徳甲一族 英霊の歌

マンガ描いたりしつつ俺屍Rをじっくりプレイする記録

一族あと語り / 18 ばな奈

1年越しの徳甲一族キャラ語り 第18回になります。
これ何?という方ははじめにを御覧ください。

ばな奈-沿革

 

雷丸と下諏訪竜実の子供

 

少女には、京にやってきて以来たっぷり愛情を注いでくれた父親がいた。父は数日後に出陣の予定を控えていたが、出立の際にはこう約束してくれた。『この討伐から帰ったら沢山遊ぼう』

…だが、生きた父は帰らず、辛うじて人の形を保っているように見えなくもない、焼け焦げた物体だけが目の前に現れたのだった。

まだ戦いを知らず、死を知らず、鬼を知らず、ただ愛情だけを受け取り父の帰りを待っていた少女にとって、その事実は耐えられるはずもなく……

 

天真爛漫に輝いていた瞳は暗く澱み、豊かだった表情から笑顔は消え去ってしまった。

 

 

父の死後しばらくして、屋敷に一人の少年が訪れる。彼は先代当主の忘れ形見だが、ばな奈にとっては誰よりも忌々しい存在だった。

全てが終わってから屋敷にやってきた、何も知らないヤツ。能天気で、うるさくて、無遠慮に人の心に踏み入ってくる。その声も挙動も、何もかもが不快で仕方なかった。

彼は『一族の子』だが、ばな奈にとっては『他人』に等しい存在だ。あの悲しみと痛みを共有していない者は皆『他人』のようなものだ。

ばな奈にとって『家族・仲間』とは即ち、凪左助を指す言葉だ。コイツは違う

 

凪左助と二人きりの初陣。戦に出るのは怖かった。最も与し易いとされた小さな鬼であっても、目の前にすると震えが止まらなかった。
少女は震えを止めるために、恐怖を振り払うために大きな槌を振るう。

そんな恐怖をなんとか抑えやっとの思いで帰還すると、自分と同じくらいの身の丈だった赤が見上げるほど大きくなっていた。

一族の成長は早い。それくらいは知っている。だが、鬱陶しくて、不快で、故にその手を振り払ってきた相手が自分の一回りも二回りも大きくなるというのは、ばな奈にとってはとても恐ろしいことだった。

振り払いたいのに、振り払えない。逃げたいのに、逃げられない。そんな状態で放たれる彼の無邪気で無遠慮な言葉は、ばな奈の心を抉り続けた。それは、迷宮の鬼に勝るかもしれないほどの恐怖であった。

その無知で無頓着な男はこう言うのだ。

『何故機嫌が悪いのか?』と

『何故みんな弱いのか?』と。

…凪左助の苦労も、ばな奈が何に怒り怯えているかも知らないくせに。

お前は大切なものを失ったことが無いからそう言えるんだ。失ったら嫌なものを持っていないから、何も無い空っぽだから

嫌いだ 嫌いだ 大嫌いだ

 

何より、何もかもが違って話が通じなくて理解できないのに強くて体躯も大きいこの男が、怖くてたまらない。

 

 

ばな奈は対話を放棄し、彼を拒否し続けている。

そのことに切り込んだのは、赤その人であった。彼はばな奈たちのことが何も分からないけど、そもそもマトモに教えてくれていないと気付い、という旨の話をした。

何が嫌で、何故嫌で、何が悲しいのか、何を考えているのか?赤はそう問いかけ、ばな奈に詰め寄った。

大男が小さな女の子を掴んで離さない様は、まるで恫喝のようである。少なくともばな奈自身はそう感じた。腹が立つという気持ちより、恐ろしいという気持ちが圧倒的に勝る。怖い、怖い、答えなければ、離してもらえない。

そんな状態でばな奈は怯え泣きじゃくりながら話した。父のこと、自らの心境、恐ろしいと感じる物事について

意思疎通と言うにはあまりにも歪。だけど、二人にとってはそれが初めての『対話』だった。

 

