ジューンブライド遊馬感想

ウルトラギャラクシーゴッドレア

最高だった掛け値なしに・・・

なんか遊馬と遊青、それと遊馬の世界と遊馬を描く方向性全てにおいて私がずっと求めてたものだった…

私は1話読む→ステ1のセリフ回収→2話読む→ステ2回収・・・って順で読むんですけどまず登校セリフで3-Dの名前を出すじゃん…
一発目にアランがバジールからかけつけた段階でもうなんか手の震えが止まらなくなったし遊馬百汰っていう大事な大事な友人の結婚式のために一国の王(仮)(皇アランが帰国しているならばおそらく遅かれ早かれ王様になると思う)が駆けつけるのやばいしその時彼が王様であってもどんな立場であっても二人は高校で出会ったかけがえのない友人であるし多分会うのも久しぶりになるだろうしその様子やなんやかんやに思いを馳せるだけで気が狂いそうになるくらいヤバいし掴みがすごいしこれは夢であっても遊馬百汰の世界に不可欠なものが全部そろっててもう・・・
そこからの結婚祝いくれる巽、うれし泣きする竜之介、結婚しても3-Dのみんなと遊びたいでもう普通に崩れ落ちたし、何より(夢であっても)卒業して結婚するような年になっても「3-D」が存在していることにマジで永遠を感じたし、こいつらは本当に、本当に離れても年食ってもずっと死ぬまで親友なんだ…って…

もうそれだけでもヤバかったけどこの遊馬の本当の本当の一番のヤバさはここじゃなくて、いやここもやばいんだけど、この遊馬が留学してプロのテニスプレイヤーになってるっていう事実が明らかになった時点でマジで泣くかと思ったし、夢なんだけど、夢だけどこの、これは・・・
今まで10年後のカレや4月のカレで将来の話をすることはあったけど、その遊馬の語り口で描かれる未来っていつもテニスよりヒロインと結婚できればそれってメッチャ幸せやん?みたいなのが多かったから、こうやって遊馬が本当に留学してプロになって海外で活躍する世界的なテニスプレイヤーになって、しかもその隣にヒロインがいつも一緒にいてくれるっていうのがもう、もうまじで私の夢見た遊馬の未来すぎてもう…

ヒロインのためにテニスをするのではなく、ヒロインがいるからテニスが頑張れるって感じだったのもまじでまじで最高だし、これはヒロインの夢だけども、ヒロインはいつだってテニスが大好きで目がキラキラした遊馬のことが大好きだったし、遊馬の夢を応援してるしどこへでもついていけるんだっていうのが、これは遊馬からの語り口の未来じゃ見れないやつだ・・・って思って
やっぱり遊馬って絶対ずっとヒロインが自分についてきてくれる!!なんていいきれる人じゃないし、遊馬の中でテニスを続けていく不安、ヒロインとずっと一緒にいたい気持ちとかが合わさった結果いつもテニスで大きな目標に向かっていくことに消極的でとにかくヒロインと一緒に入れる未来!って感じの妄想をキメてしまうのはそれは本当に遊馬って感じだし、遊馬にはヒロインの本当の気持ちはわからないし、まあ~そうなるんだろうな…って思ったけど、ヒロインがこういう未来の夢を見る時、ヒロインの好きなテニスの好きな遊馬百汰は夢を追いかけるテニスプレイヤーであってほしいし、そのそばで遊馬を見守っていきたいんだ…って気持ちが強いんだなあ…って思うと…二人は・・・お似合いだよ…
遊馬も
遊馬も、テニスをプロ目指して続けていくのが嫌っていうわけじゃなくて、とにかく不安があるっていう要素が強いんだと思うから、こうやって後押ししてくれる存在があるとまた全然違うだろうし、うう、

これがただのヒロインの夢ならヒロインの一方的な願望や希望で終わって現実の遊馬への直接的な関与はなかったかもしれないけど、このストーリーの凄いところはこの限られた6話の中で現実の遊馬パートを1話分取ったところであるし、結婚した夢とは流石に言えないヒロインゲロ萌えだし、そこから遊馬が世界的なプレイヤーになってる夢を見たって遊馬に言ってくれたのが本当によかった…
夢は願望の表れ(BY4月遊馬)だし、遊馬がどうするか不安に思ってる部分をヒロインは願望や希望として持ってくれてるって遊馬が認識できたのが本当によかったし、
最後のセリフ、頑張ろうかな!じゃなくて頑張ってみようかな!なのが…もう…

