関西コミティア行ってきた/出張編集部メモ+なんか自分語り

関西コミティアに行ってきました。売り子で
とは言っても同席というより留守にするときの番程度だったけども。

懸念していた腹痛ですが(最近腹痛がち)
朝一で来て以降は大人しくしてくれてて良かったです。でも関西コミティアは比較的空いてるのでトイレは行きやすいと思った。腹痛がちでも安心ですね。

それと、今まで使ってたボロッボロの交通ICカードを失くして警察行きになった(←これは去年のこと)のをきっかけにやっとモバイルICにしました。この日がモバイルICデビュー。スマホをかざすだけで改札が通れるのって……かなり便利かも……
これでまた現代人に一歩近付けましたね。

 

今回はあんまり買い物しなかったけど、イイ感じの雑貨などを買えてよかった

あの整体のアクキーです。

整体に行ったドラネッツくん

 

朝は雨だったんだけど午後には止んで綺麗な海とさんふらわあが見れた。よかったね

 

 

というわけで出張編集部に初めて行ってきました(唐突)
持って行ったのはグノーシアの同人誌。なんで新しい方の創作じゃなく2年前の二次創作を!?これには海より深い理由があったりなかったり……後述します。

VIV/ID〈グノーシア/レムナン+ラキオ本〉 - トヤマんとこの通販 - BOOTH
※再販分は印刷所を変更したので用紙などが違います。カバーがちょっとツルツルで抜けやすいです。 ※印刷所を変更したので最初の価格から100円引いています。 --- グノーシア/レムナン+ラキオ本/本文100P ネタバレ盛り盛り本編沿い補完妄想...

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この本ですね(過去呟きから画像引っ張ってきた)

レポというほどでもない所感など

流石に持ち込み側の私も『前提情報の共有が必要すぎる同人誌』であるという認識はあるので、それを伝えた上で絵やマンガの表現を見ていただこうと、そういうつもりで臨みました。
初めての出張編集部だったので、とりあえず大手少年誌へ。

マンガが上手って言われた!!!!!!!!!!!!!!
絵とかコマとかキャラのタイミング(?)が良くてメクリも意識できてて見せゴマも作れてるって言われた!!!!!!!!!!!!!
って聞かれた!!!!!!!!!!

??????

えーーーーーーーーーーーーーーーー!?!?

♪調子に乗っちゃダメ~

なんかわからんけど絵やマンガ表現についてめっちゃ褒められました。なんかわからんけどっていうか、頑張って画作りなども詰めた本なので褒められたのは素直に嬉しい。

ただ、前提情報必要本すぎてストーリーのことは聞けんよな…と思っていた手前マンガとしての完成度を褒められた後のやりとりがスッゲエ……大変で……というか編集さんに大変な思いをさせてしまい……めちゃめちゃコメントに困っていた…。なんか捻りだしたようなことを色々言ってもらった。ごめんなさい……

ストーリーはさておきマンガ的表現の指摘を貰う気満々で行ったので嬉しい反面申し訳ない気持ちになり、対人MPがそこで尽きてしまって一社で終了してしまいました。出張編集部は何社か回って色んな角度の意見を貰うっていうのが鉄則ってのは知ってるんですけどォ……この前提情報必要すぎ本で何社もの仕事人(しごとびと)を困らせることを考えたらちょっと回る気になれなかった。そこまで図太くあれなかったね、私…

でも褒められたのは嬉しい……自分のマンガ力(ぢから)が一定水準まで達してたことを客観的に言ってもらえてうれしかったよ…。流石に誰にでも聞かないよね商業やったことあるかどうかは ありそうな水準に見えたから言ってくれたんだよね!?う、うれしい!!でも調子に乗っちゃダメ!!精進しろ!!!