 

それからというもの、赤は『分からないことがあれば話を聞こう』という姿勢を見せるようになり、ばな奈もなんとか彼に説明しようと辿々しく言葉を紡いだ。

全てを伝えるには稚拙で、分かり合うには何もかもが違いすぎる。それでも二人は何かを伝え、何かを受け取ろうとしていた。

 

ばな奈は知った。怖いのは、嫌なのは、『分からないから』だということを。

 

少しずつ赤のことが見えてきて、彼も一生懸命に歩み寄ろうとしていることが分かると、今度はとても頼れる人だと思えてきた。

彼は純粋で、だからこそ誰よりも強い。

才能だけじゃなく、恐怖で怯んだりしないこと、いつでも全力で踏み込み、拳に迷いが無いこと。それが赤の強さだった。

そして、そんな『誰よりも強い人』が自分の味方である、ということは何よりも心強い。赤が強いから、赤がいてくれるから、ばな奈の振り下ろす槌にも『勇気』のようなものが宿りつつあった。

誰よりも強い赤、誰よりも術技を器用にこなし賢い凪左助。いつしかばな奈は、彼らと共に各地の親玉を倒して回れるまでの強さを得ていたのだ。

 

『理解』と『力』はばな奈に精神的な余裕をもたらし、少しずつではあるが、広く澄んだ視界を持つことができるようになっていた。

狭い場所で怯え隠れ、鬼への恐怖・心の傷・赤への嫌悪や畏怖だけだった彼女の世界は劇的に広がった。

広い世界の中にいる自身を捉えることができるようになったのだ。

 

…そうすると、次は『己がいかに凪左助に寄りかかり、赤の強さを頼りにしているのか』…『自分がどれだけ無力で守られてばかりの存在であったか』が浮き彫りになった。

凪左助は極力無駄を省いて一族を前に進めようと、前世代の全滅によって失った時間を取り返そうとしていた。だが一方で、たとえ非効率的であっても『ばな奈を傷つけること』だけは避けようと物事を決め、言葉を選んでいるように思う。

凪左助にとってばな奈は割れ物のような存在だ。何故、今までそのことに気が付かなかったのだろう

凪左助の心労の要因は、親たちの全滅や奔放な赤のせいだけじゃない。ばな奈が壊れてしまわないように、慎重に気遣ってくれていたことも…とても、とても大きな苦労だっただろう。

凪左助に重いものを背負わせていたのは、自分だ。

そう気付いたばな奈は、たまらない気持ちになった。鬼も、人と関わることも、過去に触れることも、まだまだ怖い。だけど、分かっていながら凪左助に頼って甘えて寄りかかって重荷を背負わせ続けることは、もう彼女にはできなかった。

支えてくれる人の助けになりたい。重荷の肩代わりができる存在でありたい。逃げたくない。だって、凪左助は一度だって逃げなかったじゃないか

 

 

ばな奈は踏み出した。その足は天界、交神の儀を執り行う地を進む。

凪左助は、『ばな奈が傷付かなくて済むような、少し位が低くとも優しい神』を選べば良いと言った。
しかしそれは逃げだ。凪左助や赤に自分の分まで背負わせるということだ。

ばな奈は選択した。あの事件で隊を率いた先代と『同じ顔をした神』を。
父たちの死の真相を知っているかもしれない、そして氏神という特殊な立場から一族を見ている存在を。

彼は詳らかに語ってくれた。父や先代たちの最期や仇の鬼について、濁すことも端折ることもなく。

それはばな奈にとって耐え難い記憶だった。父の死に際が、燃え盛る炎が、まるで本当に我が身を覆っているかのように呼吸は荒れ、止めどなく涙が溢れる。

…耐えられなかっただろう。あの頃の自分ならば。

かつて赤にかけた言葉が何度も脳裏にこだまする。『お前は何も持っていないから平気なんだ』という言葉が

あたしだってそうだ。本当に大切で、本当に助けになりたいと、一緒に荷物を背負っていきたいと、そう思える人はいなかったじゃないか。だから何も見えていないあたしは何もできなかったし、しようとしなかったんだ。

