更紗と揚羽のこと

☆この記事の構成
前半:更紗編を締める補完を考えてる時に一旦最初から振り返ろうと思ってまとめた文章

後半:このメモを踏まえて世代終了後の私の壁打ち

前記事はどちらかと言うと感想みたいなものですが、この記事の前半は解説や説明寄りだと思います。当時思考整理のためにやった自分向けの解説(?)

※むちゃくちゃ長い

更紗と揚羽の振り返りメモ

〜天界

更紗
  • 位階ランクアップ(姉超え)、第二子、長の血筋ということで少し舞い上がった下諏訪竜実により、「立派な長になるのよ!」と言われ育つ
    →竜実にも更紗自身にも自覚は無かったが、真っさらな幼心に存在意義のようなものが定義される

地上・訓練期間

更紗
  • 存在の定義であり生きる目標=『立派な長になる』ため、弱みを見せたくない・何もかも完璧にこなさなければいけないという気負いから『悩み:上がり症』になる。
  • うっかりオネショをしてしまうなどの理想とは違う自分の思うようにいかない小さな失敗経験の積み重ねから、根底にある自己肯定感が低い。
  • 同じ母を持ち、長の血筋ではなく頼れる存在であると認識しているばな奈に対しては『次期の長』としてではなく、『妹』としての安心感や肯定感を求める。
  • 実親である赤については決して嫌悪はしていないものの、あまりにも自分の考える長の姿からはかけ離れているため、やや引き気味

燕九朗・揚羽の来訪

更紗
  • 自分の弱みをすぐに把握してイジったりからかったりしてくる燕九朗に対して全く優位に立てない。
    →またしても理想とする長の姿からかけ離れていく自分に焦り、さらに悩んだり気負うようになる
  • 自分よりも濃い王の血を持ち、先代当主血潮(から生まれ出でた氏神)の息子であり、遺伝子的には赤の弟に当たる揚羽の登場
    →自分の存在意義を脅かす存在であると認識。強い不安を感じたため、揚羽の性格や言動に関わらず初っ端から対抗心を持つ。
揚羽
  • 田力主徳甲から聞いた「大切なものを見つけたら大事にしなさい」をやや自己解釈。
    「もし見つけたら大事にしろ」という話だったのだが、大切だと思える何かを『探し』始める。(若干順序が逆になっている)
  • 幼いながらに初めて自覚した目的が『それ』であったため、複数のことに気を回すのが苦手な気質の揚羽は『それ』を人生目標レベルに定めて行動の基準とする。
  • 更紗に対してはそこまで関心が高くない

初陣〜育成期間

更紗
  • 思い通りにならない二人(特に揚羽)の登場もあり、初陣や育成討伐の段階から気負いっぱなしの更紗。誰よりも強くなることはもちろん、誰もが認める戦果を挙げることに執心するようになる。
  • 赤世代がかねてより目標としていた髪討伐に志願し同行する。手前の崇良親王にトドメを刺し戦果を挙げようと目論むが敢え無く失敗(プレイヤー、親王の体力を勘違いしてしまう)
    →若いながら非常に優秀で髪討伐への同行も難なくこなして見せたが、本人の思う「立派な次期隊長像」には程遠く、焦りが募る
揚羽
  • 真面目に訓練や修練をこなしながら、まったく違う感性の持ち主である燕九朗の話を聞いたりして知見を広めつつ『大切にするもの』を探している。
  • 更紗に対しては「なんでこの人はこんなに自分に突っかかってくるんだろう」と思っているが、特にイラついたりはしない。

