DS版テイルズオブハーツアニメムービーエディション 再プレイ感想日記 その3

※再プレイなので現行部分以降のネタバレとかも普通に含みます。

進行メモ
◆メインストーリー
SCENE1-交易の街ヘンゼラからグリム山クリアまで
◆サブイベント消化リスト
010 謎の絵描き少女
011 教会の懺悔室(※この時点のシングとヒスイのみ)
012 悪徳商人たちの反省

一応この時点でシーブル・キュノスの追加イベントが発生していますが、もう少し進んだらまたサブイベントが増えるのでまとめて見に行く予定

◆ヘンゼラに到着
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到着早々懺悔室イベント見に行ったからベリル加入時の懺悔室セリフ見るの忘れてたや
懺悔セリフどれもニヤニヤできて好きなんだけどこのヒスイの懺悔がリアルすぎて超好きです

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ヘンゼラ入った瞬間の「お祭りだろ」のやりとりもそうだけど、ド田舎者のシングがぽにゃる→ヒスイがちげーだろこれだから田舎者はよ~~!!!してヒスイも見当違いなこと言ってる(騙される) の定番コント(?)好き
二人ともド田舎者だから五十歩百歩っていう

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チェンと初対面した後に話しかけた時の店員みんなティエールのことホウキって言ってて笑った 誰も筆だと思ってない…笑

◆「疑惑」という感情について
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ヘンゼラからグリム山攻略はいわば疑惑のスピルーンパート、前回のキュノス~ラゴス鍾乳洞は恐怖のスピルーンパートだけど、それぞれの感情についてのこのお話自体の考え方とか、それを通したシングという真っ新な少年主人公の感じ方とかが本当に良い。

疑心暗鬼に陥った街と、疑いの心が暴走しているベリルを見てシングが言ったこのセリフ 本当にこの時点でのシングらしくてああ~…ってなりました。
生まれてから今まで辺境のド田舎で育って、あのゼクスに育てられて、村人も見る限り皆すごく良い人で、シングが生きてきた世界って狭くてめちゃくちゃ優しい世界なんだろう、多分強い悪意に触れたことなんかもなくて、あ~、いや シーブル村の人たちが皆聖人君子ってわけじゃなくてそりゃあ皆色んな想いを持って生きてるんだけど、基本的にはシングから見て良い人ばっかりの印象

シングはゼクスに村から出ないように言いつけられていたこともあって、彼の16年の人生の中で出会った人の数ってそこまで多くないはずで、何ていうか人としての経験値になるようなサンプルが圧倒的に足りない的な…?
それにシング自身が本当に表裏のないストレートで真っ白な人間だからこそ(それが揺さぶられるような経験が無いため)ソーマを手に旅して初めて善人でも持ってるようなちょっと汚い感情とか、そういうのに触れて「人の心」を知っていくみたいな…そういう旅だよね…序盤…

可愛くて優しくて明るいコハク(まあその状態のコハクと接した期間めちゃくちゃ短いし本当に第一印象だけって感じだけど)の中に、ヘンゼラの街でまざまざと見せられた黒くて汚い(ように見える)疑いっていう負の感情があったこと、普通に考えたらそりゃあ人間なんだから普通じゃないかと思ってしまうけど、疑い=悪いこと、だと思ってることもあってシングからすると凄くビックリすることなんだろうなあ…と、↑のセリフ見て思いました。

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ベリルのスピルメイズ内で白と黒のベリルに会った後のシング、ただの悪い感情であるってところから考え方を改めるシングのセリフ
直前のベリルたちの叫びを聞いた上で、ではあるけどこれもほんと~~~~~~~~に性善的な解釈だなあと思うんですが、シングらしいんだよなあ。

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その直後、疑惑のスピルーンを失ったベリルを見てチェンが「せっかくの強いスピリアを弱めちまった」と言い、人を疑う心は自分にとっての強さだと語るシーン
個人的に作品全体が性善的な考え方を絶対正しいものとして説いてくると息苦しいというかなんというか、シングが「疑い」についてああいう風に思ったのはシングらしくて決して間違いじゃないし、それとは違うチェンの考え方もまた間違いではない…みたいな…そういうフォローがあるとすごく落ちつきます チェン大人すきですねえ

