DS版テイルズオブハーツアニメムービーエディション 再プレイ感想日記 その24(後)

つづきです。


◆インカローズ関連
インカローズILL、ロンリヴェロニカに並ぶくらい好きなデザインです。ロアの剣とリノの盾が生えているところが兄弟好きの心をくすぐるみたいなのもあるんですけど、何よりそんなアンバランスで醜い姿になっても戦い続けようとするインカローズの意思そのものという感じの形状っていうところが本当に良い

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インカローズも最期の最期で本当の真骨頂を見せてくれる…彼女の行動を順に追うと、前回のサンドリオンで負った手傷に加えて時空に放り出されて結晶界に落ちたダメージでボロボロだった彼女にはもう自爆でシングやリチアたちを巻き込み果てるという選択肢しか残っていなくて(まあサンドリオンでの件もほとんど巻き込み自爆狙いみたいなものだったけど)、
そこにセラフ兄弟が現れた。彼らの存在はインカローズの機体性能の復活と、転送装置起動の可能性そのものだった。
インカ、ここで希望を持ってしまうんだよな…「生きてもう一度クリードの側に戻れる」という希望。結果的にシングたちを殺して止めることができれば自爆だろうが強化だろうが変わらないんだけど、クリードにまた会える希望のあるルートは強化してリチアの力出転送装置を発動させるルートだけで、その判断をしたのは紛れもなくインカローズ自身の「情」という

ずっと「余計な感情を持つと主に尽くすことができない」という考えで行動してきた彼女が「情」によって希望を持ってしまう、わずかに判断が狂ってしまうんだよな…!!ここ…!!!
だってなんかもうそもそも自分が転送装置発動してクリードの元に戻れる可能性を作るってことはそれによってシングたちがたどり着いてしまう可能性も作ってしまうってことだし、結果としてインカローズ自身が転送装置のエネルギーになって、絶対に絶対にそれだけは阻止するべきだった「シングたちがクリードの元へ向かう」を実現させてしまった。それならもう最初から自爆ルートを選んだほうが色々都合は良かったはずだよなあ!?でも強化&転送ルートを選んでしまった!!
「己の情に左右された判断」が「主の不利益になってしまう」それはインカローズがずっと忌避してきたもので、劣っているとし続けてきたもので、土壇場で追い詰められた状況で彼女が遂にその判断ミスをしてしまったっていうのがあまりにもあまりにも好きすぎる!!!

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そもそも彼女が強い意志で主の為にと感情による判断を拒否してきたのも「強い情」に裏打ちされたものだったし、インカローズ自身はそもそもそういう強い情念が何よりの原動力になっている人なんだけど、それも良いよね…だから彼女は主の利になるよう己の感情をカットして行動しているけど、本当に追いつめられた時にその情のせいで判断に隙ができてしまう あ~、あ~~

でもインカローズにとってそれは弱さかというと全くそんなことはなくて、やっぱり最終的にそういう判断ミスをしてしまうところ含めて「強い情」が彼女の強さだから…リチアという転送装置起動のエネルギー源を、クリードに再び相見えることができる希望を勢いよく投げ捨てるところがもう凄い。強い。あの行為はシングたちの希望を断つ行為であり、インカローズ自身の希望を断つ行為でもあるんだもんね
「ワタシは、クリード様のためにつくられた存在……これ以上何を望むかッッ!!」
それが自分の希望であったということもバッサリと切り捨て、(でも確かに希望だったんだなと察せる台詞だ…)彼女は最期の判断を下す あ~~~なんかもう私のこの感じ方が正しいのかわからないんだけどめちゃくちゃアツいんだよなインカローズ!!!

セラフ兄弟の顛末なんかはすごく悲しくて切なくてどうしようもないものから逃れられなかった結果っていう印象が強いんだけど、インカローズは彼女の選んだ生き方を貫き通した、っていう意味ではそれを悲しんだり切なく思ったりすることは彼女の人生への侮辱なんじゃないかと思うんだよ!だからアツい

そんな彼女の強い想いを最終的に転送装置起動のエネルギーに使うシングたちの行動は、インカローズ側から考えると最悪な結果と言えるんだけど(他でもないインカローズ自身が道を作ってしまったという意味で)でもシングたちにも当然譲れない想いがあり、クンツァイトも「キサマのクリードへの想いだけは本物だ!」と認めた上で彼女を装置に押し込む!というのは!本当にインカローズとシング一行のそれぞれの強い想い同士のぶつかり合いで、どちらも絶対に絶対に譲れない競り合いで、その構図がめちゃくちゃ大好きだな…と思いました。
どちらからしても相手を踏み台にして大切な人のための想いを果たそうとする、譲れない想い同士のガチンコのぶつかり合いだから 最終決戦直前に大一番にこれ以上相応しいものはない……

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守護機士たちの「名前を貰った」エピソード本当に本当に本当に好き。
フィクションにおいて「名前をつける」っていう行為にものすごく強い思い入れや意味を感じるおたくなんだよな…それはキャラ→キャラにしても、作者→キャラにしても。
名前はその存在を定義するもので、時に呪いにもなり、祝福でもある…みたいな?