世代交代

更紗
  • 世襲制なのだから普通に考えれば当主の指輪は更紗に引き渡されるわけだが、『長の血を引く者』揚羽の台頭と、『何を考えているかわからない』父の存在もあり、「本当に自分は当主の指輪を渡されるのだろうか」という漠然とした不安と焦りを抱える。
  • 長を継げるかどうかの不安と焦り、長になった後にちゃんとやっていけるかの不安などでいっぱいいっぱいになっている為、あまり人の話が心まで届いていない。揚羽についても、彼の頭脳や戦闘、奥義や『格好の良さ』については強く認識しているものの、彼自身がどういう人間なのかはイマイチ分かっていない。
  • 赤が元気すぎて死ぬ気配がなかったこともあり、彼の生前は『長の座の継承がどうなるか』で頭がいっぱいになっており『近しい人との死別』にまで頭が回っていなかった。おそらく彼らがいなくなってからじわじわ寂寥感に襲われたと思う。
揚羽
  • 『大切なもの探し』は完全に行き詰っていた(目的がふわっとしすぎているので当然と言えば当然である)
  • この時点で人生推定時間の1/3が経過。いつまでも探していられないなと判断した揚羽は『探す』のではなく『仮定する』ことにした。
    →『仮にこれが自分にとって大切なものだったら』という想定で動くことにした。
  • その対象を更紗に設定。理由は彼女が一族の長になる人間だから。もしも自分のアテが外れてしまったとしても、一族の為に尽力する彼女の力になることは決して無駄にはならないだろうと判断した。
    →この辺りの合理的なのか不合理なことをしているのか分からないところが揚羽

当主就任

更紗
  • 無事指輪を継ぐことはできたが、ここまでに積み重ねた不安感や焦りは当然消えず、さらに長としての責任感、成し遂げなくてはならないというプレッシャーに加えて親世代がいなくなったことの哀惜や頼れる人がいなくなったことなど様々な不安を抱えている。
  • 「誰も自分のことを心から長だと認めていない」という自意識が根底にある。これは相変わらずからかって敬意のかけらもない燕九朗や何を考えているかわからない揚羽の存在もあるが、何よりも更紗が自分自身を認められていないという自己肯定感の低さから来ているもの。
    →少しでも不安を祓うため、歴代の誰もやっていない指輪の授与式などを行った(ばな奈姉上に協力してもらった)
  • コメディチックに描写されたが修練で一回揚羽を殺しかける。誰がどう考えても嫌われるか、畏怖により遠ざけられてもおかしくない状況にも関わらず更紗に従順に行動しようとし続ける彼を見て初めて「こいつちょっとおかしいんじゃないか?」と感じ始める。
    →この辺りでやっと揚羽の性格面への関心度が少しだけ上がる(それまでは能力面ばかり見ていた)
  • 揚羽がどんな時も更紗に肯定的であり、何を言っても決して怒らず、従順でなんでも言うことを聞くということに気付くが、いかんせん更紗自身の自己肯定感が非常に低い為そうされる理由が全く分からず素直に受け入れられない状態。
    優しくされればされるほど反発してしまうし、不当な対応をしている自覚はあるので更に自分自身への評価が下がるという地味な負のループに入っている。
揚羽
  • 本格的に更紗に対して絶対従順モードに突入。
  • 彼女に尽くすため(情報を得るため)、彼女を注意深く観察するようになる。

髪切り1本目(五ツ髪)

更紗
  • 更紗主導で強大な敵との戦い。上がり症で常に不安が付きまとう更紗は入念に入念に作戦を練り、準備をして討伐に臨む。
  • これまでの雑魚相手の育成と違い『立ちはだかる強大な敵との戦い』の中で、「自分と一緒に戦ってるこの男二人、マジで超めちゃくちゃ有能なのでは…?」ということを実感し始める。
    (更紗自身の自己評価の低さはこれまでの通りだが、本格的な大物狩り討伐を始めるまで二人への評価は判断しにくい状況であったため)
    なんと言っても揃って雷獅子を5割回避したり、大ダメージで完全粉砕したり完璧なタイミングで術の併せを発動したりする男たちである
揚羽
  • とにかく更紗のやりたいことを成せるよう自分の持てる力を全部貸そうと考えている。
  • 奥義による疲労も構わない。更紗から褒めるなど肯定的な反応がなくても構わない。
    →これは揚羽が自分で定義したものを達成しようとするための、ある意味自己満足なので対象からの肯定や承認を必要としていないため。

髪切り2本目(四ツ髪)

