DS版テイルズオブハーツアニメムービーエディション 再プレイ感想日記 その11

※再プレイなので現行部分以降のネタバレとかも普通に含みます。

進行メモ
◆メインストーリー
SCENE3-橋上聖都プランスール~サンテクス大聖堂
◆サブイベント消化リスト
054 ねこ鼻の女
055 麗しのプランスール
056 図書館にて②
057 復讐の代償

未回収メモ053

大晦日だ!!!DS版テイルズオブハーツアニメムービーエディション納めだ!!!!

前半戦の終わりが見えてきた カルセドニーを追って聖都プランスールに突入です
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聖都に入るためのイネスのウソ、真っ赤なウソと言えば真っ赤なウソなんだけど、なんか、こう、ラ、ラピス…ってなって何とも言えない気持ちになりますね
個人的には、ラピス意識というよりはイネスがとっさについたウソがラピスっぽい内容になっちゃってた くらいの感じかなあと思ってますけど 上手く言えないな 彼女にとってパっと思い浮かびやすい状況がそれだった みたいな。
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イネスのすごいのは次になると思うのでとりあえずメモ代わりに置くだけ

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アンとクンチャイトがすでにかわいい

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恒例街についての情報を仕入れる 楽しい
湖の上にあるシャルロウといい、橋の上にあるプランスールといい、自然に街はできないだろうな~って立地にある街は成り立ち話が濃くていいっすね…どれも帝国の統一戦争やその辺りの都合が絡んでくるんだけども。

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でも一般的に知られてる成り立ちと実際の成り立ちが少し違うっていうところも生っぽくて良い
つまるところ、アーカムも軍と戦争する気満々でそれ前提にこの街を設計したってことだもんね。そうじゃなかったら統一戦争以降にできた教会の本拠地がこんな少数精鋭で敵と戦う前提の構造してるわけないし…笑
あ~ほんと教会も軍もお互い何年も前からどっかで潰すって思い合いながら帝国上層にいたんだなあ感がビリビリ伝わってきて最高ですね 最低だけど

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一番最初のシングみたいなこと言ってる少年がいる笑

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この辺も今の教会の体質が見えてあー・・・ってなりますね・・・
前は帝都で軍の体質にああ・・・ってなる場面が多かったように思うけど(逮捕のでっち上げとか)ほんとこの軍も教会もどっちもどっち感を全面に見せてくれるのほんと良い…
この後軍の内通者として出てくる教団員のところで描写されるけどアーカム主導のもの以外のバレイア教の信者やその土地は弾圧されてる、とかもね あっちもこっちも歴史と闇が深い

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13隊からシング一行への決闘の申し込み
ここ、カルセドニーが直接来るのもなんかアレだしペリドットが使者になってんのめっちゃわかるし、市中だと目立ちすぎるからペリドットが育った孤児院に入って・・・っていうごく自然・かつちょっとコミカルな感じでサラっとペリドットが孤児院出身であることが描かれるのめっっっちゃ好き
なんていうか孤児院に誘い込まれる流れも孤児院のガキどもがやるからなんか軽いし、探している相手から直接決闘を申し込まれるっていう状況の方が強すぎてストーリー内で(直接セリフで)ペリドットが孤児であることに触れるタイミングがない、でもプレイヤーもキャラも「(あっこいつ孤児だったんだ)」って気付く くらいの塩梅?めっちゃ良い 上手く言えないけどめちゃくちゃ好き
「話の流れ的に今このことには深く突っ込む必要なし」の取捨選択がすごく肌に合うんですよね。シングの生まれについてとかもそういう感じだと思ってる

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「孤児院最強」じゃなくて「孤児院史上最強」なのがフフフってなってしまう
あ~孤児院史上最強のガキ大将ペリドット=ハミルトンかわいいんじゃ
元気系ナマイキ少年のスピンにめっちゃ慕われてんの良すぎてな ペリドットのこの女だろうがなんだろうが関係ねえガキ大将感がモリモリ伝わってきて最高

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ネルちぁんかわいい。。。スピンとネルはしっかり固有ドットで良いよね。名有りキャラは出番少なくてもとにかく固有ドットになってると思う 多分

