【8/13加筆修正】グノーシア/グリーゼ関係備忘録＆私見メモ

2周目進めてたら選んでない選択肢で情報ポロポロ落ちてきたので加筆しました。また情報増えたら書き足すかも

さいしょの投稿日：2021/6/7
加筆：2021/8/13
さらに加筆：2022/1/14

座談会情報を少し仕入れたので、特記の振り返りも含めて色々自分用にまとめたメモ
正直大分とっ散らかってます

個人的にはグノーシアってゲームの情報はゲーム内で拾えるもの、もしくは公式媒体として出ているもので完結したさあるんだけど（制作陣もあの形を“完成”としているし、あの絶妙な断片加減が好き）まあ外部発信媒体で情報出ちゃってるものは出てるものなので取り入れちゃう〜　あんま多いと多分拾いきれないだろうけど（制作者や知らない配信者の肉声聴くのちょっと苦手意識あるので座談会もまだ全編は聞けてないです　ごめん）

それはともかく、とりあえず今のところ把握してる情報を自分なりに整理してるだけの記事です。

でも明確に公式の情報としている部分以外は妄想や付け焼き刃知識での肉付けですのであしからず
私の感覚としては基本的に『考察』というよりは『妄想混じりの解釈』の話をしているつもりです

特記1/知性至上主義。意外と演技も上手い
特記2/超階級国家「グリーゼ船団国家」の出身者
特記3：肉体的には汎性ではないが、魂の問題らしい
特記4：概念伝達に慣れていて、声による会話は嫌い
1. ２周目追記
特記5：グリーゼでは高等部に通う学生だった
特記6：「銀の鍵」の本来の所有者

特記1/知性至上主義。意外と演技も上手い

初期解放特記。この16文字でラキオの基本思想+遊び好きな部分を記しつつゲーム内の動き方にも絡めててすごいなって思う。

ラキオ、グリーゼと思想合わない鼻つまみ者だけど『知性至上主義』って思想はグリーゼと一致してるの面白いな。でも、そうじゃないとそもそもここまで生き残れなかったとも言えるか
もし全ての思想がグリーゼに反してたらとっくの昔に売りに出されてサヨナラバイバイしてたものな

座談会曰く、合理性で判断する＆理性が強い割に『遊び好き』な部分、引いては『合理性に欠ける行動』はラキオの美意識由来らしい。

語り口から察するにラキオの美意識って知性と同じくらい重要なもののように感じたなー。なんかラキオのこと考えてる時、とにかく理性！知性！合理！っていう風に考えがちだったので『美的センス・美意識』ってファクターはあまり考慮してなかったな。いや完全度外視してたわけではない（無意識下で意識はしてたと思う）けど、こうハッキリ言語で示されるとまたちょっと考え方変わってきそう。

遊び好きなところも結果の証明故なの？って若干無理やりこじつけてたけど、ラキオの思う美意識ゆえって言われた方がしっくりくるし。余計なこと言っちゃうのもなんかこういうのなんだろうな　ラキオの不合理なところ

特記2/超階級国家「グリーゼ船団国家」の出身者

特記回収記事から引っ張ってきた

以下は座談会よりかいつまんだメモ

・ラキオの服装は出身国の人から見ても派手で異端　主張を込めた衣装（他の人はもっと合理的なのが好き）
・グリーゼの基本思想は『知性至上主義』『人間性の喪失』
・他の多くの国は擬知体に管理を任せている設定だが、グリーゼのトップは人間
・かつ、人間のための行動は取らない。人間は道具であり資源、商品である
・ラキオの思想とは合ってない。ラキオは祖国の鼻つまみ者である

情報量が多い…！

人間が治める国

こう情報を見るとすごくディストピア的というか、一見何か発展しすぎた故にたどり着く人間性の喪失のように見えるんだけど、あの世界の人間の認識としては『硬直している（＝過去から進歩していない・変わっていない＝旧い？）』っていうのが凄い面白いな…と思う。

恐らく最もハッキリ『硬直している』部分は階級そのものっていうより『人による支配』って部分なんだろうな。他の国はとっくの昔に擬知体管理体制に移行しているのに…という。階級制度も旧いだろうけど

