大神プレイ日記最終回です
常闇ノ皇戦前
アマテラス、タカマガハラ時代・100年前・今とそれぞれ相棒がいるの面白い。
というか『アマテラス』という存在をどこまで同一のものとして捉え、どこから別物として扱うかってすごく曖昧なところだよね。プレイヤーの感覚としては『ゲームとして操作した、イッスンと旅するアマテラス』と『プレイヤーの知らない時系列で知らない戦いをしてきた以前のアマテラス』ってすごく別物に感じるんだけど、全ての時間軸を総合して捉えた時アマテラスっていうのは同一の存在ではある?わけで。
ゲームとかやってて『そのキャラ自身ではあるけど別物』みたいに捉える時ってどういう時かっていうと、『そのキャラの自我や記憶に隔たりがあるか』を重視するんだけど(私は)
(たとえば同一人物だけどタイムトラベルしてきた自分、みたいな展開だとやっぱ持ってる記憶が全然違うからキャラとしては別存在カウントしちゃうみたいな)
ただ、アマテラスの場合自発的に言葉を発したり心理を描写されることがないので、アマテラス自身がどこまでを自己として認識してるかっていうのは私には分からないんだよね。そういう独特な曖昧さがスッゲーこのゲームの味だな…と思う。
プレイヤー目線ウシワカとの初邂逅は『誰やねんこいつ』だからイッスンと同じ感覚で彼を見てたんだけど、アマ公は普通に「お、ウシワカやんけ」ってなってたかもしれないんだよな?とスクショ見ながら思った。
常闇ノ皇、想像の1000倍くらい概念みたいなやつだった。君主って言うし名前も大仰だからもっと君主君主したキャラが出てくるのかと思ってた。自我あらず?
存在としては月の民が生み出して手に負えなくなった闇のカタマリって感じなんだろうか?
妖怪たちの中には自我をもってくっちゃべってるの何人もいたし、オロチもそうだったからラスボスが自我なしなのは予想外だ
げ、玄冬の蝕きちゃったが!?(このスクショのアングルめっちゃいいね)
アッ…!!
エーーーー!?!?めっちゃ冷静ですけどアンタ!?大変だよ!
か、かっこいいなお前
月の民ウシワカ、タカマガハラでアマテラスと一緒にオロチと戦う→天神族と一緒にヤマトに乗り込むって流れ見るにやっぱ『月の民でありながら天神族に懇意で、天神族を救おうと奔走した者』ってことなのかな。
タカハガハラが大変なことになったから天神族をどこかへ逃がさなきゃ!→せや!月の民が作った舟あるやん!!これ乗って逃げようみんな!!→~大惨事へ~ みたいな流れか。
悪意なく(というか善意で)守りたかった人々を全員死なせた男て。ウシワカの設定、想像の遥か上を行く重さでビビってしまった。何か裏の顔を持ってるキャラなんだろうなあとは思ってたけど
そんなウシワカを責めずにああいう言葉をかけて逝った天神族の描写にこのゲームの優しさを感じずにはいられないな。大神、けっこうハードな設定やシビアな生と死の話なんだけど、その中で『想いは通じ合える』ということをナチュラルにやっていて、そういうところが優しい作品だな~と思う。(卑弥呼とツヅラオが死んだ後の都の人々とか、神木村のムシカイとか)
いやまあ実際、当時阿鼻叫喚のヤマトの中ではウシワカに対してここでは表せないほどの苛烈な言葉や行動を浴びせた人々も絶対いただろうけどね。そういうとこ想像こそさせるけど描いてはいないって塩梅も好きかも。
す、すごいキューティクルだ。前髪の形も違う
この帽子が転がった時本気で「首チョンパ!?!?」ってなって死ぬほどビビったけどそういうことではなかった 騙されたぜ
『なぜ100年前のシラヌイはオロチに挑まず神木村をウロウロしていたのか』の答え合わせこれかあ。
何故イザナギがそこまで重要なんだろう?って思ったけど、これまで見てきたものを考えるとイザナギ自体に超越英雄的な力があるからではなく、『オロチを倒しうる因果の起点になる』ということなんだろうな。酒の存在やイザナミが生贄に選ばれることも含めて。単体だとそこまで強力な存在ではないけどオロチ打倒チャートに必須な存在なんだイザナギ
ウ、ウシワカ!!!
ウシワカーーーーッ!!!!
え?
このままバトル!?!?!?!?
