くそ雑多なひとりごと
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タグ「EIGA_mita」を含む投稿(時系列順)42件]

#EIGA_mita
閃光のハサウェイ見た!
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特典冊子めっちゃ良いですね

ガンダムシリーズは最近のとGガンダムくらいしか観れてないので作品理解は浅いです。以下ざっくり感想

・何かを変えようとするセンセーショナルな組織が偽物出まくって実体がよく分かんなくなってるの『あ〜 そうなるよな〜』ってなった

・遠い未来のことなんて考えられないよってモブタクシー運転手の言葉には正直共感しちゃうし、そうじゃないからハサウェイは主人公なんだろうなと思う

・ギギという女、それはもうファムファタールであることを全身で表してて超良い。デザインもそうだし、あのデフォルメ少なめの世界観において上田麗奈さんの所謂萌え声に近い音声情報も浮きまくっててそれがキャラクター情報としてたまらない。こういうキャスティング大好き
一目で『この女は他とは違う』って思わせる造形をしてる

・主人公のガンダムが登場するところがこの映画のクライマックスなんだろうなっていうのは予測できたけど、もっとガンダム!!ドーン!!キランキラーン!!って感じで出てくるのかと思ってた。ずっと暗い影の中で、その全貌を掴ませないようなカメラワークで戦ってたのが印象的だったな。面白かったです

▲とじる

#EIGA_mita
『リズと青い鳥』を見た。(ユーフォニアムは放映当時に視聴済)
繊細な感情表現が画面と音と演出の全てに込められてて、これ劇場の大画面でじっと見てたらもっともっと圧倒されただろうな。ちょっと勿体ないことした感

1時間半の劇場版ながら、外側から見てものすごく大きな事件や出来事が起こるわけじゃない・ともすれば本当に何でもない高校3年生の女の子二人の一部を切り取ってきただけとも言えるくらい静かな作品なんだけど、しかしただの日常ってワケじゃなく彼女たちにとってはとてもとても大きくて大切で何にも代えがたい一瞬でこの上なく二人だけの感情と時間を共有していて……みたいなのがすごかったなあ。スピンオフ映画ってこういう表現もあるんだ……ってなった。すごいなあ

女の子たちの感情作品、オタクのツボ的には門外漢な感じではあるんだけど良い作品は良いのでこういうのもいっぱい見たいな~~~と思った。なんか心にしっとり残る良い作品だったな~~。

#EIGA_mita
映画呪術廻戦0観てきたんだけど面白かった〜〜 ちなアニメだけの知識です。

やっぱり劇場でド派手アクションシーン観ると滾るなーー呪術アニメの呪霊たちのキモい動きめっちゃキモくていいよね。パンダの戦闘シーンもど迫力で好き ていうか後半の戦闘シーン全部良かった
あと結界的なやつに入った後の画面の色味の変化めっちゃ好きだなーアニメ見てるって感じがして。

キャラやストーリーも好きだなあ。本編とはちょっとメインテーマが違う感じするけど個人的には乙骨と夏油それぞれが持ってるテーマめっちゃ好み。心が入っていける感じある
やっぱり愛って呪いだよね、みたいなの良いよな〜〜好きだな〜〜って思うし“ヒロイン”の在り方がメチャクチャ唯一無二でサイコーーにキマる〜〜!

夏油の『何故少数の強者が多数の弱者のために戦わなければいけないのか、苦しめられないといけないのか』っていうのもスっと頭に入ってきて好きだなー。考え方・仲間の作り方・五条との関係どこを取っても愛される敵役って感じで素晴らしかった

というか、前述の通り私はアニメしか見てないから「乙骨誰だ…?」ってなってたし、2年組と一緒にいなかったってことは死んだり呪術師としての力失ったりするのかな?とか思いながら見てたんだけど普通に生きてたわ。今海外にいるんだ…この後何か関わってきたりするのかな?
まあでも2年生組の雰囲気見てると同期死んだ人たちって感じはしなかったし納得感あるかも

あとなんかビクオド系が自己肯定感付けてステップアップした時の雰囲気すげー好きなので乙骨パイセン良い▲とじる

#EIGA_mita
軽い気持ちでココ見たら後半ずっと号泣してて毎日アニメで泣いてる人になった この世、良い作品が多すぎないか?