◆グリム山
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悪徳商人サブイベといい早速良い姉御気質なのが隠せてないペリドットほんと愛おしい
とは言えこの事件の発端は手柄欲なんで(ペリドットのバックグラウンドとか考えたら色々あるけどまあそれは置いといて)そういう俗っぽいところも好き
そういえばカルセドニー隊って最初は漆黒の翼みたいな扱いというか、ロ●ット団みたいな構想だったけどキャラ絵が上がってきた段階でもっとカッコイイ路線に変更されたって経緯があるけど(攻略本インタビュ)なんとなくこの辺のペリドットの行動にその名残があるような気がしてニヤニヤします。行動がピカ様付け狙ってるときの●ケット団くさくない?なんとなく

これは想像だけど序盤だから「ドジな悪役」の時から想定されてたイベントなんじゃないかなあグリム山。もちろんそうだったとしても実際のゲームになったシナリオのペリドットは強くてカッコイイ姉ちゃんだけど、あの去り際とか、人質にしてるってのに良い人感隠しきれてないところとか、めっちゃ小物悪役っぽくて…笑 良いなあ

◆ベリルの奇策
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ペリドットを出し抜くために疑惑のスピルーンを戻し、敢えてウソを言ってコハクを動かそうとするベリル
これめっちゃベリルらしくて良い。真っ直ぐなシングや妹想いのヒスイには絶対できないことだし、ベリル的にも付き合い浅い段階じゃないとできなかったんじゃないかな笑
状況を打開するためにはまあまあ良い策だと思うけど、でも頭良い行動かというとちょっと微妙(ヘタしたら地盤の緩みそのまま死んでたし)なところがまたベリルらしい


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確かPVにも採用されてたシングのセリフ あ~最高の感情以外のスピリアが消えるんじゃ…
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もうこのへんボロボロ泣きながら見てたんですけどここ
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途中で膝ついてるのがあ~~~最高…細かい…テイルズオブハーツのドット絵は…最高…

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信頼のスピルーンは疑惑のスピルーンと一緒・疑惑のスピルーンから信頼のスピルーンを同時に得るっていうのも本当に良い
色んな感情のスピルーンが各地にバラバラになってしまったけど、信頼と疑惑はあれでバラバラにはならない感情っていう扱いなの本当に本当に素晴らしいな…

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ちょっと遡るけど、ベリルの心の中にいる白と黒のベリルについて
「心の中の白人格と黒人格」っていにしえよりの定番ネタというか、よく見るアレだけど(天使と悪魔って表現が普通かな?)
あれってだいたいは当然白人格が良心で黒人格が悪意、みたいな扱いになるけどこのベリルは二人とも言ってること大差ないんですよね。パッと見変わりばんこにセリフを言ってるだけに見えるし、普通に二人で声を合わせて喋る
じゃあなんでこの場面でベリルの心が白と黒に分かれてるかというと、この信頼と疑惑・白と黒のスピルーンって話に繋がるからなんだよなあ いや見たら分かるって感じだけど改めてじっくり見ると本当に良く出来てて…

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そういう経験を経て改めて人を信じる道を行くと決めたシングに対してのチェンのセリフが最高
ヘンゼラ編において素で疑り深くて、そんな自分を客観的に見ることができているチェンの存在がめちゃくちゃめちゃくちゃ好きすぎる
シングの考え、チェンの考えそれぞれあってどちらも否定しない感じというか

人を信じ抜くこと、主人公であるシングが選ぶとても綺麗で正道な生き方を「疑うより十倍面倒でしんどい道」って言える人の存在なーーほんとなーーー
重力に逆らうことは重力に従うよりも大変だもんね
パーティメンバーが若い(ついでにいうとこの4人全員辺境の田舎出身)ことも相まってこういう文字通り人生の荒波に揉まれた上で商売人として冒険者として成功したオッサンにこういうこと言ってもらえるのありがてえ ありがてえよなあ

綺麗事を言う人にしっかりとバックグラウンドと理由と経験があり、かつそれを絶対誰にとっても正しいこととはしないような話の作り方が好きなんでシングとチェンのやりとりが本当に好きです