本来生まれた瞬間は判別コードしか持っていない機械人だから余計に。そしてインカローズは正にその「名で存在が定義されている」人なんだよな…
「クリード様が与えてくださった ワタシの『カタチ』」
インカローズの名の由来はインカローズの瞳、インカローズ本人のスピリアや存在に配下の機械人形であること以上の価値を見出さないクリードが「美しい」なんて感情を向けたのはこれが最初で最後だったんだろうな。なんだったらクリードはそう言ったことすら忘れてるかもしれない。それでもインカローズにとっては主が自分という存在をカタチ作った、定義したものそのもので、彼女の決してブレない強い情の全ての根底にあるものという。
クリードが与えた彼女のカタチは、ただの名前というだけでなく彼女自身の生き方まで定めていて…その瞳(ゼロムストーン)自体がクリードの目的を果たすための装備である、っていうところも含めて。
彼女は心を持ち名を与えられた瞬間から「クリードのために生きる者」 見向きもされなくても、求められなくとも関係ない。彼女は「インカローズ」なのだから。そういう存在だから。と、私はそう捉えています。

だから、シングはインカローズとクンツァイトの違いを「想いを伝える勇気の有無」と言ったけれど、(それはシングの目線としてはそう考えるよなと思うけど)インカローズがその情をクリードに伝えるべきだったかと言うと…そうは思わないかなあ。そりゃあクリードの孤独感はそんな想いに気付いていないところ、気付こうとしないせいっていうのもあるから、インカローズが仮に…と考えるとまた少し違っていたかもとは思わなくもないけど、でもそれは「インカローズ」ではないんじゃないかなあ。インカローズ、その存在が確かなものすぎてな。彼女がもし違う存在だったらなんて考えられない。
セラフ兄弟とフローラ様の関係なんかは何かボタンのかけ違え的なものを感じる(というかまあガルデニア発動をきっかけにあったかもしれない未来が失われた、そして色々狂ってしまった、というのが見てて分かる)ので、もしも~だったら~は考えることができるんだけど。インカローズはもう本当に最初から最後まで「そういう存在」であることが一貫してるんだよな。どんなことが起きても、どんな道を歩んでも彼女はクリードの為に生き、クリードの為に死ぬのだろうという。概念強度が強すぎる

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疑似スピリアによって感情を持っているけど普通の人間と違い物心ついた時から、最初から固有の名前を持っているわけじゃなく、他の機械人と同じような識別番号しか与えられていない、という状況、やっぱり自身という存在がふわふわしてるんじゃないかな。もしくは、固有の心を持っていながら心を持っていない大量生産機と同じ名で定義されているチグハグ感に違和感を覚えるかもしれない。
そんな彼らが「名前」を貰えるということ、たったそれだけで彼らの存在はずっとずっと確かなものになるんだよな…そしてそれが「喜び」なんだと気づくんだろうなあ。

セラフ兄弟の名付けも最高に素敵なんだよね…
「武器そのものであるヤツらにあえて平和と幸運の象徴『セラーフ鳥』の名を与えて」
最新型の戦闘兵器でありながら不安定さによって大暴れしてしまい、あわや処分されかけた時の彼らは「識別番号」と「最新のエースタイプ」という定義しか存在しなくて、その両方が「戦闘兵器」である以外の意味を持たない。感情を持っている彼らにとってそれはきっちり自認されるし、それも彼らの不安定さの原因なのではないかなあと思うんだけど。
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そんな兄弟にフローラ様はこういう名前を与えるんだよね…平和と幸運の象徴であるし、フローラ様が大切にしている鳥の名…それも、彼女が実際に拾い上げた鳥の名なんだよな。それを同じく彼女が救った機械人の兄弟にもつけるというのは、本当に彼らがどういう存在かカタチ作ってる。名前による再定義、本当に本当に効いてると思う この二人にとっても
あとこれは原作で語られた名付けの理由ではなく外側の話だけど、クリノセラフ・クロアセラフの名前の元ネタって「クリノクロア」という石で、その別名が「セラフィナイト」なんだよね。ここから分割・合体して二人の名前ができたんだろうけど、元ネタの石の名に「ナイト」が入ってるのもまーーーーーじですごい。だって二人はフローラ様の…ナイトだもんよ…

あと名前の話でどんどん逸れていくんだけど、シングの製作時の名付けエピソードもほんとに好きです。仮名としてつけていたものがしっくりきすぎてそのまま本採用になったという話
それも「シング」という名前がシング自身の存在と強い結びつきがあるというか、「シング」は「シング」だな!「それ以外」ではない!っていう感じというか…ほんとすごい 好きすぎる 名前は存在をカタチ作る概念…

