※再プレイなので現行部分以降のネタバレとかも普通に含みます。
脳内予定では終わらせる気だったんですが絶対長くなると思ったので細切れにします。ラスダン突入まで
進行メモ
◆メインストーリー
観測基地ラプンツェル
◆サブイベント
137 コランダームのスピルメイズ
138 コランダームの秘密
139 見参、ベルロウX
ガルデニアでけえ…と言いつつ実感が沸かないので星の大きさとか調べてみたんですけどあれですね、水星がだいたい直径5000km弱っぽいんですが全長と直径って違うもんな?
日本が全長3000kmらしいのでうーん、すごくでかい!
ここすっごい好きです
クリードによって操られていたコランダームを助けるというのが、助けたからもう歯向かってくるなとか、クリードのやってることの間違いに気付いてくれとかそういうのじゃなくて、「助ける」=「自分自身のスピリアに従える」状態にした上で、その後の行動は相手に委ねる、コランダームのスピリアがあくまでクリードに付いていくというなら全力で戦おうという意図なのが本当に良いし今のリチアらしいなあ
ハーツがこれまで描いてきた「相手を信じる」ことは、「相手の想いを知ってその想いを信じる」という形になっていったわけだけど、現状コランダームはシングやリチア側から見てそういう強い想いや意思を見せたことはなくて、根本的な想いがあんまりわかんないんだよね。だからそんな相手を解放する時に「信じる」なんて言うことは今のリチアたちにはできなくて(それは序盤にシングが何度も間違ってぶつかってきたことだし)
かと言って何考えてるかわかんねえ!邪魔するやつはみんな死ね!とかするパーティじゃないし(当たり前だけど)
だからお前に強い想いがあるならそれを見せろ!かかってこい!って感じになるの 良すぎる
そしてコランダームは強い意思や想いなんてものは持ってないんだよねー。他の疑似スピリア搭載機械人勢と違って
コランダームは好奇心に特化したスピリアを持ったおもしろクルクル機械人だし、その設定に従って昔から楽しくいたずらに気ままにやってきたせいで普通に精神面が未発達なおこちゃまだもんな。
コランダームのサブイベントがすごく好きなんだけど、会話内容ももちろんコランダームのスピルメイズの設定がすごく良いんですよね。コランダームのスピルメイズってわずか3層しかなくて、これって終盤のスピルメイズ潜るサブイベントの中ではダントツに少ない…というか下限設定ですね。
スピルメイズは3~10層(裏ダンジョン除く)で、最序盤のサブイベントでも4~が多めで3層しかないのはキュノスのおしゃべりおばさん、ユーライオのビエーン少女、バメル火山の紳士を知る老人だけかな?多分
スピルメイズの層数はストーリー進行度+スピルメイズの持ち主の想いの強さや複雑さと比例してるように感じるので3層組はどれも内容としては浅めor子供だから少ない?って感じで、更に終盤発生のサブイベントになってくると長めのスピルメイズが増えてきます。10層がザラという
そんな中で最後の最後くらいに発生するコランダームのスピルメイズが3層しかないのマジでマジでコランダームの心がまだそんなに発達してないんだなってことが伝わってきてめちゃくちゃ良いです。すごい 言動だけじゃなくてこういうデータ的な部分でキャラクターを表現できるのはゲームの強みだよなあ
サブイベントだからボイス無いのが残念だけど千葉紗子&金田朋子という声帯を持ちし女の子二人が揃って早口言葉苦手って話してるのフフフフwってなる ベリル系の千葉紗子ボイスと金朋の共演結構すごくないか?声の暴力感ある
ここのシーン ドット表現がすごすごすごすごすごい良すぎてヤバい
ヒャー!この表情差分他に使われてるところあるのかな?記憶には無いけど めちゃくちゃ可愛いしドット絵の表現力に舌を巻く
このシーン、シングが手を離すまでベリルのセリフ無いんですよね。セリフ有りならそのセリフ+声優さんの演技でベリルの照れも十分表現できるんだけど、それナシの無言でベリルの硬直照れが表現されてるのがすごい しゅごい…可愛い…
ベリル→シング×コハクの構図、まあ割とある片思いの構図だけどシング・コハク・ベリルの何が良いってベリルはシングと同じくらいコハクのことも大好きってことだよなーーー前も書いたかもしれないけど改めてじっくり1周してこの3人の関係の肝だなと思ったことだから何度でも言うぞ
それにベリルがシング・コハクに対して持っている好意って単純な好感だけじゃなくて「この二人に出会えたから自分自身を肯定することができるようになった」っていう種の好意であることも
もうなんかシングとコハクの関係に割って入れる入れない以前にベリルにはそんなこと絶対できないんだろうなあっていうのがすごく分かる。二人共ベリルの大好きな人で大好きな世界だから…うーん上手く言えないけどこれ色恋が絡むけど色恋沙汰ではないんだよな(?)というかハーツは公式カップル多いけど別に恋愛を描いてるわけじゃないんだよなあ…っていうのもすごく伝わってくるな。この関係見てると