揚羽
  • 更紗から男二人への認識が少しずつ変化していくのと同時に、揚羽による更紗の研究は進んでいた(なお素でストーカーじみたことをしていたためエスカレートする前に燕九朗にやんわり止められた)
  • 「ただ更紗の戦いに協力するだけでは更紗を大切にすることにならない」と考えた揚羽は、彼女の誇りや名誉を尊重する=彼女が最後のトドメを刺すため、彼女が本来持つ最大の力を発揮できるように支援をする。
更紗
  • 揚羽に背中を押された更紗は最大限高められた力で会心の一撃を放ち、最後の髪を打ち倒す。
  • しかし更紗の中に生まれた気持ちは『一族が追い続けた敵を自らの手で打ち滅ぼした達成感や充足感』ではなく、『自分では引き出すことができなかった自身最大のパワーを、揚羽が引き出してみせた』ことへの戸惑いだった。
    そしてそれは揚羽がその為の体制を整えたこと、何より本気で自分を信じてくれたことに起因すると悟った。『ともに戦う仲間を心から信頼して最大限の力を発揮させる』というのは紛れもなく、『人を率いる者の才能』…『王の力』だと感じた。

→更紗から揚羽への評価がぐーんとアップした!
→更紗から揚羽の信頼度がぐーんとアップした!
→更紗から揚羽のコンプレックスがぐーんとアップした!
→更紗は自分に足りないものを新たに自覚した!
→相対評価により更紗の自己評価がダウンした!

交神直前(地獄巡り)

更紗
  • 「自分が形式上長として上に立っているのはどう考えてもおかしい、分不相応である」みたいな意識がどうしても消えず、更紗から揚羽への対応が全体的にぎこちなくなる。
揚羽
  • 更紗の対応が以前と比べて変化したため、彼の中に蓄積したデータと合致せずどう対応すれば良いかわからなくなる。(進言パターン変化事件)

交神

更紗
  • 心が完全に揚羽の才能に屈してしまったため王の力を求めて雷王の元を訪れるが、心が王に負けている者に雷王の相手が務まるはずもなく玉砕。
  • その際、下諏訪竜実が娘を想うあまり彼女がずっと必死にしがみついてきた「立派な長になること」を否定してしまう。自己肯定感の低さと自信の無さを「期待されている・なりたい自分を目指す」ことで強引に鼓舞してきた更紗の心は完全にアテを失い、周囲から見ればあっけないと思えるほどあっさりとポッキリ折れてしまう。
  • しばらくは完全に茫然自失状態で、ほとんど誰の話にも聞く耳を持たない。「下諏訪竜実からの手紙」については理性で考える前に本能の方が拒絶反応を起こした。もう少し後のタイミングなら手紙を開いたかもしれない。
  • 「他の何かに屈してはいけない」「格好悪い姿を見せてはいけない」という更紗内ルールは完全に消滅したため、水浸しになろうが押し倒される形になろうが全く反応しない。
  • 「自分は下位の存在」という評価だけが生きている状態なので、平然と他人に首を垂れるようになる。
  • 「子供に自分と同じ気持ちを味わってほしくはない」という思いから、何を言うかわからない神ではなくバックグラウンドが判明しており言動価値観確認済み、更紗を受け入れてくれている親王と交神する。
揚羽
  • 燕九朗の忠告により彼なりに子供のことなどを考え、九尾吊りお紺の元へ。
  • 突然の更紗の変化については理由が分からないため戸惑っている。
  • 更紗の存在は揚羽にとっての行動指針であるため、彼女が全く理由が分からない状態で変貌してしまう→揚羽がどう動けば良いかわからなくなってしまう。顔には出にくいが揚羽はかなり強く動揺している。