友人らと一緒に同時視聴やろうぜっつって誘われて流し出したのに開始30秒で通話音声全部ミュートにして一人で観てた(…)良い作品、見終わって1時間は放心してしまうしとりあえず感想とか打ちたくなってしまうから一緒に見るならよくわからんサメ映画とかにしよう、な!!笑

#EIGA_mita
映画大好きポンポさんを見た
そういう作品であるっていうのは薄ぼんやり知ってたんだけど、これ自分の感性全振りで感想とか書こうとすると全面的に自分語りになるタイプの作品すぎてクソほど心臓えぐられるやつ~……末端の末端とはいえ何かしらモノ作ってる人間はさ~……

・・・という部分を一旦端に置いておくと軽めの感想になっちゃうんだけど

本当によくできた物語だったな。序盤の順風満帆さを見ているとどういう山場になるんだろう?って思ってたんだけどなるほどだな~~。編集段階のあれこれっていう絵面的には一番地味な部分をあれだけ盛り上がるシーンにできるの本当にすごいや。
実際モノづくりしてると一番大変な部分ってああいう思考錯誤の部分というか、本来表に出ない&受け手には分からない組み立てや取捨選択の部分だと思うし。

タイトルはポンポさんだけど藻掻きながらお話を進めていくのはジーン、っていう配置もドラえもんみたいで良かった。

そんでぼくはね~~~~満たされた人間であったアランにクリエイターのような魂が宿った場面が本当に本当に好きですね………。学生時代の彼はポンポさんが序盤に言ってたような、キャッチコピーでもある『創造の敵とも言える幸福の中にあるヤツ』で、クリエイターとは程遠い存在だった。だけど、そんな彼が人生をつまらなく感じ始めた時、ジーンとの出会いで魂が宿るような、あの、あれが、すごい……。人生つまんなく思ってるだけでも、ジーンに出会っただけでもアランに魂は宿らなかったんだろうな みたいな 人間の描き方が本当に良かった。良かったし物語的にも本当に大事な役回りで、テーマ性を裏から支えているようなところもあり、メチャクチャ良い存在だった・・・アラン アランがマジで良い

アランは厳密に言えばクリエイターではないけれど、現実への不満を知って希望に変えてくれる存在に出会って、誰かの力になれることにちゃんとした“意味”を見出して主体的に動き出すところにクリエイターの魂をビシビシ感じたよ


『自分語りになる部分は置いておいて軽い感想を』と言いつつ、この作品を見て語りたくなった人物を挙げるとそれだけで25%くらい自分語りみたいになりそうで嫌 嫌じゃないけど 怖い 良い作品だった

わたしは何かの作品に観客自身を投影させたりみたいな論調があまり好きじゃないというか、嫌 怖いみたいな認識があるんだろうなと思っていて(あ!!!自分語り始まっちゃう!!!!)
ジーンが編集中に『自分だ!!』みたいなこと言い始めた時はちょっと心が引いちゃったんだけど、アランの存在を描かれた段階でグっと引き戻されたので結局作品の中に『自分』がいるみたいなことをされたような感覚になって 嫌 嫌じゃないが いや別に私とアランは全然違うし私は全くもってリア充ではないしエリートでもないし、私は誰かのために頑張るとか本当に無いのだが それでもアランにぐっと引き寄せられるところがあるということは何かカケラ的なものが拾えてるってことなんだよな 嫌 嫌だ~~!!これ以上の自分語りは~~!

