DS版テイルズオブハーツアニメムービーエディション 再プレイ感想日記 その13

※再プレイなので現行部分以降のネタバレとかも普通に含みます。

進行メモ
◆メインストーリー
SCENE4-セミナビッツ港~霧の村レーブ

なんか進めば進むほど過去の自分と解釈違いを起こして頭抱える 前と違うこと言ってても笑って見逃してほしい
再プレイでしっかり細かいとこ思い出していくの大事だ…

あとヒスイのことヘンゼラで離脱とか言ってたし レーブで離脱です

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ほんとシングのこういうところ大好き って言うと語弊があるかもしれないけど
明るくて純粋で真っ直ぐで光属性で基本的に正方向に向かって突っ走ってるような少年だけど、どうしようもないショックを受けた状態だとこうやって異なる世界の人間を否定的に言ってしまったり、普通の人間みたいに「世界のために体張りたくない 他の人がやってくれる」みたいな逃げ方したりしてしまうところ
(それでも普通の人間レベルだと思うけど)
ものすごく清い子だと思うけどちゃんと壁にぶつかって停滞して落ち込んでちょっとイヤな言い方しちゃうからこそ、立ち直った後の後半ストーリーでの輝きが染みるからさあ…だからシングが好きなんだよ…

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「そんなの結晶人と結晶界の勝手と都合じゃん 俺らを巻き込むんじゃねえよ」といえばそうなんだけど、このセリフ見てると全然他人事じゃないっていうか…軍と教会、今の国の姿を見ていると(文明レベルはまだまだ結晶界に追いついてないとは言え)原界も放っておけばいずれそうなっていくんじゃないかなあ…って思えるところが 星が違っても人の業は変わらないんじゃなかろうかとか考えちゃうな 多分意識して描かれてるんだろうけど

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でもやっぱり全部をヤケになって投げ出すこともできないというか、完全に意識の外にはできないところもシングだなあって思うんだよな

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クンツァイトの最高にアツいところすぎる 機械人・疑似スピリアで前例のないソーマ起動、しかも「最下級のジャック型で」っていうの 最高最高最高なんだよなあ…!?
ある意味戦闘特化型とかじゃなくて汎用型だからこそみたいなところもあるんだろうけど、リチアとクンツァイトの関係や絆めちゃくちゃ好きだし、リチアといてクンツァイトに芽生えたもの、シングやヒスイたちといてクンツァイトの中で変化したもの…色々あってやっぱりクンツァイトは良いなあ

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結晶界復活させる緋色の髪の魔王だぞ!!って出てきたばっかりのクリード=グラファイトさんほとんど間を置かずに重度のフローラ厨なことがバレバレなのほんとすき
あっこの人結晶界というよりはフローラって人のことめちゃくちゃ好きで復活させたくて仕方ないんだ…ってわかっちゃうもん クリード クリード好きだ……

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シングは色々ショックを受けるような出来事が続いたけど、イネスもほんと相当なんだよなあ。最愛の人と心が通じ合えたのに殺されてしまって、しかも裏で操っていた人が真の敵だって判明したわけで…復讐の鬼みたいになってもおかしくないレベルのショックだと思うんだけど彼女はあくまで気丈に、理性的に振る舞ってリチアに協力する道を選んでるの 強い女だ~~…
それはイネスが他のメンツよりも大人だからっていうのもあるだろうし、シルバに託されたということもあるけど、ラピスを守り育てるっていうのが第一にあるからなんだろうなあ。
母は強しって言うけどラピスがいつか目覚める世界を守るっていうのは世界そのものや治安的な意味だけでなく、ラピスが目覚めた後一番近くにいることになる人間がイネスになるわけだから、目を覚ましたラピスが健やかに生きることができるよう理性的で優しくて強い女で在らねば…みたいな意識があるからかなあ。とか想像してしまいます