VS常闇ノ皇①
オイオイオイ
え?ヤバ ””無””じゃん
どうししょ……とりあえず体力いっこ上げとくか……(体力を軽視しきったポイント振り)
とはいえどうするんだ??落とされまくるしどうしようもないのだが
負けバトルだったりする??
試しにやられてみたけど異袋で復活するんだった。異袋復活演出初めて見たや
まあ冷静に考えるとこのバトルの入り方(ウシワカの覚悟の見せ方、アマテラスの咆哮)から負けバトルなんてこと無いよな当たり前だよな。じゃあどうにかして勝たないといけないんだ
とはいえ今できることはへっぴりパンチするくらいだけど………
お!!!!
復活した!!!普通に攻撃すればよかったんかい!!!
トヤマの大神あるある:一番単純な攻略方法がアウトオブ眼中になりがち
うわうわ~~~これ失った筆業を復活させていくバトルなのか。めちゃめちゃめちゃめちゃ良いじゃん・・・・・・・・・・・・・・
ここにきてアレだけ苦手だった桜花を一発成功させるのはアツいぞ!!!(低いハードル)
色々やってこじあけて中身を攻撃していく感じなのね。なるほどね
色変わった!!!輝玉復活!!!!
~輝玉復活・祝いの三式~
普段戦闘では使わない筆業の復帰、いるのか?と思って使ってみると
うおおおおおおお!!!!!!スサノオーーーーーーッ!!!!!!!!!!!これはアツすぎるだろ!!!!!!!!!!!!!
太陽のアマテラス、月のスサノオ!!!!!ふたりはプリキュアや!!!!
え?スロット?常闇ノ皇さん急に俗っぽくなった
うおおおーー!!!
紅蓮大好きーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!
なんか適当に止めてると攻撃とかされて何!?ってなったけど、鏡?を揃えればダメージ与えられるのか
それぞれの筆業の生かしどころがあるの良すぎ。だからスロットだったのか
また形態が変わった。そして壁足復活
壁足は戦闘で活かせるイメージ無いけど……
ラスボス戦のフィールド探索できるようになったの草。絶対これ無くても良いけど、できるよって言われたらやっちゃうよ。戦闘中は敵にカメラ向くから背後に登るのけっこう難しい
迅雷&吹雪も取り返してコンプリート!!!いやこの筆業回収バトルは実際にプレイしないと楽しさわかんないやつだよな・・・・めちゃくちゃ良い・・・・・・
やりぃ!!!
え!?!?!?
あっ・・・・
ア、アマ公・・・・・・おまえ・・・・・・・・
この演出ニクすぎるな。こんなに言葉なしで登場人物の心情を描けるのかよ
しかもせっかく取り戻した神格がまた剥がされてるし!?!?ウソーーー!!!
ア!?!?!?!?
花火のオッサン!!!
翁!!!!!!
ス スサノオ~~~~~;;;;;!!!!!!!!!!
このセリフ前回のウシワカのセリフとセットって感じですごいな…
この辺本当に大神って作品が伝えたいことなんだろうなやっぱ。野球選手だってそうだよ(突然のやきう民)
うおおおお~~~~~~~~!!!!イッスンンン~~~~~~~~!!!!
天道太子の本分だ~~~~~!!ウワア~~~~~!!!!!!
いや、よすぎるな。展開としては王道の元気玉なんだけど(ちな私は元気玉展開大好き)、物語中でずっと言ってきた『神が力を発揮するためには信仰が必要で、それを促す存在が天道太子という絵師である』っていうのがここでこんな風に回収されるんだ~!!!!ワ~~~~!!理に適いまくった元気玉展開本当に本当に好きなんだよ~~~~!!!
ずっと一緒だったイッスン、最終決戦にはいないのか・・・・・って思ってたんだけど、「もうこれ以外ないじゃん」って感じの最終決戦の立ち回りになってるの良すぎ良すぎ良すぎ良すぎ 良すぎ~~~!!!
ただ一緒に付いてくるだけが相棒じゃない、自分にできることを、役割を全うするという“覚悟と行動”によって相棒関係が完成するの、美しすぎだろ!!!!!離れ離れになることで完成する相棒関係!!!!!やばい!!!!!!!!!本当に良い!!!!!!!!!!!!!
見返せばイッスンを煽ってるように見えたこのウシワカのセリフ、全部激励だって分かるの凄いな。こきおろしてるワケじゃなく、「お前の役目はそうじゃねえだろ」ってメチャクチャ焚きつけてる。
…いや、イッスンにちゃんと意図伝わらなかったらガチでただの悪口でしかなくなってしまうギリギリを攻めてるけど笑
いやもうこれで覚醒演出入るのサイコ~~~~~~~~~~~ッすぎ!!!!!!!!!