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これは名画

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わあい図書室 トヤマ図書室調べるの大好き
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バイロクスが家庭科スキルめっちゃ高い件について直接触れられるのは確かもっと後だったハズだけどこういうところでチラ出しされてるのフフってなってしまうな バイロクス先生のファンです

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だいちゅち
バレイアマガジン12号って書いてあるのに156話て 一号何話掲載してるんだよなっげーわ寝てた
これ156話は成敗!悪代官グロシュラーだけど多分これまでの155話も様々なグロシュラーを成敗してるんだろうな

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飛行船の本でエカイユ(が秘書になる前)の話が サブイベ楽しみ

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そのほんの片鱗であっても調べることで色んな情報を出してくれるから探索はやめられないよなあ
今までのプレイでもあちこち調べ回ってはいたと思うんだけど、よーし世界網羅してくぞ!みたいな心持ち?世界萌え(?)?みたいなノリで見て回るのは初めてなので新しい心持ちに流し込むと既存の情報であっても新しいもののように感じる…タノシイ…タノシイ…
こういう能動的に動けば見れるところに情報詰め込めるのはゲーム媒体の特権だもんなあ。オタクコンテンツ、媒体ごとにそれぞれ強みがあると思ってますけど どちらかというとストーリー一本道で主人公も喋りまくるこういうゲームで、それでもゲームだからこそなんだよなあ~!!って強く実感できるのはこういう部分で遊んでる時かも 他にも色々あるけど
ちょっと前にプレイしたベルセリアも街の人に話しかけるのがめちゃくちゃ楽しかったんだよなあ。年月経って自分の楽しみの切り口がちょいちょい変わってる感じがします。すごい楽しい

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シング一行と13隊の決闘 最高に少年マンガしてて最高すぎる
そもそもシングという少年主人公に対してライバルポジションのカルセドニーがいる構図が王道一直線で大好き大好きだし、最初は「少年」とか言って上空から目線だったカルセドニーが色々経てこうやって対等に決闘を申し込むまでになるっていうのも、シングの成長とカルセドニーの変化が噛み合った結果なので大好きなやつだし、こういう衝突を経て後半では友達って関係になれるので…もう、最高ですね…最高…
そしてタイマンではなく3対3なのもね シングもカルセドニーも一人で戦ってるわけじゃないっていうのもめっちゃ好きだ なんとなく男3人で挑みました(そして秘奥義連発して勝ちました)

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カルセドニーの一人称ほんとすき
ストレートだけど公的な部分と私的な部分の区別としてわかりやすいし、王道だし、カルセドニーのむき出しの本心・本質みたいな部分である「僕」…最高やな!
この辺り最高ばっかりで最高最高って言いすぎな気がする 最高なんですけど

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ここの仕掛けパっと見めっちゃギャグマンガでやばいけど多分教会をダンジョンとして攻略した時の仕掛けもこの罠も、プランスールが軍との戦いを想定されてる構造だからこそなんだろうなあ。大聖堂にも有事のために色々仕掛けを施してる ってことなんでしょうな

カルセドニーがシングたちに申し込んだ決闘に水を指した(アーカムに報告して罠を張るに至った)のはバイロクスで、バイロクスは帝都でのやりとりがある通りカルセドニーを第一に考える人なので教会やアーカムへの媚びや保身でシングたちを陥れたわけではなく、あくまでカルセドニーの危うい立場をどうにかしたいからこそ…彼の意に反する選択をしてるんだよなあ。
それはやっぱり正しいこととは言えないけどバイロクス、カルセドニーを第一に考える従者だけどイエスマンではなく、バイロクスの意思で色々考えて行動を起こすところが強くて大好きです。今回は水差しになっちゃったけど

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これはただのプレイヤーの精神的なアレってだけなんだけど誤解がサクっと解けるのは安心するよね
話的に引っ張る意味もないし

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カルセドニーのこういう純粋で真っ直ぐなところほんと良い…
自分が知らずシングたちを貶めていたことについて「自分は知らなかった」って言い訳はせずに父親に逆らってでもケジメをつけようとするところ、潔癖というかカルセドニーらしいというか ほんとに曲がったこと許せないし正々堂々の筋を通したい性格 美徳だなあカッコイイなあ