 

ストーリーとか構成とかキャラとかの話メモ

これについては今回持ってった本が二次創作・かつ原作クリア済で文脈と流れを理解している人向けの内容なので、本来一本のマンガだったら説明すべき点を省略しまくっており、編集の方も本当にコメントに困っていたんですが(かさねがさね…スマン…)

そんな中で言っていただいた内容、この本には当てはまらないけど今後オリジナルをやる上では参考になりそうだったのでメモしておきます。

・設定を味わう部分が大きいのでもっとキャラを動かすといい
→この本的には『その“俺の考えた妄想設定”』を出すことがメインで、そこになんとかストーリーらしき体裁を整えた、みたいな感じなのでそうなるのは仕方ないと思う。

ただ、オリジナルをやる時もそうならないように気を付けないといけないな~とは思った。オリジナルも割と設定作りをやりたくてやってるようなところがあるけど、それでもやっぱキャラが動いてナンボだもんね~。キャラが動く→(自分でも考えてなかったような)設定が湧く、っていうのが私にとっての理想形ではある。俺屍とかは割とそういうとこあったもんね。

・箱の作り方で緊迫感とか、興味が出るようにできる
→これもなんかわかる。めちゃくちゃわかる。グノーシア原作がそうだもんな。この本には無いが…
創作の方で考える。現状の創作世界、意図的にあんまり世界や状況に緊迫感を持たせないようにしているので(終わりを目指す話じゃなく終わりを探すような作り方をしているため、緊迫箱は目標落下地点が明確になりすぎるかなと…)

でもやっぱなんかあった方がいいんだろうな~~~とは思っている。思ってはいる。むつかしいが……
私が好きな緊迫感のある箱って時間制限?期限ツキの状況なんだよね。俺屍にせよ野球人生にせよそういうところがある。今やってる創作、一応そういう期限的な設定をぼんやり考えてはいるので、それをいい具合に描写できればいいのかなあ。むずかしいなあ

・ワクワク感や続きが気になるってさせるには→主人公の動き、事件性、行動と結末
→主人公に主体性が無いよねって言われて、そうだね、レムナンってそういうヤツだよね。と思った。なのでこの本に関してはしゃーない(というかレムナンが主体性を持つきっかけまでの話とも言えるし)

創作に置き換えて考えるとマ~~~~~~~わかる 大事なところだ……。主人公が動いて変わること(+なんでそういう動きをしているかの根本を忘れられないようにすること)、出来事、結末…大事だよな~~~~~難しいよな~~~!!!

正直マンガの絵や作りは褒められたもののこういうストーリー構成の部分は未知数というか多分大したことないので、ホンマ頑張ろう…と思いますね…。難しいが…意識はする…意識するためにブログにメモってんだ

 


 

余談①:一応メモ取りながら話聞いてたんだけど全然メモ間に合わないし後で見返してもよくわからんミミズ文字が大量にあって、マジで断片的な「多分言われたっぽいこと」しか書けなかった。世界の出張編集部レポ描きの人たちすごくない!?なんであんなに詳細に書けるの!?!?!?!?

余談②:今回はゴリゴリの少年誌に話を聞いたのでかなり骨太というか、『面白くするには』という軸の話をしてもらった気がする。私としてはそっちの構造に関心があるので助かった。…のだけど、もう少し女性向けに寄れば感情の話とかを色々聞けるのかなーと思うと女性寄りターゲットのところも話聞いてみたかったかもしれない。王道面白さも感情が出る話も全部ほしい!!!(強欲な壺)

 

なんで創作マンガの方を持ち込まなかったの?って話

ビビったんか?と言われればまあ率直に言ってしまえばそうなんですけど

なんというか、私は一次創作をするぞ!となってそのコンセプトを立てるにあたり、『マンガ一本で勝負する』という気が全然無かったんですよね。というか、マンガ一本で成立する面白いコンテンツなんて世界中でプロが描いてるので自分がやらんでもええ…という気持ちがあり。

だから『世界観の探求』を主目的に据え、居城となるサイトを作って、色んな項目を立て、マンガはその1コンテンツとして(世界観を広げるための手段として)やっていくもの、という形にしたわけです。それなら私のやりたいことと合致するなと。

詳しくはこのページに書いてある

ことはじめ | 八百八郷(ハッピャクヤキョウ) | ぶらり創作世界開拓記
この企画自体を始めた経緯などを語る記事

この前提をいきなり全部共有するのは無理なので、創作マンガ単体を持っていくのは気が引けた…という感じです。なんというか気持ちの問題ですね。まあビビったんですけど。あとあの膨大なページ数をコピーするのが面倒で…(カス?)

