アランのコミック感想

ふせったーのコピペだけどとても最高のものだったので記事としても残しておきます

アランのコミック、それと同時追加の鷺坂・如月で45人完走だそうです。すごいよすごいよ~~!三谷先生本当にお疲れ様でした。ほんとうにありがとうございます

コミックはカレ視点になるから普通にそういうところを楽しみにしてたんだけどモノローグが思いっきり標準語なのは想定外でアーーーーーーー!!!!!!ってなった!!!!

これがアランの中で母国語で展開されてるモノローグなのかなあって思うとすげえすげえすげえ!!!ってなるしアランの目線になることでブワッと空気が変わるような感じがしてほんとにすごい

でも一箇所だけ「ですカ?」のいつものカナまじりになってるの、そこだけ(モノローグだけど)彼女に語りかけるような部分だったから多分敢えて…なのかな??!!とにかくすごい
あと彼女がアランのことめっちゃすきだ ゴールインしてしまう

それと「この国に来て気づいたこと」のくだりがめちゃくちゃめちゃくちゃ良い…
アランのこと追っかけて見てて、この人は色々辛い目に遭って苦しい思いをしてきてそれでも家族や国を愛してるから凄いなあって思ってたんだけど、彼自身がその気持ちに気付いたのは留学して祖国を離れてから、離れたから自覚したっていうのが目から鱗すぎてアーーアーーーすごい!!すごいすごい!!三谷先生は天才だ

留学の本当の理由が色んなものからの逃避であったことは以前から明示されてて、それとコミックでの描写を交えると祖国を離れた当時のアランは普通に国からも家族からも本気で離れたいというか、その段階では国も家族も愛してるって言い切れるような心持ちじゃなかった、ってことだよね。というかそれが自然だったよね あ〜〜…すごい 人間の厚みがすごい

だって今のアランは何が何でも祖国と家族のこと愛してるって言うもん…それはずっとそうだったわけじゃなくて、遠く離れてから気付いたっていう過程がヒロインに出会うまでの2年間に含まれてて 人間すぎる…好きだ…

生まれ育った狭い世界の限られた人の中では気付かなかった色んな自分の気持ちに気付いていって今の感性豊かな皇アランくん18歳がいるんだよ〜すごいことだよ すごいことだ