ブレーメ山あたりでコハクに嫉妬してシングもみんなもコハクばっかり!!!ってなってたベリルが最後に辿り着くのは、シングに相応しいのはコハクだよなと譲歩する感じとはちょっと違って、シングもコハクも大好きだから二人の背中を押してしまう、っていう感じなのが う~~~~んほんとに良いんだよな…カップル成立多いストーリーだけどそんな中でベリルはその枠ではないんだけど色んな想いを経て彼女のスピリアがキラキラと輝きを増すような…そうなんだよ~~ベリルは恋が叶わない立ち位置だけど最終的にそれが悲しみや負の感情ではなく彼女の心の豊かさにプラスされるような流れなところが本当に良い……全てを悟って爽やかに二人を祝福する~とかではないんだけど、でもベリルのスピリアが一番納得するというか、引っ掛かりのない形ってやっぱりこれなんだろうなあ
テイルズのストーリーにおける所謂決戦前会話的なパートが死ぬほど好き シングとコハクの会話はその定番を踏襲しつつ終盤に完成していった流れを更に昇華させるような、正に決戦前という感じでめちゃくちゃアガるんですけど多分この辺りの話はまた最後のラスボス戦後の感想で蒸し返すと思うので今回は置いておいて…この会話が終わった後にカメラがグググっと上がって全員のソーマリンクが強くなったのと称号取得のシステムメッセージが出るのが最高…またシステムメッセージのタイミングで喜んでしまった
このラスダン突入時に全員がそれぞれ「○○のスピリア」の称号取得するの良すぎよな…ハーツのド王道さ極まってる(称号付け替えながら)
○○のスピリア称号の説明文どれも最高なんだけどクンツァイトが超最高だ~~疑似スピリアを持った守護機士たち(クンツァイト含む)みんな自分のスピリアに苦しんだり、制御できないことを恐れたり不要だと思ってしまったり、「心を持っているということ」を肯定したり認めたりできずにいた中で遂にクンツァイトはスピリアを認める覚悟ができるに至った!!っていうのが すごいことだ~~~…
あとクンツァイトがそれはヒスイのおかげだと言ってるのもすごく良いな。何が良いってヒスイの「裏主人公」感が溢れてる
先のベリルとシング・コハクの話の時にベリルはシングやコハクのおかげで自分をちょっと好きになることができた、って言ってて、そういう影響の与え方をするシングやコハクの主人公感すごいな~!と思うけど、そんなシングとコハクだってレーブでの一件で自分を認めることができたっていう出来事があったこそだと思うととても美しくて流れだなあと思うし、イネスも勿論シングたちに影響を受けて今の彼女になったわけで、それを踏まえて考えるとガルデニア突入前のチャットがシング・コハク・ベリル・イネス組とヒスイ・リチア・クンツァイト組に分かれてるの、わかる~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!って感じ
もちろんチャット別組がお互い影響を与えてないワケでは全く無いんだけど、2組に分けるならそうなるよな!!っていう感じ?
そしてこの組み分け方とした時にヒスイ・リチア・クンツァイト組の主人公はヒスイになるんだな~~~!!!とか思いました。ヒスイにとってのリチアはヒロイン的存在だしリチアの歩みにおいてヒスイの存在は本当に大きかったし、リチアの大切な守護機士であるクンツァイトもまたリチアの為に歩んできた過程でヒスイに大きな影響を受けながら変わっていったし、良いな~~~このシング・ヒスイをそれぞれ起点にしての2グループ分け感
クンツァイトがこういう心持ちに至ることができたことや、敵側だったコランダームが解放されて少しずつスピリアを育てているところを見ると機械人好きとしては結構救われるところがあるな。私はセラフ兄弟やインカローズに生き残ってほしかったとか報われてほしかったとか救われてほしかったとかは思わないんだけど(彼らの生の形はやっぱりアレ以外考えられない)、そうやって死んでいった人たちがいる一方で別の道を歩めている機械人がいるということが私にとってはめちゃくちゃ救いだなあ。なんか疑似スピリア持ちの機械人と言っても色んな歩む先があるというのを感じるので。
当然セラフ兄弟やインカにとって同胞がこういう道を歩んでることが救いになるかと言うと全く全然一切そんなことはないので機械人ファンの私がその括りで勝手に救われてるだけなんだけど。
私はフィクションの観測者だからそいつがそいつだけの人生を歩んでくれたら本人にとって救いになるかどうかとかは割とどっちでもいいしロアはあの死に方したからこそ私の人生の本命級キャラなんだけどな ロアは最高
もうなんかだいたい言いたいことをリチア様が言ってくれる コランダームがクリード側唯一の生き残りになるのほんと良いし機械人としても残って成長するのがクンツァイトだけじゃないっていう形に収まるのもめちゃくちゃ嬉しい純粋に嬉しい