人が支配しているにも関わらず人間のための行動は取らない部分すごい気になる。支配体制についてちょっとまだ学がなくてアレなんだけど、個ではなく全の為に国を運営する…みたいな感覚なんだろうか。でもそれだと階級って言うより社会主義みたいになりそうな…？
トップ＆国のためだけにその他全部があるみたいなノリなんだろうか。“超”階級国家ってくらいだし、一番上のやつが一番偉い構造だとしっくりはくるけど（女王蜂？）　わからん　社会の勉強しなきゃ…

こんだけ階級！実力主義！みたいな感じなのにトップの人だけ世襲制とかだったらすげえ旧い感じして良いなって思うんだけどこれは妄想です。

というかそもそもグリーゼ以外の多くの国は擬知体に管理を任せてるっていうの面白いよな～～　それで上手く回ってるんだな…擬知体、創作でよくある『AIの反乱』とかそういうのはなく本当に人間のために動くようにできてるんだろうか。ステラがどれだけ情なかろうが何やねんコイツと思っていようが何千年かかろうが一生ジョナスに付き従うように。…あ、いやでも全裸死亡事件とかあったな………AIの反乱あるじゃん

…まあ全裸死亡事件はともかく、長い時の中でそういう危険な可能性のある擬知体はある程度排除・改良されていったのかもしれないね（改良という言い方は人間に寄りすぎてるけど）イートマキマキ

人間に国の管理を任せるのは色んなことが絡んで不備も綻びも多い…っていうのは旧宇宙時代の我々も歴史で山ほど習うし実感してるところだし、故に1000年の間に擬知体管理体制に移行していったんだな。そこにも色んな変革があったんだろうな……そしてジョナスはそんな社会に属してないから擬知体が理解できないんだ……

いやほんとこんだけ社会の営みの中で重要な役割を果たしてる擬知体が“わからない”ジョナスの異端さすごいな

あと、『擬知体ではなく人間が支配する国』って言われるとレムナンが反抗するに値する社会なんだ…って感じしておもろいな。グリーゼがちゃんと擬知体に管理されてる国だったら絶対レムナン反政府しないでしょ

価値のある人間とは

ラキオ、祖国の人から見ると明らかに合理性に欠ける服装をしているし、鼻つまみ者のように思われる存在にも関わらず『価値のない人間』とはされていないのがメッッッチャ面白いな。『知性至上主義』的な部分で結果出せるやつは社会に馴染んでなくても価値を認められるんだ

感情的な部分は度外視されるって考えると『人間性の喪失』って部分的にすごいしっくりきて面白い…面白い……。どれだけ性格良い善人だろうが結果出してない人間はモノ扱いだし、逆にどれだけ社会から浮いていようが一言多かろうが鼻つまみ者だろうが結果さえ出していれば『価値のある存在』扱いになるらしい。

ラキオは他者との交流という観点ではめちゃくちゃ難のある性格をしてるけど、人間性度外視・知性＆結果が全ての社会だから迫害されたりはしなかったんだ。多分(そして多国籍な議論の場だと価値観が違うから即冷凍される)　おもろ　おもろ～～～！！

でもラキオの良い所は祖国である程度得ている位置で満足せず『社会、合わね～～～！！！革命すっか！！！』ってなるところだよな……現状満足を知らないところ最高

人間は道具であり資源、商品

グリーゼの資源が『人』なの、グリーゼが『船団国家』であることを考えたら納得感強くて面白いな～。星じゃなく船だから一次産業的な資源が採れない→『人』を資源とする産業体制になっていったってことなんだよな…？社会知識が付け焼き刃すぎて今すぐ勉強したいんですけど（あと宇宙時代における資源観全然違いそうでなんとも言えないけど）

翠星のガルガンティアみたいな海上の船団集落なら魚採ったりする産業もできるけど、宇宙だもんね～～～

いやほんと『人』を資源とする産業であるって言われるとメチャクチャ納得できるな。『一山いくらのモノ扱い』って部分。人間、完全に農作物じゃん

いや、現代日本とかでも少なからずそういうところはあるんだろうけど（人的資源って言葉もあるし）、もうドチャクソに極端に人間性とか人権とかをぶっ潰して完全に資源・道具と同等のものとして認識・取り扱ってるのがグリーゼってことなんだろうな～。多分『人を資源とする体制』においてはそれが一番合理的で効率良いから　権利とか人格を認めるとその分色々なコストかかっちゃうもんね。人間性の喪失、マジで合理的だと思う

