進行メモ
◆メインストーリー
SCENE4-雲上の村 ブランジュ
◆サブイベント
084 占い師の姉妹
085 雲羊ベルルの毛を刈ろう!
正月が終わってしまったし他にやらないとなことも色々あるので更新ペース5日~1週間に一回くらいに抑えることになるかな・・・?
クロアセラフ撃退後、ベリルが若干迂闊なこと言って迂闊な行動して逆上されてコハクに庇われてコハクが大怪我してクロアセラフがゴミみたいに川にボチャンしたところから
前回の話だけどクロアセラフがヒスイの作戦で鉄砲水食らって川に流された後、ヒスイが「今頃は海まで流されて魚の家にでもなってるぜ」って言ってるのめっちゃフフ…wwってなります。ロアそんな空洞なさそうだけど アルフォンスエルリックかな?
一番魚の家になれそうな機械人誰かな やっぱりリノ?
これはヒスイのいつもの精査されずに勢いで口から出てる言葉なんだろうなって思うけど暗に空っぽであるような比喩表現をされることとか、ベリルの「偽のスピリアなんかに芸術家のボクが負けるはずがないんだ!!」とか、クンツァイトのスピリアのことをそれなりに認めつつある面々だけど何考えてるか良くわからん敵機械人に対しては理解もクソもない言動を投げかけてしまうの、すごく人間臭くて好き。もちろんクロアセラフも色々と決めつけで物を言ってくるし殺しに来てるので偽物扱いされて可哀想…とかは思わないんだけど。
でもベリルの発言と行動は結構不用意で、それは本心でもあると思うけど「難敵に打ち勝った直後の高揚感、興奮」から出てしまったものなんだろうなあと思うし、その後も倒れたクロアセラフに近寄ってしまったのはシングたちの自分とコハクに対する反応や対応の違いにイライラした故だから…なんというか、色々思うようにいかないところとか、その結果ついつい感情的になってしまうところとか…どちらかというと高潔な心持ちであるシングやコハクと違って普通の人寄りで、それがこのパーティにおけるベリルの立ち位置とも被るところがあり、彼女らしいなあと、良いなあと思います。
シングとコハクって本当に純粋で真っ直ぐで綺麗で、それでも未熟でぶつかったり立ち止まったりするところもあるところが好きなんだけど、それは「すごくキレイな人たちが見せる綻び」として好き…みたいな認識があって、それ込でもやっぱり並のメンタル持ちから見ると「正方向に邁進できる力を持った強くて美しい人」だなあって。これはプレイヤーの私が正方向に強いキャラ見てる時にいつも感じる憧れのような眩しさのようなそういうものなんだけど、ベリルってすごくその目線に近いキャラクターなんですよね。
そういう目線で見ると、正しくて強くて清くて理不尽なことや感情的な理由で怒ったりイライラしたりしない人って本当に凄いなって思うんだけど、同時に自分のダメなところが浮き彫りになるような感覚に襲われてしまう。わかる~~~~~~・・・ベリルは、ベリルは俺たち…いや俺たち(概念)に比べるとベリルはもっともっとよいこなんだけど そこを言いだすと無限に迷走してしまいそうなので置いといて
俺たち(概念)とベリルの性格(個人の特徴要素?)が似てるとかはないんだけど、正しく強いものへの目線が共感しやすい そういう子が配置されてるとすごく入り込みやすいです。私は 俺たちって言いつつただの自分なのでは?世間一般のこういう目線や心持ちでいてくれる子への評価がわからん そもそも人によって共感できるかどうかは変わるわけだし
作品変わるけどボイフレの廣瀬とかはそういう子だと思って見てるしそういうところが本当に好き(そういえば彼も絵を描くキャラなんだよな…) だからベリルがシングやコハクに対してそういう立ち位置なところ、本当に本当に良い
なんだったらこのへんで泣いてしまうんですけど(ここも10年前の初見当時なら泣いてなかったなあってところ)
険しい山の上にある村っていう、シング以上に辺境の…というか外の世界と関わることのない村出身ってこともあって正に井の中の蛙的なベリルが旅に出て、自分の才能がありふれたものだと知り、自分よりもすごい人が山ほどいることを知る。絵の才能だけの話でも人間性や心の強さだけの話でもなく、その両方を知ったっていうのが本当に良いし、そうやって自分は大したことない人間なんだって自覚してしまう感じが本当に本当に好き。自分がどうしようもなく凡人なんだと、いい人に優しくされる度に惨めな気持ちになってしまったり、惨めになってしまう自分に更に嫌悪感を感じてしまったり、でも表面上は大口叩いて虚勢を張ってしまったり、そういうキャラは本当にたまらないものがあります めちゃくちゃ好き