 

 

支えたい人を、守りたい人を得た少女は自らの足で立ち、前を向いて歩き出した。

一人で何もかも抱え込もうとする凪左助を助けて、支えになりたい

妹や子供たちを引っ張っていけるようになりたい。

誰より強いけど危なっかしくて、庇護する人が誰もいない赤を守ってやれる存在になりたい

 

強く生きたい

 

ばな奈の目に暗く淀んだ色はもう無かった。かつてのような天真爛漫な輝きが戻ることはなくとも、それとは違った力強い光が点っていた。

 

 

少女は大切な仲間のために槌を振り下ろす。

風の力を纏ったそれは巨大な『髪』の脳天を粉砕し、少女の小さな手は地に伏す仲間を引っ張り上げた。

 

 

 

 

 

そして、『髪』討伐を三度。ばな奈たちの戦いが終わった。これから先のことはは、長となる妹や子供たちに託すことになる。

凪左助がこの世から去り、そして赤もばな奈の前で鼓動をやめた。
共に戦った仲間たちは皆いなくなった。
ばな奈にもじきに迎えがくる。

そんな彼女の前に、青い龍が現れた。

かの神が――…母が問う。ずっと悲しい目に遭ってきたあなたが、どうして皆に置いていかれ、一人きりにならなければいけないのか、と。

少女は考えた。不思議と悲しくはなかったから。
ずっと皆に守ってもらっていた自分だから、皆の最期を見届ける役目を担うことができて良かったと感じているんだ。

あたしはあの頃、自分が世界で一番不幸だと思っていたのかもしれない。

だけど、あたしを大事にしてくれて、守ってくれる人がいて、あたしを分かろうとしてくれる人がいて、みんなが手を繋いでくれた。

あたしを想って逢いに来て、あたしのために涙を流してくれる そんな母もいる。

 

それはあたしが『持っている』ものだ。そのことに気付けて本当に良かった。

大丈夫 お母さん 心配しないで

あたしは幸せだったって ちゃんと思ってるから 平気だよ

 

 

 

ばな奈について

ばな奈と狭い世界

書きながら感じてたけど、ばな奈ちゃん目線であらすじを作ろうと試みると、最初の出来事(親世代全滅)以降はしばらく『精神面の話』がメインになるなあ。

これは『ゲーム的に地味な修行ばかりしてたので大きな動きがなかった』っていうのも理由として大きいんだけど。

ばな奈ちゃん前半は本当に『ばな奈の塞ぎ込んだ内面とその変化』しか描いてなくて、交神の儀で本格的に歩み出すまでは『具体的な出来事のあらすじ』ではなく『彼女の狭い世界の話』ばかりになるんだなあって。

あの頃のばな奈ちゃんに外側の世界のことにまで気を回す余裕は無かったし、ばな奈ちゃんの分も外の世界に気を遣いまくってた凪左助は心身ともにめちゃくちゃ磨耗していたと思う。

 

ばな奈と広がる世界

『ばな奈ちゃんが赤と和解する』というのは単純に『仲良くなれて良かったねー』というだけではない、大きな意味がありました。

ばな奈ちゃんの心に少しずつ余裕ができて、その余裕のお陰で周囲の人たちや世界・そして未来を見ることができるようになった。
…その『きっかけ』であったことがとてつもなく大きかったと思う。

『赤とばな奈ちゃんが踏み出した一歩』は超大きな一歩だったと思うし、赤の遺言でもある『想いは素直に口にした方が話が早い』っていうやり方が殻を破ったんだよなあ。すごいなあ…

