ポケットモンスターSpecial XY編感想ログ

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とりあえず55巻の範囲まで読んだ

・王道ながら今までにはない旅立ちの仕方だ。ポケモンでこんな村焼き旅立ちみたいなことしていいんだ。焼かれてはいない。

・ゲーム原作版では仲良し三人組の皆さんは急に押し付けられた友達って印象だったけど(個人の感触)スペ版ではエックス&ワイも含めて5人で幼馴染というスタートなのでかなり違うな。状況が切迫しすぎて仲良しの押し付けをしてる場合じゃないのもあり、かなり好感触かも。みんながんばれ。

・エックス、引きこもりながら旅をするっていうわけわからんことを成立してるのわけわかんなくて面白い。なんだこいつ
・ハリマロンとケロマツがエックス/ワイのどちらかに入るって見てハリマロンハリマロンハリマロンハリマロンハリマロンハリマロン!!!って言ってたらハリマロンでウオオーーーッ!!!!ってなった。最終的にガルーラとハリボーグが入るパーティになる?の、ゴッツくていいね。
・メガシンカが話の軸になるXY編においてエックスの幼馴染ポケモンがガルーラなの、象徴的すぎる。

・ワイちゃんスカイバトル志向なんですね。それぞれの世代の特色って感じだ。5年後にはマイナー競技になってるみたいですが…(ZA)

・エックス、現時点ではダウナー引きこもりだけど目つきがめっちゃ悪いのでキレてるの普通に怖くて嬉しい。キレ型ダウナー好き。
・エックスは引きこもりパジャマフォームだし、ワイはスカイバトルフォームなこと多いからデフォ服でいること少なくてじわじわくる。
・エックスの、やる気ないけどまあ本腰出したら強いねんな、みたいな感じはちょっとルビーを彷彿とさせますね。

 

 


 

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・エックスが相当曲者なんだよな
・引きこもりウジウジくんで成長イベントとかを経て変化するのかと思いきや、急に自主的に動き始める時もあるし。
・それもご都合による動き出しっていうわけじゃなくて、エックスなりに思惑があって…っぽい…?っていうのが曲者すぎる。平気で嘘つくし。腹の底が見えない、という描かれ方をしている。強キャラオーラすぎる。
・面白いやつだと思う

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日下秀憲,山本サトシ(2020)ポケットモーンスタースペシャル56 小学館

・エックスって元々の手持ちはガルの他にいなかったんだろうか。ジュニア部門は特別に一体ルールとかだったりするのかな。それはそれで難しそうだけど

・襲撃事件から悪人に狙われながら子供たちだけで危険な旅してるやつ、大人の責任と社会倫理を重んじる近年の原作ポケモン周りだとまず有り得ないんだけど私は嬉しくなってしまう。これはあからさまな逆張り精神です。
・まあ一応プラターヌ博士はジーナデクシオを派遣してはいたけども

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日下秀憲,山本サトシ(2020)ポケットモーンスタースペシャル56 小学館

・カメラがよくないものって理解してるコガルすごい。そりゃあそうなのだが。このシーンすごいな…
・コガルも嫌がってるし、多分だけどエックスが嫌がることも分かってるんだろうな。なんとなく

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日下秀憲,山本サトシ(2020)ポケットモーンスタースペシャル56 小学館

・かわいい〜〜〜〜
・かわいい〜〜ーーーーーッ〜
・かわいいねえ

 


 

今は58巻終わったところ

ワイの髪型、デフォデザインとゲーム内ライバル仕様を使い分けてるなーと思ったら断髪イベント発生してアニポケセレナ髪型も取り入れてて面白。こんなに髪型変わるスペ主人公初めてなのでは。相変わらず要素を拾うのが好きですねえ

エックスのハリマロン、57巻終了時点でLv15だったから58巻で進化きそうーーーと思ってたけどまさかの進化なしでびっくりした。XY編あと3巻半くらいだけど相当引っ張るなあ。明らかにメガシンカ要員のヒトカゲもまだヒトカゲだし

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日下秀憲,山本サトシ(2020)ポケットモーンスタースペシャル57 小学館

それはそうとこのコマ、可愛すぎる。

 


 

