一族を象徴する遺言選手権

ヤバ吉回来ましたね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(爆音)

一応説明すると(説明いる?)脇下一族列伝の稲葉氏が完結後に自分の一族を納得行くまで語り尽くす動画の、私が一番好きな人物の回がきましたっていう話なんですけど
ちなみに人気投票はヤバ吉・海大王・嘗若丸に投票しました。単純な好き度とかで言えば清香ちゃんとかもっていうかまあヤバ吉世代が死ぬほど好きな者なんだけど、できるだけ上に入ってほしい票として当主家を優先した感じでした。嘗若は個人的にじわじわきてグっときた枠として投じました。彼はなんというかスルメなんだよね…何周かしてるうちに味が増していくようなそんな人だと思います

稲葉氏の語り聴いてるとどっちかっていうとすぐ自分の一族で考えると~ってシフトしちゃう人なのでシフトしたっていう話がしたくてこの文字を打ってます
稲葉氏が「一族を象徴するような遺言」としてヤバ吉の遺言の話してるのを聴いて、あ~うちの一族だと象徴する遺言ってどれになるだろう…っていうのをぼんやり考えてました。
出だしめっちゃ脇下の話から始まったのに結局自分の話するよ!!!いやなんか、人の一族って私にとってはその人が語るものが全てみたいなところがあるので、私はそれを聴いたり読んだりしてああ~~、ほんま、ほんまそれな~~良い~~~。。。良い・・・・としか言えないお猿さんなんです 私は 私はね
私が自分はそうですって言ったことは自分がそうですって意味なのでこうして謎の予防線を貼ってしまうのはまどろっこしい性格ゆえ まあそんなことはどうでもいいですね

一族を象徴する遺言一つ選ぶとするなら 馬鈴薯はすぐ頭に浮かびました。浮かんだと言うか、こうやって考えるより前に当たり前として自分の中に「馬鈴薯を象徴する遺言」として既に鎮座していたと言うか。
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初代の次女で双子の姉・芽衣の遺言です。
じゃがいもの品種名で名付けるっていう食い物名一族の序盤でこの遺言引けたっていうのもあるんですけど、それに加えてこの遺言を唯一無二のものにしたのは芽衣以前よりも芽衣以後、忘れもしない大江山越えあたりの出来事かなあと。
あの状況にこの言葉を関連付けたのは私だけど、それにしてもはるかの特徴引きが料理だったこと、刀哉も掃除洗濯コメ引きから主夫っぽいイメージがあったのですごく綺麗にハマって、というか刀哉が死んだ後に深夜に号泣して寝られなくて心の整理も全然ついてない時に芽衣の遺言のことを思い出して更に泣くっていう体験をプレイヤーの私がしていて…(…)
心の整理がついてないっていうのは一族もそうだったと思うんですよ。だからその状況で頭に浮かぶのがその言葉っていうのがすげ~~シンクロさせることができてしまって、そして号泣してたんですけど

この考え方はその後の一族にも残り続けて、一族の雰囲気を形作って行ってました。だから私はこの言葉が馬鈴薯一族を象徴する言葉と思っています。
馬鈴薯のお家カラー、やっぱり風のような連中ってイメージが強くて、それは二代目当主の紅丸の生き方もそうだし、最終世代に近づくにつれてどんどん心風がすごいやつらばっかりになっていった(そして最終世代全員緑髪になる)ことから、名は体を表す…というか体が生き様を表しているというか
自分らしく生きる」ことだと思うんですよね。馬鈴薯一族のテーマって

稲葉氏は脇下一族の話をするときに「人間らしく生きている」ことを重視しているな~と、脇下一族ってそういう生き方をしているな~と、そういうのをすごく感じるんですけど、少し似て非なる感じで。

