財布を買い替えようと思った。最近…というか今更ながらかなりキャッシュをレスしているので。あと、荷物が必要ない出かけの場合極力手ぶらに近い形で出かけたいので。シンプルに大容量サイフ、邪魔だ。
というわけで色々調べてみて、薄めの財布として有名なやつに行き着いた。商品名は『薄い財布』そのままである。
値段はそこそこするけど、日常使いして長く使うものにはある程度出せるので許容範囲内。有名な商品なのでレビューも豊富だった。
それで色々調べて、色味がかなり好みのイエローのものを買うことにした。
(画像引用元 )
届いた。
………… …………???
なんか……黄色といえば黄色なんだけど………黄土色じゃないか?
基本的に商品写真は補正されたイメージなので、ある程度鮮やかさが損なわれることは許容できる。そういうものだと思う。ただ………なんか、この黄土色は……全く異なるタイプの色ではないだろうか…………???
考える。どうせ色がキレイな財布を買ったとしても、汚すものだ。それなら最初からちょっと汚い色だったとしても結果的にはあまり変わらないのではないだろうか。
そういうことを考えながら、朝の日差しを浴びせてみる。明るい場所で見れば好みの色味に見えるかもしれないと思ったので
赤いのは一緒に買った付属拡張品です。鮮やかな山吹色の財布に赤ケースを取り付けてな、最強の黄赤財布を作ろうかとな………思ってな………
いや…………………
わりい、やっぱちげえわ。
流石にこれは『商品イメージと色が違いすぎます』でも正当性のある返品理由であると…思いたいですね。Amazonの返品、簡単にできすぎて逆に不安になるけど。
というわけで別カラーのものを買い直すことに。
目をつけていたのはこれ。コラボモデルでカラーリングがあまりにも私向けすぎる。

ただ、この赤と黄色が実際の品だとどんなもんか。メチャクチャくすんだ色だったら悲しすぎるかもしれない。
ネット上から写真をかき集めて色味をチェックするなどしてみた。なんか、ライティングとか関係なくかなり個体差があるようにも見える。
くすんだ色のものはとことんくすんでいる。ウーン………
いやァ~でも他にコレ!ってのないし……ええい、ままよ!
というわけで届いた。ぶっちゃけまあまあくすんでいる。この赤なんてほぼえんじ色と言っていい。……けど、こっちはそんなにイヤじゃないかも。もちろんもっと鮮やかであってほしかったけど、まあ悪くはない。黄色の方の色なんかはかなり明るめで嬉しい色だし。
財布の赤はくすんでるけど同時購入したカードケースの赤はかなり理想的なので、組み合わせることでまあまあ嬉しい見た目にすることができる。ええやん。
これよくて、桜の模様が入ってるんですよ。紺色×赤色で、桜……そうだね、羽出井一族だね。
外見は羽出井、中身は彩度低めの徳甲。…の概念。うーん、いいんじゃないでしょうか。
この財布本体にはカードが5枚まで入ります。使うカードを厳選しようっていう思想で作られてるからですね。私も普段はクレカとキャッシュカードくらいしか使わないので十分なんだけど、紛失防止カード入れてるし、マイナンバーなんかの『必要な時は必要』系って都度持ち出し判断をするような形だと間違いなく忘れるので、別個で付属できるカードケースを買ったという次第です。
セツも見ています。これは必要なカードなので。
こっちも入れておこうね。お守りだからね。
うーん、これはカード厳選の思想を伴った財布運用。
これはバカみたいな蛍光色がイカす先代財布との比較。カードケースくっつけてるせいで厚みは大して変わらないように見えるけど、体積は相当減った。いいんじゃないでしょうか。
革の質感とかの話
革の質感的にも買い直した方が好きかもしれない。イエロー(黄土色)返品前にどうするか迷ってる時、一旦中身を入れてみたりもしたんだけど……黄色い方、革が薄いのか小銭や鍵を入れると外側が盛り上がって見えたので……。なんかヘンなクセがつくんじゃないか?と不安になった。
買い直した方は小銭や鍵を入れても外側に盛り上がる感じはなく、いい感じに見えます。
レビューを見ているとこの笹原エディションは革が薄い、ペラいと書かれていたのだけど、全然そんな感じしない。返品した方がペラだった。もしかしてどこかの生産分から革の種類が変わってたりするのだろうか。革が変わる前はもうちょっと鮮やかな色だったけどペラい、今のは革が厚くなった代わりにちょっと彩度が落ちた……のだとしたら、まあいいか。って気持ちになった。推測だけど。
手触りなんかもこっちの方が好みで、それも含めて悪くないと感じたのだと思う。色はまあちょっとくすんでるけどなんか良い。黄土色の方はなんか………全てを総合して“なんか嫌”だった。私の美的感覚の全てが黄色信号を発していた。黄土色なのに。
それはそうと、レビューなどを探すために過去の動画や記事などを漁っているとめちゃくちゃ値段が上がってて世知辛さを感じた。10年くらい売られてる財布なので。
そう、10年くらい売られてる財布なので、これを更に改良したような財布がよそからも出てるんですよね。

友人に教えてもらった財布
これ見ると『薄い財布』レビューに書かれているような不満点をピンポイントで改善したような仕様で、作り的にはこっちの方が良さそうだと思った。ただ私はガキなので大人っぽいシックな色と軽やかな淡い色だけというのは……嫌だ………真っ赤なのとかがないと嫌だ………となって見た目を優先したのであった。よろしくな、自一族概念みたいなニュー財布!
というわけで使った。小さめの財布、ポケットに無理なく入るのでサイコー!!!
内側のくすんだ赤も、これほとんどお札で隠れる部分なんでほとんど気にならないな。
今まで使ってた財布のカード入れがかなりミチミチでカード取り出すのがけっこう大変なタイプだったのでスルっと抜けるだけで快適すぎる。もうすでに買い替えてよかったになってる。自一族概念だし(自一族概念だし)