読み終わった

・なんか最初から最後までかなり重苦しい雰囲気で、爽快な場面があまりなかったのだけど、そのスッキリしなさを最後まで貫いたのはけっこうよかった。
・というかなんか明確な原作エンディングに対するアンチテーゼまであったな。原作の『なんかわからんけどフレア団倒してなんかわからんままめちゃくちゃ盛大なセレモニーで英雄として称えられるエンド』に対して、英雄セレモニーやろうよ!!まで言及させておいて断る、という。
・私あのエンディングそんなに好きじゃないので(そもそもなんで幼馴染の皆さんまで一緒に表彰されてるんだっけ???ってなったし)なんかよかった。
・そもそも、エックスが一度栄光を手にしてメディアや大衆に心を折られてるわけなので、最初から原作エンディングに対するアンチテーゼを仕組んでた気がする。

・爽快な話ではなかったけどじわじわよかったな。最初から最後までジュブナイル映画みたいで
・幼馴染たち全員にちゃんと愛着を持てたのがとても優れていると思った。これも原作の話になってしまうけど、原作の印象だと全員なんか急に生えてきた仲良しで全然馴染みを感じられなかったので。
・それは原作が基本一人旅をするものであり、一緒にいる期間自体が短いのになんかすごい仲が良いってことになってるのに座りの悪さによるものなので、ポケスペ的処理においては全員が常に一緒に行動するもの(そうせざるをえない状況)としたのはかなり納得感がある。

・ティエルノはずっと安定感あって安心できたし、サナはちょっと不安定だったけど最後にはしっかり成長を見せたし、トロバはずっと語り部としての存在感があり、それぞれがしっかり役割を持ってたのがよかった。
・ポケスペ世界線のZA時間軸、モミジじゃなくトロバが所長になってそうすぎる。
・ポケスペ世界線のZA時間軸、マチエールの事務所にクロケアの写真もないとおかしいすぎる。
・ポケスペ世界線のZA時間軸、フラダリが記憶喪失になる説得力がありすぎる。ていうか死ぬだろ。
・架空のポケスペZA時間軸のこと考えちゃうすぎる

 


 

ポケモンらについて

・XY編、エックスの手持ちポケモン同士の関係性が濃かったのがすごいよかった。
・トレーナーとポケモン、の関係性なら色々あるけど、ポケモン同士の関係性やその変遷が見れるの……すごい……ッ
・マリソ………ッ


日下秀憲,山本サトシ(2021)ポケットモーンスタースペシャル60 小学館

・ハリマロン時代に一緒に袋に入ってピョコピョコしてたのが進化してもこう自然に寄り添ってこう…してるの………尊さに涙が出ますよ(私が尊いという言葉を使う時はそれなりの“覚悟”があります)


日下秀憲,山本サトシ(2022)ポケットモーンスタースペシャル61 小学館

・マリソ…………ッッ
・サラメ…………………ッッッッッ

・このシーン好きすぎて引用するために画像見てるだけでちょっと泣いてる
・マリソとサラメの……絆………ッッッ
・サラメを護るために進化したマリソ、マリソを護るために進化したサラメ……ッッ…

・サラメの尻尾抱きポーズ、あざと要素とかグリーンのリザードンとの差別化のためとか思ってたらちゃんと理由があったのも爆アゲだったし……

・エックスの手持ちってマリソ以外全員メガシンカありポケモンで固まってたけど、当時はまだメガシンカ未実装だったマリソがクライマックスでは『メガシンカポケモンを操るエックスを護る要塞』のような役割だったのがマジでマジでマジでよくて……!!!これはゲッコウガやマフォクシーにはできないポジションだなあとか、こ、こんな良い描写を好きポケモンでもらえるのって幸福すぎ!?とか 様々な感情になった。少し泣く(号泣)

・手持ちと言えばカイロスもよかった。なんか傭兵みたいで
・ゲンガーもよかったな。
・ライボルトもいいんだが?
・全員いいんだよな。

・BW編もそうだったけど、どうしても男主人公の方にフォーカスされがちなのでワイちゃんの手持ちはやや色薄めだったのはアレだったが。
・マフォクシーがファイツたそに行ったの、マジ?ってなったけどよかった。元プラズマ団設定活かしすぎてる。

 


 

人々について

・グリーンとカツラの参戦アツかったな~
・ポケスペ世界の整合性を持たせつつ、XYで実装されたメガシンカポケモンを登場させるという条件を満たすにはこの2人の参戦は必然なんだよな。多少強引でも原作要素の総並べはスペのノルマだから全然良い
・2体目のリザードンが必要だからグリーンだし、一つの世界の中でミュウツーは唯一無二であるべきなのでカツラだし