◆ほか
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二千年前の結晶界の人々の描写本当にゾっとするという意味で最高に好き。まるでゲームやカジノでもするかのように現実の人間の死と戦争をエンターテイメント化しているというだけでもおぞましいのに、そのエンタメの中で生み出されたゼロムという新兵器は大量の原界人の命を吸ってできているという。ゼロムが原界人のスピリアを食って完成する兵器という設定、それだけでもかなりえげつないんだけどそれが生まれた理由っていうのが「避けられなかった戦乱」であるとかその手のぶつかり合いではなく「娯楽のための戦争」のため、っていうのがまた…当然どんな理由があろうと生きた人間の心を食わせて兵器を作るなんて行為は正当化されないけれど、それにしても考えうる中で一番最悪の動機って感じなのがもうやべえ…って感じですよね…いやあ…結晶界腐ってるよな…知ってたけど…

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ゼロム兵器の有用性について「クリーンさ」とか言われてるのがヤバヤバのヤバだし、戦争という娯楽と楽しんでいる人たちは本当にこのモニターの前で「人命の数字」しか興味ない、多分この「クリーンさ」を有用なことだと感じているのは賭けで遊んでる人ではなく戦争を仕掛ける側や技術者側の話なんだろうなあ。如何に手間を省き娯楽を提供できるか、みたいな。

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戦争賭けゲームやってる人たちはそんな感じだけど(多分賭博の方を楽しんでて血肉飛び散る戦争風景とかにはあまり興味なさげ)、機械人バトルを楽しんだり、機械人より原界人連れてきて殺し合わせるのはどう!?みたいな話ししてる人たちはもっともっと血生臭くて猟奇的で、肉体的な破壊と精神的な破壊を楽しめるような娯楽を求めてるよな。直接的な娯楽に染まった世界でも微妙に価値観が違う人たち…まあ、総じてヤバいって感じなんだけど…
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やべえよ…何がヤバいって、これが「当たり前」になってるところがヤバい
二次元ならすげー猟奇的なヤツとか外道極まってるヤツとか寧ろ面白いならええぞええぞ~!!って感じなんだけど、結晶界の何がヤバいってこれがモブたちの「常識になってる」ってところ

それを疑うこともなく当然とし、その価値観に染まっている結晶人あ~やばいやばい…旧市街の結晶人たちはその考えに染まってはいないけど。(フローラ・リチア・クリードがああいう考え・行動をしたのも貧民街出身だからだけど)
清貧賛美っていうわけではないけど、こと結晶界において限りなく発展した技術の中で生きることに何の問題もなく毎日を当然のように生きている富裕層が短絡的な娯楽に溺れていったことは納得できるし、生きられることが当然ではなく、生きるために考え行動していかないと行けない人々が富裕層のような(人が死ぬことを娯楽とするような)価値観に染まらないのも、そりゃあそうだよなあという。だってそんな娯楽を求めるより生きるために頑張らないといけないんだから、その中で見つけた幸せや人との繋がりという価値を大事にするという考えが生きていて然るべきだ。

それは旧市街の人が優れているからとか、富裕層が劣った人間だからというわけではなく、環境によって形作られる価値観でしかないんだよな。当然、その上で個人差みたいなものがあるわけだけど。
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価値観が腐ってどうしようもないことになってる結晶人たちも、技術が発展して生活が豊かになり、一般的な娯楽の価値が下がったり戦争も本来の意味を失ったり諸々あった気が遠くなるくらい長い時間の中でゆっくりゆっくり腐り落ちていったんだろうし、「自分を取り巻く環境がそれを当然としている」ことって、よっぽど自我の強い異端な人間でなければそれに染まっていくものだから…うーん、なんていうんだろろうか。例えば一般的な多数派日本人的感覚で言えば人間を殺してはいけません、みたいな倫理的常識は法律でそう制定されてるからしない、とかじゃなくてそれが生まれ育った上で当たり前で疑うべきもないような価値観・常識だから…とか、そういう…それが間違ったことであるなんて疑う人は多分あんまりいないし、でも歴史や環境によって形成された常識が全然丸っきり違う国や世界の人から見たら我々は頭おかしいと思われる可能性もあるじゃん?的な?

