◆
恒常SR2話で“父親がアランに後を継がせると宣言してから兄弟の関係がギスギスしはじめた”っていうくだり、
十中八九兄たちはもとからかなりアランのことよく思ってなかったんじゃないかな~ってふんわり思ってたんですが、
入学案内書の“この国で初めて心の底から笑いあう感情を覚えた”部分見てると
やっぱり過去どこかのタイミングで兄弟仲が良かった時代とかはまあなかったんだろうなっていうのは確定でいいかなあって思いました。
(これはただの私のフル妄想なんですけど母親が日本人で、アランは特に母親に愛されてた感じがするので、一夫多妻制で兄たち(純血)と腹違いもありえるかなあ~って思ってて、それだと兄弟不仲とか相当兄に煙たがられてるのとかけっこうしっくりくるんじゃないかなあって思ってるけど ここまで全部妄想です)
それで、アランの母はアランのことを本当に愛していると思うし、アランの言う「真の優しさを持った母」っていうのは間違いないと思うし間違いなく祖国でのアランの心の支え的存在だったと思うんですが、「心の底から笑いあう感情」っていうのは母には教えられなかった気持ちなんだなって思うと…めっちゃ…めっちゃグっとくるっすね…
私が母だったら(?)アランが日本の友達と楽しそうにやってる写真初めて送られてきたら3日3晩号泣する するでしょ
あとやっぱり友達はいなかったんだなあって感じするし、宝探しストーリーの石エピソードや、キャンプストーリーの秘密基地エピソード見るにやっぱり何かしら気持ちを抑圧して表に立って、それの逃げ口とか心のよりどころを無機物に求めてたって取れるから アイソ笑いは凄く上手そうだよなあとか、う、うう~。。。重すぎ
◆
それで、個人的にアラ緑またはアラン×ヒロインにおいて本当に好きな要素っていうのがここに詰まってるんですけど、アランはヒロインに出会う“前”に藤城学園にいた1~2年の間に心の底から笑いあう感情を覚えたっていうとこが…
こういう重いキャラの恋愛は、その重い部分を救ってくれるヒロインのことを好きになるっていうのが定石だと思うし、ボイフレの重いキャラはそういうのがカレ×ヒロインの基本だと思うんですけど
重いバックグラウンド持ちの皇アランっていうキャラクターに置いてその部分はすでにある程度解消されているっていうのが、皇アラン特有のものとしてとても好きでして、
救いとか、そういう要素がメインなのではなく、皇アランとヒロインっていうただの男の子と女の子が恋しちゃったんだ・・・って思えるところがすっごく好きです・・・
もちろん皇アランはそれ抜きにしても重いし、ヒロインによって救わる部分はいっぱいあるけど、あんまり救いメインのカプって感じはしなくて、割と人間として根本的な問題はヒロインと出会う前にある程度解消されてるっていうのが皇アランなんだなあ・・・って ?
王子と女子高生っていうよりかは、高校生の男の子と女の子、ってイメージが強いです アラン×ヒロインは
笑顔が好き、っていうのも、日本に来て心から笑うことを知ったことでできた価値観から生まれた好意の形だと思うし、素敵だなあ
◆
それと、これはなんか私にはそうとしか思えないけどそう思い込んでるだけなのか幻覚見てるだけなのか判断できなくなってきた誰かに判断してほしい級のやつなんですが…
あ、やっぱり長くなるから別記事にします…皇と遊馬の話