馬鈴薯って「呪いを受けた戦い続ける一族に生まれた」以外のことをアイデンティティとして持っている人が多かった(そうでない人もいたけど、一族カラーを作っていたのは前者タイプが多かった)ような印象を受けるんですよね。それはPSP版の特徴欄ってやつの影響が強いのかもだけど。でも羽出井はそうでもないんだよね。だから馬鈴薯がそういう連中って印象がより強まったんだけど
のらくら放蕩息子の紅丸はじめその娘らしいさゆみ、ワクワク妖怪オタクの赤月(笑)というかエースアタッカーとして大活躍してた豊家系の子供たちが趣味系の特徴引きが多かったんだよね。琵琶の豊、すずり集めの大白、妖怪博士の赤月、コガネ飛ばして貝合せが趣味の瀬斗、美深様飛ばして双六好きな紫月
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その後のお嬢とひかるは趣味系じゃないけれど、彼女たちもすごい自分のペースで生きていたので血筋を感じます(美深様もこのカテかな。コガネはちょっと異色)。そしてこの家系魔切り姫ゲノムの影響でずっと風が強かったんだよね

戦闘能力が最強クラスの家系がさあ、その「高い戦闘能力の血筋」であることがアイデンティティではなく、なんか他に彼ら彼女らを表現するようなものがあって、その上で戦わせると最強!無敵!みたいな そしてやたら長生きなんだよね奴ら笑 赤月が作った家系カラーほんと…(趣味の流れは最初の豊からあったけど)

コガネがやっぱちょっと異端なんだけどね。というか大江山越え世代が全体的にそうなのかな。コガネはあのアンバランスな強遺伝子を持っていてそれに振り回されながら戦い抜いた、戦い抜いたことが彼のアイデンティティを形成していたかなと思っているけど。

ちょっと話逸れるけど久音の家系は豊家系をは対照的に、「才があり、戦うこと」がアイデンティティになってる度が高かったように思います。そんな二つの血筋が結構縁深くて仲良かったり因縁があったりすることが多かったのが面白かったなーと思ってるんだけど。

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色々悩みすぎて抜け毛で困ってた頭堅い久音、自分の才能に誇りを持って戦うことが価値みたいな思考の気があった清河、受け継いだ力を持って一族の・当主の役に立つことを最優先に生きていた雪片、最強のヒメ、才能に恵まれていたが本当は戦いが好きではなく・でも家族の為に戦い抜いたあす太、代々継がれてきた優秀な技の才能を引き継いで戦いを支えたひとみにゃん、才能の無さに悩んでいたものの自分の戦い方を確立して家系歴代最強アタッカーとして戦い抜いた茜、あんま強くないけどクソ真面目で家族思いでどこか久音に似ていて娘の代わりに最終決戦に臨んだ北海パパ、そして己の使命を果たせなかったことを気に病みまくっていたインカ

久音の家系ってみんな、どこか戦うことに自分の軸を持っていて、というかまあ俺屍一族としてはそれが標準なんじゃないかと思うんだけど笑(羽出井とか見てても)
久音家系、馬鈴薯においては正に名脇役って感じのポジショニングだったと思うんだよな。でも豊家系もそうだったと思う。この2家系が良い脇役の立ち位置にいて、当主家がなんだかんだ主人公、芽衣家がヒロイン枠

馬鈴薯のお家カラーを作り上げていたのは当主家と豊家だと思うんだけど
当主家は放蕩息子から始まり、ピリカ辺りで絶頂を迎えて紅子さんで収束したかんじ…笑 戦いにおいてもサポート役が主だったし、なんかこう変化球系主人公なんだよね。そういえば紅丸の交神の時に「ちょっと変わり種の時のラノベ主人公」みたいなこと言ったっけ
当主家が当主家じゃなかったら馬鈴薯カラーやっぱ違ったと思うんだよね!だって馬鈴薯の当主家系めっちゃ脇役っぽいもん!!笑 あれが当主家系じゃなかったら多分普通に賑やかし系の良い脇役になってたよね。でもそうじゃなくて当主家系だったからこそ馬鈴薯は風のような、「そいつらしさ」みたいなものが一番印象に残る(少なくともプレイヤーの私はそう感じている)一族になった