人という資源を用いた国の運営、国内での売買だけじゃなく当然輸出もしてるんだろうな。生活資源は輸入に頼ってるだろうし。他国や連合には人身売買や奴隷に関する法とかありそうだけど、グリーゼは宇宙連合に属してない国とか裏取引とかそういう流通ルート持ってるのかな。持ってそう

『様々な意味でモノ扱いされる』だからその通り様々なんだろうけど、やっぱ大口顧客は大量の労働者を求めるお客さんなんだろうな。グノーシア世界がどれくらいマンパワー頼りなのかわからんけど、シピとか見てると『労働者』って存在は普通に必要とされてるっぽいし。

まあ知性至上主義の国なのでシピみたいな単純肉体労働力じゃなく、IT・技術系とか頭脳労働系なんだろうけど。それこそレムナンがやってたみたいな『普通に社会に属してる人間にはできないような労働』とかグリーゼ人材向きだよね多分。（レムナンはあれ楽しそうにやってたけど）

擬知体の働きは色んな所で言及されてるけど、ロボ的なものってどの程度使われてるんだろう。レムナンのあの仕事は人力だったりするしなあ。野生野生してる上に擬知体ピンときてなかったコメットの星のこととか考えるとピンキリか。発展具合によって人間労働力を欲しがる国もいっぱいあるだろうな

適当に安価で能力低くても良いからとにかく労働力が欲しい時はグリーゼがお買い得というか、旧宇宙時代の奴隷制よりもずっと商品カタログ整ってて買いやすそう！やだな～～！

グリーゼ、大昔はどこかの星にあった国とかなんだろうか。星の滅びなんかと共に船団国家になり、国を存続させるために人という資源を主な産業として扱う体制になっていった…みたいな歴史だとすごいそれっぽい気がする。

子作りとかもめちゃくちゃシステム化されてるのかな～。SQみたいな出生がある世界だと思うと工場じみた人間生産ありそうだけど、でも生まれて育っていく中で結果を出すことによる競争の過程を含むこと考えたらあまり画一的な生産（デザインをそのまま出力するコピー人間じみたこと）はできてない　よね

当然だよな。農作物だってどれだけ品種改良しても全部同じ実がなるわけないもんな　ラキオみたいな変なのも生まれてくるんだ　人間オモロ

合理性求めて人を増やすなら当然男女のつがいなんて非効率的なこと絶対しないだろうし、システム的な何かは作ってそうというか、優秀なタネからいっぱい子供作ってたりとかもあるんだろうな～～～。そもそも価値がないとされる人間はモノになる＝子作りもせずに血は途絶えるだろうし。ラキオ、遺伝子的なきょうだいが500人くらいいたらいいのに

こういうこと考えると一周回ってグリーゼ、人間と言うよりはそういう動物とか虫みたいだな……アリとかハチみたい

野生児のコメットと知性至上主義のラキオ、両極端に見えて『恋愛＝交配』って発想するところ面白いな～って言ってたけど、グリーゼの人間性喪失っぷりを考えたらそもそも根本がけっこう近いのか…？って気すらしちゃうな。

体制や理由こそ違えど、コメットの星もそもそも人権って概念極めて薄そうだし、敗者の末路はそれぞれ違えど生存競争激しい社会だし。面白いな～

おへそ（与太話）

グリーゼやグノーシアSF宇宙の人間の出生について考えてた時に思いついた与太話

これはただのこじつけというか、作者側が意図している保証がいっっっさい無い、「いや、その着眼点は草」で済ませてほしいド与太話なんだけど

培養ポッドベビーっておへそあるのかな・・・・・・・・・・

おヘソってへその緒を切った後なわけじゃん。へその緒って母親の胎内で生まれるからこそ必要なものじゃん、培養ポッドで生まれるならヘソってできないんだろうか・・・・・・？それとも『機能は失ったけど形として残ってる』みたいな感じで外見だけ残ってたりするんだろうか。でもヘソってへその緒を切らないと発生しない身体的特徴なんじゃない？どうなんだ？