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サンゴ船長って出番自体がすっごい多いってワケじゃないんだけど要所要所で出るセリフがどれもめちゃくちゃ良いんだよなあ…前回のニーベルグ潜入時のセリフもそうだし、これもそう
今のシングの状態がすごく伝わってくるところも良いし、普段のシングはそういう風に人と話してるんだな…って知れるところも好き チェンからの信頼を得た時もそうだけど言葉だけじゃなくそういう挙動も含めてなんだろうなあみたいな。

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レーブ村すごく好き 同じ辺境の田舎町でもシーブルとは全然雰囲気が違って、シーブルは流れ者のゼクスたちを暖かく迎えてくれる村人みんな仲良しって感じの村だったけどレーブは逆なんだよな。そんなレーブの人を見てシングは「なんだか冷たい村だな……」って感想を抱くけど
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個人に干渉はしないけど村に危険があればしっかり伝達してこの流れ者が集まる環境を守る
他人について何があったかとか、過去がどうだったとか、何を考えてるかとかは分からないし立ち入らないけど皆生きる苦しみや寂しさを持っていることは知ってるっていう距離感
うーんめっちゃ好きだな……みんなあったかくて交流があって仲良し!な村も、色んな事情があって個人には干渉しない生き方の流れ者同士の集落も、どちらもいい感じに肯定されている感じが好き。
「色んな人がいる」っていうの?そういうのが好きなんだよな

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再会即仲違いしてしまうシングとコハク~~~~…シングが光属性主人公ながらしっかり壁にぶち当たってくれるところが好きって言ったけどシンコハもだいぶストレートにラブラブな主人公ヒロインながらこういう場面にぶち当たるところがめちゃくちゃ好きです。
しかしカーっとなってつい口に出てしまった言葉とはいえ、お互い「わたしの知ってるシングじゃない」「前のコハクと違う」っていうの死ぬほど重いしつらい ただのケンカじゃなくてお互いのことを否定しちゃってるのがやばすぎる

ここ、シングもコハクもお互い面食らってそう
シングから見たら自分もコハクもリチアや結晶人に振り回されて危険でヒドい目に遭ったし、シングは死にかけたしコハクは殺されかけたわけで、コハクもきっと自分と同じような気持ちになってるんじゃないかと思ってたんじゃないかなあ。
コハクは確かにヒドい目に遭ったし死にかけたけど、コハクは生まれてから17年間ずっとリチアと一緒で彼女の想いに触れてきた大切な友達であることに変わりはなくて…殺されかけたし仲間を見捨てられそうになったけど、色々思うところはあれどやっぱり自分はリチアを助けたい!と ここで一つ認識のズレがあるのかな。
シングからしたら「直接言葉を交わした回数も数えるほどしか無い相手」でもコハクにとっては「生まれてからずっと一緒にいた人」なんだもんな
(あとなんとなくだけどシングが出会ってから長い時間見てきたコハクってどっちかというと庇護対象のヒロインみたいな立ち位置だったのもあってガーっと意見言われるとけっこうびっくりしそう 一番最初に本来のコハクの姿を見ているとはいえ)

そしてコハクが今まで見てきたシングは「傷ついた誰かのために一緒に泣いて、怒ってくれる優しい人」で
困難にぶち当たったとしても、目の前で助けを求める人や危険にさらされている世界を「そんな事より」なんて言って投げ出すような人だとは思わなかった。
もちろんシングの本質というか性格はそれで間違いないんだけど…シングはコハクが思っているほどどこまでも純粋で真っ直ぐでいられる人ではなくて…これはコハクの方がちょっとシングを清く見すぎてたのかな。思い込みもあるけど自分とリチアに味方してくれる人がいてほしいって願望もあったのかな。
コハクは自分の理想像を相手に押し付けるようなタイプではないんだけど、なんか状況が状況なだけに?コハクはリチアを助けるって決めてたけど、でもやっぱり敵がやばくて怖くて恐ろしいって気持ちももちろんあって、だからシングに助けを求めたい・支えが欲しいって気持ちもあったのかもしれない。だからシングにそういう面を求めてしまったとか。想像だけど