二次創作にしても創作にしても結局前提共有が必要な話になるのなんやねん!!という感じなので、『マンガ』を評価しに来ている編集者さんとお話しするのって…MPがかなりいるよね~~……むずかしいね……

なので、もし創作マンガを持ち込むとしたら『きちんと製本する形で世界観や前提をある程度共有できる体裁にしたもの』、かなァ~~~!!と思っています。うん…

 

マンガ一本でも読める!!そんな話にしたい気持ちはメチャクチャあるので、私がもっと面の皮が厚くて図太くて色々気にしなければ普通にコピー用紙を持ち込めばいい話なんですけど!!でも今回試しに二次創作の前提情報必要本を持ち込んでみてやっぱり前提共有できねえやりとりはつれえわ…となったので自分の心の平穏の為にもね。

それはそうとめっちゃ為にはなったので今後に生かせるといいな~。むずかしいなーまんがは…

私の創作マンガの1話1話の役割というか目指すところの話を少しするか。1話ごとにキャラなり世界観なりの『新しい情報』が出てくることをノルマに考えてるんですよね。そういう創作企画なので。だから1話ごとに目指すところはある程度明確なんだけど、その道筋を面白くしたいよね~~なるべくね~~~。設定を味わうためにおもれえ話が描けるようになりてえ……がんばろう

 

それはそうとマンガを褒めてもらったの、うれしすぎ

うれしすぎ。私はイラストもマンガも描くオタクだけど、マンガはマンガとしての表現にちゃんとしたい、やりたいという気持ちがあるので、ある程度は形にできてたんだな……といううれしさがある。

うれしいのでこれまで出してきた同人誌の出来を振り返っていいですか?いいよ

これ多分私が初めて出した印刷所製の本 トヤマ!!フォントが!!!
左ページの1台詞目とか明確にヤバすぎて今なら絶対やらんな…というのが面白い。あとフキダシもダサいな…絵もイラストでの描き方から脱せてない感

これは初めて出した長編同人誌。100ページくらい
100ページをこなすために絵を相当ラフにした記憶がある。セリフが横書きなのは理由あります

https://pridehotato.net/comic/other_01/

これは全文読めるようにはしてる。ネタバレ注意

 

これもよう描けとると思うけどやっぱりフキダシがダサいしフォントも微妙ですね…でも基本的にはよくできた同人誌なんだよな……pixivの再録も1500ブクマ行ってるし…1500!?すごいな

すまん、自分のマンガが割と好きなので昔のものでも普通に褒めてしまう。ただ絵やフォントやフキダシやマンガ的な絵作りはまだまだすぎる…とは思う

 

ここらへんがボイフレ初期に出した同人誌。フォントがアンチックになってちょっとマンガらしくなっている。でもフキダシが相変わらずダサい。あと背景が雑すぎてちょっと面白い

アップにしたり引いたりしたりするのは一応昔からできてるっぽいのはえらいとおもう(自分に甘い)

この本は割と動くシーンがある。気合いの入った本でもある(100ページ)

けっこうよく描けてるけどフォントもっと変えた方が良く見えるよな~~~。フキダシ線はちょっと細くなって若干見栄え良くなってる気がする

これは私の過去同人誌で唯一のドデカ見開き。SAIくん最後の輝きかもしれない。

そう、これがSAIで作った最後の同人誌…だったっけ?この100ページ本をSAIで作ったことは覚えてる。狂気か?

 

これが初めてのクリスタ原稿。とは言えテーマがミニキャラなので比較しにくいところなんだけども。トーンとかはすごい綺麗だと思った(こなみ)

クリスタになってるんだけど手描きフキダシの感じがSAIと変わってなくてじわじわくる。まあこのマンガのテイストならこれでも良い気はするけど

 

これは『学習まんがの伝記風の同人誌』のやつ。なので体裁はかなり小学館学習まんが伝記をパロして寄せてると思う。フキダシが細くてスッキリしてていいね。

線も綺麗に描いてるけどイラストの描き方とあんまり差別化できてなくて、私の好きなマンガ絵ではないな~という印象。

 

そこから5年後にこうなった。すげえ~~~~~~~かなりマンガになってるんじゃない!?!?!?線もフォントもフキダシの線も色々こだわってる感じがある!!!!!!自分で言うのもなんだけど垢抜けた感じがある!!ワ~~~~~~~

画力というより、イラストの延長から離れて“マンガ”を描こうとしている意識の変化を感じる…気がするんだ!

