13年録

誕生日なのでPC内に残っているデータを掘り起こして絵の変遷を見てみようと思います。
誕生日なのにやることがマゾすぎない?まあほら、誕生日であり年末でもあるので…

ラフな絵は下手さを隠せるのでできるだけガチってる感じのやつを選ぶよ

2007年

この時期ほとんどお絵描き掲示板産だあ…

 

これはペンタブについてた謎のペイントソフト

2008年

狂ったようにエル・カザドというアニメの絵を描いてた時期

このへんでSAI導入なのかな…?

たまに大ヒットって感じのなんかいい雰囲気の絵を描いてるな…

オエビ選手もまだ現役

この時まだSAI買えてなくて期限切れ体験版で描く→スクショで保存っていう方法で1年くらいやってました。卑しいな?笑

この時期の色の塗り方とかはエル・カザドのアニメ本編やDVDジャケット他版権イラストの影響を受けているように思います。

2009年

この後くらいにSAI買ったので途中保存できるようになりました。文明開化じゃん

そして初めてSAIでそこそこ重い絵を描いたのがこれ

めちゃくちゃ頑張って描いてて途中保存できる喜びを感じる

これかわいくない?

SAIを正式購入してからできることが広がったのか割と成長がめざましい気がする 今見てもだいぶ良い

普通にかわいいし余裕で見れるし。アクキーで欲しい

ちょっと 10年前の絵がぜんぜん見れるレベルだと成長してないんじゃないかと思えて逆に不安になってくるからやめてください(?)

この時期の成長曲線凄まじくて羨ましい 今この上昇気流がほしい…

そしてこれが2009年最後の集合絵(発売1周年記念に描いた)

この後、事あるごとに好きな作品の集合記念絵を描きがちなオタクになっていきます。その最初がこれなのね。マジで2009年革命の年じゃないか…?

2010年

実は2010年の絵がめちゃくちゃ良いんですよ

長野拓造氏の絵にハチャメチャに影響を受けた結果めちゃくちゃ味のある線とぷにぷにして可愛い塗りを会得している
この時期の絵がな~~~!!!めっちゃ良いんだよな~~~!!!

この時期の絵可愛い~~~!!!私ならファンになっちゃうな~~~!!!(?)

いやマジでちょっとこの成分取り戻したいんだよな…可愛すぎるので…

あと絵柄の開拓期だったらしくアナログでもめちゃくちゃ味のある塗りをやりはじめます。
これ水彩色鉛筆を水筆で溶かしながら塗ってたんだよ(どうして普通に水彩絵の具を使わなかったんだろう…)

え~ この時期のトヤマさんのファンです(誰??)

2011年

ネタバレするとこの年の絵もめっちゃ良いです

これは創作の絵 普通に良すぎて悔しい 何これ? こういう絵描きたい
これくらいの時期から色使いが彩度マシマシのテラッテラになりはじめます

これも創作 多分これが派手な色の使い方をしはじめた最初の絵だと思う 線はアナログ

これも創作/線画アナログ 良すぎて腹立ってきた

頭おかしい!!!!!!!!!!!!!!!!!(褒めてる)(泣いてる)

アナログ絵も良いな…

しくしく・・・正直こう変遷まとめてるとなんでこの描き方やめたの?って感じなんだけどこれには深いような別に深くないような理由があるんですよ。

まずこの塗り方マジで時間がかかるので1枚に時間をかけられなくなればなる程できなくなったっていうのが一つ。もう一つは二次創作やる時にあんまり元作品のイメージとかけ離れた描き方したくないな…って方向に頭が固いオタクになったことかな…。
この時期創作絵けっこう多いのが象徴的だよね。マジで好き勝手してる。好き勝手できるので

この時期は二次創作でも絵柄がバッチリハマってたというのも大きいな…なんの躊躇いもなく奇天烈な塗りができるジャンルだった
最近ハマるものはな~~~ これはな~~~ちょっとやりにくいな~~~~・・・っていうのが多い気がする!う~~~ん!!でも絵柄の合致具合でジャンルは選べないからな〜〜ハマるは魂の惹かれ合いじゃん…?