ちょっと前述したけどベリルについてはパーティメンバーで唯一成り行きで同行してるし、秘密も無ければ過去の因縁も無く、そして唯一「将来の夢」みたいなものを持っている。(成すべき使命とかとかちょっと違うニュアンス)レーブでの話の後一応確認みたいなものはあったけど、それでもやっぱり命を賭けて世界のために戦う理由がない、特殊じゃなさすぎて逆にパーティ内では特殊 みたいな立ち位置 良い
このブランジュでの一件が無くてもベリルはなあなあで同行して一緒に戦い続けてるんだろうけど(戦う強い理由も無いけど離れる理由も特に無いという)、こういう立ち位置のキャラにしっかりターニングポイントを与えてそのあたりのモヤモヤしたものをハッキリさせてくれるのは…心や絆・繋がりを描く話としては必要不可欠だと思うから…あ~~ほんとに良い
戦う理由がないことはベリルも分かってて、シングやみんなの気遣いも理解できてて、みんな良い人で優しくて正しくて強くて…そういうのがぐるぐるしちゃう上にベリルはシングのことが好きなんだもんね ここが本当に本当にな~~~~~~~~~~・・・・・・
ベリルはシングが好きで、コハクに嫉妬してしまうけどコハクのことも大好きで、シングのこともコハクのことも大好きだから、二人のいいところも凄いところもたくさん分かってるからこそ二人が惹かれあう理由もベリルには分かるだろうし「コハクばっかり!!」って表立って勢いで言ってしまうことはあれど、本心ではそりゃそうなるだろうなと分かっていて…コハクに嫉妬するというよりは、コハクが「シングに好かれるような素敵な女の子であること」に嫉妬してしまうような、そんなイメージがあります。そしてそんな自分に対してまた自己嫌悪に陥ってしまう
ベリルは直接因縁的な戦う理由はないけれど、そういう立ち位置だからこその色んな気持ちや感情をぐるぐるさせながら生きてるところは本当にハーツのパーティメンバーとして最後の1ピース感あるもんな~~~~ほんとになあ
ここ、ドット絵だから俯瞰的だけど少女マンガみたいな構成のマンガだったとしたらポロポロ泣いてるベリルがハッとして振り返ったらそこにはシングが…!!みたいな、全力でベリルに感情移入して「あああ~~~シング来てくれた~~・・・・・・・・・・・・・・・・・」ってなる感じの演出になるんだろうな?(?)的な感じあるよね…自分一人ではどうしようもないという絶望感のある状況に、まるで自分の心の叫びを聞いたかのように現れるシングは本当にズルいし、そりゃあ好きになっちゃうよこんなの。シングなんて好きにならなければ嫉妬したりぐるぐるしたりしなくていいのにって思ってたとしてもこんなヒーローみたいな登場されたらドキっとして悔しいけどやっぱり好きってなっちゃうに決まってるもん とか想像してしまいます あ~~ベリル ベリル…
ここまでに感じたベリルの印象から考えると、彼女は「シンハラは家族を省みない冷たいヤツだ」と思っていたとしても、その思い込みによってこの絵から受け取れる感情を歪ませて、間違ったものとして認識するような人ではなくて…だからこそ村中のスピリアを探し回った後この絵に思い至ったんだけど。
シンハラがヘリオをひとりぼっちにして、両親が死んでも帰ってこなかったというのはベリルにとっては紛れもない事実で、そんなヤツが家族に愛なんて持ってるわけがない、冷たいヤツなんだと思う一方で彼の遺作(実際は遺作ではないんだけどシンハラ名義としては遺作になるのかな)が家族に対する愛に溢れた、ただの絵ではない魂を感じられるような絵であることも事実で…幼かったベリルにはその2つを上手く受け止めることができなかったんだろうなあ。それは仕方ないことだと思うし、そういう複雑で色んな想いがあったからこそベリルはこの部屋を「ガラクタ置き場」なんて言って遠ざけてたんだろうとか色々考えることができて…あ~~ほんとに良い絵だ…
さっき言ったことの反復になるけど本当にありふれた才能しかない表現者が虚勢張ってるみたいなのもれなくめっちゃ泣いてしまうのでこのへんボロボロ泣きながら読んでたし今も台詞読みながら泣きそう 最近はそんな手紙がぱったり来なくなったってことも合わせて
ヘリオはこうやってベリルの顔を見るまでは不安だったんじゃないかなあ。ベリルからの連絡が途絶えて、何かあったんじゃないかってベリルの身に対する不安もあっただろうし、画家としてのベリルの心に何かあったんじゃないかとかも考えただろうし、だからこそベリルの顔を見て、ベリルと一緒に旅をしたシングやコハクたちを見て、彼らが本当にあったかくてベリルのことを想ってくれてるって分かったときのヘリオの気持ちとかも想像したらめっちゃ泣いてしまうし、ベリル自身にも自覚できてなかったであろう、ベリル本人でも仲間でもなく久し振りに会う家族だからこそ分かるもの、みたいなのも本当に良くて、プレイヤー的にもヘリオにそう言われてあっ・・・あああ~~~・・・そうか・・・ベリル・・・そうなのか・・・ってなる感じ?ほんとにすごい