芽衣家は家系の一本筋で見るとカラーみたいなものは見えないんだけど、それぞれの世代に合った生き方をしている印象が強くてですね 寄り添っているというか
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あんなは末の妹として二人のお兄ちゃんに甘えてついていって「三兄妹」っていう世代を作ってたな~と思うし、刀哉は同世代の3人に振り回される苦労人として1つの世代の方向性の答えになってたような。はるかもそれなりに強い才能で纏まってた世代の中で死ぬほど弱い女の子っていう存在がこう…もちろん大江山前後っていう説明不要なヒロイン感もあるんだけど、「強い3人+弱い1人」っていう組み合わせになったのがすげー良いなと…
双葉は行商が夢のつぶら・女の子っぽい趣味でつぶらを慕う瀬斗&あす太っていうのんびり行商で旅してるのがすげ~~似合う世代の最後の1人として唯一バリバリの武闘派として生まれてきて、それがまた「用心棒」感があってこの世代をさあ~~、完成させてったんだよね…
藤は男女比からしてかしましい姉3人の下に生まれてきて、これも今までと一緒なんだけど世代の中で異色の存在なんだよね。でも刀哉みたいな苦労人じゃなくて偏屈ジジイ系だったのが良かった ピリカの世代をこれでもかってくらい綺麗に完成させてったと思う 彼は ほんとに
ハナちゃんは今までの家系に比べると世代の中で異色の存在ってことはないんだけど、同世代の3人と同じ間隔で子供を作らず、1人遅れて子を残すことを選んだっていうところがあ~~~~家系だ~~~~って思います。彼女の子は次世代には入らず、一つ飛ばして最終世代に入る。すごくない!?
そして最後の双子は今までと違って世代の長になったけどクソガキコロコロコミックウンコチンコ世代を最初から作ってったし

芽衣家、末っ子家系として世代の中でやや異色でありながらその世代のカタチを完成させてくんだよね…それぞれの世代に影響されてそのキャラクターになったってワケでもなく、でも不思議とその世代にフィットしている。ちょっと異色な立ち位置になることが多いけどその中で彼ら彼女ら「らしさ」を貫いて生きているような そんな家系かなあ

こういう話考えるのも書くのも楽しすぎだけどめっっっっちゃ脱線してんな 当初の想定では遺言挙げてその話しして終わるはずだったんだけどなんでだろうな おかしいな

とにかく自由で風のように自分らしく生きている当主家系、それぞれの生き方で世代カラーを纏めていった芽衣家、正反対の性質ながら不思議と縁があった豊家&久音家という名脇役枠、馬鈴薯を形作ってる4つの家系ってそんな感じ
その看板たる当主家がアレだからさあ、まあ風のようで、「らしく」て、悲願達成したら自然と京じゃないどこかに行っちゃいそうな連中

遺言の話に戻るけど、だから芽衣の「落ち込んだ時」って戦い関係に限らないと受け取れるところもらしいな~と思うし、「ご飯をいっぱい食べる」っていうのも、好きなことや自分が満たされることを我慢せずにやっちゃえばいいじゃん、みたいな。芽衣がそこまで考えて言ったとは思ってないんだけど(彼女自身は言葉の通りの意味だと思う)それが子孫に受け継がれる過程で色んな受け取り方ができそうだなというか、私がそう思ったと言うか。広義で「お前らしくでいいじゃん」みたいな肩の力抜ける言葉で良いなあと。馬鈴薯らしいよなって

そういう風に考えていると逆に戦うことや強く在ることを己の唯一の生きる道としている才能・性格・寿命と三拍子揃った馬鈴薯最強のバトルヒューマンだったヒメがこの遺言を遺したってこともすげーーーーことに思えてくる
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最後に残す言葉が恨みでも憎しみでも戦いへの未練でも戦うことへの思いでも家族への激励でも感謝でもなく、当たり前のような言葉でこの世を去っていったヒメ
彼女が強い生き方を貫こうとしたのはもちろん母親の存在や自身が呪われた一族であったことに起因するんだけど、それでも彼女はそれに縛られていたわけではなくて「それが馬鈴薯朔姫の生き方だった」っていうだけなんじゃないかと。

これは馬鈴薯家でこの言葉を引いたからこそ思うことだけど、方向性は違えどヒメもまた自分「らしい」生き方を貫いてった人なんだよねという。極端な例を出すとピリカとかと同じようにね。笑

上手く纏まってる気がこれっぽっちもしないけど私が納得したから良いんです 羽出井行こう羽出井に

羽出井は馬鈴薯みたいにパっとは浮かばなくてちょっと考えたんだけど、結論から言うとこれかなあと。
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羽出井乱真の遺言ですね。これは言葉通りの意味というよりは、彼の性格や人生を考慮した上での受け取り方も含まれるんだけど、弱気で強く生きることができなかった彼が「こう生きたかった」と言った って思ってる言葉です。

