馬鈴薯家の光と影

俺屍リメイク版プレイ記 悲願達成済!

1020年11月その3(1020年7月)

さゆみ訓練2か月目の親子
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紅丸「オレは今、名前を二つ持ってる」

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さゆみ「本名の『紅丸』と、当主の『シオミ』?」

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紅丸「ああ。名前を継ぐってのはオレの個人的なアレだったんだけどよ、イツ花のヤツ、不退転の意!!だとか、大袈裟に取っちまってな。ハハ」
紅丸「よくわかんねー間に”しきたり”ってコトになっちまった」
さゆみ「な~るほど イツ花ちゃんならやりそう」
紅丸「オレが死んでさゆみが当主になったら、さゆみも名前を二つ持つことになる」

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さゆみ「父さんって死ぬの?ウケる」
紅丸「おまえほんとにオレの娘だな ウケるだろ」
紅丸「まぁ、ちぃとめんどくせー話だが一応話しとくわ テキトーに聞き流しとけ」
さゆみ「うん」

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紅丸「オレの親父殿…うちの初代当主サマはさ、バカみたいにお人良しで、手前の悲願達成を誰より願ってるクセに、オレたち子供の生きたいように生きてほしいだとか、死ぬときの後悔をできるだけ少なくしたいだとか、そんなコトを言ってた」

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紅丸「ムチャ言う親父殿だよな 全く」
紅丸「ただでさえオレたちの一生は短い。その上当主サマなんてめんどくせえ役割で、そんな風に生きるとか…めちゃくちゃ難易度高えっつーの」
紅丸「一緒に居たのは晩年の2か月だけだったし、オレも当時はもっとガキだったからよ、正直よくわかんねーめんどくせえ親父殿だなって思った」
紅丸「まあ、親父殿のそういうとこは嫌いじゃねーんだが…。んでオレはそんな親父殿に二代目当主に選ばれて、親父殿の名を継ぐことにしたんだ」
紅丸「これ、意味わかるか?」

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さゆみ「ん~…半分くらいなら気持ち汲んでやっても良いかな的な?」
紅丸「…おまえ、ガキのくせに久音兄上殿より物分かりが良いんじゃねえか?」

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さゆみ「そーいえば記録とか見てたんですけど、たま~にどー考えても戦果の見込めない討伐してますよね。それって例のアレってことですか?」
紅丸「まァ、そんなとこだな」

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紅丸「オレがやってきたことは、大雑把に言えば3つ」
「ひとつ、朱点のヤツをぶっ飛ばすために一族を強くする…まあ、今のオレにできることっつったら死なせない、くれぇだが」
「ふたつ、あいつらが死ぬときの後悔を減らせるかもしれねー道を選ばせてやる」
「みっつ、隙を見てサボって遊ぶ」

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紅丸「別にさゆみはこの通りやらなくても良い。」
紅丸「オレはしばらく逝くつもりは無えから テキトーに考えとけ」
さゆみ「う~ん…あいわかった”親父殿”~♪」

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一応さゆみ幼年期なんですけど、イツ花のコメント見るに来た瞬間から長身っぽいのでそのまま描いたら0歳1か月の娘とは思えない…
未熟な子もめちゃくちゃ好きなんですけどこの辺の当主家は割と生まれた瞬間からノリと様子がおかしいイメージがあります さゆみ こんな0歳1か月がいたら怖い でもこういうイメージがある…紅丸と違ってそれなりにやる気はあるんですけど
あと初代の志はメタ的に言えば現プレイの方針って感じです

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テーマの著者 Anders Norén