※再プレイなので現行部分以降のネタバレとかも普通に含みます。
進行メモ
◆メインストーリー
SCENE2-帝都エストレーガ~帝都地下水道
◆サブイベント消化リスト
024 行く手をふさぐ
030 ねこ目の女
046 奴の名はテツ=ハガネ①
未回収メモ 022
皇帝陛下としての(?)パライバ様
シャルロウでのデスピル病騒動の渦中にいた彼女は帝都に戻り、早急にデスピル病の対処に当たるべきであると提言しますが、アーカムに一蹴されてしまう。
ここさ~~パライバ様を傀儡のお飾り皇帝として実質的に実権を握っているラブラド・アーカムという人が普段からパライバ様にどういう対応の仕方してるのかがめちゃくちゃ伝わってきてッカァ~~ッってなりますよね!!!
分かりやすく高圧的な態度を取っているわけでも過度に気を遣ってるわけでもなく、あくまで皇帝陛下の配下でっせみたいな口調で遠回しに脅すっていう…
別にこれは周囲を騙すためでもなんでもなく皆そうやってアーカムがパライバ様を意のままに操ってるってこと分かってるんだけど、体面的に?まあ、上手く言えないけどお飾りのトップを据える摂関政治みたいなやつの実権握ってる人って感じですよね。ほんと腐ってんな~笑
パライバ様がこうやって意見を出すっていうのもかなり珍しいことなんだろうなあって(シャルロウの一件があったからこそ)思うんですけど、お前んちのメイドに罪を被せるぞと遠回しに言われただけで引き下がっちゃうの…別にパライバ様が特別弱くて情けない人ってわけじゃなくて、そりゃあ物心つく前?3歳くらいだったっけか…の時から皇帝の地位に付かされて、しかも実権を握ってるのがあの二人ってなるとまあそうなるわなと
誰にも言えることだけどパライバ様ほんとこの性格になるべくしてなったという印象です
この後のカルセドニー暴走→パライバ様を傷つけた罪で指名手配、冷戦状態だった教会と軍の対立関係がヒートアップ…っていうのも、軍側の大義名分としては「皇帝陛下に反逆したソーマ使いを擁する教会を許すな」だけど、この件で本気で反逆罪に義憤を感じてる軍関係者なんかほとんどいなくて「権力争いしていた教会に堂々と戦争を仕掛ける理由ができたぜ!!!」っていうだけなんだよね。最早パライバ様が怪我したのもグロシュラーの本心からしたら「ラッキー!大義名分ゲット!」なんでしょ?
(ちょっと後の砂漠突入前モブ)
帝国内部だけじゃなく一般の商人から見てもこういう認識なんだもんなあ。
話ちょっと逸れるけど 現実でもフィクションでも戦争は商売人にとって儲ける絶好の機会だからチェンが一代で成り上がったのは戦争のおかげという 汚い話ではあるけど、チェン大人の現在の資産の理由付けとしてこれ以上の説得力のあるものはないんだよな
それでもチェンを悪人的な位置付けにはしないこのゲームが好きなんですけどね
戦争の中でチェンが根回しした武器やら何やらで人が沢山死んで、人々が苦しんでる中で一財産築いたチェンは憎まれても仕方ない存在かもしれないけど戦争があった以上そういう人間がいるのは当たり前だし、もちろん善人ではないんだけどテイルズオブハーツって物語にとっては悪人ポジションの人ではないという感じ?出会い方が違っていればシングたちはチェンを糾弾してたかもしれないけどなあ そうはならずに普通に味方寄りのNPCって立ち位置が一貫してるところが絶妙でめっちゃ良いなと
話を戻します
画像ちょっと時系列前後するけどこの後シングたちが帝都から脱出するために軍本部に忍び込む時(ガネットに協力してもらって)も「指名手配犯を捕まえたという発表をするための替え玉」として…だし、教会側のデスピル病への対応の杜撰さといいこの軍の感じといい、今のマクス帝国上層って悪者を捕まえて正当に裁判にかけたり国民が苦しむ病気を根絶することよりも、いかに体裁を保って対抗勢力にアドを取り実権を握るかに焦点が当たってるんだよなあ。
いや~~~~もうほんっっっっとに腐ってんな!!!!!!!マクス帝国!!!!!!!!権力者がどっちも!