アランの伝記風まんがから↑の本の間紙の同人誌出してないのウケるんだよな。その期間何をしてたっていうと俺屍にハマってプレイ記録補完マンガを3000ページくらい描いてたんだけど。ラフめなマンガではあるけどいっぱい描くとツールとか描き方とかこだわり始めるせいか変わっていくモンだなあ……。みんな、俺屍をやってプレイ記とマンガを描こう!(???)

馬鈴薯家の光と影 – 俺屍リメイク版プレイ記 悲願達成済!
羽出井家 秘聞録 – 俺屍リメイク2週目プレイ日記
徳甲一族 英霊の歌 – マンガ描いたりしつつ俺屍Rをじっくりプレイする記録
釣鐘家百代記

俺屍まんがの変遷

1周目のマンガはシンプルに時短しすぎで雑 それはそう

2周目途中 ちょっと気合入り始めてる感じがある

アクションとかも描き始めてる あと違うペンを試しとるね

またペンが変わってる。表情つけるのにけっこうハマりはじめてそうな雰囲気がありますね

 

長い長い3周目 ここでフキダシが今使ってるペンになってる!やっぱこれだね

 

ほどなくしてペンもずっと愛用してるのに変わってる。ここら辺からそこまで大きな変化はないかな…?(一時期面長顔が死ぬほど崩れてたっていう変化はあったが)

 

終盤 何度も書いてるけどこのセリフのためだけに新しいフォントを買ったページ。だいぶフォントへの意識も強くなってる

 

ビームも撃った。

ドラゴンも来た。

いろんな感情もあった。

 

えっちな人もいた。(4周目)

 

エー 色々描いてますね

俺屍、色々描くことになるから、色々描くことになるんだよなあ。俺屍まんがの変遷みてるだけでもけっこう画面がどんどんリッチになっていってる気はする。時間はかかったけど

正直俺屍やって死ぬほどマンガ描いてた時期ってアウトプット過多みたいなところがあって、自分で描いたマンガのページ数とその間に読んだマンガのページ数がそこまで変わらないんじゃないか…?っていうくらい。なので…ちょっと不安なところはあったんだけど ちゃんと上達にも繋がってた っぽいので 良かったと思いました。

まあちゃんとプロのマンガ読むのも大事なので読みたいけどね でもなんかオタクなのでインプットや履修って動機だとコンテンツに触れるモチベが保たないんだよな…。趣味のオタクなので自分の好みのマンガしか読み進められない……タッチ、本当に面白い作品だったな(去年の数少ない完走マンガ)

 

これは自分を客観視するのが苦手な人間による信用ならない自己分析なんですけど、10年前のマンガで絵やフォントやフキダシが微妙でも『読める』マンガは描けているのかな……と思っていて。マンガの呼吸(?)はその前から素養として身についていたのかもしれない……。わ、わからん でも最早他人と言えるような過去の自分のマンガ、割とちゃんと読めるので……少なくとも極端な顔マンガとかにはなってないし わかりません。自信あるけど無いです(何??)

画作りがそこそこ垢抜けたのである程度完成度上がって見えるようになったのかな~と思うとうれし~~でも当然ながら全然極まってはないし私の憧れる横田卓馬先生のようなバチバチにキマった画作りとはほど遠いので、頑張ろう……と思いました。まずは横田先生の他作品も色々読みたいな。ダンゲロスばっか読んでお前 オナマスも読め(ロクなモンがねーじゃねえか!)

 

自分褒めと自分振り返りが好きなので意味不明な記事になってしまった。プロにマンガ力(ぢから)を褒められて嬉しかったんだね。よかったね~

でもね、








調

















(戒め)

以上です。自分の見たいものや存在させたいものをこの世に顕現させるという趣味目的のため、これからも謙虚に頑張ってほしいと思いました。