いや自分語りは嫌いじゃないというか寧ろ好きなんだけど人生の話するのは苦手なんだよな。オタクの好き語りとかは無限にできるんだけど『自分はこういう人生を歩んできてこういう感じ方をしてきたからこれに感動した』みたいなのはなんかめっちゃ嫌なんだ(※あくまで自分がやるのは、の話)謎のコンプレックス やめますやめます 怖い ポンポさん対モノ作り人間に対してあまりにも魔力のある映画 人の心に触れてくる良い作品だった▲とじる

#EIGA_mita
ONE PIECE FILM RED見てきた。
ワンピはよくいるアラバスタくらいまで読んだことある勢・Adoさんに関してもにわかです(前提)
外部情報も全然仕入れてない状態で所感を打っています。畳んでない部分は致命的なネタバレなし
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興味を持ったポイントが『ONE PIECEの連載開始やアニメ放映当時には生まれてすらいなかったアーティストが世代を超えて今、コンテンツに強く関わってるって事実がメッチャ面白いな・・・』ってところだったんだけど、いやほんとにこの点が余すことなく溢れてて凄かった~~~。

歌声はもちろん、設定や展開も含めて「Adoさんが関わってないとこんな作りにはならなかったんだろうな~」って感じで、四半世紀続いてるビッグ・コンテンツと令和にメジャーデビューしたビッグ・アーティストのスーパーコラボレーションって感じ。マジですごいぜ。ただコンテンツとコンテンツがコラボしたってだけじゃなく、1+1を無限大にしてるような出来だった。ほんとにようできたコラボ映画……

コラボ映画という呼び方は語弊ありそうだが それくらいAdoさんの存在が色濃く出ている作品だと感じた。もちろんウタ=Adoというワケではなく、ウタはウタという独立したキャラクターなのだけど、歌役なしでは生まれなかった存在と解釈するとやはりものすごく密接した関係だなあと思う。
なんだっけ?あてがきってヤツか。あてがきかどうかは知らないけどあまりにも一体すぎる


以下ネタバレない程度のざっくりしたストーリー感想

途中で「現代とインターネットの話だ・・・・・・」って強烈な時代性を感じたんだけど、その後のスケールの広がり方、クライマックスでしっかりガッツリ少年マンガ胸アツバトルに持って行ってて、ウオ~~~スゲ~~~ってなったな。時代性を反映したストーリーにバトル少年マンガのテンションとスケールがしっかりと融和していて。ようできとる・・・・・。

前述した通り、自分は世代を超えた超ビッグコンテンツ「ワンピース」と「Ado」のコラボレーションとしてこの映画を見ていたのだけど、ストーリーとしても「現代の時代性、精神性、共感性」と「四半世紀以上前からある少年マンガのスケールや文脈」が融合していてなあ。これすごくないか?あまりにもようできとる。


以下ネタバレ的な話

ウタ関係の結論をボカして(成功・失敗・肯定・否定などを描かず)終わったのは「そうなるよな~」と感じたな。
テーマ的に何かを正解・間違いと断じて良いものではないし。作品としてのバランス感覚が良い。

回想でゴードンが「赤髪海賊団がやったんだ!!」って言ってた時「こいつ絶対黒幕や~ん」って思った自分の短絡さ、うんち
黒幕とか絶対悪とかを用意するテーマの話じゃねえよFILM RED

でもまあゴードンの存在は絶対ミスリードというか、引っ掛けとしてやってはいるよね。まんまと引っ掛かったわけですが。そういうとこもようできとるなあ……▲とじる

#EIGA_mita
せっかく映画観に外出るならもう一本くらい見たいな……と思ったんだけど、知ってる話題作はあんま無かったので上映中の中から一番気になったやつ観てきた。
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BULLET TRAIN(ブレット・トレイン)
東京発京都着の新幹線に殺し屋が10人くらい乗り込んでてドンパチしたりするハリウッド映画
前知識は公式サイト をざっと見ただけです。トンチキ日本舞台の洋画っぽかったのでアンテナに引っ掛かった……トンチキ日本、好きなので
何この日本!?と驚きつつ、豪華な俳優さんたちが活き活き暴れていることに興奮しました!
公式サイトに掲載されてる原作者コメント いやこれ見たらこれにするでしょ


いや~~~これも面白かった。こういう『評判とかなんも知らん映画を飛び込み的に見る』のって普段は全然しないんだけど大当たりだった~~~面白かった。バカバカしくてひたすら人の命が軽くて良かった(人の命が軽くて良かったとは?)