好きですね そのサイアクなところ
やっぱりクソがクソだからこそ綺麗事で足掻きのたうち回る若者が輝くと申しますか…現実にいたらたまったものじゃない(まあいるんだろうけど)けどね、物語世界はそうでなくては…だからラブラドとグロシュラーのことが好きなんだよ…
そういえばもっともっと後になるけど結晶界もほんとにゲロゲロに腐ってましたね。あれは最早マクス帝国とは比べるべくもないくらい終わってる状態だと思ってますけど。
ハーツ、世界観そのものの雰囲気はそんなに暗くないと思うんですが(街の人とか普通に明るくて優しい方が多いし)帝国内部事情とか結晶界のアレとかはかなりシビアな設定でそれがめちゃくちゃ好き……それは「単純にシビアで作り込まれた設定だから」というわけではなく、シングやカルセドニーといった純粋な心を持った少年がメインで進んでいく世界だからこそ対比が美しいというか映えるというか、この主人公だからこそこの世界観!!みたいな?いやこの世界観だからこそこの主人公!!なのかな?どっちもかな?そういう感じだよね
我思うにクリードもめちゃくちゃ純粋なヤツだと思ってるので、シングたちが最後に立ち向かう相手は同じように純粋な、でもシングと違って「道を踏み外してしまったような人」っていうのもねえ 美しいよね…この話は…
ハ~~…カルパラ…最高やな(大の字)
序盤はこのカルセドニーの本質部分がボロボロ表に出てくる流れも楽しみの一つかなって思います。一人称が騎士公僕モードの私から僕になったり
怒りのスピルーンがなければここまで暴走することはなかったけど、それでもやっぱりちょっと前にシングの問いかけにガチギレしてたこととか考えるとね~
バイロクス世界一かっこよくて最高に良い男で最強の忠臣でスーパー幼馴染で理解者でもうすごいってことをまた実感してしまった あ~~~…良い男…かっこいい…素敵…モブ結晶騎士に生まれ変われたらバイロクスに本気片思いした後あっこの人カル様しか見てない…って気付いて一人で勝手に失恋したい
クンツァイトにウソを吹き込んで騙そうとするヒスイ ヒスイのこういうとこめっちゃ人間くさくて好き
ヒスイもかなり純粋なヤツだと思ってるけどこういう行動は起こせるところがシングタイプとはちょっと違う感じがして…上手く言えないけど…これが裏主人公だ…!!!!みたいな
まあこのヒスイのウソのせいで後あとシングが危ない目に遭うんですけど
殺されそうになるバイロクスを庇おうとするちっちゃいカルセドニー ここ普通に泣きそうになる あ~…
カルセドニーの純粋で真っ直ぐな「夢」に直で触れるシーンっていうのがもうすごい すごくて スピルメイズっていうシステムで直接心に触れることで描かれるものの真髄というか めちゃくちゃ好き…
でも幼いころからずっとカルセドニーに付き従ってきたバイロクスはスピルリンクで直接聞く機会なんて無くても彼の純粋で真っ直ぐな心を知ってただろうし、国に反逆する立場になろうが迷うこと無く彼を守るっていう行動に全てが表れてるし…ハーツって心に直接入り込んで本心に触れるっていうストレートな本心暴露ができる設定ではあるんだけど、それで全てを説明するわけじゃなくて(当たり前なんだけど)スピルメイズ外の行動や言葉にもめちゃくちゃ心が感じられて、それが合わさることで最強の心の物語ができるのだ…今回ヤバいな めっちゃ信者モードになってしまう(毎回では?)