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ジルコニアにスピルリンクした後コハクだけシングを追いかけることを躊躇ってしまったのも、シングとクリードに纏わる重い真実を知ってしまったからっていうのもあるけど、シングと再会した直後の自分の発言やシングに対する考えを省みた結果なんじゃないかなあって気がするし
だからこそここでコハク操作になってシングを探しに行くことになるのがほんとにほんとにほんとに良い
ストーリー進行におけるプレイヤー操作キャラ、私は「カメラをどこに置くか」だと思ってるので、この場面は「シング側にカメラを置いてコハクがこちらを追いかけてくる画を写す」のではなく、「コハク側にカメラを置いてシングを追いかける」方が絶対良い コハクの心が伝わってくるし、サンドリオン復活から心が離れ気味で(ジルコニアのスピルメイズ内では戦闘メンバーから外れてしまう)シングを追いかけて、見つけ出すっていうのが一番状況に合ってて あ~~~~~最高だ

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コハクがシングの気持ちを察せなかったのが悪いとか、ウジウジしちゃってるシングが悪いとか、どっちに特別非があるとかではなくお互いが相手の知らなかった・思いもよらなかった面に触れたり、自分で自分の気持ちをコントロールすることもできなくて衝突してすれ違ってしまった結果っていうのがなんか 心の物語だなあ~~…シングとコハクだけじゃなくてこのお話に出てくる色んな人に当てはまることだと思うけど そういうところも良い

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ジルコニアの家 棚開けると皇帝のマントがある

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イヤーーーッ!!!グロシュラー上将が大佐だった頃よ!!!!!!!!(ファン

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この頃のマクス帝国のカリスマの皇帝が引っ張っていってる感じ、今の帝国との違いが面白いです。まあこの皇帝はクリードに支配されてるわけだけど。
クリード、ゲーム本編で従えてるメンバーは寄せ集め感ハンパないしあんまり誰かにめっちゃ慕われてたり心酔されてたりとかはなくて(最初からいるインカローズ除く)あんまり超カリスマ!!なイメージはないんだけど、ジルコニアを乗っ取ってマクス帝国を支配し、カリスマ皇帝的な立ち位置で統一戦争を起こして全世界を巻き込んで原界を大きく変えたことを考えると人々を支配したり扇動したりする才能も凄まじいんだろうなあ!
思念術師としては大大大天才だから当然頭は良いんだけど、単純な頭の良さと人のトップに立って動かす才能ってまたちょっと別カテゴリだと思ってたから(もちろん頭の良さは影響あると思うけど)
クリードのことついつい面白がってしまうんだけどやっぱりとんでもねえヤバ強いヤツって認識は絶対曲げられねえ…ほんとに怖くて強くて恐ろしい魔王なんだよこいつは(スタンディングオベーション
だからこそフローラ厨すぎるところとか喚き散らすところとか(三木眞一郎isGOD)全然悟り開ける気配がない(?)ところが良い 映えるんだよな

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親世代パーティほんっと好き…これはこれでRPGのパーティとして完成されてる感のあるメンツなところがめちゃくちゃ好き ワクワクするしこの5人のこれまでの冒険やどうでもいいやりとりがもっともっと見たいと思わせられる魅力に溢れてる
ガサツでシモい話普通にし始めるドナに、ドナとは正反対の真面目でお淑やかなアイオラっていうコンビ、パーティ最年長の陽気なオッサンのゼクス、物腰柔らかそうになははと笑ってる元不良の王子様(!!!)と、ちょっとビビリで情けない妻子持ちのラブラド あ~~~っ最高だよな 最高

