すごくよかった
そんなに長くないと思うけどよかったっていう感想を書きたかったので感想です
なんていうか遊馬のこういうとこが好きなんだよ~ってじんわり思ってた部分が大集合して大乱闘したみたいな話ですごいびっくりした すごい
ハロウィンみたいなお祭りを楽しんでるし、それにみんなが楽しんだり楽しい雰囲気になってることを嬉しがってる遊馬はすごく遊馬らしいな~と思ったし、
相手が楽しめるように様子見て気を利かせるところはプール掃除、
人前に出ることを物怖じせずにけっこうノリノリで「役を演じる」ことをしつつ、一緒に居る相手をフォローする立ち回りができるのは職業体験あたりの彼を思い出したな~。
今この時間が終わってほしくないなあって思うのはけっこう色んなストーリーで見ることができるけど今回の感じで思い出したのは秋の遠足かなあ~。なんていうか時間が止まればいいのにな、って思いつつ最後にはきみとこの先もずっと一緒に歩んでいきたいな、みたいな感じになるやつ
あとマッドハッターの時間殺しのくだりはそういう「時間が止まっちゃえばいいのに」もあるんだけど、1周年やスノマジなんかで見れたマーキング本能っていうか…マーキングっていうと犬みたいでアレなんだけど、独占欲でもあると思うんだけどなんていうか遊馬は「彼女側に自分を残そうとする」よね~っていう…
彼女に自分の痕跡を残そうとするところ、スノマジは「手袋」、1周年は「花」、今回は「言葉」かなあと
時間を止めておくね、とは言ったけどもちろん時間が止まるわけじゃないことは本人も分かってるし、今日が終わればハロウィンのお祭りは終わるし、季節は変わっていくけど、その「言葉」で彼女を止めておくことはできるというか、いや~遊馬はほんとにそういうの計算して意識してやってるタイプではないと思うんだけど多分…でもそうやって自分を彼女に刻んでおきたいっていう考えと行動を起こすよね…っていうところがすげ~…遊馬らしくて…よかった…
ていうか今回はヒロインの共通コスプレはシンデレラみたいだけど、まじで遊馬がハロウィンやる年にシンデレラなのすごい、彼女本人も言ってたけど時限式ヒロインの衣装だよ
それに対する時間殺しのマッドハッター遊馬ってマジでなんか力強いクロスオーバーカプを見たみたいになってるけどそういう話じゃない
あ、あと王子様じゃなくて帽子屋がシンデレラを迎えにくる、っていうセリフもめちゃくちゃ好き…このへんも職業体験や王子様コンテストやプールあたりを思い出すな~と思った
前から思ってたけど遊馬けっこう「王子様」っていうワードをよく出す人(アランは関係ないと思うけど)で、
私は彼の言う「王子様」っていうのは概念みたいなものだと思ってて、強くてかっこよくて好きな子を守れる存在、みたいな そういうニュアンスというか比喩というかみたいな使われ方することが多いな~と。そして遊馬は自分を「王子様」ではないと思っていて
遊馬の周囲は彼をある種王子様のような人だと思ったり言ったりすることもある(テニスのプリンス様~とか)けど、う~~ん
ほんとにけっこう言ってるんですよ王子様だったら~とか、
あるストーリーで王子の気持ちが分かった気がした、って言ってたんですけどこの言い回しも絶妙っていうか、君の王子様になれた、とは言ってないんだよなあ…「まるで王子様のようなことをした」みたいな、あくまで自分は王子様じゃない、極め付けの語尾「なんてね」ああ・・・
職業体験でもあえて王子様は外して海賊を選んだようなところがあったし、今回も、意識して「王子様じゃない存在」を役として選んでる感じ
自分は王子様じゃないけど彼女と一緒に居たい、彼女を自分のものにしたい、みたいなところが・・・すごくて・・・遊馬百汰あんなにハイスペックでイケメンでスポーツ万能で友達多くて肯定的な空気に包まれてそうなのにそういうところめちゃくちゃ好きです・・・彼の根っこの気質と人生が導いた今の彼を強く感じるから最高
これはなんとなくだけどセリフ回収してる感触ちょっといつもと違ったような気がした(多分気がしただけ)けど内容は今までの好きなストーリーのアア~遊馬のこういうところが好きなんだよなあ・・・っていう要素の詰め合わせ、しかもそれが1つのストーリーにまとまっててめちゃくちゃ良かったし最近で一番ヒットした まじでよかった…
結構前に出て最近は具体的に出てなかったような要素もかなり入ってたので遊馬百汰がずっと遊馬百汰なんだって実感できたのも嬉しい
スパリゾートの時もそうだったけどある意味おさらいみたいな話だなあ、とも思ったんだけど普通に一本のストーリーとしても好きだし、さらに遊馬の好きなところがめちゃくちゃ詰まっててうれしかったし、うれし、よかった~まじで・・・ありがとうハッピーハロウィン良い薬でした