この言葉単体というよりは、これも芽衣と同じかもだけど「その後の一族に与えた影響」を含めてああ、もしかしたらこの言葉が羽出井一族だったのかもしれないな。と思った話
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まずは乱真の娘であるこさめの言葉を聴いて、ああこれは乱真へのアンサーなんだなと思ったわけですけど…乱真の言葉や彼の強く生きたかったって想いはこさめだけじゃなく特注の刀「双刀露草」としてどんどん大きくなっていったなと。
そしてその生き方は「弱くても、至らなくても、泥臭く必死に足掻いて生きていく」なんだよなあ。

なんか馬鈴薯と比べて見るからよりそう思うんだけど、馬鈴薯のヤツらって戦うことがあんま主眼になってないけど素質の引き自体はすっげー良くて、だいたい強かったんだよね。大江山後の手詰まり感もなかった。ヒメ強すぎたしその後の世代も強かったから、体感すごくスムーズに髪討伐期まで行ったように思う。初プレイだったから年数は馬鈴薯の方がかかってるんだけどね 不思議だね
最終世代もめっちゃ強かったもんな。なんか馬鈴薯全体で見るとめっちゃ天才型って印象が強くて、しかもそれ一筋で頑張ってるわけじゃないのに出来てしまう、って感じの天才ね。あとその上長生きも多かった

対して羽出井、交神モードは一緒のはずなのになんかすげえ素質面上手く行かなくて悩むことが多かった。家系数の違いとかもあるのかもしれないけど、それにしても「この遺伝子がまだ残るのか~~~!!??」とか「ここでこれ一気にロストする!?!?!?」ってなることが多かったです。マジで。マジで。

馬鈴薯も小太郎心土とかはるかの天災的表出事件とかあったけど、はるかの場合裏に強いのをしっかり残してた(はるかの代だけが異常に運が悪いだけで後の世代に全く影響しなかった)し、小太郎心土事件も小太郎心土を除けば特別弱いってこともなかった、心素質なので術の覚え以外は戦闘に直結しにくかったし。
あと素質ちょっと微妙だな〜〜って思ってた子も羽出井基準で考えると十分強かったじゃん…ってレベルだったし、馬鈴薯基準で素質低めの子でも「それを意に介していない」タイプが多かったのもカラーだった

羽出井って遺伝子引きの悪さの種類的に「裏で全部ロストする」が多くて笑 大江山前に培ってきた強い火と水の力を丸ごと落っことしてきたうららから始まり、上限値は悪くないんだけど状況的に伸ばし切ることは不可能で結果貧弱になってしまう幻八体火に粘着され続けたこさめ~松明とか、壺丸以降とか、壺丸以降とか、壺丸以降とか、壺丸以降とか
息吹とかも「悪くはないんだけどパっとしない」感あったしね。
ハチャメチャに強い子も何人かいたけど、上手く行かなくて頭抱えてた子の方が多かったように思います。
陽回・緋百合・宙・花の時代は才能はあったけど揃いも揃って体力不足だったし。(そのせいで髪切りじゃない道を選んだわけだし)

極めつけは誰1人寅衛門の才能を越えること無く根性でどうにかした壺丸・地平・鍬形郎ね~。これさあ真名姫がちょっと低い神様だったってのもあるけど3代累計奉納点12万で素質点2万3千の寅衛門抜けないって異常としか言いようがないよね笑
ちょいちょいヤバ吉回の話になっちゃうけど「親越え」っていうか「先祖越え」色がけっこう強かったと思うこの辺

乱真の話に戻るんだけど、乱真ってそれなりに素質引きが良くてパワーがあった太陽・火山・彦太郎・姫子・快人と続いた羽出井において初めて「親の素質を越えられなかった」人なんだよね。しかも姫子は1000点ちょっとの神様の子供で、乱真は8000点の神様の子供なんだよ
エニシはキズナさんの素質より低かったけど初代と第一子は選べる神様的にアレだし別枠として というかまあ第一子がいきなり初代より素質低いとこからスタートしてるってのがそもそもの流れの根源なのかもしれない

