謝辞とかモブ論語り

謝辞

発送とかでバタバタしてたのが一段落したので

アクスタ購入してもらえてうれしいな~~うれしい…ありがとうございます ありがとうございます すっごく感謝

極力信頼性の高い結果を得るためにGoogleフォームで部数アンケート取ったとは言え、ああいうアンケしたことなかったので(あと思ったより希望いただけたので)「ほんまにみんな買うんけ…?」という気持ちが若干あってビクついてたのでホっとしました。

BOOTH | お探しの商品が見つかりませんでした… (404)

まだちょっと残ってるけど、まあちょい残りくらいが丁度いいのかも。
5人フルセット買いできる残り回数はちょっと限られてきてるので、もし迷ってる方がいましたらお早めにって感じかも…? もちろんアンケ答えてない人でも大丈夫です(あくまで部数参考だしちょい多めに発注してるので)

グッズ制作についてはほんとに気まぐれなので今後は分からないです。印刷会社さんのインスピレーション刺激する何かがあったら作りたくなるかもしれないけど
馬鈴薯から一族全員アクキー並べる計画立ててちみちみ作りたいっていうのはあるんだけど、大人数だと需要のあるなしもバラバラで在庫管理も難しそうだから完全に個人用発注になるのかなあ やりたい(やるとは言ってない)って感じだけど

 

“モブ出身存在”のはなし

一族のグッズ欲しいって言ってくれるの嬉しいな~と思うんだけど、おっさんも欲しいって言ってもらえてお金出してもらえるのなんかすごいな~…ってじわ~~ となってました。

一族ももちろん本来プレイヤーたった一人のプレイデータの中にしか存在しないものなので、色んなリソースを貰ったりできるのはすごいことなんだけど、おっさんってマジでモブ出身の半オリキャラじゃないですか
(オリキャラと言い切れないのはゲーム内に存在するモブエネミーから出てきた存在だからだけど)

私は彼の出会いから一族が代替わりする中での接し方や歩み…思い付くままに補完サイドで描いてきた流れに従ってやってきたつもりだし、結果的に一族にとってすごく大切な存在になった…段階は踏んでる・根拠もある、と思っているのだけど、モブ出身っていうのは変わらない事実で

二次創作におけるモブやサブ的なオリキャラはどちらかというと『メイン人物を何らかのシュチュエーション内に招き入れるための装置』のような役割を持つことが主だと思う。

これは私がボイフレの時『後輩モブから見た先輩キャラ本』とか作ったことあるのでめっちゃわかる。(自分は描いたこと無いけど所謂18禁の竿役おじさんとかもこういう役目を持ってこの世に生を受ける代表格だと思う)

『3-D後輩モブ目線本』とは、ボーイフレンド(仮)運動部のガチ勢である3年D組所属4人の各ストーリーに出てきたモブ後輩の台詞からイメージしたお話、というコンセプトの同人誌です。作ってきた中でもお気に入りの本

その本の後輩モブは『こういう立場でこういう目線の後輩(引用元公式ストーリーモブ台詞)』という設定はあるけど、それはカメラとしての役割のためというか、レンズ設定だけしてるような感じでそれ以上のバックボーンは決めてないし、メインキャラに何か作用するという話にはしなかったんだよな。

ただただ、『後輩から見た先輩っていうテーマの話』をやるというのが目的だったので

物語はある地点から別地点に移動するものって誰かが言ってたような言ってなかったような気がするけど、あの本に限って言うとメインキャラのネームド先輩たちは特に何も変わって無くて、後輩モブたちが少しだけ地点移動しているような話になってたように思う。

…そうなんだよな!!これ!!初期の円山町愚連隊そのものじゃん!!!今気づいた 愚連隊や火輪様学園の園長とかあの辺の存在、完全に3-D後輩本メソッドで生まれてた(無意識だけど) マジじゃん 今打ってて気付いたわ

作用しないはずの存在が作用する存在に変わった

……という感じでね、モブ派生キャラって本来こういうものだと思うんだよね。
ボイフレ3-D本でもそうだけど、メインのキャラに『影響を与え、作用する存在』はやっぱりネームドキャラやヒロイン(乙女ゲーにおける“あなた”的存在)だし、そうあるべきだし、だからモブ目線本として私は多分正しい運用ができたと思う。

大将はじめ愚連隊も最初はマジでそういう存在だったし、そういう運用の仕方をしてたよね。アヅキや火輪たちと会話したり関わったりはするけど、どちらかというと『一般人の目線』で一族を見ることに特化した存在と言うか。元ヤンだけどアヅキの影響で更生?して一族に好意的な一般人になった大将、金くれるなら嬉しい俗物甲乙、若さ故かちょっと恋してフラれちゃったりなんかしちゃった丙サン(丙サンは大将と違って一族全体への肩入れまではしてないと思う)

