すごい
すごすぎて逆に何も言えないんだけどすごいと思った気持ちをどこかに記しておきたく…?
めちゃくちゃ自己解釈なのでトンチンカンなこと言ってるかもっていうか文章を全くまとめてない
とりあえずアレですね、マリンフェスとセットで読みたいお話だ・・・
マリンフェスの周ストめちゃくちゃ好きなんですけど、これ周も良いんだけどヒロインが良いんですよね
あ、マリンフェスのネタバレも含みます
友達に約束を破られても笑ってるアンタはおかしい、自分なら怒り狂ってる、って言う周に対して
そういうときに怒れるのは周が強い証拠だと思う、「私は自分に自信がないから、嫌われたくなくて、怒らないだけだよ」「だからかな、周くんのことがたまに羨ましく思うんだ。」
ヒロインの人が良すぎるのはある種メタ的に定められてるところではあると思うんですけど、実のところこういう想いがある、っていうのは周とかじゃないと引きだせない面なのかもなあ~と思ってすごく好きなんですけど
マリンフェスが今回の周が知りたい気持ちの答えに近いものかもしれないな~~と思った…
3話でのヒロインの姿を見て昔の自分と重ねてしまうの、自分はなんで嫌なことをされても母親に嫌われたくないから言うことを聞いてた、ヒロインももしかして同じことを考えてるのではないか?っていうの、いや、あ~~当たってるんだなあ…
周がそう想像した後に否定してるのは自分が人に好かれるような人間じゃないって自覚してるからだし、自分に対して嫌われないようにしてもメリットがないし、なんていうか自分のこと卑下してるわけではないけど(自分が普通どう見られる人間かは)客観的には見えてるんだろうな、みたいなところが、あ、あまね・・・それを分かった上で人を突き放してるわけだけど・・・
料理持ってきてくれたにも関わらず散々ケチつけたり挙句の果てに要らないとかいっちゃうの、まあマジで良くないことなんだけど周はそれがあまり良くないことだっていうのも理性ではちゃんと分かってるし、そうすることで相手の心証が悪くなるのも分かっててかつ自分の本心じゃなくても言っちゃうんだよなあ う う~~~ん
それを素直に受け入れられたら周はこんな風になってないわけで、いやうまく言えないけどどうしようもないんだと思う本当に 分かっててもそれを全部素直に言える人間ばっかりじゃないし周はそれの更に強い版って感じ…だと解釈してます
かと言って思ってることと逆のことを言ってしまうっていうほど単純なことでもないんだよね
ウソを言ってるわけではないっていうか
ムカついてるのはマジだし本気で申し訳ないとは思ってないしなんで自分はツンツンしちゃうんだろ><ばかばか><っていう感じじゃなくて、普通にムカついて相手のせいにしようとしてるし
うまく言えないですね…うまく言えないけど周めちゃくちゃ生きてる…
嫌なことを思いだしてしまったっていうのもあるけど母親⇔幼い自分と自分⇔ヒロインの置き換えになるから大嫌いな母親と自分が同じポジションになっちゃうんだな うわ うわ~・・・そりゃあ心の中グチャグチャにもなる・・・
あいつが優しいからとか、自分が嫌われたくないと思われるわけがないとか 彼の人生や考え方では人の良心を易々と肯定することができないので「アイツが変人で頭がおかしいだけ」っていうことにしとこうって感じで自分に言い聞かせてるのもウ~~~~・・・・・ああ・・・
私は別に周に人の良心を信じろとかそういうことは思わないんだけどめちゃくちゃ周らしい考え方をしてるなあと思う・・・
人の良心を肯定できないのもあるけど、相手は自分を嫌って当然だし自分はそれでいい、自分に関わるな、ってスタンスで、相手が自分をどう思っていようがどうでもいいっていう感じの周が一人の女の子に対して「自分を嘲っているのではないか」とか「どう思われてるか」を少し意識してしまう、「どう思ってるのか知りたい」っていう気持ちが芽生える、「傷つけたくないって(少しだけ)思う」っていうのが、いやあ~…芽生えだな…
まったく文章の順番考えずに書くけど
「言われたことすら守れないの?子供より頭が悪いんだね、アンタ」(なんで、あんなことまで言われてまだ、追いかけて来れるの?)っていう部分もすごい周と母親を感じるな~…
「(普通あんな嫌悪を向けられたら、嫌悪を返してくるのが普通なのに)」も、周が今までキツい態度取ってきた相手のことでもあるけど、周が母親を嫌悪するようになったっていう経験も込みなのかな~とか深読みしてしまった
あ~~すごいな・・・周の根っこに迫ってたのもあるし周とヒロインってこういうところから始まる、っていう話だったし3周年でHR級の距離感でスト読めて良かった~~ありがとうございました