※再プレイなので現行部分以降のネタバレとかも普通に含みます。
進行メモ
◆メインストーリー
SCENE4-帝国軍リグナトル駐屯地その2
◆サブイベント
089 秘書エカイユの正体
090 呑んだくれの夢
091 カジノ支配人
SCENE4ももうちょっとで終わり
大量のサブイベントが終わったのでユーライオから本編再開!
クリードが復活してゼロムが跋扈するようになって以来、娯楽都市であるユーライオの客足はめっきり減ってしまったようで街の人々に話しかけた時のセリフも変化していました。(これは客がこなさすぎて本音毒舌が出てしまったらしいポップコーン屋)
恨みや賞金狙いでリチアたちを嵌めようとする人たち …アーメスが「ソーマ使いに守られた賞金首を捕らえたい卑怯者が~」って言うから賞金に目がくらんだ要素もあるのかなって最初は思ったけど、この2人も右のテーブルに居る人達も話を聞く限りは恨みからっていうのが強いっぽい
海で出会った海賊とかは当然利益狙いだったけど…というか、そもそもクリードの提示した「リチアの首を差し出したものだけを助けてやろう」っていう条件、もしかしたらちょっと微妙なのでは…?笑
海賊たちはそれに乗っかったりしてたけど、世界単位で呼びかけて「一人だけ生かす」って言われてもウオオオ生き残るのは俺だ俺だ俺だ――!!とはなんないよなあ我々パンピーは 十数人を閉じ込めた部屋とかならともかく
というか賞金首なんて話出てたっけ…鳥頭なので抜けてるのかもしれないけどクリードが提示したのはあくまで「リチアの首を差し出した者を助けてやる」であって金ではなかったはずなので…クリードとは別で賞金を出すから捕まえてこいって言ってる原界人がいるってことだよね。自分がリチアを捕らえてクリードに差し出すんだって金持ちとかいそう あと国とか?
普通の人々はどちらかというと利というよりは自分たちの生活や平和を脅かしたものの一味としてリチアにも恨みを持っていて、だから彼女をひっ捕らえてしまいたいって気持ちが強い感じがしました。まあついでに金も貰っちゃおう的な?
なんか変に脱線したけどこのくだりで出てくるカジノ支配人と飛空船員、この後にサブイベントが控えてるんですよね。ストーリー内ではリチアたちに害をなす存在である彼らだけど、それぞれ歩んできた人生と、掴み取ったものや守りたいものがクリードやゼロムによって破壊されてしまったということを知ることができます。
彼らが悪いとかリチアが悪いとかじゃなくて、彼らから見たらそりゃあリチアは恨みの対象になってしまうよな…という、「立場や考え方によって見え方は当然違う」みたいな描かれ方が大好きなので、カジノ支配人(カジノ支配人)と飛空船員(呑んだくれの夢)のサブイベントめちゃくちゃ良い…となりながら見てました。
いやあもう前半からずっと言ってるけどテイルズオブハーツ、主要キャラだけじゃなくそこらへんのモブの想いまでサブイベントで補完してくれるのが心がテーマのゲームとして本当に素晴らしいんだよな…プレイヤーから見ると「モブ」でしかない人たちにも人生があり、それぞれの想いがある…を感じることができる
うーん…これ系のイベントは本筋やメインキャラとは関係ないエピソードだけど本当にこの世界を感じられる(と私は思った)サブイベントなのでオススメです
特に飛行船員の人生に関するエピソードは本当に「少年心」「強く動かされる感情」「夢」を頭のテッペンからぶっかけられるような、もうめちゃくちゃ最高に好きですね・・・・・
やっぱりアーメス、状況ごとのメリットデメリットによって主人公チームの敵になったり陥れたり助けてくれる立ち位置と性格なのめっちゃ好きだな
今回に関しては助ける「メリット」は特にないけども。そういう時はどちらかというと女性を助けようとする性格か、リチアの目が幼馴染に似ていたから、アーメス的に多少の罪悪感もあるのか、彼なりの正義感かっていうと…全部なのかなー?という印象
メリットデメリットが~って言ったけどリチア一行を助けることは彼にとってメリットがないだけじゃなくヘタしたらユーライオの人々に反感を買うかもしれないっていうデメリットはあるんだけど、彼にとってそれは大したことではないんだろうな。彼にとって最大のデメリットは「飛空船を維持できないこと」や「幼馴染マイカを探せなくなること」なので、そのこと因果関係がなくなったシングたちにウソをついて騙したり陥れたりする必要がない
…というか彼の人生そのものである飛行船は軍に接収されてしまってるわけだしなあ。アーメスは飛空船の為なら本気でなんでもするタイプなので、シングたちを差し出して飛空船を取り返すとかも考えなかったのかな?って思ったけど飛空船自体が今現在軍がサンドリオンを追いかける唯一の手段なわけで、換えられるとは思えないもんなあ。