日本っぽいけど絶妙に日本っぽくない背景とか、何この日本!?感ほんとよかった。作中に出てくるマスコットキャラも絶妙に日本センスじゃなくてじわるし。海外クリエイターが作った日本の世界観、良すぎる

『新幹線に殺し屋が乗ってて~』って聞くとパニックになる乗客を想像するけど、パニックになる乗客要素全く無かったのも良かった。殺し合いしてる途中に乗員さんが入ってきたらスンッ……って止まるとことか、座席でバチバチしてたら他の乗客に「静かにしろ」って怒られるところとか良かった。最終的にはナチュラルにモブ乗員乗客の霊圧消えたのも面白かった。

なんでこの新幹線最後車両のガラス割れたり盛大に非常口オープンしてるのに普通に走ってんの?笑 すぎる。ニコニコとかのコメント付きで見たらクソほど盛り上がりそう。走行中の新幹線に掴まって乗り込んでくるし新幹線の窓ガラス素手パンチで割るし

群像的なのも良かったな。主要キャラいっぱいいるけど綺麗にまとまってたし。タンジェリン&レモンよかったね。ウルフについては脳内で「いや草」って流れたけど。でも正直この作風狂おしいほど好きかもしれん そこはかとなくダンゲロスっぽくて良かった


全体的にバカバカしいのにクライマックスは普通にアツい展開だったのも良かったし、でもクライマックス最後の最後の絵面(事が終わった後の背景)はバカバカしさの極みだし『京都、終わり!w』って感じでサイコーだったな。面白かった~。面白くて好みにも合うのでパンフ買っちゃった

#EIGA_mita
感想したためた
映画『四畳半タイムマシンブルース』感想
https://pridehotato.net/zakkiiiiii/yojohan-timemachine/
四畳半タイムマシンブルース観てきた
劇場で3週間限定公開、その後ディズニー+で独占公開らしいです。

#EIGA_mita
書いた:すずめの戸締まり 感想
https://pridehotato.net/zakkiiiiii/suzume/

すずめの戸締り見てきた。公開日に行くぞ!!うおおお!!!っていう感じでも無かったんだけど、用事で出かけるタイミングと合ったので

いや~~~面白かった!色々あるけど何というか私的には過程にワクワクする作品だった(勿論終わり方も良かったけど)キャラも良かった。関係性や感情も良かった!

#EIGA_mita
タイミングが合ったのですずめ公開初日に観てきたけどタイミング合わなくて実はまだ天気の子が見れてない人 色々な人

#EIGA_mita
草太→鈴芽の呼び方が鈴芽でも鈴芽ちゃんでもなく「鈴芽さん」なところにキャラ性と良さみが濃縮されとるって映画見ながらずっと思ってた

#EIGA_mita
すずめの戸締り 1回しか見れてない&記憶力カスなので良いように補完してるところあるかもしれんけど(つまりもう一度意識して見直したら変わるかもということ)
鈴芽が最初の扉を開けてしまったのって、大元を辿ればあの扉の向こう、あの時間の流れのない空間に探していた何か(母親っぽい人や幼い自分)がいたからなので、因果として通ってるんだよな。ただなんかうっかりイケメンにつられて開けてしまったわけじゃなく、あの扉を開けたことが、辿り着けてしまったこと自体、震災という大きな彼女の傷から繋がってるので。まあ物語の全体軸だよな・・・

・・・と思うけど、劇作りのためのマッチポンプ的に感じられるストーリーラインではあるな~というのは分かるな。うちも映画観ながらずっと「(とはいえ最初にやったの鈴芽なんだよな)(まあだからこそ無茶してでも自分でケジメつけにいく筋が通るんだけど)」って思ってたし。

好意的に見れるかどうかのバランスで受け取り方が変わるポイントだよな~。良く見たいって感情を形成できてれば好意的に解釈できるし、そうじゃないと厳しいやつ 私も某作品とかでなった▲とじる

#EIGA_mita
感想です
映画『RRR』感想/全部気持ちいい映画
https://pridehotato.net/zakkiiiiii/rrr/

『RRR』観た。いや~~~おもしろかったなあ~~~~!!
3時間もある映画観たの初めてだったんだけど、本当に全く長さを感じなくてすごすぎる。完全拘束の3時間を長く感じさせないって相当だよ。まあ流石に終わった時はちょっと疲れたけど笑