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アーカムの言ってることも全部間違いだとは思わないけどね
教会側目線で言えばやっぱり大局を見れば何の情報も利も得られないままスピルーンを返すのは損でしかないし、それは世界とか色んなアレにも影響するのは確かだし…(まあアーカムはそれもありつつ利己寄りなのは確かなんだけど)
純粋でいられるのも真っ直ぐでいられるのも、物事を広く深く知らない若者だからっていう面はもちろんあると思うし でもでもだからこそ清く真っ直ぐに強くあろうと必死に頑張ってる若者を見ると大好きが止まらなくなるしこんな感じになっちゃった大人見ると薄暗い路地で座り込んでため息つきながらはぁ~~~~・・・好き・・・ってなります(誰?

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前回「システムメッセージのタイミングでアツい気持ちになってしまう」みたいなこと言ったけど、ここ!!ここすごい!!ここすごい
夢のスピルーンはこの会話の少し前には戻ってるんだけど入手に関するシステムメッセージ、会話が全部終わった後じゃなくて会話の途中(↑のタイミング)で入るんですよね…そしてこの後も会話が続くんだけど
コハクが戦争を止めたいと願うのは夢のスピルーンが戻ったからこそだぞ!!!!っていう演出ですよね あ~~~っシステムメッセージ システムメッセージすごい

「夢」って感情の名前としてはちょっとフワフワしてるけど要するに「望みを持つこと」ってことだよね。もちろんカルセドニーのスピルメイズで見たような「夢」も含む
夢のスピルーンが戻ってないコハクはこの状況になったとしても戦争を止めたいと強く願うことはできないんだろうなあ。悲しみや恐怖のスピルーンは戻ってるから怖い、やめてほしい、とかは感じるだろうけど…
キングクロスでシングとヒスイが啀み合ってた時とかも悲しいとか怖いって感じにはなってたと思うし止めてほしいって気持ちはあっただろうけど夢のスピルーンがないとその感情が上手く処理できなかったりしたのかな?どうなんだろう
コハク見てるとそれぞれの感情とその作用・ある時と無い時の違いとかすごくすごく興味深くて面白いよなあ あー…あとひとつですよ…

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くっさ!!!!!!!!!!!!!!!!(率直な感想)(興奮)
ほんとアーカムとグロシュラーの泥とゲロのなすりつけ合いみたいな関係大好き くっさ 大好き

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さっきの流れもあり、カルセドニーは父親の意に背くことになっても、立場を失うことになっても軍と戦うのではなく市民を守るために動き出す あ~~~~・・・かっこいい
何というか、ただただ潔白で行いが正しいことしか分からないキャラクターってだけではこの感慨は湧いてこないんだけど…カルセドニーのこれまでの言動・成長・パライバ様との仲や幼い時代からの想いやバックグラウンドを知って、あの決闘を経て、筋を通すために父親に逆らって、その上で軍に攻め込まれた街を守るためにこういう行動に出た、っていう流れや色んな壁やなんやかんやがあるからこそ、このカルセドニーの言動にめちゃくちゃグっとくる…重力に逆らおうとしてるのが実感できて初めて、正方向に邁進するキャラクターは美しいなと思うんです 大好き

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みたいなことを考えちゃってるせいかここでめっちゃ泣いてしまった 今までハーツプレイ中に泣いたこといっぱいあるけどここで泣くのは初めてだった
真正面からぶつかり合って紡がれる友情・敵対関係から協力関係に…っていう王道展開としても本当に本当に良い場面であるし、流れに逆らって己の正しいと考える行動をしようとしている人にこうやって味方がいるっていうのは(そしてそれはぶつかり合って分かりあった相手っていうのも)…すごいことで、なんか、泣けてしまうよね…