この辺りも先に述べた通り、過去も因縁もないベリルが、そのベリルのままでシングたちと共に居たいという気持ちを見つける感じが本当に好き…ベリルがいなくてもハーツのストーリーは動くかもしれないけど、でもベリルがいないとハーツじゃないんだよな…とかいうとめっちゃ概念みたいな話になってしまうけど やっぱり心の話だからさ~…ハーツのパーティメンバーは過不足無く完璧すぎる あまりにも
そして旅立つベリルに対するヘリオの言葉がまた良いんだよな…ヘリオ、本当にいい女
この後のアラゴとのやり取りも含めて、ヘリオあってのシンハラとベリルの家族愛なんだなあっていう感じがめっちゃ伝わってくる それにベリルがシンハラ似でありヘリオ似でもあるっていうところも 人が如何にして育ったからこういう価値観や性格を持ってるんだって伝わってくる瞬間がほんとに好きです
もうさっきからベリルが描き足した絵のくだりまで延々泣きながらプレイしてたけどベリルが描き足したシンハラ思いっきりアラゴなんだよな あーああー・・・そうだよなあ・・・
コハクの「手と手、つなげて」シングの「大地、踏みしめて!」ヒスイの「見届け人」クンツァイトの「熱血守護騎士」と、後半に入ってからターニングポイントになる話を経た時に入る称号が良すぎるし、その称号取得のシステムアナウンスで心に来るものがありすぎる
◆ベリル以外あれこれ
ベリルのお祖父さんシンハラ=ベニトがベリルの両親が亡くなった時すら実家に帰ってこなかった件についてだけど、この時のジルコニアってつまり意識を乗っ取ったクリードで、クリードが宮廷画家を幽閉してまで描くことを強制した「宝石姫の肖像」(後にものすごい絵として国宝になる)ってなあ、(察し)すぎて まあ、そういうことだよね…
でも裏を返せば原界人を見下しまくってる彼が幽閉してまで宝石姫の絵を描かせるほどの画家ってことなんだよね~~~シンハラは これはすごいことやと思うよ 普通なら野蛮な原界人なんかに自分の愛するものを描かせようなんて微塵も思わない人だろうし
結晶人にも不可能なことを成せるほどの画家ということで、クリードにもそういうとこが認められてたんだろうな~~~幽閉とか強制とかやってることはマジでアカンのだけど、クリードがどういう人間か知ってる分シンハラがマジですごいってことが分かる感じがめっちゃ良い
しかしテクタといいアラゴといいハーツには肉親であることを隠して接する人がけっこういるよな それぞれ理由があるんだけども
何度見てもブランジュの壁画はDSの限界を突破してる美しさ 圧巻です
村中スピルリンクして探し回ってゼロムが見つからなかった結果あーーじゃあ!!!ってモクゥにまでスピルリンクしてるのがヒスイっていうのがめっちゃ面白いしらしいと思う…笑
このタイミングでものすごい量のチャットとサブイベントが解放されるんだよね。サンドリオン復活前後の精神的なごたごたが一段落して(世界情勢的には一段落してないけどそれは置いといて)クンツァイトやリチアを交えて軽口叩いたり面白い話したりサブイベントをこなしたりできる体制が整ったって考えるとすごい感慨深い しかし解放されたサブイベントめっちゃ多い やばい
とりあえずブランジュでパパっと見れるやつだけ見たので、次回はサブイベント消化回になるかな。もちろん一個一個細かく触れていくわけじゃないけど本編進行は一旦止めてサブイベ回収に奔走したい次第
シングに友達がいなかった件、コハクが寂しくなかった?って思うのはわかるし、プレイヤー目線だとシング友達いなかったのか…ってなるんだけど、本人的には全く気にせず日々を全力で楽しんでたっていうの、控えめに言っても最高すぎるんだよな…
シングらしいっていうのもあるし、本人がどう感じながら生きてるかなんて他人のさじ加減でどうこうなんて一概に測れるものじゃないって感じもあって
これに対応するチャットでは、コハクが「無限滅殺オニごっこ」「デッドエンドサッカー」「激・炎熱地獄雪合戦」なところ…笑 コハクほんと可憐な少女って感じの外見だし性格も素直で可愛いのにアクティブすぎる辺境田舎ガールなバランスが絶妙でサイコーだよな…あとこれ過激名で笑う方が先にきちゃうけど全部複数人で遊ぶものなところも全力一人遊びエンジョイ勢だったシングと対応感あって良いな
ここらへんの会話テンポ狂おしいほど好き 肉塊て 丸刈りにされたモクゥがやばすぎ
これは記事サムネにしようと思ってたけど記事内で自然に入れられるタイミングがなかったモクゥの写真
占い師の姉妹のサブイベント、テイルズオブハーツが4クールアニメだったら普通に1話使ってできそうなくらい姉妹の関係ややり取りが濃厚ですごい 前も言ったけどスピルメイズや心ってテーマだからサブイベントで出てくる汎用ドットのキャラでも色々濃いんだよなぁ…大好き