とにかく気持ちのいいエンタメに振りまくってるので、映画館で集中して観るのも勿論良いし人とワーワー言いながら見ても楽しいだろうなあ。ダンスシーンで手拍子したいしアクションシーンでいけーーー!!!やれーーーーー!!!!!!つえーーーーーー!!!!ワーーーーーーーー!!!!!とか言いたすぎる

ストーリーも本当に波乱万丈でありながらカタルシスに満ちていて、「これが観たい!!!」と思ったものをしっかり見せてくれる!!これぞエンタメ映画という感じだ。熱量がエグい
“お互いの素性を知らずに大親友になった最強の二人”、もうそれだけで



植民地時代が舞台、イギリス人を悪役として描く作品だけどイギリスでもヒットしてるっぽいのマジですげえや

#EIGA_mita
厳正なくじ引きの結果今日は映画『祈りの幕が下りる時 』観た!おもしろかった~~~!

重めのサスペンスドラマ、ガチで観る機会のないジャンルなので楽しめるかな?って思ったけどめっちゃよくできてて濃密で楽しめた!
大雑把に分けるなら【①導入(前提過去提示)→②事件発生・概要・捜査→③真相】の3パート構成だったと思うんだけど、①の導入部分はテロップも挟みつつテンポよく短く済ませてたから入りやすかったし、③の真相パートはこれまで張った伏線やら何やらをガーーーっと回収していくから内容濃くて時間を忘れるし、2時間を長く感じさせない構成の緩急?がめっちゃすごかったなあ。

前情報なしで即再生したので最初はまず誰が主人公で何が焦点の話なのかすら分かってなかったんだけど、最初外野にいた加賀が事件の捜査に関わっていってちょっとずつ作品の輪郭がクッキリ見えてくるような感じで観進められて面白かった。人生の話だったなあ

浅居がレイプされるところ、音無しで車を映すカメラがしばらく引いていく演出めちゃくちゃ良かったなあ。あれ劇場で観たら没入感えぐそう
パッパが死ぬシーンの影絵演出もそうなんだけど、『直接的なエロ・ゴアシーンを映さない』っていうのはレーティング的な縛りではあるんだろうけど、『直接映さない』ことをこれ以外ない演出に昇華させてるやつメチャクチャイケてて好きだな~~~。想像に任せる演出は上手くハマると他の何よりも強力だ

あの辺の演出見てから序盤のウジ虫湧いてる画思い出すと直接的すぎてびっくりしちゃうな。でもあれ考えると直接表現するか間接表現するかの選択や組み分けの仕方を感じてけっこう好きかもしれない。

浅居パッパ、人殺しだけど大枠で観ると被害者で不幸な人であるし、根は娘を愛する善人で間違いないんだけど、ちょいちょい打つ手を誤っててそういうとこにメチャクチャ人間味を感じて好きだった。娘が焦ってバイト()に行くきっかけになったのはパパが死ぬ気になって金使い切ったせいだし、娘がレイプされた上殺人までした状況に在って『(生きる道を見つけた)お前のおかげ』とか言っちゃうところはもうなんか色々バグってる感あるし

有名になった娘に会いに行っちゃうのもまあ迂闊だし、公演見に行くにしてもマスクとかつけていきなさいよ!とも思うけど、この辺の色んな誤りは娘を愛するが故だったり、状況が切迫してるせいだったり、シンプルなケアレスミスだったり、起こりうるよな~~~起こりうるよ~~~~!!って感じでめちゃくちゃ人間だった…

俯瞰して見る外野ならいくらでも「お前あの時の行動はねえだろ」って言えるけど、その状況に置かれた人間はそんな判断できないし誤るし間違えるし 浅居パッパの判断ミスや間違い方よかったな~~~人間っぽくて…


