フィクションキャラの特定の胸囲サイズに思い入れがないから胸囲パーツ設定は概ねイメージカラーみたいなものだと思ってるんだけど(赤=活力/青=知的みたいなノリで大人っぽいお姉さん=大きいとか元気やんちゃっ子=小さめとか)
太古からあるフィクションキャラの貧乳イジりがずっとピンとこないまま生きてきたけどこれ現実のなんとかがどうこうじゃなくて、イメージカラーと同じ認識だから違和感あったんだろうなって今気づいたわ
例えば赤キャラと青キャラがいて青色イジりが定番化してたら違和感じゃね?みたいな そっかあ
Twitterで深夜にこういうような話をしてて、ここでは打ち切ったけどまだちょっと考えてた
この話Twitterで深堀りすると墓穴掘りそうだなって思ったのでここで壁打ちするね
なんでこの話Twitterで深堀りしたくないかっていうと人体のパーツの話するのってたまに怖くなるよね的なアレ、アレです。現実には色んな人がいるから そしてTwitterはボーダーレスの荒野だから
私はフィクションの話しかしないので、私がフィクションの話しかしてないって前提で見てくれる(はず)の場所の方が安心できる…みたいな
フィクションの話をします
太古からあるフィクションキャラの貧乳イジり
↑こうは言ったものの、よく考えると『貧乳=イジり対象』というわけではないよな…?とも思った。全ての貧乳キャラが貧乳イジりを受けてるわけじゃないよなって
考えてパっと浮かぶ『軽率ファン(ファン以外もあるけど)から貧乳イジりを受けがち』で思い出すキャラって、多分だけど『キャラの立ち位置や性格なんかのイメージ通りに設定すれば並~大くらいの胸囲サイズになっててもおかしくないけど、貧乳である』パターンが多いのか…?
お姉さんっぽい立ち位置だったりおっとり・クールっぽかったり身長低いわけじゃないけど胸囲はない、っていうキャラがそういうイジり方されやすい気がする。
逆に、小さい少女キャラとかスポーティキャラ、完全にスレンダー美人という認識が先にくるようなキャラはあまり貧乳どうこうって言われないよね…?多分
つまり私が言った『フィクションの胸囲はイメージカラーみたいなパーツ』という認識を多くの人が無意識に持っているってことなんだろうな。多分
そしてその『胸囲のキャライメージ』から少し外れたデザイン設定をされているキャラはそのアンバランスさが意識に残りやすいので、話題に出やすい→イジられやすい みたいな?
多分根底にあるものはギャップ萌えと同じような原理なんだろうけど、男性向けコンテンツ=男性目線で見るとどちらかというと胸が大きいことに価値を見出されることが多い(もちろんそうでない人も沢山いるが)→だからギャップある(胸ありそうだけど無い)タイプの貧乳はネガティブなイジりを受けやすい…とか。
しらんけどね!私が勝手にそうかな?って思って勝手にそう言ってるだけだから知らんけどね!!フィクションの話しかしてないからね!!(保険!!!)
もっと言えば『貧』乳って言い方もネガティブで「あ~~!」って感じするよね。巨・並or普・貧って この並びで見ると「まままま、貧しい!?」感ある
言葉狩り的なムーブはしないけど代替言葉があるとすればなんなのだろう 無はまたニュアンス変わってくるよね。微乳?微乳になるのかな。微かな乳…?
言葉の話は深淵なので置いておいて…
ギャップ巨乳を特筆することも本質的には同じなのかもしれない
『貧乳イジり』=『イメージ通りならおっぱいありそうなキャラに対する意外性に由来する』のであれば、私が徳甲銀杏の巨乳設定を彼女の特徴として挙げるのも同じことなのかもしれないっていうか、根っこは同じだよな。
キャラグラや性格イメージ通りなら(ていうかイツ花が巨乳コメント出さなければ)私は確実にぺったんこにしてたと思うので、銀杏が巨乳なのってほんとに意外だしギャップなんだよな……
それに巨乳であることは確実に彼女のパーソナリティに影響を与えているので(コンプレックスを感じるタイプである上、無遠慮に触ってくる長がいるせい)、完全に言及避けるのも違うんだけどね。
結局体格や顔やその他キャラ記号を“イジる”ことの何が良くないって『完全にネガティブなこととして笑い者にする』であるとか『キャラの本質ではない面を過剰にピックアップする』『少しでも連想できるワードが出たらそのイジりノリに吸い込まれる』みたいなことだと思うので、彼女の欠かせないパーソナル情報であるという風に扱いつつ、悪ノリみたいにならないような触り方を心がけたいよね…みたいな?