それにあんな化物軍団を追いかける為に使われるとなれば飛空船も無事では済まないだろうし、そしてそれとは別にアーメスは長年幼馴染マイカを探し回ってたけど見つけることはできず、すでに亡くなっているのではないか…という認めたくない推測が大きくなり…って状態だったので…(死んだのではないか、とは言わず「飛空船でも届かない場所へ行ってしまったのかもしれない」って言い回しなところすごい好き)うーーーーんこの時点でのアーメス、彼の人生単位での行動理由になっていたものがマジで何も残ってない…
そうなってしまうとシングたちを騙すことはもちろ、虚勢を張って「世界勇者アーメス」であろうとすることも意味がなく、あっさり自分のことを偽勇者だと言ってしまうんだな あ~良い 生きている…
でもアーメスの本当の想いを知って、こういうやりとりをしたことでアーメスは味方寄りサブキャラクターのラインに入った感あるよね。前までは敵寄りグレーゾーンにいたイメージあったけど
敵って感じではないけどどちらかというと主人公サイドに害を成す存在だった人の想いを知って分かり合うことができたかもしれないって流れもすごくハーツらしくて好きだなあ
すごいふわっとした表現になっちゃったけどやっぱりアーメスが「敵だったか」と言うと微妙なんだよな。敵というよりは「彼の都合によっては障害になる存在だった」っていうのが一番しっくりくる。敵っていうともっとこう行動理由そのものが主人公一行と対立するような…なんていうか、アーメスのそういう一言で表せない感じがめっちゃ好きなんですね
そしてこのやりとりを経たことでアーメスは安易にシングたちを欺いたりすることはなくなるんだろうなみたいな?みたいな?彼との関係改善の流れが本当に良いな 生きてるって感じがして
こういう話ばっかりしてしまうけどこういうのはなんというか考察とかっていうよりは長々と人物の言動を追いかけて咀嚼した後に「人間性が滲み出るものは最高~~~~~~~~~~~~~~~~~!」って言いたいだけの与太話です(いつものです)生きてるものが好きなんです
この直後イベント解放だったからすぐエカイユイベント行っちゃったけどもうちょっと間置いたほうがよかったかな?笑
そういえばアーメスとエカイユの詳細な年齢とかはどこにも出てなかったと思うけど、この言い方見るにやっぱりエカイユの方が年上なのかな??このセリフ自体はなんか客観評なのかアーメス自身の評価なのか断定しにくいけど
ハーツの男女って女の子の方が年上っていうパターンが非常に多くて(シングとコハクはコハクが1つ年上だし、ヒスイとリチアは言わずもがな、なんだったらクンツァイトとリチアもそうだし、カルセドニーとパライバ、クリードとフローラとかも女の子のほうが年上 男の方が年上で思い浮かぶのはシルバとイネスくらい?)
アーメスとエカイユも恋愛感情があったことまでハッキリ描かれてる幼馴染系男女だけどここも女の子の方が年上っぽいことが濃厚で(幼馴染なので月違い程度の可能性もあるけど)ハーツの性癖すぎか~~!?!!??!って大興奮しました。は~いっぱいちゅき そこまで年の差ない年上彼女カプ 性癖に刺さる
ウルトラソーリーとかいうめちゃくちゃにも程がある英語好きすぎ
アーメスがここで身を引く選択をするの、受け取り方が難しいけど彼女なりに今の人生を生きていることが分かったから、愛する女の生き方の方を尊重したってことでいいのかな。
アーメス、色々手段を選ばない変人だけどそんな彼の人生の、世界のすべてとも言える彼女については自分の思い通りになって欲しいというよりは…彼女が生きていることこそが彼にとって一番大事なことってことなのかな…うーんむむむ
エカイユがエカイユとしての生き方を選んだこと、もちろんチェン大人への恩義や今の生き方にも誇りを持っているからなんだろうけど、このイベントの最後にこの会話が出て「あんな変人のお嫁さんになって苦労するのはお断りですわ」って漏らしてるの見るとそのつまり、照れ隠しでもあったんですかね…へー…ふーん…そしてネバー飛べない派だった彼女が飛空船を完成させるに至ってしまった原動力は(アーメスは飛べない理由をスタディしてる内に本格的な研究にのめり込み飛空船を作り上げてしまったって言ってたけどマイカ側はちょっと違ったのかもとか思うと…)…へ~~…
色恋じゃーーーん!ってニヤニヤする要素でもあるんだけど、よく考えたら「マイカ」の記憶は「空を飛べたらお嫁さんになる」という賭けをした状態でフライトして(賭けが果たされることはなく)墜落した、ってところで途切れてるわけで、その記憶をいきなり取り戻して目の前に当人がいる、ってなったらまあ普通に考えたらめっちゃ焦るよな…笑