・カツラとミュウツー、本当にポケスペ世界にしか存在しない関係性で一生好きかも。

・カルネがしっかり活躍を見せてたのもかなりよかった。原作だとどうしても蚊帳の外というか、ストーリーに全然絡まないせいで影薄いチャンピオンになってたけど、その分スペではがっつり出番あってよかったです。

・それにしてもXY編、全体的に殺意が高すぎる。そりゃあポケスペは割とトレーナーへのダイレクトアタック多いことで評判ですが、なんというか 生々しい殺意だったな。XY編は
・バトルに勝つために手段を選ばずトレーナーも込で攻撃する、みたいな感じじゃなく、明確にトレーナーを殺しにいってるというか。コンコンブルVSフレア団とか
・普通に血出まくってるしな。いや過去巻でもそういうシーンはあったけど、なんかこう、バトル演出的な流血っていうより「死ぬ死ぬそれは死ぬ」って感じの流血が増えた。
・フラダリとパキラの最期(死んではない)もちゃんと生々しい痛そうさだったし


日下秀憲,山本サトシ(2022)ポケットモーンスタースペシャル61 小学館

・ここ、指ちぎったのかと思ってびっくりした。流石に違った。

・流血だけじゃなく生命エネルギー奪うくだりも普通に怖かったしな。怖すぎるだろ白目のポケモンが大量に倒れてる光景。ウマのトラだよ。
・やりすぎというのか、もうこの時点でポケスペはある程度年齢層上の方を狙うコンテンツになってたってことなのかな?XY編、全体的に重暗くて子供ウケは死ぬほど悪そうとは思った。

・クロケア、原作での印象まじで無かったというかこんな人いたっけレベルだったんだけど異常に活躍してて面白かった。まともな大人のチンピラである(まともな大人のチンピラ?)
・いや、私はこういう少年少女危険旅譚において大人のまともさを称賛するインターネット的流れって大嫌いなんだけど、それはそうとしてもクロケアのまともさと頼りがいは群を抜いていたな。

 

・AZのくだりも原作より情報量多くてよかった。原作AZ、ずっと意味深なこと言ってて最後になんかよくわからんけど再会しておおお…ってなってたって印象だったので(原作は原作で余白というか、あまりストーリーを細かく語りすぎないというのも一つのやり口ではあるのだけど、XYって難解ポケモンストーリーの最果てなのでやっぱりプレイヤーを置いて行き過ぎ、とは思ってた)

・出番こそそんなに多くないながら、AZの言葉や、鍵の破壊という変化、それによるフラエッテとの再会という流れがわかりやすかったので「よかったですねえ~~」ってなった。

・原作では好きになれなかったXYの仲良しNPCたちをスペでは好きになれたように、スペがタウニー(ガイ)を処理してくれたら好きになれるかもしれない。ポケモンゲーム原作って、なんでこういう懇意なお仲間ポジションを描くのが絶妙にアレなんだろう(個人の感想です)

 

・エックスとワイちゃんの関係性は素直に萌え~だった。表面上はワイちゃんがエックスにかまってるように見えるけど、内面的にはエックスの方が相当でっけえ感情を持ってそうな雰囲気とか。オタクはこういうのみんな好きだろ?のやつすぎる。
・ワイちゃんの髪型がコロコロ変わって最後はまた長くなってたの面白かった。XYで初めて導入されたキャラクリ要素の盛り込みがすごい。

 


 

総評?

・重かったし爽快さ控えめで読み途中はそんなに楽しくなかった(というかモチベ維持が難しかった)けど、終盤の展開はかなりアツくて、後味もけっこう好きで、総合的には好きな章だと思った。ピークエンド脳だからね

・XYは私がプレイしたのが10年以内で多少記録もつけていたということで、覚えていることも多いから『原作からこの要素を拾ってるんだ!!』って読み方もできてよかった。BW2とかはどうしても未プレイだったので。

・XYというゲームについて、体験としては好き(手持ちポケモンには特大の愛着があり、ライバルセレナとの関わりは愛)な一方でストーリーの投げっぱなし感や仲良しズなど、個人的にイマイチだと思ってた部分ががっつり補完されていて、それもよかった。これに関してはそもそもゲームとマンガの表現媒体としての目的の違いでしかないのだけども。

・贔屓目で言えばやっぱりハリマロン族の活躍で+1000000000000000000000000000点って感じになっちゃうけど……それも…ポケモン!