「焼死なんて嫌だな」という言葉を思い出して絞殺するシーン、焼死か絞殺かどっちが苦しいかって軸ではなく『焼死か娘の手で殺されて看取られるか』って天秤で考えるとまあそっちの方があの親子にとっては全うしきった感のある幕引き択になるよね~。という、『感情』の選択であれもよかったな。
浅居が幼いながらにあの比叡山のぼやきを覚えていた、っていうのも『昔だけどそういう印象的なことだけクッキリ覚えてる、みたいなのあるよね~~』って感じしたし

そういえばあの絞殺シーンは加賀が親父を看取らなかった件と対比になってるんだろうか?
タイトルと内容のかかりかたも美しかったな~~~。直接表現で言えば最後の舞台の幕なんだけど、絞殺シルエットシーンも『幕』だったし
▲とじる


マジでどうでもいいんだけど、一般モブ女性の列に並ぶ阿部寛がデカすぎてそこだけ笑ってしまった。
と思ったらEDにも同じようなシーンがあって「めっちゃいい映画だったな・・・」の感慨の中でまたちょっとだけ笑ってしまった。阿部寛、でけえ

#EIGA_mita
おすすめしてもらった映画をランダムで引いて観る会(週末/不定期) 第二回

 殿、利息でござる! 観た!面白かった~~~~~!!

『江戸時代・経済的に破綻している仙台の宿場町を救うための元手金を集める話』で目立つアクションも人死に展開もラブロマンスも無い、言ってしまえばものすごい地味な題材の時代劇なわけだけど2時間しっかり面白くてすげ~~~ってなった。分かりやすくするための噛み砕き方とか人間の描き方がメチャクチャうめえ…

物語の舞台は仙台藩の範囲なので日本地図的にはかなり狭いんだけど、その中で更に小さな宿場町から話がスタートしてるのでどんどん世界が広がっていく体験ができるのが楽しい。町人の目線に立てるというか、町人目線で言えば藩の殿様に働きかけできるまで活動するなんてめちゃくちゃスケール大きいことだよなあ~~!!というのをすごい感じた。

途中まではトントン拍子で進んで「ここからどういう盛り上がりがあるんだろう?」と思ってたんだけど、「あ~~そこかあ~~!!」ってなるような最終試練が発生するとことか、浅野屋の”””覚悟”””とか、マジで絵面はずっと地味なんだけどメチャクチャしっかりクライマックスしてて、ウワア~~~~~~!!!!って””感情””になれてスゲーよかった



最初は小さな発想・少人数で始まった活動が段階的に大きくなっていく流れは一種の爽快感があるし、町人目線ではメチャクチャ偉い人であっても上に掛け合う時はヘコヘコしてて、ヘコヘコされてた人が更に上に掛け合う時はやっぱりヘコヘコしてて…っていう図は階級社会だなあ~~~!!って感じで面白かった。

これ、下の階級からバケツリレー的に上の立場の人に話が上がっていって、しかし最終的には仙台藩のお殿様が宿場町まで降りてきて町人と対話する、っていう構成マ~~~~~ジで美しいな・・・・・。

義や人情がどんどん繋がって広がっていく話だなあと思いながら見てたんだけど、途中まではあんまり実感が湧かなかったんだよね。何かと義理人情が良く響く登場人物たちを見ながら「そういう時代感なんだろうな~」くらいの感覚で若干俯瞰しながら見てたところはあった。
それが、冒頭の浅野屋の爺ちゃんの真意が明らかになった辺りからグっと引き込まれて、途中までは『何か分からんけど大金出してくれるイケメンの弟』って印象だけだった現当主の行動の理由が理解できるようになるわけじゃん。そこから両レートのための追加金集めパートの本気の覚悟の出資にアア~~~~!!!!浅野屋~~~~~~~~~~~!!!!!!!!ってなって、あの観客感情を引き込む話の流れが見事すぎたな~~~~~!!!

人の想いが繋がっていくような話、いいよね・・・・・・・・・・・・・・。爺ちゃんの想いを本気で継いだからこそ穀田屋は最後まで意思を曲げなかったし、その意思によってさっき書いた『藩主が町人のとこまで足を運ぶ』行動に繋がったわけだし、最後らへんの流れよすぎるな~~~~~~~!!!