なんかこうこう羅列したキャラ性みたいなのだけでもめちゃくちゃ良いし、ドナとゼクスの親子揃って戦ってる感じとか、実はテクタとドナがデキてたりするところとか、生き残ったラブラド=アーカムの今とか、そういう関係とか現代へのつながりとか、あとシング・コハク・カルセドニーの親であることとか、ソーマのそれぞれの所有者(シング⇔ゼクス、コハク⇔ドナ、カルセドニー⇔アイオラ)とか、考えれば考えるほどロマンが詰まりまくってる親世代…

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この頃のラブラド、仲間内では割とビビリな方で、ラブラドが怯んだせいでジルコニア(クリード)に一本取られたしでかなり情けないポジションなんだけどドナたち仲間の口ぶりとか、何よりこの全員で力を合わせてクリードを押さえ込もうとしてるシーン、この思念術ってやっぱり所謂絆パワー的なやつじゃないですか!みんなで心を一つにして思念術強くしてるみたいな感じじゃないですか!これにラブラドもしっかり参加して力になってるところが!ラブラド=アーカムという人間を見る上でめっちゃミソだと思ってて!!
なんか、現代の教主アーカムはあんな感じだけど、この頃はちゃんとアツい仲間してたんだなーってところを見てると胸が高鳴ります ファンなので

教主アーカムがアレなの、こういう過去を踏まえてみるとただただ私腹を肥やしたいだけのワル教主とは言い切れないところがめっちゃ好きで、かと言って実は良い奴なんだよ!!とも言えないバランスで…
過去仲間とともにクリードと戦ったって経験があって彼も仲間を失ったわけで、しかもクリードの脅威は消え去っていなくて…諸々あってアーカムは今の地位にいるわけだけど 17年前からチラ見えしてた弱くて情けないスピリアのまま、ドナやゼクスたちといった彼の背中を叩いてくれたり間違ってたら叱ってくれるような人を失ったまま一人であの地位まで上り詰めちゃったらまあ多少人間性歪むだろうなとか
色んな因果とか人の弱いところとか親世代メンバーの数少ない生き残りになったこととか、様々な要素が絡み合って今の教主アーカムがいるっていうところがもうめっちゃめっちゃ好きで!!ファンです

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なんで機械人って秒単位で報告するんだろう ここも計算してみたらだいたい152年ちょいくらいでした

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テクタの発言、サブイベントとか回収してなくて裏設定諸々把握してない状態だと普通に流してしまうんだけど(カンのいい人なら引っかかりそう 私は鈍いです)テクタがシングの父親でドナの想い人であること踏まえて見るとウーーッ!!!ってなる言動の数々って感じですごいよね…
ドナが海に落ちた後父親の名前より前にドナの名前を叫んで迷わず海に飛び込むものすごい血相の変え方も一人の仲間に対する感情以上を感じるし、「どうかシングを助けてやってください」の言い方も「かつての仲間の息子のことをお願いする」口調というよりは父親としての気持ちが滲んでる感じするもんね…その前の語り口調はできるだけ「仲間」視点で語ろうとしてる感じなんだけど。あーーーテクタ テクタ好きだ

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母親の愛情、イネスとのやり取りもあった後なので結構印象に残る 親子愛家族愛はハーツが描こうとしてる色んな感情のうちの一つかなって思うけど
なんか直接関係あるわけではないんだけど、コハクと同じソーマを使うシングの母親がコハクと同じように感情を失っていたっていう状況はすごくエモい あとあのこれは完全にオタク心がくすぐられるっていうだけの話なんだけどドナみたいな下品でうるさい女が子供への愛情以外の感情を一切失ってほぼ無感情になってしまうっていうのはけっこう性癖を刺激されるというか、元気な子が感情失うやつ、もしくは無感情な子だと思ってたら実は昔は感情豊かな人でしたっていうやつ、めちゃくちゃ性癖で興奮するので…ド、ドナすぁん…となってしまいます…お恥ずかしながら…
めちゃくちゃ重くて悲しい話なんだけどね だけどね~…美しいんだよね
あとこれは突っ込むの死ぬほど野暮かもしれないけどこんな戦いの中で子供作っちゃってたドナとテクタけっこう迂闊やんな…とは思うんだけど、まあそういう偶然?因果とかも巡り巡ってシングって主人公が生まれたからこその物語だもんなあと思うと 人間全ての行動を完璧にこなせるわけではないからなあ
ドナの「あたしに似ずいい子だ」っていうのも、まあ多分ドナ自身の下品でガサツでちょっとDQNっぽい性格のことを指してるんだろうけど、こういうタイミングで子を成してしまった迂闊さとか申し訳無さもかかってたりするのかな?っていうのは深読みしすぎかな
あとアイオラもドナもそうだけど感情を失った状態でのお産ってめちゃくちゃ大変そうだ…痛みや苦しみは感じないけど、だからこそ色々と