色塗りはともかく線がマジで良いので今度一枚絵描く時は2011年のトヤマさんパクりたい

2012年

相変わらずのハチャメチャ塗りです(これは創作)かぁわいいなあ~

目がチカチカする あと絵柄の話じゃないですが、初描きや初見で微妙な扱いしてしまったキャラに後々めちゃくちゃ入れ込むことになるところは変わってねえな…とも思います。そういうケースが本当に多い

創作 背景を練習しようという気概もあったんだな…(何より時間があった)
これはつり球の背景画が好きすぎて、画像を収集して真似してたことを覚えてます。色選びは完全に自分だけど

チャレンジ精神の塊か?ってくらい色々試してるのがわかる 発売前の幻覚絵ですが。
あとこの時期に知り合ってまだ繋がってる人がけっこういるから『7年経ってる…???』ってなって恐怖した

2013年

あんまり時間かけてないとこんな感じになるんね

元祖センゴク☆ランブを忘れないでほしい(記事の趣旨を見失うハゲ)

相変わらず目がチカチカする塗り方してるけど線がちょっとおとなしくなってるのよね。私的には2011~2012の強弱ゴリゴリの線が好き

かわいいけど線がおとなしい
どうして線がおとなしくなったんだろう?って考えてたけどこの辺りからほとんどアナログ描かなくなったんだよなあ。あの線の味はかなりミリペンで出してたので…

あとモシャモシャした線に使ってたSAIのペンがどっかいったんだ
拾ってきたにじみペンで描いてたんだけど何故かにじみペンがにじまなくなっちゃったんだよね。どうして線が綺麗なのがウリのSAIでわざわざモシャモシャした線使ってたのか謎だけど

2013年の集合絵のコーナー

この絵のトチ狂いポイントの話していい?するね

フ ル 二 値 ペ ン

SAIのにじみペンを失った私はこの時期二値ペンで絵を描くことにハマってたらしいです。なんで?

あ、でも二値ペン自体はもっと前からやってたっぽい

2011年のこれとかも二値ペンです。
正直今はかなり変形で調整したりするので狂ってるのか…?って思ってしまう 全部二値ペンはキツ…キツいな……

2014年

この時期からこういう雰囲気の絵も増えてくる。線を足し引き算でガサッと描いて色をモサッと塗る感じのもの
この描き方、今でもちょいちょいやるけど何よりマジで時間がかからなくてそれでいてキャンバス下地の白っぽさ無く描けるんですよね〜。 かけられる時間があんまり無い時はかなりこれに頼ってます

テラテラ塗りもまだまだやってる
この辺の頭身バランス可愛いんだよなあ

ボーイフレンド(仮)にハマる(黒船襲来的テンション)

恒例じみてきた集合絵もあるぞ!!


ボイフレの絵、どちらかというととにかく沢山描きたいためにラフならくがきがめちゃくちゃ多いんだけど(サイトのログ集の数字見てもらえばわかると思う)

2011年~13年あたりのテラテラ感が薄くなったことは絵柄単体で見ると個性資産の喪失っぽくも思えてしまうんだけど、その代わり絵が『キャラに寄り添う』的な方向でイキイキしてていいんだよね…なんだこいつ…自分の絵を褒めるのが得意なフレンズか…?
絵柄としては11~13あたりが好きだけどオタクとしては14年以降の絵が好きなんだよ…つまりどっちも好きだなあって

イキイキ感云々は私の内部にある感じ方的なやつなので伝わるかどうかわからないけどうーん、あ、何が言いたいかのサンプルあります

↑これがボイフレ始めたばっかりの時に描いたもの(2014年1月頃)

↑これがどっぷりハマった上に公式から提供された情報の積み重ねで様々な面を知った後の絵(2016年11月/2019年12月)

キャラ知らない人でもなんとなく分かるんじゃないかなと思うんですけど…どう…?私が皇アランという人に対して持ってる印象や感情の変化みたいなもの絵に出まくってない…?
まあ、公式絵も初期に比べると時間が経つにつれ本当に柔らかく色んな顔を見せてくれるようになったのでその影響もありますが。

余談ですがプレイヤー私の呼び方もいつのまにか皇(名字)からアラン(名前)に変わっていました。なんかこう…アランは皇でも皇アランでもアラン・クラルス・バジールでもなくアランなんだよなあ

要約すると『キャラに対する印象が絵に滲み出る、が顕著になった』と私自身が感じるようになったのが2014年以降なんですよね、という話でした。
記憶が新しいからというのもあるけど、何を考えて描いてたのかすごく覚えているものが多いように思う。

2015年

2015年以降の一枚絵だいたい宗教画の様相を呈してきているような気がする。なんかこう…このキャラのこういうとこが…好き!!!!!!!を1枚に詰め込んでいることが多いので…?