VS常闇ノ皇②
最終決戦だ!!最終決戦だけど・・・・どうすればいいんだ???
とりあえずいつものボスと同じように様子見つつ色々試しつつ…か?
ア!!!!イッスンさん!!!!!!!!イッスンさんのヒントだ!!!!!!!!
ほんとイッスンがいなきゃダメなんだ・・・オレ・・・
うおおおお!!!マジで今までやってきたゲームシステムとしての業と最終決戦らしい演出の掛け合わせが神がかりすぎる
剣で叩こうかと思ったけど下手すぎて上手く当てられないのでやっぱ勾玉でいくか。勾玉、適当にガチャガチャ押してるだけで攻撃が当たるので最高(原点回帰)
よいしょ~~~~!!!
特に苦戦することなく勝利!まあ実質的なラスボス戦は第一段階、この戦いは天照演出を全面に押し出すエンディング戦って感じなのかな。
ひとりだけど…ひとりじゃねえ~~~!!アオ~~~~ン!!!
やっぱり生きてたと思ったらUFOみたいなのに乗って出てくるのじわる ウシワカ、存在はすっげえシリアスなのにシリアスになりきらん空気感は素なのか?
お前が焚きつけたんじゃい!
アマ公、無二の相棒がいっぱいいてええな
うわ~~~~もうこのままフタリで行っちゃうんだ。すごいな……アマテラスとイッスン、本当にあのまま再会することなく遠く離れていくんだ。よ、よ、よすぎ~~~~~・・・!!!
何を隠そう私は前向きな離別が大好き アマ公とイッスン、マジで最高のバディすぎる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最高最高最高最高最高最高最高最高~~~~~~~~~~~!!!!!!!!
いつか再会するかもしれないけどそれはこの物語の中では語られない系前向き離別エンド最高~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏
あっああ~~~~・・・おわった・・・・・・・・・・・
あ!!!!!!!!
落款!!!!!!!!!!!!!!!ここ用だったんだ~~~!!ブイ✌✌✌
戦闘リザルトくん、いつも空気を読んだタイミングで挟まるのえらいな(イベント終わってから出るから雰囲気が崩れない)って思ってたけど、最後の戦いもエンディング全部流れてから出るのえらすぎる。空気読みの達人だよ
終わり申した。プレイ時間58時間かあ。どっかで初見40時間くらいって見たからまあこんなもんかな…(プレイ時間伸びがちな人)
経過日数やセーブ数が多いかどうかはちょっとわかんないな。比較対象が無いから
総合リザルト!やったーーオール神!!!
妖怪討伐数・取得金額・妖怪牙数は神ライン大幅に超えてるけど幸玉の神ラインは4500なのでややギリギリだったんだな。ヤマト突入前にヨシペタイで緑化活動した甲斐があったのかもしれない。
うれしすぎるスクショ
移身の業っていうのは外見チェンジスキンみたいですね。リアルオオカミやばい見たい 後で見よう
クリア特典の画集ボリュームエグくて笑っちゃった。もうこれで一冊の本じゃんってくらいある。サンキューイッスン
制作会議用のデモ映像、もうこれだけでサイコーにワクワクする映像でウオ~~~!!ってなった。こんなん企画会議に出てきたら興奮しすぎておかしくなるで私が社員だったら
総括
というわけで大神クリアです!ブイ!