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クリードがシングの中にいた理由・シングの中から出てこれた理由を知っても誰もシングが悪いなんて言わないに決まってるんだけど(言うタイプのキャラもいないし)、シングからしたらやっぱり「もし自分が生まれていなければ」「自分が死んでいれば」を考えてしまうし、それが世界にとっても今まで命をかけて戦ってきた人たちにとっても一番丸く収まるわけで…事実として自分が生きていなければ全てが丸く収まっていたなんて考えるだけで気が狂いそうになる話だよなあ…
それにゼクスやドナが愛ゆえに手を下せず…うーん、これは想像だけど、感情を失ってしまっていたドナはともかくゼクス的にはシングを生かしておくことはクリードによって世界が危機に陥るかもしれないことと同じくらい、孫のシングが苦しむであろうことも考えたんじゃないかなあ…わかんないけど
シングを生かすという選択をした以上彼は本当に一生懸命シングに愛情を注いで、真っ直ぐでスピリアの強い子に育てようとしていて、なんだかんだ憎しみに負けてしまったとはいえシングがああいう性格なのはゼクスが愛情を持って育てたからこそだろうし、うーんうーん、育てられたシング自身がそれを一番わかってるだろうし…なんか、考えれば考えるほどやっぱり単純な話ではなくて、勿論クリードや結晶界のいざこざが原因でありシングは悪くないんだけど、自分が生きていなければとかゼクスやドナとの約束を守れていればとか考えてしまうのは当然で、シングにとっては本当にめちゃくちゃキツい状況なんだよな なんかプレイ中はそうでもないんだけど色々考えながら噛み砕いて文字打ってると胃がねじ切れそう

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シングが生きていていいのか、ゼクスやドナの選択が間違いだったのか、世界にとってとか、クリードが、結晶界との因縁が、だから良かったのか良くなかったのか、そういう理屈の話じゃなくてコハクという一人の女の子が、シングという一人の男の子と出会えて良かった、生きててくれてよかったっていう「本当の想い」を伝えるんだよね あ~~~もうここは好きすぎて細かに何か言うのもすごい野暮な感じがする・・・・・・・・・・・今もプレイ記用に撮った写真のセリフ見て泣いてる

生きてること存在してることを肯定されるの本当に泣いてしまうんだけど、それは世界にとって役に立つからみたいな理屈とか、気を遣ってとかの空虚な言葉じゃなくてコハクというシングに救われた一人の女の子からの心からの想いだからこそシングに届くわけで、うー、ああーー…あーーー…
ブログの文章でうーとかあーとか打つのやめたいと常日頃から思ってる(やめられてない)しここの感想割と数時間唸って書いた結果がこれなのでもう色々許されたい

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弱くて脆い自分を否定してしまっていたシングが、励まされて強いスピリアを持てるようになるわけじゃなくて「弱くてちっぽけな自分」を認めて、肯定して立ち上がるっていうのが本当に本当に大好き

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そしてこのレーブの霧が晴れるという演出ね………最高すぎて言うことがない

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史上最高の称号