(もちろん全部本音を言い合うのが必ずしも正しい訳じゃないし、ばな奈ちゃんに対するそれも色々ギリギリだったので結果論的ではあるのだけど。ばな奈ちゃんが負った心的外傷って本来はもっとゆっくり癒やしていくべきものだと思うし。一族が特殊な時間の流れすぎるので、解決がかなりパワー系になってしまいがち)

 

『強く生きる』

私の好きなとあるマンガで「強くなりたい?」「いや、強く生きたい」というやり取りががあるのだけど、ばな奈ちゃんが持とうとした・最終的に持つに至った『強さ』ってきっとこれなんだろうなと思います。(しっくり来すぎて言葉をお借りしちゃった)

ステータスはけっこう高かったし奥義も天ノ羽槌も強かったけど、何かに特化した強さで言えば赤の物理・凪左助の術技ほどじゃない。

でもばな奈ちゃんは強く生きた、そう在ろうとした人 そんな印象です。

 

なんと言ってもばな奈ちゃんは、あの最強の赤を『守ろう』と考えられる唯一の存在だからな…

『弱いから・守ってあげなきゃいけないから守る』って訳じゃなくて『強い人だからこそ自分が守るんだ』みたいな感じなのが好きだなあと思います。

こんな風に感じられるのは、ばな奈ちゃん自身が弱くて守られてきた存在だからこそだろうか。

 

ばな奈だから見える赤の姿

赤は出鱈目なほど強くて誰にも負けないし、折れるところが想像できないけど、それって生まれ育ちの特殊さに由来する人外っぽさでもあるんだと思う。

親や育ててくれるような立場の人に面倒を見てもらったことも、子供として扱われたり庇護されたり誰かの背中を見て育った経験もないし、なんというか天然素材のまま加工されずに出荷されてるみたいな…そんな成長の仕方をした印象があり

純粋故に赤は強いし、それ故に欠落した面も色々ある人なんだよな。最初から最後までガタイに見合わない幼さだったし

 

知らないものが沢山ある、だから怖いものが分からなくて躊躇いなく踏み込める。赤の『強さ』って本当にこれに尽きると思っています。

 

だから、例えば『初めて直面する仲間の死』なんかを『赤は強いから平気っしょ』と放っておくのは実はちょっと危うい気がするんだよね。この『知らなかった感情』って彼を揺るがしうるものだと思うので。

多分、ばな奈ちゃんだけはそのことに気付けるんじゃないかなあ。

赤が一人では気付けないこと・知らないこと・どうしようもできないこと。分厚くて硬い殻の中にある、赤という大木の中にある『柱のない空洞のような部分』を守れる…そういう視点を持てる人がばな奈ちゃんなんだと思います。

弱さを乗り越えて、赤に助けられて、彼の良い面も悪い面も一番近くて見てきたばな奈ちゃんだからこそ…なんだろうな。

 

なんだか抽象的な話になってしまった

もっとざっくりした言い方をするなら、最初は『自分の殻に籠もって常に誰かに助けられていた小さいばな奈ちゃん』が、世代最終盤には『赤のお姉ちゃん的存在』になっていたの、本当に本当に良いな…って感じの話でした。

 

 

余談

妄想エンディング

血潮世代の項目でもあった、終わってから1年以上経ってるからこそ言える裏話のコーナー。どうでも良い与太話度が高いです。

赤世代が始まって、赤とばな奈ちゃんが最初に和解の兆しを見せた時期のことです。これは赤世代全体で言うとまだ半分にも達してないくらいなんだけど、それ辺りを進めてた時期に『赤世代のエンディング妄想』をしたことがありました。

…エンディング妄想ってなんだよ!!!って感じすぎるんですが、プレイ当時はマジで思考リソースを全部徳甲一族に注ぎ込んでいたためこういう『今考える事じゃねえだろ』みたいな妄想にもぶっ飛んでしまっていたというかなんというか、そういったアレでして…

 