キャラデザとしてヘソが存在するのはコメット・沙明・レムナン、しげみちは特殊なので置いておくとして、ジョナスもサウナスチルでヘソ見えてる　この人たちちゃんと母親の胎内でへその緒で繋がってたのかな・・・・・・・・・・・・・・・その可能性が非常に高いな・・・・

『このキャラ、母親の胎内ではへその緒で繋がってたのかな・・・・・・・・？』とかいう謎の感想　いやでもヘソ、出生に関わるでしょ！？培養ポッドベビー技術が存在する1000年以上先のSF未来宇宙ですよ！？胎内経験があったかどうかは重要な情報では！？（？？？）

ラ、ラキオは・・・

（若干色調補正）

腹にできる線なのかヘソなのか断定できねえ！！笑

でも一応身体的には男性なので男性のへその位置には見える　ラキオ、ヘソがある可能性が高い　何の検証なんだよ

いやまあ先に述べた通り、へその緒で繋ぐ必要のない生まれ方になってたとしても形だけ残ってるって可能性はあるし、へそがあるからなんなんだよって話だし、この項目はマジで与太話なんですけど。こういう話してるSF作品やSF作家やSF研究家の文献どこかにないのかな・・・

ヘソのこと思いついた夜から朝にかけてSQとラキオのヘソのことしか考えられなくなったので書かずにはいられなかった（？）

～与太話おわり～

2022/1/14追記

ついでに、ぬいぐるみ用に作った、ラキオとレムナンの背面資料もあげときます。 pic.twitter.com/xRjWIReAtS

— ことり (@cotoriGlobule) January 14, 2022

へそあった！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！

いや本当にこれただのアホ与太話で考察もクソも無いと思ってるんで「へそ、あったな」「おう」＞完＜って感じなんですが。へそ、あったなぁ！

『人間性』

なんか色々考えてると『そもそも人間性ってなんだよ』って感じになってきたので辞書の定義を色々引っ張ってきておく

広辞苑：人間としての本性。人間らしさ

明鏡国語辞典：人間として生まれつき備えている特有の性質。人間らしさ。「-を疑う」

ブリタニカ国際大百科事典：人間の人間であるゆえん、すなわち人間の普遍的本性の意であるが、人間らしさという価値的意味をもつ。
この言葉自体、多義的であり、西洋ではギリシア、ローマの伝統に基づくかぎり、人間性は野蛮人との区別において、いわゆるギリシア、ローマの古典的教養を体得した「人間的人間」としての卓越性を意味した。（以下略）

goo辞書：人間特有の本性。人間として生まれつきそなえている性質。人間らしさ。「人間性にもとる行為」「人間性を疑う」

なんてふんわりした言葉なんだ　人間性

人間性、価値観や環境や時代によって定義が変わるし、さらに言えば個人によっても性質が異なるものなので、ざっくり言えば『人間の個の性質』と捉えれば良いのかな。

『人間性の喪失』、捉え方は色々あるけどまあ『人間が持ちうる性質の喪失』『個の喪失』という感じで良いのかな。

百科事典記載の『昔の西洋では野蛮人との区別という意味もあった』みたいなところじわじわくるんだけど（勿論これは大昔の差別的なアレなので現代や未来で正しい定義ではないが）。でもやっぱグリーゼ、考えれば考えるほど知性があるだけの動物じゃねーかという気持ちになっちゃうな

階級について/2周目追記

白質（脳の中枢神経が集まるところ）が上位、肉塊が下位…ということで、グリーゼの階級名は人体のパーツ名から取っていると思われる。

支配階級であることを考えると、人体を支配・コントロールする脳はかなり上位なんでしょうね。内蔵とか血管とか骨とかもあるのかな。

特記3：肉体的には汎性ではないが、魂の問題らしい

ラキオのシャワーが長いの改めて見るとちょっと面白いな。台詞の流れ的には『考え事してたから長くなってた』って感じっぽいけど

ラキオが『汎名乗ってて肉体的にはまだ男』って状態なの、グリーゼの資源が人であるっていうの踏まえて考えるとすごい面白いな。

というわけで、8/5、6の全国エンタメまつりに参加します！　『グノーシア』のプレビュー読本を持って行きますよー。キャラ紹介とか、実際のプレイを文章におこしたのとか載ってます。岐阜にお越しの方はぜひぜひ pic.twitter.com/KlKDYsOl9Y