なんか私も遊馬にはテニス続けられるところまで続けてBIGになれるとこまでなってほしいとおもってるけど、それってやっぱり遊馬の意志でじゃないとだめだとおもうし、ヒロインがやれっていうからやる、でもダメだと思う方だったので、
今回はヒロインがやってほしい、こういう遊馬先輩であってほしい、って直球で言うのではなく、っていうことはヒロインも遊馬のテニス応援してるやん!?って感じ(?)だったのが?
上手く言えないけどヒロインのそういう気持ちが直球ではないけど強く遊馬に伝わる形だったのが、このヒロインの深層心理的な夢と、それを遊馬に伝えたことが、もしかしたら遊馬の人生を変えるのかもしれない…っていう話の作りだったのが本当に本当にスーパーウルトラギャラクシーゴッドレアだったし、なんでこれハイレアってかいてあるの?バグか?ってかんじでやばい これハイレアじゃないよ・・・だって全話スチルついてたもん・・・

夢の中だけど、あの遊馬は本当に夢をまっすぐに追いかけてたし、テニスとヒロインを比較したりする感じじゃなくて、本当に君が傍にいてくれるからもっと頑張れる、テニスを追いかける遊馬に寄り添うヒロインってかんじでもう;;;いい女だし;;;あああ・・・・
ナイトタイプのヒロインのあるべき姿だよ・・・いやまじで・・・

親愛マックスもやばいし、この遊馬もちゃんとテニスの夢を追いかけるのが不安な時期がちゃんとあったし、
6話の「頑張ってみようかな!」と親愛マックスの「俺も頑張っていいんだって思えたんだ」ってうのがめっちゃリンクしてるし、ああ。。

やっぱりヒロインの存在があってもっと力がでるぱたーんって最高だし、結婚してからテニスも調子よくなったっていうのも最高だし、遊馬百汰って結婚してプロになってもいつまでも好きな女の子がいると何倍もパワーがでる男の子なんだ…って感じだし、

あと昔の俺たちに負けないようにずっと仲良しでいようね!っていうのもやばいし、こいつらおじいちゃんおばあちゃんになってもラブラブだ絶対助けてくれ・・・最高なんだよ・・・
あと未だに同じベッドで寝るの緊張するっていうのめっちゃニヤニヤsうえう遊馬は永遠のボーイフレンドだ・・・

総括すると結婚がテーマの未来夢落ちストーリーにしても、現実へのリンク精度がハンパなかったし、
こんなに精度が高いものなのに、6話の締めによって「遊馬の未来の可能性の一つ」としてくれたのが本当にうれしかった。

もちろんこの道を選んだ遊馬の人生は多くの人にとって理想に映るだろうし、私もこの道を選べた遊馬が多分一番好きっていうのは本音なんだけど、それを正しい道って断定はしたくなくて、なんていうか…
今迄遊馬にはいろんな未来の可能性が提示されてきたし、彼の希望も見てきたし、その上で私は留学してプロになってほしいと思ってたけど
遊馬は不安そうだし私が遊馬になってほしい姿や道ってエゴの押し付けなのでは???って割と真剣に悩んじゃったし、今まで遊馬がこういう世界に出て夢を追いかけるっていう選択肢のカードを一切切ってこなかったから彼らに私の願望を押し付けているのでは???ってマジで思ってた分「こういう道もちゃんとあるよ」っていうのが提示されたのがほんっとに嬉しい…
遊馬のいろんな可能性の中でひときわ輝く光の道を示されたことが今回私が一番じーんときた部分かなあ…
それに、夢の中の遊馬たちは完成された存在って感じがあったけど現実はまだまだそれに至る経験や転機や思考や決意や成長は描かれてはいないから、これは終わりじゃなくて始まりなんだろうなあ…っていう…もう…さあ…
ここで終わり、ではなくここから始まるんだろうな…って部分に関して、遊馬がこの未来に至るまでに必要なことがもっともっといっぱいあると思うし、これからその欠片を拾い集めていけたらいいな…っていう今後のストーリー読むときの気概とか方向性もしっかり定められた気がする

あとしかもこの世界にはちゃんとクラスメイトの存在が明示されてて、きっと彼らもこの遊馬の人生の可能性にいっぱいいっぱい影響を与えてるんだろうな…って思えるから、登校セリフで彼らの名前を出したのにも強い意味を感じるし、ほんとに、ほんとにここに全てがある…

私はこの未来を望むけども、でもそれが確定なんじゃなくて、10年後のカレみたいな未来を歩む可能性もある、こういう未来を歩む可能性もある、遊馬百汰の無限の可能性なんだ・・・ギャラクシー・・・っていう描き方をしてくれたっていう手ごたえがあって、もう…
遊馬百汰のファンです…一生遊馬百汰のファンでいよう…遊馬百汰とその世界を取り巻く人たちや可能性の全てが愛しい・・・幸せ…最高…ありがとう…