これは念願のキャラソン&ドラマCD発売記念に描いたやつ 周りに散らばってるアイテムはカレら同士が関わるストーリーやセリフに出てきたものです。
今の私のTwitterアイコンが紛れているので探してみよう

これもCD発売記念
試聴時点でのキャラソンの印象を絵にしたやつです。

キャラソンが本当に本当にキャラクターに寄り添った良曲ばかりなので、その感動そのままに描いた絵を見ると歌の好きなところとか当時の興奮や感謝の念がいつでも思い出せて嬉しくなってしまう

そしてこれが2015年の集合絵のコーナーです マジで1年に一回は集合絵描いてるの面白すぎるな
テラテラ塗りがかなり遠ざかってるけど、全員描くだけで相当時間がかかるのでその上で時間がかかる塗り方するのはうーん厳しい

2016年

テラテラ塗りを思い出したいと思いながら描いてたやつ。
派手さは数年前の方がすごかったけど、こういう構図は当時だとなかなか描けなかったように記憶してるので甲乙つけ難いです。(自分の絵を褒めるのが得意なフレンズ)

これなどはおそらく群を抜いて宗教
この絵はどういうつもりで描いたものかというと「進路に悩むキャラ+これまでのイベントで登場した衣装」なんですね。何を選ぶんだろうな…そうやって将来に悩んでる君が好きなんだよなあ…という…めちゃくちゃ宗教だ…

私がTwitterのBioにしてる感謝イベントの絵

そして集合絵 ウォー●ーをさがせ的なやつで当時登場済みだった攻略対象から外見お披露目されてた家族、レイドイベント限定のナンパ男までよくばり全部セットです。ちょっと後に一部ミスを修正したり増えたキャラを追加したりしました。

アップだとこんな感じ

2017年

10年越しのリメイクイラストが登場

これです。元がオエビとはいえ上手くなったなあ なってないと困るけど

カラーじゃないけどこれはかなりお気に入りのやつ。印刷用のモノクロトーン絵ももっと強くなりたいけど同人誌だとどうしても時短優先してしまうので綺麗な線が描けなくなってしまうんだよなあ

これも10年の区切りで描いた絵

俺屍一族(2周目)の集合絵。時間的な問題もあるけど、「彼らで集合絵描くならテラテラ塗りじゃなく黒の影でビシっとキメたやつがいい!!」と思ったのも確か…だったはず。
めちゃくちゃ頑張って描いたので未だにスマホのホームにしてます

これも2017年か…2周目一族で集合絵書いたんだから1周目一族でも描こう!!で描いたものです。
比べるとものすごく省エネな描き方だけどこれはこれでこの一族には合ってる雰囲気じゃないかな?少なくとも彼らにチカチカテラテラ彩度マシマシは似合わないと思うな

2018年

徳甲一族(俺屍4周目)始める直前のらくがき この時期確かボイフレの同人誌を描いてたので本当にキッチリした一枚絵描く時間無かったんだと思う。

toh_blog.jpg

俺屍を一時中断して描いたテイルズオブハーツ10周年。
ハーツはロゴにもカラフルな石(作中世界観で「心」にあたるもの)があしらってあったりと、彩度高めでキラキラした塗り方とはそこそこ親和性高いと思います。

2014年~2018年あたり、パッと見の絵の印象は全体的に落ち着いた感じになってるんだけど、キャラらしさとか作品らしさとかそういうことをめちゃくちゃ考えたり生き生きした表情を描けるようになったと思っているのでそういう意味では描けるものの幅はちゃんと広がってるじゃないかなあって気がする。
何より私が好きな絵を描いてくれるので最高にファンですね…。(自分の絵を褒めちぎるフレンズ)

2019年

マンガばかり描いてたので唯一それっぽい一枚絵と言えるのはこれだけかな…誰に何の正月アイテム持たせるか考えるのほんと楽しかった

これ系は一応一枚絵のカテゴリに近いのかな。省エネ画法ではあるけど
俺屍やってて区切りの時「どういう絵で〆るか」を唸りながら考えがちなのでどれも思い出深いです

番外編

2019年があまりにも一枚絵として出せるものに乏しいので俺屍の補完妄想マンガの絵も比べて見てみるね。

これは一体なんぞやと言うと、ゲームを進めてプレイの記録をつけつつ起こった出来事や頭に浮かんだ光景をマンガで描くという、今現在最も優先している趣味のものです。
大筋は一緒だけどランダム引きや進行方針他色々によってかなり違いが出てオンリーワンな道ができるゲームなのでプレイを進める傍ら妄想や創作にふけるのも非常に楽しいんですね〜。

今年は本当にお絵描きリソースの9割8分くらいこういうマンガに割いてたと思う

2016年12月

めちゃめちゃ雑だな…とにかくワーーーって描いてワーーーって進めたかったのかな…?
ていうかこれSAIか マゾいな…クリスタに慣れると枠線が面倒すぎて戻れない(SAIで80P同人誌作ったことがある顔で)

ふにゃふにゃだ・・・

 