— ことり (@cotoriGlobule) July 31, 2017

私の『汎性に対する認識』は概ね↑の3枚目、＊部分なんですが

＊汎性：男でも女でもない第3の性。無性とも呼ばれる。性別の身体的特徴を外科的施術で排除している場合が多い。動物的な本能が薄く、論理性や集中力に優れている。

先に書いた通りグリーゼの資源(ヒト)生産体制がどんな風か分からないけど、ヒトという資源の生産にはやっぱ雄と雌が必要なわけじゃん。きっと価値のある人間の遺伝子を残そうとするわけだから、優秀な人間ほど性別ハッキリしてる方が都合いいのかなって思うんだけど。優秀な個体の生殖機能を排除するなんて普通に資源的な損失じゃない？？（価値低いとされるモノ扱い人間なら寧ろ汎の方が都合良かったりする場合もありそうだけど）

そんな国で己の魂の在り方から汎を名乗ってるラキオ、アチイなあ～～～！！！というか我が強すぎるな。浮きまくる合理性皆無派手ファッションに汎名乗り　流石
いやあ他の人からしたら理解できないし邪魔くさいだろうな～ラキオの存在マジで

これはD.Q.Oの面々に対する言葉だけど、祖国でもこんな気持ちなのかなって思えるな。「みんな僕を疎ましく思ってるんだよね＾＾でも僕は優秀で結果を出してるから排除できないね＾＾残念だね＾＾」みたいな

＊ちょい別角度の話

（自分でちょっと考えたことに自分でツッコミを入れる）

『いずれは汎化処置を受けることになる』ってちょっと受動的な言い回しではあるんよね。ラキオの性格なら『いずれは汎化処置を受けるつもり』って言い回しでもおかしくない気もする。

とは言えこんな言葉尻取ったような部分よりも『魂の問題で汎を名乗っている』っていう解釈優先度上位の情報があるので、やっぱりラキオの汎名乗り＆汎化処置受けるのは能動的なものだろうし、グリーゼという国主導のものではないんじゃないかなと思う。現状の見解です

＊ちょい別角度の話②

そもそも汎化処置って生殖機能の完全喪失になるんですかね。
その辺ちょっと明るくなくて分かんないんですけど

『性別の身体的特徴を外科的施術で排除している場合が多い』だからとりあえずブツなどは排除するんだろうけど、グノーシア世界に髪の毛プチっからの遺伝子培養みたいな技術ができてるなら繁殖革命すぎて従来の生殖機能いらんくね？感あるし　合理性重視なら絶対そうなるだろうし

まあこれも、技術としてあったとしても導入されてるかどうかは環境次第なんだろうけど（コメットの星とか絶対そういうの無いだろうし）
と言うかそもそも技術としてあったとしても一般的に広く知られてはなさそう　なんとなく

グリーゼ、知性至上主義だし人間性喪失だから一見すると動物的本能って言葉はそぐわないんだけど、国自体の在り方は真社会性の虫みたいだし、優秀な種の存続と繁栄は絶対条件みたいな感じがするので一周回って動物っぽいというか、汎的ではないよなあと思ってしまうな。そもそも『人間性が無い』って社会構造的には動物や虫に近いところあるし…？

いやまあ露骨な性欲人間とかはほぼいないんだろうけど。でもちゃんと知性あって優秀なら、ラキオと同じように余裕で存在許されそう。グリーゼの変異種スケベ人間（架空の存在）

特記4：概念伝達に慣れていて、声による会話は嫌い

これについてはどちらかと言うと国自体がコミュニケーション手段として概念伝達を選んでる感じかなあ。コミュニケーション手段は相手がいないと成立しないし、ラキオが殆ど概念伝達で済ませてるなら他の皆もそうなんだろう的な
知性至上主義って思想から考えても合理的だしね。