シルバほんとかっこいい でもなんか帝国関係者としてシルバくらい重たい想いを抱えて頭も良くて強い人は最終的に死んでしまって、ラブラドとグロシュラーみたいなのはなんやかんや生き残るっていうのも因果だなあってなりますね。強い人が必ずしも生き残れるわけじゃないっていうか寧ろだからこそ死にやすいみたいな…(メタ的にもそうだけど、メタ抜きでもそういう意思が堅くて強い人が堕ちてしまいやすい道ってイメージがあります)でもラブラドとグロシュラーの終盤の感じもほんとに好き…楽しみ
怒りのスピルーンが戻ってからぎこちないシングとコハク、前回ちょっと触れた怒りの感情が戻ることが怖いシングの気持ち…からのクンツァイト戦
クンツァイト戦のBGMがほんとにほんとに大好きで!!!クンツァイト・クロアセラフ・クリノセラフ戦専用BGM「誰がために戦うか」!!!会いたかった
なんかこれ5億回言ってるけど曲調も好きだしインカローズ除く機械人戦の専用BGMがあるっていう事実も最高だしタイトルも良い 本当に 元ネタはこれなんだろうけど ハーツの守護機士の在り方的にめっちゃそれ~~~!!って感じのワードで大好き 好き…
インカローズはインカローズ専用の戦闘BGMがあるしね
普段戦闘では出ないシングの固有モーションと表情も最高だし、クンツァイト戦最高が詰まってるな…
これ地味にヒスイの好きなところ クンツァイトのこと人の心なんかない機械ヤロー扱いしてるくせに「妄想」とか言っちゃうところ…笑
別にこの時点でのヒスイはクンツァイトのスピリアのこと認めてないと思うけど、なんかこう勢いで喋ってる感…?がめっちゃヒスイやなって
ここも最高…だよな…
かなり感情が戻ったコハクからスピルーン四散についての真実を告げられるシーン
シングはコハクに怒りの感情を向けられることを恐れていたし、コハクもシングたちから怒り憎まれることを恐れていた、だからぎこちない感じになってしまってたという
感情が抜け落ちまくってた時のコハクって口数も少ないし感情が無い分感情移入することもできなければ何を考えてるのか、そもそも「何かを考えてるのかどうか」すらわからない存在だと思うけど、このシーンを見ることで「感情が戻るごとにコハクなりに色々考えていた」っていうのがハッキリと分かる、なんていうんだろう、コハクっていうヒロインの女の子に対する靄が晴れる感覚?めっっちゃ好きです
それはプレイヤー目線で見たときのコハク像的な意味でもあり、コハクとシング&ヒスイの状況認識の違いをすり合わせて、その上でシングが償いの気持ちではなく自分の意思でコハクを助けたいんだって気持ちを新たにするって意味でも重要な場面で シンコハ…最高やな…!
ここのコハク、怒りの感情を取り戻したことで「誰かに対して怒りを感じる」ではなく「怒りの感情を理解できる状態になったからこそ自分に向けられるかもしれない怒りを恐れる」って状態になってたのもめっちゃ好きポイントで…「感情がある」って、単純に「自分がその気持ちを感じる・自分の中から湧いてくるようになる」ってだけじゃなく「他人がその感情を持つことが理解できる・想定できる」ってことなんだなあと
(現実的な話誰しもが一つの感情に対してその両方を持ち合わせているわけではないけど、コハクはそれがちゃんと分かる豊かな心を持ってる)
わかりやすいのが現時点でのクンツァイト、アンの件はもちろん「数名の戦死で突破できる」発言とか、人の気持ちを理解した上で非情になっている、ではなく本当に理解してないからこその言動…だよね。多分
クンツァイトはスピリアちゃんと持ってるけどやっぱりちょっと不完全で ここもこれからが楽しみなところでもあります。