戦争ゲームに興じている結晶人は本当にその、常識や倫理観自体が長い時を経て変化してしまった姿なんだろうなあと思います。だから結晶人が異常なわけではなく、人間誰しもそうなる可能性は秘めていると、私はそう思います。

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ちょっと意図するところは違うと思うけど、このイネスのセリフは結晶人を完全に自分たちとは違うものとはしていない、っていう意味ではそれな・・・度が高い
イネスのこの、理解できないものに対して理解できない・自分とは全く違うものだと憤るのではなくこういう目線で見れるところ本当に好きです。人間らしい人生経験を持つ年長者らしい
ストレートに憤るシングたちの気持ちも分かるし若い彼ららしいなと思います。

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探索の順番的にジャンク山→壊れかけの機械人NPCの順に見たんですけどこれ普通に泣きそうになるな…
フローラ様が拾わなければセラフ兄弟もこれになってたわけだしなんとなく彼らのことも思い出しちゃう それにフローラやクリードが最新型や特注型を守護機士にしている中で汎用型のクンツァイトを大事にし続けたリチアとかもね あー

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3人の天才思念術師の生い立ちの話 見事に孤児揃い…だけど、「結晶界を変えようとした3人の天才が実は孤児だった」ではなく、「孤児だからこそ結晶界を変えようとする思念術師になった」って印象です。そして3人の中で最年長で、守るべき妹がいるフローラ様がああいう思想になったのは環境の影響でもあるんだろうな。
厳しい現実の中で守るべき人(妹)がいて、守りたいと思えるからこそ頑張ることができる、という状況であった(と思われる)彼女が誰よりも「人との繋がりの力」という理想を持った。彼女の本来の優しい気質+状況って感じがします。
リチアはフローラに似た優しくあたたかい人だけど、孤児でありつつもフローラという自分を守ってくれる姉の存在があったからこそ、妹という立場だったからこそ当時はフローラの理想に心から共感することができなかったんじゃないかなあ。
そしてクリードはマジモンの天涯孤独、しかもただの孤児ではなく両親に捨てられた(その上で戦争孤児になったという二重のキッツいやつ)なので根本的な出発点がフローラやリチアと異なるんだよなあ。
クライマックスの描写で「クリードは人の心や繋がりを求めていた」っていうのがあるけど、おそらく誰よりも人を憎んでいたであろう彼の本質がそれっていうのがア~…って感じだし、出発点がそこ(独りぼっち、憎悪)なせいで彼が人の心を求める気持ちは求めるあまり食らい付くしてしまうような危なっかしい感情で…そんなクリードが誰よりも人との繋がりを大切にしようとしていたフローラに惹かたのも超超超超分かってしまう。そしてそんなクリードに強い慕情を持っているインカローズには見向きもできず、リチアの気持ちにも多分気付いて無くて結局殺し合う運命になってしまうっていうところもクリード=グラファイト~~~~~~!!!!!!!ドンガラガッシャーン!!アーーーーー!!!!!!!

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「みんなで心を繋げあうことで力を生み出すソーマで理想の世界を作りたい!」なんて究極の綺麗事、この当時の結晶界ではもちろん、原界で言ったって「ええ…」ってなりそうだし、この世界をどうにかしたいという想いを同じくするクリードや妹のリチアにすら理解されないことで…うーん、「今のソーマリンクの力は人々のスピリアをひとつにまとめるには程遠い」と言っているので誰よりも現状を理解しているのは提唱しているフローラ本人で、周囲にどれだけ無理だ、空論だと言われてもその信念を曲げずに追い求めるところは本当に強い人なんですよね…危険故に処分されかかったセラフ兄弟を自分の守護機士にしたことだって相当周囲に反対されただろうけど彼女は意思を曲げなかった、っていうのとか、フローラはフローラ自身の描写は多い方ではないんだけど要所要所の要素が本当に彼女は”強い”人だったんだなって感じられてすごい。そして彼女があくまで理想を唱え、周囲に反対されても意思を押し切れるのは相応の実力を備えているから、っていうのも含めて強い…。
でもこれは個人的な考え、リチアとクリードはフローラの理想の実現方法や静止を聞かなかったから未曾有の大惨事を引き起こしてしまったわけだけど、じゃあその大惨事が起こらずフローラの綺麗で誰も犠牲にならないようなロマンチックな理想論的なやり方を続けていたら結晶界が救えていたかと言うと…微妙かなあ…とか思ってしまいます。
しかし彼女が提唱した理想や考え方は二千年の時を経てシングたちや窮地に立たされた原界の人々の原動力となり、ガルデニア内部で結晶人のスピリアを繋ぎ止める力にもなっていたし、テイルズオブハーツという物語が描きたいものそのものって感じだからやっぱり正しいんだけど
なんというか本当にヤバい状況になって初めて彼女の思想が真に生きた、って感じはします。

フローラはハーツ世界において理想の女神様のような存在だけど彼女の言う通りにしていれば全て上手くいく!っていうワケでもなく、精神的にも術士としてもめちゃめちゃに強いけど万能というわけではなく、彼女の想いを継ぎ生かしてくれる存在あってこそ、みたいなところが神感から遠ざけてて好きですね私は

ヒー!1万8千字オーバー!なんじゃこりゃ!