概念伝達、SF未来的すぎてマジで具体的な想像ができないんだけど、ラキオの口ぶりから考えてポートさえ開放すれば誰相手でもできる感じではあるんだよな。頭にSIMカードみたいなの埋め込んだりしなくても

いや概念伝達マジで想像できんな。どんな風にコミュニケーションするんだ……祖国のラキオがほぼ概念伝達オンリー生活してるならそこら辺の道歩いてても概念伝達でコミュニケーションできるレベルなんだろうか。いやそもそも立ち話なんてしないか。ラキオが誰かとやり取りする場所ってほぼ何かの施設内しか想像できないし

概念伝達に似た設定のあるSF映画とか何か無いのかな……今めちゃくちゃSF映画に関心ある

２周目追記

クイズ間違えた時の方が詳細に説明してくれるラキオさん

特記5：グリーゼでは高等部に通う学生だった

旧宇宙時代の学校制度をまだ使ってるグリーゼさん。まあ施設自体は我々が想像する学校とはぜんぜん違うんだろうけど。

多分これ国営の教育＆収容機関だよな　というかもう生まれた瞬間から全員共通のルートとして（価値を選別するために）学校機関にベルトコンベアされてくみたいな

特記6：「銀の鍵」の本来の所有者

グリーゼに戻れないラキオと普通に戻れるラキオがいる。その差はおそらく『グノーシアのいる船に乗り込んだか否か』であることが濃厚……かな。他に条件の違いないもんな
『グノーシア騒ぎに巻き込まれた』って意味では一応全ループ共通ではあるけど

銀の鍵紛失したから説もあるんだっけ。でもセツのはじまりのループで普通にくれてるし、可能性としてはグノーシアの方が分かりやすい気がする。グリーゼのお国カラー的に『人間消す存在』ってヤバすぎるもん。ちょっとでもヤバい可能性ある人間もう帰国させられないでしょ

いやどの国でもグノーシアはヤバいけど、他の国とはヤバさの種類違うよな。畑に毒流し込まれるようなものだし
一次資源が枯らされるどころか、毒入りだと思われるかもしれないのヤバい　絶対やばい。安全であることを保証して野菜を売らなきゃいけないように、人間資源にグノーシア混入なんて絶対あっちゃいけないもん（倫理観ゼロ文章）

ほんとラキオなんで銀の鍵なんて持って出国してたんだろうな。グリーゼのお国柄考えると宇宙旅行なんて娯楽絶対ないでしょ。そもそも宇宙全体がグノーシア騒ぎに見舞われてるご時世、人間資源の国から気軽にハイリスクな出入り許されるとは思えないんだけど。

ラキオが鼻つまみ者だから厄介払い的に出された可能性……は無いんじゃないかなあ。ラキオ、鼻つまみ者だけど優秀だからこそ地位を得てたわけだし、Day0宇宙では普通に戻れてるしな

お国柄＆ラキオの性格や主体性考えると、やっぱりラキオ自身に何か目的があって・なんか上手いことやって出国許可得て出てきたっていうのが妥当な気がするなー。銀の鍵もそれ関係って感じする

でもこの文章的に出国時点で革命を考えてたわけではないよね。まあ『純粋な知的好奇心で国出た』って言われてもラキオなら納得できるけど（銀の鍵の性質的にも噛み合うし）

なんか良いなって思うんだよな。『閉鎖的なディストピアっぽい国で生き残ってそれなりの地位を確保してる自我と主体性の塊みたいな学生の若者が、知的好奇心で外の世界に出てきた』みたいなの　いやこれは完全に私の好みによる妄想なんですけど
しかしそう考えるといよいよラキオってコメットだな。本人に言ったらは？って顔しそうだけど

シピとコメットの出会いと歩みも、ラキオとレムナンの出会いと歩みも、色んな選択と行動と希望の末のことなんすよ。ロマンじゃあないですか
一人でいた君と僕が出会ったそのワケを今知りたいってダイナゼノンのOPも言ってた

色んな行動と選択の因果の末にD.Q.Oに偶々居合わせた14人（＋1）っていう概念が激烈に好きなんだと思う。