部活大会皇アラン感想

ターゲットキュピのR枠っていう若干出会いにくい枠ですができれば是非読んでいただきたい…!キュピチケからも割と出ます!!(PR)


今まで剣道のストーリーは「恒常HR」「新歓15」と今回の「部活大会」でしたが、恒常HRが皇アランにとっての剣道の基本情報とヒロインが見ていてくれると力が出る、という話で、新歓が皇アランが剣道を始めたきっかけなどを語るお話だったので、今回は「主将としての皇アラン」を軸に描いてくれているのかなあという印象でした。最高

一応ちょっと剣道かじったことあるんですけど、剣道ってあんまり個人だから団体だからって何か連携する練習とかは特にないし枠があるならどっちも出るのが当たり前~なのかな?って思ってたんですけど(すごいハイレベルなとこはわかんないけど)
今回アランが最後の大会でどちらかに絞りたい、って言ったのは主将として、っていうのが一番しっくりくるよなあと思いました。
団体か個人に絞るっていうのは(本人も言ってたけど)個人戦のために自身がとにかく強くなるために稽古をするか、団体のために自分だけでなく他の部員への指導などにも注力するかのどっちかを選びたいっていう意味なんだろうなあって思うし、どちらもってなると中途半端になって最後の大会での完全燃焼とはいかないって考えたんだろうなあ。

その相談をしたときのヒロインも真剣に悩んでるのと、その答えとアラン自身が自分で決める流れ本当にすごい綺麗だったし皇アランは選べる人なんだなあっていう
今の仲間と一緒に頑張れるのは今だけっていうのもも~だって皇アラン順当に行けば帰国するから本当に本当にほぼ最後なんだよな~こういう団体戦ができるのは あ~

なんか皇先輩ほんとに慕われてて嬉しかったし主将としての在り方見れてこのテーマのストーリーが存在することに感謝してる…第一部完

それで、ここからちょっと深読みゾーンなんですけど
最初にこのストーリー読んだ時に、これ皇アランの未来の暗示とか比喩とかそういうものなんじゃ・・・???って思った
タイトルの「悩み、迷い、導く心」も皇アランって人間のこと考えたら祖国とか王(指導者)としての立場を連想させるし、

【個人に絞るか・団体に絞るか⇔自分のために生きるか(日本に残る/王にはならない)・国の為に生きるか(王位を継ぐ)】
という悩みと、それをヒロインに相談する流れと、ヒロインは真剣に悩むけど「先輩が真剣に悩んで決めたならどちらでもいい」という答えで、その後押しを受けて皇アランが自身でどちらにするか考えて決める、っていう流れもこの先アランが道を決める時に起こりえそうなことだなあと。
(まあ皆のためにやるっていうのも彼の希望である以上彼自身の為とも言えるんですけど)
どちらが正しいか決めるのは他人でも画面の向こうの私たちでもなくアラン自身である、っていうことを言いたかったのかなあと思うし、
今回彼自身が決めた答えは「団体に絞る」で、ここまでは彼が一人で決めたことで、彼が一人で悩んで考えていたことだけど、
その後の「団体に出るにあたって勝つための順番や戦略を“みんなで”考えてる」っていうのはアランが主将(王様)として決定を下して、部員(国民)のために決めた道があって、そこからも一人で悩んだり決めたりするのではなく、彼が導きたい人たちと「一緒に」悩んで決めていこうっていうことなので
彼が今まで語ってきた「祖国から格差をなくしたい、平等にしたい」という理想や、総選挙のときのコメントで「選挙」っていう皆で決めるシステムを良いものとしていた部分とかから考えると、
「みんなで考えて決める」っていうのが今回は部活動の話だったけど、彼が王になっても大事にしたい部分が表れてるように思うというか、縮図というか、そういう感じなのかなあ とか…
アラン自身の道を決めるのはアラン自身でしかないけど、その先で皆を導くにあたって皆の意見を聞いて皆で悩んで決めたい、っていうのは部活動で主将をやるのと祖国で王様をやるのとで大きな差はないというか、やっぱりなんか未来の暗示な気がする~~する すごいする

彼は恒常SRとかでも分かる通り未来にすごい悩んでる人なので、やっぱり意識してるんじゃあないかなあと思うんですが、
その上でその後の決勝戦っていう大一番での「アランが先鋒として勝って士気を上げる」っていう決定も、彼が王様になった時も大将として後ろに構えているだけではなく、先鋒として率先して自分から動いて働きかけて、旗印になっていくような未来を…感じる…ような…

っていう猛烈な深読みをしたんですけど、親愛マックスセリフ見てると多分そんな感じで合ってるんじゃないかなあ~?と
以下親愛マックスセリフ引用です

>私の行く道で、最後に決断を下すのは私自身デス。そのために、心身を鍛えていマス。
>剣の道は己との戦い。そして人生も。……心の中では決まっていても、私は、アナタに背中を押してほしかったのかもしれまセン。

こ、こ、これですよ~~~~~~~~~~~!!!????うわーーーーーーーー!!!!!!
ストーリーの中ではあくまで部活動、主将としてっていう話だったけどここで人生って言葉が出てきたからもう、これ、これです・・・これですよ・・・
暗示って言ったけどメタ的に見たら暗示にも見えるけど、そういうの抜きにしたら彼自身の経験だし、彼が主将として王族・国と少し似た立場からこういう決断をする、っていう経験をしたっていうことになるから
留学しないとできない経験だし、考え方だし、この主将としての経験が彼の人生の決断なんかにも影響を与えたり背中を押したりしてくれるんだろうなあ~って思うとス、スゲ~~!!!
それに自分自身が決めることだけどヒロインに背中を押してほしい、応援してほしいっていう彼の心の支え部分も、今もそうだしこの先も彼女がいることで彼は大きな決断をするとき心の支えにすることができるんだろうなあっておもうとここも人生って感じだしなんかスッゲ~~すげえ

未来を直接描くのではなくこういう話で決まってはないけど未来を感じさせてくれるマジですごいストーリー(セリフなど含めるとカード)だった…すごいや…

あと、ちょっと他カードのネタバレになるのでだめなひとはここで窓閉じてほしいんですけど今回部活大会キュピで初めて3年D組の4人が同テーマで揃い踏んだわけなんですけど、4人のストーリーの主軸になってるものがそれぞれ違うな~~!っていうのにめっちゃ興奮する した
東雲は揃ってないのでカード名とかそのへんからしか推測しかできないので詳しく話はできないけど、
遊馬は「ヒロインがいるから今までよりもっと頑張れる」、
瀬名は「ヒロインっていう理解者がいてくれる」、
皇は「ヒロインの支えを得て決断する」
って感じで、それぞれのお話も
みんな優勝を目指すっていうのは共通で、みんなすごい強いから優勝するけど、
遊馬は「試合に勝つ」こと、
瀬名は「後輩と和解する」こと、
皇は「主将として皆を導く」ことが主軸でそれぞれ違うところがも~~すごい
読めてないから東雲は分からないんですが彼のキャラ性とかカード名見てると強さを極める方面なのかな~早めに読めるようにしたいです

あと今回もアランがクラスメイトの話してくれて嬉しかったです。みんなアランの最後の大会応援してくれてるんだなあ…うれしいなあ…

部活大会サイコーでした すごい ぼーいふれんどかっこかりに一生ついていきたい