これ、銀杏のおっぱいの話だけじゃなくて壺丸の頼り無さや情けなさみたいなネガティブ要素についてもそうなんだよな。(なんか文脈アレになったけど胸の大小はネガティブ情報ではない・コンプレックスがあることはちょっとネガティブ要素かもしれないけど)
『ネガティブな要素や欠点や一般倫理的に最悪でクソ迷惑な言動とかでもそのキャラのパーソナル情報として最高って言える』っていうのがフィクションの最高なところなので、ネガティブ要素に蓋をするだけならフィクションである意味ないじゃん!って思うんだけど。
それはそうとしてできれば齟齬がないように『そのネガティブ要素がフィクションとしていかなる理由で好きか』はしっかり言語化できるようになりた~い!
閑話休題
“貧乳イジり”と“キャラ本人がコンプレックスを持っているか”は別であるということ
貧乳イジりとはちょっとズレるんだけど、『貧乳であることを気にしている』っていうキャラ付けの理由が薄いと違和感がえげつなくてキャラとして思い入れにくくなっちゃうの思い出した。
こういうキャラ付けってけっこう古いノリなのかなってなんとなく思ってたけど、普通に最近のアニメでもいるんだよなこのタイプ
例えば『自分が好かれたい相手はおっぱいの大きい女が好き、だけど自分はおっぱい大きくない(しかも周囲に巨乳キャラがいる)』とか『自分がなりたい理想の姿は曲線的で肉感的なボディの女であるが、胸が成長しない』とか、何かこう『自分の思い描くものとのギャップ』からコンプレックス設定が生まれるわけじゃん。やっぱりフィクションには理由がほしい バーチャル存在体目指してるから現実の人間のことは分かんない(現実のことはわかんないいbot)
なんかよくわかんないけど急に貧乳であることを気にし始めるキャラ、『巨乳は価値=貧乳であることは即ち劣等感である』みたいなスゲエ短絡的というか平面的な描き手の価値観が透けて感じて萎えちゃうんだよな。金持ちから見た貧乏人的な
描き手の価値観直送じゃなくてキャラを通してほしいしそういう風に描けるようになりたいね…価値観はどうしても出ちゃうんだけど
ていうかコンプレックスになるのは貧乳だけじゃねえよなあ~~~!!巨乳もコンプレックスになるよなあ!!なあ銀杏!!ごめん銀杏この話ばっかり振って
いや今回そういう話題だからそういう話になっちゃうだけで銀杏は乳がでかいだけの女じゃないから…大丈夫分かってる分かってる
銀杏がなりたい理想の姿って強くてストイックで主に従属する武人だから、身長に不釣り合いで動きにくくなる脂肪の塊が胸部についてるってだけで『なんで!?!?』だし、これがあるせいで火輪がベタベタ触ってくるし、そりゃあコンプレックスなるわっていう。銀杏の『理想と現実のギャップの象徴』 なんだよな おっぱいは
女の子という生き物の範囲でおっぱいの有無もあるけど、もしかしたら銀杏は男の子に生まれたかったタイプなのかなあ。そういうのはけっこうありそう。銀杏本人目線、男であった方が理想の姿に近づけそうではある(実際は性別が変わっただけで理想の姿になれるわけではないと思うけど)
そんな銀杏と同世代の長が、一応生物学上は女らしいけど性別の概念ぶっ飛ばして好きにやってる火輪なのムチャクチャ皮肉では?しかもおっぱい触ってくるし
火輪はマジで面白くてつええヤツなんだけど、一方で欠点として死ぬほど共感性低い人だから銀杏の気持ちとか考えずにコンプレックス刺激しまくってたよね。
火輪のこういうとこ、どちらかというとかなり良くない面なんだけどフィクションだから私は個性として好意的に思ってる(正しいか正しくないかの物差しでは見れないの意)。
フィクションのコンプレックス持ちは良いよね
わかる
今回は発想の起点がおっぱいだったからそういう話ばっかりになったけど、こういう身体的特徴に限らず『自分が望む在り方があって、でもそうなれない歯痒さやままならなさ』『理想と現実のギャップ』からコンプレックスを抱えたキャラは良い 大好き コンプレックス持ちのキャラが好き
フィクションにおいて『強くなりたいけど強くなれないキャラ』も『おっぱい要らないのにおっぱい育っちゃったキャラ』も根っこは一緒なんだと思う どっちも好き フィクションは最高 とやを