アーメスはその事件から何年もの間色んなことをして色んなことを考えて生きてきたわけだけど、マイカの記憶はフライトの日で止まってたわけで…なんか「エカイユ」としては大人のお姉さんんだけど「マイカ」としての成長と変化はそこで止まってたからその間にアーメスはアーメスとして生き続けて今に至ったんだと思うと「マイカとアーメス」におけるアーメスは既に彼女より大人なのかもしれないなあ…とか、ド深読みしてしまうな もしかしたらアーメスが一見簡単に身を引いてしまったように見えるのもこういうことなのかも。一方のエカイユ(マイカ)はちょっと意地を張ってるようにも見える。あ~~これってすっごいエモーショナルなことなのでは…
チェン大人ほんっっとカッコイイ~~~~~!!!このセリフ最高の最高すぎるな…
やっぱりエカイユ(マイカ)のこの選択は全てを悟って選んだものとは言い難くて(彼女の言動見る感じ)、それは若さゆえの迷いや遠回りなんだよなあ。チェン大人はわかってんだろうな。彼女を拾って秘書にしてずっと隣を預けてたわけだから
それにしても人を疑うことを主として商売人してきたチェンが信頼してる秘書が記憶喪失の女っていうのもなんかスゴいというか、わかるというか…
なんかチェン大人に関しては彼自身が偉大な男すぎて、「チェンが認めている」っていう情報だけでその対象キャラの格が上がる、みたいな感覚があります。すごい
リグナトル駐屯地の生き残り女性兵士モブめっちゃ萌えキャラ ドットも汎用で名前もないのに…ここの男性兵士とのやり取りだけで萌えキャラだと分かる
駐屯地攻略、配管から漏れてる気体に火を付けて明るくして~っていうギミックだけど、この状況だけ見ると酷い放火魔で笑った まあ非常時だし駐屯地自体壊滅したに等しい状態だからまあ仕方ないんだけど この絵面
モルガ軍曹との別れ ここも好きなシーンだな…というか、モルガ軍曹がほんとに良いんだよな…
リンクしたシングたちはモルガ軍曹の長年の辛くて苦しい想いを受け止めて、そしてリチアの「人のスピリアは時に残酷で恐ろしく悲しいもの」という言葉に続くのがこれね 人が人として生きている以上方向性や深さなんかは違ってもスピリアを触れ合わせながら生きていくしかない 「しかない」っていうのがうんうんうん…ってなる表現です ほんとなー、それなんだよなあ
シングのこのセリフがほんとにほんとにほんとにほんとにほんとに好き
これはどちらかというとオタクとしての私の考え方だけど、人の死や傷つくことやネガティブな出来事を否定されたりなかったことにされたりするのが本当に苦手なので勝手ながらこのセリフにめちゃくちゃ共感してしまった
暴走したガルデニアはスピリアの良いところも悪いところも全て吸い尽くしてしまう、それは無で…とは言え、本来クリードとリチアが作ろうとしていた「人の悪い感情だけを吸い取るガルデニア」もまた、人の心に無という穴を空けてしまう行為なんだろうなあ…とか
悲しくて寂しかったり、つらかったりしても「心に何かが残った」っていうことはとても凄いことで、大事にしたいよね…大事にしてくれるハーツのことがやっぱりマジで好きだな…ハーツの話としても好きだし、純粋に考え方として好き
ここのシングの一連の発言すごい好き
可能か不可能かはともかく現状を打開するためにとにかく思いついたことをポンポン口に出してる感じが前進力のある子供らしくて、シングらしいなあと
他のメンバーだったら思いついたとしても「無理だろうなあ」と思って口に出せないようなこともとにかく口に出していって、それは無理だと言われたらそこを足がかりに別の案を脳みそ直送で出していって…って言う流れ、めっちゃ良い会議だな そしてそのシングの発言を受けてリチアの情報開示と具体案が挙げられて、その案に足りない部分をどう補うかについてまたみんなで考える、その中でもシングがどんどん前に進んでいこうとするっていうのが良すぎるな…なんか、シングは決して万能ではないんだけどシングの前に前に進んでいこうとするパワーは「シングとならできるかも」と思わせられるような そんな力があるよね彼は
もちろんそれはシング一人ではダメで、前に進んでいこうとするシングと、一緒に前に進もうとする仲間たちがいてくれるからこそだけど。この感じがもうめちゃくちゃ王道で最高すぎる~~~
シングたちの前に進んでいこうとする力や信頼感や、一緒にいて彼らとなら進んでいける…と感じること、希望だよなあ
この流れをクンツァイトが名状しがたいものとして感じて問いかけ、リチアが答えることで締めくくるっていうのももう良すぎてこれ以上言葉が出ない
これも幾度となく感じてることだけどハーツのお話における力や原動力ってかなり感情論だけどそれをやるために色んな設定を配置したり伏線を貼ったり理論立てたりして、そういう基盤の上で辿り着く感情論だからものすごく好きなんだよなあ