実際の伸びとかも姫子に比べてだいぶ弱かったし、ダブル継承刀ってイベントを実施した分さらに顕著にパワー不足が目に見えていたし、心火も低くて特徴引きも弱気と、ある意味では完璧なプロフィールを持ってて、自分を肯定できない性格で強く生きたかったと受け取れるような遺言を遺した。
そして彼の想いは刀になって一族の中でガンガン成長していくんですよ。そして当家最強の武器になって最後の持ち主、鍬形郎の手に渡り、阿朱羅にトドメを刺すという。すごい すごくない?筋書きありかよ ないんだよなあ 俺屍ってすごい

乱真の人生とその後に残った強さみたいなものが羽出井全体の縮図のようにも感じられて、乱真の考えや刀に直接触れなかった・意識しなかった人でもやっぱりそういう「至らない子がカッコ悪くても必死こいて生きてる」ってのが多かったと思う。カッコ悪いっていうか、カッコ悪くても必死に生きてるとこがカッコいいみたいな感じになるんだけど
そのタイプはどっちかっていうと火山のラインに多かったから火山のラインの子が主人公で太陽のラインの子がヒロインとか親友やライバルポジみたいなイメージ強かったかな。でもそういう存在がいるからこそ至らない子も際立つというか。2家系・生まれが近いコンビプレイだから余計に

壺丸のハマりすぎていた遺言「運命を受け入れようとずっと思っていたけどダメだった」も弱い人が必死に強く生きようと足掻いて藻掻いていたっていうのが強く強く伝わってくるし、天界最高神の子なのになんじゃそりゃって感じの素質でそのせいでひねくれ女になってでも最後はそんな現実全部ぶち壊したらあってレベルで強くなった地平(とガタロー)はそんな家系・一族カラーの集大成だったなあ。なんかびっくりするくらいうまいこと纏まってた 当時は頭抱えたけど笑

でもその傾向火山家系だけかっていうと家系は違うけど息吹とかもそうなんだよね。というか彼女は太陽家版乱真みたいなところがあるから…弱気で自己肯定感が薄くてでもなんとかして強くなりたくて必死に生きてたのは彼女が当主になった月に奥義・息吹金剛変を編み出したことに色濃く表れてて、そしてその奥義は後の世の一族に欠かせない力になるってところが そしてそんな彼女の奥義を受け継いだあくるが八ツ髪にトドメ刺してんだよね。スゲ~ 書きながら考えてるタイプだから今スゲ~って顔してる
やっぱ両家にそれぞれそういう精神が受け継がれてる感じがするし、だから羽出井のカラーってこれだなあと思います。

あとあれですね、そんな羽出井の中で一番才能に恵まれていて最強だったコンビのタツがこれを言い遺したとこも
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めちゃくちゃ恵まれた力を持った彼でもこういうことを言う、っていうのが羽出井だよなあ~!!
これは才に恵まれない子供たちに向けて言ったからこそこういう言葉になったってのもあるかもだけど、やっぱりタツ自身が朱点に敗走した上で言った言葉だから彼自身の考えや思いでもあって、「ダサくても至らなくても泥臭く食らいつくように生きてけ」って思うとめちゃくちゃ羽出井だと思う。すごい すごい~~~
羽出井的に考えると異端気味な普通にメチャ強なタツだけどこの考え方は紛れもなく羽出井なんだよなあ!

ヒメの遺言を挙げた時「馬鈴薯だからこの意味を持つ」と考えたんだけど、タツの遺言も「羽出井だからこの意味を持つ」だと思う。これ引いた一族が逆だったら全然違うんだよな。意味が

比較できる自分の一族が複数あるとこういうの考えるの死ぬほど捗るな すごいや

そんなワケで羽出井全体のテーマ感(テーマというか育てていくうちに育った雰囲気?)的には象徴遺言選手権は乱真選手の優勝なんだけど、最初から決めてた「バディテーマプレイ」の方に主眼を置くとこっちもあるよなあと思いました。
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「私に意味はあったか」当時の記事で散々呻き散らかしたのでそのあたりは割愛しますが(割愛しないと話が進まない)、「誰かの何かになる」っていうのはすごくバディテーマプレイとしては象徴的な遺言だなあと思っています。ゴリ押しで独自解釈した宙の遺言も合わせて

メイン象徴に乱真とその流れを感じる遺言たち、サブに花の言葉を添えて究極完全体羽出井一族って感じがします。

俺屍楽しい