一族に影響されるけど影響することはできない、そういう感じだったよね。マジで3-Dモブ後輩本メソッドだった
もしも徳甲一族が事故なく終わっていたらその時はその時で私はきっと何かしらのドラマを見出していたのだろうけど、多分大将や愚連隊はエピローグにちょっと登場して大団円感を演出するための役割を担ってたんじゃないかなあ。ほんとに強く感じるけど歴史変わってるんだよね…

そうなったきっかけはと言うとやはり血潮世代の全滅で、敢えてドライな書き方をするなら『本来赤世代に影響を与え、作用するはずだった親世代が一気に退場した』という状態になったからで

もうなんか最初はロケットえんぴつっていうか、『本来作用するはずだった存在』がいなくなったことによって繰り上がり的に関わりが増えただけだと思うんだよ大将。親世代がいない!!初陣前キッズしかいない!!拠り所がない!!→そういえば一族に好意的なモブ出身キャラいたじゃん!!彼なら助けてくれるはず!!助けて!!! という。

強くもなく頭良いわけでも特殊な技術を持ってるわけでもない、だけど他の民が誰も持ち得ない『一族に対して本気で心配してくれて話とか聞いてくれる』年上がいたらそりゃあ懐くわ…と序盤描きながら考えてたように思います。

で、こうなった。大将は一族に“作用する”存在になった。
これはいつ公開されるか分からないエンドロールBの原液抜粋です。

需要と供給の一致なんだよな~~~……大将、需要と供給の一致によってただのモブじゃなくなった 因果だった。
私のこれまで描いたことのあるモブ持論から考えると『最終回で大団円要員としてチラっと顔見せするだけの大将』っていう世界線は確実に存在した。というかそれがノーマルルートだった感ある

赤世代全体に言えることだけど、『血潮世代の全滅』によって生まれたものが大きすぎるんだよね。だからと言って血潮世代の全滅を『よかった』なんて口どころか胴体が裂けても言えないけど。(プレイによって起こる予定調和でない出来事はあまりにもリアルすぎてフィクションとしての処理が難しい)

この話をする度にこの補足をつけておかないと気が済まないのでこれも未公開のエンドロールBから引用しておきます。良いとか悪いとかじゃなくて『結果的にそうなった』という話…いやなんか、だからこそなのかな……だってもしこれが全部創作フィクションだとして『大将をただのモブから昇格させるため(目的)に血潮世代全員を殺す』ってやってたらもうそれはめちゃくちゃじゃん。読者側の私も多分ガン萎えするよ

誕生や変化が偶発的で多分二度と生まれない稀有な存在だからこそ今もこうやって長文で語れちゃうんだろうな。あと血潮たち含む一族や本人たちにとっては別世界線だったら~なんてなくて、全てが起こったことで事実で歴史なので

大丈夫ボタンはあった

何が言いたいかと言うと、大将のアクスタをセットで注文してもらえたり、アンケフォームのコメント欄で触れてもらってたりするのを見るたびに「みんな徳甲一族 英霊の歌読んでるんだ…すご……」ってなるね という。

読んで何かしら琴線に触れて受け取って思うところがない限り一族でもない地味色モブ風おっさんのアクスタ買おうなんて思わんもんな…そう考えるとすげえことだ…

リアルタイム中は目に見える反響って激レアって感じだったので(特に赤世代進行中は)、これ大将とか色々どう見られてるのかな~…大丈夫かな…ちゃんと描けてるかな…でぇじょうぶボタンがほしい…みたいになってたんだけど
(とは言えどちらかと言えばリアルタイムでの反響を糧にするタイプでは無いのでまあ良いか…くらいの感じではあったけど)

終わった後色々触れてもらったり、アクスタ欲しいって言ってもらえたりすると『そそそそそうか〜〜〜〜!!?よかった~~~~~!!!!!』ってなるねほんとに。見た人全員がそうという訳ではないと思うけど(それは個人の感じ方なので)でも『いいじゃん!』ってなる人は確実に実体として存在している~~!!! よかった~~~っていう

(よかったな)(よかったね)

人気投票の選択肢には入れられなかったので数値的な反応とかもわかんなかったしね。本当はジャンプの人気投票みたいに一族以外の何でもアリネタ人気投票やりたかったんだけど、大将があまりにもその他ネタモブと一緒にするにはちょっと…な存在になってたので結局やんなかったんだよね。火輪猿チャイルドの順位とか見たかったよほんとは

火輪チルドレン五つ子猿の惑星世界線もどこかに存在していたのか(しない)