2017年はじめごろ

クリスタへ。どうしてこんな描きにくそうなペンで…?って感じだけどこの時期色々模索してたんだろうなって思います。

と思ったらSAIに戻ってる
らくがきマンガでどこまで色や影つけるかまだまだ探り探りって感じだなあ

1周目の最後
これ確か色だけSAIだった気がする。どうしてそんなまどろっこしくて面倒なやり方をしてたのかは覚えてない

2017年夏ごろ

2周目プレイ(羽出井時代)に突入 この時期もまあまあ絵はあっさりしてるな…多分時短を図るならこれくらいで良いんだろうなあって思うんだけどなーどうにもな~~
フォント全然変えてないなこの時期

ここで今も愛用している「ろマーカーカスカス」登場
これで影つけるとテクスチャ感のおかげでなんかいい感じになるんだよね…

影部分はろマーカーカスカスさんで固まったものの線の部分はまだフラフラしてる
この時期は全部鉛筆系のブラシで描いてた(あと1コマ目みたいな処理を何故か全部手描きでやってた)

使ってるツールは一緒だけど髪の毛ちゃんと塗ってる…えらいな…

今は時間がかかるなどの理由でパーツごとのグレスケは放棄してますね

2018年4月〜

4周目の徳甲時代に突入
羽出井で使ってたペンそのまま引き継いでるけど初期は大分ラフだなあ。あ、でもここはちゃんと髪の毛とか塗ってるのか

そんなに期間空いてないけどちょっと絵が細かくなった…?これ何ペンだっけ 今使ってるのより細い気がする 細い状態で使ってたんだっけどうだったっけ 覚えてないや

神ツール「べちょ筆」導入(※描き文字用のペンを線画に使い始める)

いやまじでどのペンもしっくりこなくて試してみたらこれですよ 線のガサガサ感と強弱のつけやすさが…神…線画用のペンじゃないけど…

 

なんかこうマジで「らくがきマンガの範囲でやりたい線の感じ」これなので…べちょ筆…結婚しよう…キミが線画用のペンじゃなくても構わない…(?)

 

べちょ筆に出会ってからのトヤマ本当に嬉々として戦闘シーン描いてるな…って思う 線がさ~~…楽しくて……
アクションシーンもっと上手くなりたいね…描ける範囲が広がると楽しいので…

2019年~

これは描き方めちゃめちゃ変わったビフォーアフター(1枚目初期、2・3枚目終盤、間5ヶ月くらい) ビフォーアフターっていうか…なんていうんだろうこの感じ…?一人の人間が出せる幅的なもの大好き現象…?

ほんと描き始め頃の彼は薄幸そうっていうか平面的な人相っていうか……いやほんと…この人に関しては特に、描けば描くほど分厚い情と豊かな表情が溢れる人になっていってワァ……ってなってた

べちょ筆+ろマーカーカスカスで描くっていうのがかなり定着してきて画面的にそんなに大きな違いはないんだけど、この時期から故あって同じキャラを描く期間がものすごく長くなりまして。同じキャラでも表情の描き方とかが自然に移り変わっていって全然違うから自分で描いたくせに見比べては一人で「すごい・・・・・・・」ってエキサイトしてました。 こちら最新の自家発電機です

比較的最近のやつ

最初の一族から数えて合計3500ページちょいくらいかな…?は描いたのでこうざっくりピックアップしてみると変遷も結構大きくて面白い気がする

初期に比べると圧倒的に”””マンガ”””にはなってると思うんだけど…うーんどうやろうね
あ〜〜読みやすさも描くスピードもある程度のページ数にまとめる力も基礎画力も表現力も何もかもほしいよ〜 強欲の壺

あとブログで縦に並べて載せるラフなマンガばかりを量産していたので印刷用のマンガの描き方とか完全に忘れてしまったな…


 

色々振り返ってみたけどなんか思ったより終始自画自賛してしまっていた。トヤマさんの絵けっこう良くない?私は好き 絵に関してめちゃくちゃナルシストなので
変遷を纏めてみるのは思いの外楽しかったです。何枚でも持ってこれるし好き勝手補足できるのでTwitterとかで一枚画像に纏めるのとはまた違った面白さみたいなものがあるんじゃないかと思う。

流石にここ10年はオエビからSAI導入〜クリスタもあるよ〜と激動の時代だからそりゃあ変わっていくわ!!って感じだけどまた10年後に振り返った時ちゃんと成長してるって言えるようになれてるかなあ なれてるといいな~……でろんでろんに褒めまくったけど自分の絵が好きってだけで特別上手な方とは全然思ってないのでもっと強くなりたい…力が欲しい!欲しい〜〜!

おわり