大神、かなり前からやりたいゲームリストには入ってて、でもどんなゲームなのかは全然知らなかったんですよね。なんで全然知らないのにやりたいリストに入ってたんだっけ?雰囲気が良さそうだったからかな。名作として名高いからというのもありますね。
ようやっとタイミングが合ってプレイできてよかった~!いいゲームだったなあ。
普段はどちらかというとストーリー重視のRPGや妄想補完ありきのキャラものシミュレーションが主なのでこういうアドベンチャーゲームをクリアしたのがもしかしたら生まれて初めて……?ってレベルかもしれない。ゼルダすら1ミリも触れたことが無い人生だったので
マジで頭が固すぎて単純な謎解きが解けなかったり、筆しらべの操作感がなかなか掴めなかったりと苦戦したところは多々ありますが、全体的に難易度はかなり緩めの印象だったのでカジュアルにプレイ出来たと思います。へっぽこでもまあなんとかはなるってレベル(数回ググっちゃったけど)
私はRPGでもとにかく話しかけられる人には全員話しかける・行き止まりの宝箱とかも見つけられる分は全部回収して回るタイプなんですが、大神やってて探索が一番楽しかったなあ。新しいフィールドに出るたびに『ここは何があるんだろう』ってワクワクした。そういう気持ちに応えてくれる作りで良かった。強いて言うなら全部の装備と筆業揃った状態で探索できる何かのフィールドがあったらよかったな。でもゲームの物語テンポ的には余計になるんだろうなそういうのは。仕方ないね
グラフィックの良さも相まってとにかくフィールドを駆け抜けるだけで楽しいっていうのは凄いことだと思う。アマ公が駆け抜けた地面に草花が生え、とにかく何のアクションをしても気持ちいいエフェクトが出て。アウトラインがぶっといキャラグラフィックのデフォルメ感は唯一無二というか、その時代のグラフィックで出来る工夫の全てが詰め込まれているようで、多分30年、50年後に見ても色あせないんだろうなあと思った。洗練されたドット絵のゲームとかもそうだけど、ああいうのはマジで何年経っても古くはならないんだよな。
ストーリーも、このゲームの主であるアドベンチャーを阻害しない程度に骨がしっかりしてて、長すぎず簡素すぎず丁度良い塩梅で好きだな。語りすぎずある程度は想像に任せるバランス感も良かった。クライマックスの演出もこれ以上ないものだし、アマ公を取り巻く色んな相棒たち、そしてイッスンとの関係性もサイコーだったし。主人公が物言わぬ獣であることも最大限生かし切ってて天晴と言う他ない。よかったよ~~
ただ、プレイ記途中で触れた通り都編は令和のコンプラ意識に慣らされた脳が「キツ~^^;」ってなってしまったので、ほんとあそこだけは惜しかったなあ。セクハラとルッキズムがキツすぎんよ~イッスンさん。イッスン、大好きなんだけど見ず知らずの美人が絡んだ時の言動が悲しいセクハラおじさんすぎたな。イザナミの裸みてヘヘヘ…ってなってるくらいなら(私は)そんなに気にならないんだけど。おっぱいの大きなお姉さんをオッパイ的なあだ名で呼び続けるのとか、顔を知らない気に食わない女についてどうせブスババアだろとか言って(人格の好悪と外見の美醜を直結させてる価値観がヤバ~い^。^)顔見て手のひら返すのとかはねえ、やめたほうがいいですよ~。ダチとしてちょっと言っておきます(イッスンをダチだと思い込んでいるプレイヤー)
神木村編やカムイ編は初対面美人ネーチャンが少なかったこともあって特に気になるところはなかったな。都編はちょっとイッスンがキショすぎてモチベが若干下がるくらいだった。でもカムイ編~EDがサイコーだったので総合的にはサイコーです。イッスン好き。
大神、とにかくゲームとしての最高が詰まってて、本当にゲームしてる~~!!っていう多幸感に満たされて良かったなあ。ゲームしてるんだからゲームしてる以外の何があるんだって感じだけど、なんていうんだ?プレイヤー操作ありきのシステムと演出がバチっと噛み合ったクライマックス演出をしてくれるゲームは本当にゲームじゃないと味わえないものをくれるので大好きです。グノーシアの時も同じようなこと言ってた気がするが。
テイルズとかだとこの感覚はやや薄めではあるんだよね。テイルズはどちらかというと『操作で進めていくアニメ』みたいな感覚がある。でも私はゲームとしてのテイルズも好きですよ。ゲーム、やっぱり自分の手で進めていける、“体験”ができる、という点ではテイルズタイプであってもやっぱり自分で操作してナンボだと思うし。
大神の話に戻るけど、もうとにかくクライマックス演出に尽きますね。これまで集めてきた筆しらべを失い、取り返し、活用する流れが本当に最高の体験だった。本来戦闘では使わない筆業も(多少無理にでも)使えるようにねじこんでて、オールスター感というか、もうねえ、オタクはねえ、クライマックスで今までの色んなものが大集合したりするのが大好きだからねえ、筆しらべラッシュもイッスンの元気玉も全部最高だよ……。本当に、プレイしてきたからこその感慨をいっぱい得られる演出で、こう・・・アレなんだよな。最後まで遊んだプレイヤーを祝福するかのようなクライマックスの作り方してくれるゲームって…良いな……と思った。これもグノーシアの時にも言った!笑
いいゲームでした。今年最後にこれをクリアできてよかった。気持ちよく年が越せそうです。制作に関わったスタッフの皆さんや、このゲームを愛し続けて移植を出しまくる環境にしてくれたファンたちに感謝