あとラストカットが良すぎるよね・・・・・・・・・・・・・。『いい映画だけど泣く感じの話ではないかな』と思ってたのにラストカットで号泣してしまった。あのラストカット思いついた人すごくない!?泣くでしょ!!!!!
泣かせようって話じゃないし、あのラストカットもちょっとした調味料的なフっとした感じの(感動させようというやらしさのない)数秒だったのに、というかそうだからこそ良かったっていうか、めちゃくちゃ良すぎるな・・・。

▲とじる


いや~~~おもしろかったなあ。映画、面白すぎでは?(映画という概念を最近知った人?)

そういえば全く辿れるものがないなと思ったので映画用のタグ作った。これで過去見た映画を参照できます。 #EIGA_mita
てきとうに付けたので抜けはあるかもしれないけど

#EIGA_mita 神々の山麗 観た。原作は既読

映画尺で収めてるのでコンパクトで読後感全然違うな~。原作読んだからそう思うんだろうけど。読み終わった後の「ああ・・・」感は映画ではあまり感じなかったかも。

ただ、やっぱり映像なので登山中の動きとか自然の様子の描写にメチャクチャ臨場感があって、それはもうウオオアア~~~!!って感じでよかった。無言で登山してるだけのシーンも多いのでどちらかと言えば劇場で観た方が良かった作品って気はするなあ。でもよかった

#EIGA_mita なんかバカな映画観たかったので翔んで埼玉見た。おもしろかった~ 関東こわいなあ()
これ地元ネタもっとわかるともっと面白いんだろうな。小島よしおと小倉優子はこの扱いでよかったのか???笑

地元ネタは何も分からないけどテレ玉くんは可愛いしやきう民だからメラド(ベルド)ネタは無条件で笑ってしまう

『翔んで埼玉』なぜか海外でも高評価 謎を解くカギは「愛郷心」 https://globe.asahi.com/article/13268572

めちゃめちゃ地元身内ノリみたいな作品なのに海外でもウケるの草 面白…

#EIGA_mita
スラムダンク映画観てきた。原作未読・ネットで有名なワードやコマだけ知ってるみたいな感じの人のにわか感想ですのでご承知おきを。

スラムダンクは劇場で観た方が良いって言われて観に行ったけど本当にそうだった。臨場感がハンパじゃない〜!試合経過を細かく描いていくので本当に生で観戦してるような感覚になれた。湘北VS山王、神試合すぎる(スポーツ観戦してきたテンション)

インターネットによる知識としてこの試合の勝敗と次戦の結果までは知ってて観てたわけだけど、それでも手に汗握るアツさだったなあ。そりゃこんな試合すれば嘘のよう…になるわ。

試合と回想を繰り返して進めていく構成はスポーツマンガらしく、ただ原作未読なのでしっとりパートにガツンと感情移入するまでは行かなかったんだけど、それでもあの試合パートの一瞬一瞬や沸るような真剣勝負だけで足を運んだ価値があると思わせてくれてよかった。

映像のクオリティもごっつい。あのアナログコミック画を感じさせる質感の絵が3DCGでゴリゴリ動いて間やカメラワークもガチって来られるの最早反則じゃない!?ってレベルだ。間違いなく現代3DCGアニメの最高峰。すげえ〜〜


ここからはよりにわか全開の感想で恐縮なんですが、こんな大ヒットしてて制作のコストもすごくて原作者が監督やってるスラムダンクの映画の主人公が桜木花道じゃないことに一番びっくりしちゃった。スラムダンクの主人公って桜木花道だよね!?

原作読めてないのでアレなんだけど、映画として2時間にまとめるに当たって主役を張れるバックグラウンドを持ってたのが宮城ってことだったのかな?原作でどれくらいウエイトを占めるキャラクターなのか知らないのでアレなんだけど、パッと見、あくまでパッと見一番地味というか華が無さそう(※※原作未読者の印象です※※)な彼をこんなビッグプロジェクトの主役にするのってすごいな……。そしてそれで売れたのもすげえ。

いや当然原作でも重要なキャラなんだろうとは思うけどね!!!ダイ大のポップみたいな存在なのかもしれないし(微妙にピント合ってなさそうな例え)ただ花道や流川のような華のあるキャラではないのだろうなと感じたので。そしてこれは映画に対する肯定的な感想です。にわか感想だけど。

もし素直に桜木花道を主人公にして作ったとしたら、もう内容(視点も構成も)全然違ってきそうだし。あとこういう切り出し形式の方が原作に興味持てる気もするので上手い作りなのかも?