凪左助の夢が『船旅』だったんで、赤世代が最後に…寿命迫った赤世代3人が船に乗って旅に出て、そのまま誰も彼らの死を見ることなく終わる…みたいな妄想を…してたんですよねえ。

寿命もなんも分かってなかった時期の妄想だし、もしそうなると寿命月出陣できないことになるじゃんとかツッコミどころは色々あるので、本当にただの非実現妄想で夜見る夢みたいなものですが。なんか恥ずかしいな。実現しないエンディングを妄想しすぎなんだよな(血潮と詠芽さんとか…)

 

でも『これ恥ずかしい妄想だな~』って笑いたいわけじゃなくて、今思い返すとマジで『その時期の自分しかしない妄想だなあ』って感じがすごくて面白いな…と思ったのでこの後語りに余談として入れてみました。当時の情報量による産物なんだよなこれ…

まず、幕引きまでを踏まえて考えたら『凪左助が死ぬ前に京を離れる』のはありえないし、ばな奈ちゃんもそんな逃避行じみたさよならは絶対選択しない(最後一人きりになっても更紗たちを見守ってたので)、赤は面白がりそうだけど2人が行かないなら絶対行かないだろうし。

なんかこう、ああ〜当時の私、当時の私はばな奈ちゃんがどんな成長を遂げるかも、凪左助がどんな想いを育てるのかも知らないんだな… だから船出エンドとか妄想しちゃうんだな…フフ…まだ何も知らないんだもんな…っていう謎の目線で振り返ってしまうな……という余談でした。

 

概要文難しい族

そういえばサイトや家系図にまとめる時『その一族について概要を短くまとめた文』を作ることになるけど、たまにそれがめちゃくちゃ難しい一族がいます。徳甲で言うとばな奈ちゃんや緋ノ丸がそうなんだけど

 

例えば火輪なら『傍若無人で破天荒、一族や京の民を自らの所有物だと思い込んでいる四代目』、詠芽さんなら『一族を陰から支える穏やかなお姉さん』みたいなやつです。

その人ってどんな人?→ざっくり言うとこんな人 っていう文章かな

個人的にこのキャラ概要は例えばアニメの公式HPに載ってるくらいの情報量(所謂ネタバレなし紹介)にしたいという気持ちがあるので『結末やそれに向かう変化』は含みたくないんだよね。

こういう概要文章は『線』ではなく『点』を言葉にしたいという気持ちがあって、だから『点・記号』で特徴を捉えやすい一族はこの概要文が作りやすい気がします。

▲できればこの『点』の方で紹介文や概要文を書きたい

 

たまにこの『点(=基本的な性格や属性)』よりも『線・面(歩みや変化、他者との関わり)』の方が極端に強い人がいて、そうすると『点』での紹介文が難しいんだよね。
それがばな奈ちゃんや緋ノ丸だなあと

 

ばな奈ちゃん…『内気?引っ込み思案、トラウマ持ちで他人が苦手』…?というのを概要文にするのも何か違うような気がする。

でも『変化してどんどん強くなっていく』というのは『線・面』の要素が強いのでこれも概要としては適切じゃないような(血潮で言えば『恋をする少年』って紹介文に書くようなものなので)…うーん…むむむ…っていう

マジでばな奈ちゃんを属性で説明するの難しい。いつもこれを考える時手が止まる気がします。

緋ノ丸も『線・面』が強いタイプなので難しいんだけど、彼の場合はまだ『めちゃくちゃ背が高い』『最終当主』『同世代に比べて素質低い目』っていう属性キーワードがあるからばな奈ちゃんよりは難易度低い気がします。

▲因みにこれが悩んで捻り出したばな奈ちゃんの『概要説明』 どう…どうだ…?

 

『概要説明』の捻り出しってキャラによって難易度変わるよね、ばな奈ちゃんはマジで最高難易度だったな…という余談でした。

 


次回(赤)▶︎3/28更新予定

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