さないみたいなところあるし。自分で無理やり解釈するとそういうところだろうか。わからん。強引にこじつけてるかも。強引なこじつけも性格診断の楽しいところだからええねん

自分の中の『裁判官』は………なんだろうな、割と『ルールを変えたい』という意識は希薄で、『その中でうまいこと立ち回っている人』の方に共感することが多いのでそういうところなのかもしれない?まあ、不利益を被るけどそういう決まりだから……でガマンするってことはあんまり無いけど。不利益は…嫌だし…

『旅人』と『裁判官』、メイン性格と言われれば完全にNOなんだけど、『そういう要素もある』と言われれば「あるかも……」となる絶妙なポイントな気がする。

 

秘められた性格

おれが勇者だぞ!!!!!!!!!!ほんまか!?!?!?!?!?!

心の奥に勇者が秘められているの、かっこいい。でも秘めすぎて深層で腐ってるかもしれん。俺の中の勇者。覚醒することはあるんでしょうか。全然自分のこと勇者だと思えてないんだけど、大ピンチで覚醒したら勇者になれるのかもしれない。なれるのか?どうだろう…

無理やりこじつけるなら、小学生の時とかはけっこうやんちゃというか、人と違うことやってる俺かっこいい幻想というか、そういう意識が強いガキだったのでそういうとこかも。なんかケンカした男子の鳩尾蹴って保健の先生に「人体の急所はマジでやめろ」とこっぴどく叱られたことあるし(勇者ではなくヴィランでは?)

トイレ掃除を率先してやるオレ、給食の大おかずやおぼん運びといった重労働を買って出るオレ、無遅刻無欠席のオレ、児童会選挙に出馬するオレ(落選)と、そういう意識の強いガキだったのでマジでガキ心がそのまま心底に秘められているということなのかもしれない。カリスマと求心力の極めて低いガキ大将みたいなマインドだった。『オタクになる前のガキトヤマ』が秘められた性格ってことか…………な、なるほどーーー???そう言われればそうかも???????

しかもガキトヤマのそれは『人のため』ではなく『そうしている自分がイケている』という意識からなので、道徳カテゴリの性格ではなく挑戦カテゴリの『勇者』なのはわからんでもない。
これ面白くて、ゲーム内でけっこう酷いことしても『勇者』になったんですよ。人助けよりも無謀突破の方が勇者ポイント稼げたと思う。このゲームは『勇者』をそういうふうに解釈しているんだと思うと興味深い。

 

最も遠い性格

そして最後に、自分から最も遠い性格として判定されたのは………

『聖職者』でした。はい。

かわいそうな人がいたら手を差し伸べる、利益関係ない優しさ、報われない人に耳を傾ける、ウ、ウウ……………全くできないやつ!!!!これは現実でもゲームでも!!!ウワーーーーッ!!!!!

いや、現実でもねえ、席とかは譲りますよ。飲食店ではごちそうさまって言うし、でもそれは『聖職者』的なマインドじゃなく、『裁判官(法に従う)』『勇者(道徳とは別カウントのマインドセット)』からな気はする。winwin精神というか。オレは気持ちよくなれる、相手にも(多分)益がある。ヨシ!みたいな。

オタクとしてもそうで、『かわいそうなキャラを救済する二次創作』みたいなのに一生ピンとこないタイプなので ウス………そうッス………という感じである。一次的な創作物であっても、そういう優しい人の創作を見ると「優しいなあ。道徳的だなあ。でも私がフィクションで見たいものはこれじゃないなあ」ってよくなるし。わか、わかってしまう………そもそも「かわいそう」と思うこと自体に違和感があって、どんな結末になったとしてもそいつだけの人生だろぉ!?みたいなタイプ。

でもそこで「こんなのはクソ!存在価値なし!」と否定をしないのは私の中の『裁判官』と『勇者』が頑張ってるワケ………(?)実際クソではないし。人それぞれの価値観なだけだし。『裁判官』、ありがとう。

 

最終結果の詳細画面でこうやって、各性格の詳細なポイントを見ることができるんですが、『聖職者』ポイントがブッチギリの最下位で爆笑してしまった。聖職者マイナス47!?!?!?!?そんなことある!?!?!?!?!?

カテゴリ別のポイント結果としてもダントツドベの道徳。これは、ひどい。その熱意の何割かは道徳心に持っていってやってくれや。うーん、無理かも……
このドベカス道徳を見ていると、私の中に『裁判官』と『勇者』がいてよかったね、てなりますね。損得勘定くんが仲介してくれているおかげで社会的に生存しております!!!

 

でもこれ少し面白い話があって、このゲームってランダムで世界のプレイヤーの誰かの性格と自分の性格を比べるモードがあるんですよ。
試しにやってみて、最初にランダムで引いた誰かの性格が『聖職者』だったんです。それで、その『聖職者』の人のゲーム内の行動詳細データを見るとギャンブル要素に手をつけまくってて、タバコとかもやってて、一方道徳ドベカスの私はゲーム内のギャンブルやタバコにほぼ手をつけてなかったんですよね。実際現実でもギャンブルタバコ酒どれもノータッチですし。ゲーム内のそれについても、「そういえばそういう要素もあったな!?(ナチュラルにスルーしてた)」って感じだった。

タバコギャンブル狂いの優しき聖職者と、ギャンブルノータッチのドベカス道徳マン、なんかそういう部分だけ見ても、性格というのは一面的に決めつけることのできない奥深いものなんだなあと思えて面白いです。キャラメイクの参考にもなりそう。

 

このゲームをプレイするとそんなトヤマの詳細データと自分の性格データの比較遊びもできるぞ!みんなやろう!!!そして結果を貼ろう!!!!

Refind Self: 性格診断ゲーム | Game | PLAYISM公式サイト
ゲームって、性格が出ると思いませんか? これはシンプルな探索型アドベンチャーゲームを通じて、その行動から性格診断をするデータサイエンスなゲームです。

Steam・スマホアプリ・Switchで配信中です。

値段的にはスマホ<Steam<Switchかな。私は1200円払ってSwitchでプレイしたけど、スマホなら600円でできます。

 

以上です。面白かった~。