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その後もこう、正しさだけじゃどうにもできない、直接知らないから綺麗事を言えてしまう、みたいなところに触れていくよね 好きだ 好きだ・・・・・・・・
シングとカルセドニーに関しては序盤時点で色々乗り越えたり変わったりしたけど、それでもシングは世界や人のことを知り始めたばかりの純粋で無知な辺境の田舎者であることは間違いなくて、シングには理解の及ばないような負の感情や想いが渦巻いてて…みたいな、あ~~…良い…だからこそシングは主人公なんだわ…

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10数年前の帝国統一戦争についての情報をあれこれ集めてればこの老医師のセリフもめっちゃ刺さって良い 先の戦争に直接関わった人なんだろうなあ。

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あ、あとここね!!イベント進めるとすぐセリフ切り替わっちゃうモブ ベリルのお婆ちゃんの名前出してる
こういうネタ仕込み見つける度に大好き~~!!って言ってる気がする 世界だよ

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ネルの病気が良くなるようにと毎日三日月浜でお祈りをしているスピンを危ないからって連れ戻そうとするくだり、ここも良い…ていうかもうプランスールでのあれこれ好きなものが多すぎて挙げていったらキリがない
「子供は無知だから」っていうのは今までの色んなやり取りで感じられたことだけど、このスピンも「無知だから科学的根拠も何もない祈りを純粋に信じてるのか」と思いきや「自分が子供だから無力でこういうことしかできないって自覚してる」ことが分かるの…なんていうんだろう、子供は無知かもしれないけど大人が思うよりも子供は分かってるってこともあって…みたいな、そういう感じでめっちゃ好き…
そしてそのスピンの思いを聞いたシングたちが彼を無理に連れ戻そうとせず、近づいてくるゼロム兵を食い止める方を選ぶっていうのも めちゃくちゃカッコイイ

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ここのアーカム義も潔さも皆無で醜くてかっこわるくて最高に好き めちゃくちゃサイリウムぶん回してしまう~~~…カルセドニーの言動との対比感も出ててあああ~…ってなるよね…良い…ダサい…情けない…アーカム…

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これでもかってくらい正反対の言動が見れるのもすごくて良くてな…アーカム親子は…良いな…(いいのか…?
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そんなカルセドニーだからこそ付いてきてくれる人もいて…ってね…13隊…最高やな…

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シングたちを聖都から逃がすために孤児院のシスターと子供たちが門番の軍人を引いてくれるシーン
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ここ、制止してくる人は左の軍人で、「いいではないか…あんな化物兵士を投入したせいで、敵にも味方にもひどい被害がでた…せめて祈りの歌くらい歌わせてやろう」って言って許してくれるのが右の軍人なんだけど

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なんだかんだで許可してくれる左の軍人

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左の軍人・・・ドットでキラキラ…って涙の光が流れるんですよね…
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ここで私もボロボロに泣いてしまってもう・・・・・・・・・
これ言うのが最初強い言葉で制止しようとしてきた方の軍人っていうのもめちゃくちゃ良いよね…なんか、これまでも色んなモブのセリフ拾ってはしゃいでたけどこの軍と教会の戦争についてだけでも普通に乗り気で相手を潰してやるぜ!ってなってる人もいるし、内通者みたいに教会に根深い恨みを持って戦争の引き金を引いた人もいるし、この機に乗じて儲けようとしてる商人もいるし、こうやって虚しくて悲しい気持ちになってる軍人もいて、他にも色んな想いを抱えてる人がいて…みたいなのが感じられるのが本当に本当にいいゲームだなって 何百年でも遺っててほしい

心や感情がテーマのお話だけどそれは主要人物や名ありキャラクターだけではなく、こうやってゲーム的には名前も与えられてない人たちも千差万別色んな想いを持って生きてて、その想いが世界を作ってるんだよな…っていうところが感じられて いいゲームだ いいゲームだ~~~!!!DS版テイルズオブハーツ!!!!!!!!!

年越しグラファイトするために年内にプランスールクリアすっぞ!!って思ってたのにここのあれこれが良すぎてこれ書いてる時もう年越し寸前ですよ!!!やばい!!!良いお年を!!!!DS版テイルズオブハーツアニメムービーエディション、最高!!!!!!!!!!!来年はアニバーサリーイヤーだ!!!!!!!!!!!!!!!