ちょっとこの辺の制作事情は後で調べてみたいな。


いやー良かったなスラムダンク。ブルージャイアントを観た時の『演奏シーンを浴びた感覚』、RRRを観た時の『スーパーアクションを浴びた感覚』、フィルムレッドを観た時の『ライブを浴びた感覚』に並び、『超ど迫力の3DCGアニメ試合シーンを浴びた』って感じ。マジで今ヒットしてリピーターを作れるような映画ってこういう“”“”劇場でしか味わえない浴び“”“”が不可欠なんだろうなあと思った。気持ちいい

#EIGA_mita
有名だけどちゃんと知らないシリーズ色々あるけど、その中でも一際ふんわりとしか知らないハリー・ポッターシリーズを観ていこうと思う。というわけで『賢者の石』を観ました。
賢者の石と秘密の部屋は当時観た…気がするけど昔すぎてほぼ記憶にない。あとはネットでよく見かけるセリフとか それくらいの前知識です。

・賢者の石2時間半あることにまず驚いた。RRRよりちょっと少ないくらいって相当長いな!?でもあまり退屈せずに観れてすごいなって思った。
・ハリーが最初に住んでる家の階段下の部屋、家族内で追いやられてる故の物置暮らしって描写ではあるんだけど私の中の全小学生が「あそこ住みて~~~~!!!!!」って言ってた。まあでも階段の音とか色々大変そうではある
・ハリーがダボダボの服着てるの、買ってもらえなかったんだな~って感じで地味に細かくて良いな~と思った。

・ハリー・ポッターって今見るとめっちゃなろう系異世界転生無双文脈に近くて面白い。普遍的な気持ちいい物語の作りなんだろうなこういうのって。

・なんというか賢者の石に関してはストーリー的な派手さはあまり無くて、ツッコミ所も多いんだけどただただ世界観に魅せられる。設定、背景、描写全部がワクワク成分で構成されてて、そりゃあこんなもんキッズを中心に大ブレイクするわって感じ。いいな~~~いいよな~~~突然魔法学校から手紙が来て特別な魔法の才能があるって言われてフクロウ連れて自分だけの杖を貰って魔法学校の飯食いたすぎるよな~~~~~!!!!
・時代を考えると背景やCG演出も全然見れるレベルになっててスゲーーと思った。ワクワクさせるために全力で予算を注ぎ込んでいる…

・ハリー、勇気があり善寄りの者に対しては優しく主人公らしい顔を見せるけど、嫌いなヤツが酷い目に遭ってる時に「ニチャア・・・」って感じで笑うのが面白い(家のガキとかマルフォイとか)ラノベざまあ系主人公でもここまで露骨にざまあを顔に出さないぞ笑

・ハリーとロンとハーマイオニーのトリオ、普通に良いな……。ってなった。真面目で気が強いせいで友達できないハーマイオニーがハリー&ロンとワヤワヤしてるの、すごくいいと思います。

・マジで観たけど記憶が全く残ってなくて、スネイプが悪者じゃないことにビックリした。あの人悪者じゃなかったんだ…。
・ラストシーンのスリザリンはこの映画の中で一番残酷な仕打ちすぎてこ、こ、こ、こんな教育よくないですよ!www!!!!え!?よくなくない!?!?ってなった。物語演出とは言えあんな上げて落とされ方するのは可哀想すぎるでしょ。8点差を終盤に大逆転された野球ファンくらいの傷を負うよあれ。教育がこんなだからスリザリンはヒネくれ、オタクはホグワーツレガシーでスリザリンを選びたがるんですよ!知らんけど。


いや~ワクワクしたし面白かった。続きも楽しみ