次世代来訪

更紗
  • 自尊心を完全に失ってしまっているが、自分の子供には同じ気持ちになってほしくないという思いがあるため訓練や教育には積極的……なのだが、自分の行動や発言がどのように子供に影響を与え、どんな思考や行動原理を作ってしまうか分からないという強い恐怖から実子・緋ノ丸に対しては非常に消極的になってしまう。
    (緋ノ丸への訓練だけ結果が悪かった)
  • 更紗は自分に自信がないだけでスペック自体は非常に高いため、何の精神的障害もなく純粋に物を教えられる状況であれば教育者として非常に優秀である。(一番星/まつりへの訓練結果は割と良かった)
  • 茫然自失状態からは立ち直ったものの、以前のような元気は全く無く物静かで口数も多くない。感情が表に出ることもほとんど無いが、指導は熱心&的確で常に相手を気遣っているため、子供たちからは「優しくてクールな人」と認識されている。
  • 以前から感じていた同世代男子たちの有能感・こんなにも情けない自分に付き従ってくれたこと・にも関わらず突き放して接してしまっていた…について申し訳ない気持ちでいっぱいになっている。
    →揚羽や燕九朗の言うことを何一つ否定しなくなる
  • 常に好意的に接してくれていた揚羽を突き放し、自分のせいで良好な関係を築けなかったことに負い目を感じている
    →緋ノ丸と一番星が仲良くしているのを見ると安心する。
揚羽
  • 更紗の存在は揚羽にとって行動指針であったため、実は揚羽が定めてきた彼自身の定義が大きく揺るがされておりかなり動揺しているが、とりあえずは一族としてやるべきことがハッキリしている(人員不足の中訓練・育成引率、息子である一番星について考えることなど)ので一旦はそちらに注力している。
  • ただし、揚羽が更紗をめちゃめちゃ気にしていることは子供たちにもバレバレ

次世代訓練期間後半

更紗
  • 生きる目標を失った状態から次世代の育成に注力してきたが、緋ノ丸と上手く接することができなかったことはずっと気にしている。
  • 緋ノ丸に対して大きな使命感とか長としての責任感を背負わせ、自分と同じ道を歩ませてしまう可能性に怯えている
    →しかしそれによって緋ノ丸側は自分が期待されていないと感じ、悩んでしまう。
  • 更紗は本当にどうしたらいいか分からなくなって心がぼろぼろになっている
揚羽
  • 更紗が現状に至った理由をある程度把握する。
  • ここまで揚羽の考えてきたことをまとめてて思ったこと→やっぱりこの人あんまり人を思いやってるわけでは無い
    揚羽は自分で決めた自分の生き方に足りないピースを更紗で埋めていたに過ぎない
    なんかこう、自分勝手では無いが他人基準で自分本位みたいなイメージ
    だから更紗が変わってしまっても「なんで?」「どうして?」と思うことはあっても悲しみや怒りは無かった(=同情心は全く無かった)
  • そんな揚羽が初めて『自分の気持ちが強く突き動かされた』更紗の悲しみに触れて、「悲しい」と思って、生まれて初めて涙を流した。涙を流すというのは感情が高ぶっているということ
    でも揚羽は悲しい、悲しみを止めたいと思ってもその術がわからない、どうしていいかわからなかったので思わず彼女を抱きしめた
    抱きしめたことで更紗の肉体的な変化を知る。更紗は痩せていた。その理由は容易に想像できた

徳甲一族なんかすごい人を抱きしめるな…と思うけどこの一族にとっての「抱きしめる」ってイコールその相手を知るってことなんだなあと思う。

大将は精神が限界まで来てる凪左助を抱きしめた。この場合どちらが多くの情報を得たかといえば凪左助だと思う。目の前にいる男は自分のことをこうやって受け止めてくれる人だということ、神と人の子なんていう普通の人間から見て明らかにヤバい存在に対して本気で寄り添ってくれることを知った。彼の胸がとても温かいことを知った。

赤はばな奈ちゃんを抱きしめて、彼女が生きていること、「生きている温度」を知った。彼女の小さいけど温かい身体を抱きしめて、生きているとはどういうことなのか、を感覚で理解した。

揚羽も更紗のことを知った。揚羽は今まで咄嗟のタイミングなどで結構何度も彼女に触れているけど、こうやって自分が触れたいから、彼女の存在を不安に感じて自ら抱きかかえたのは初めてだった。揚羽がストーキングまがいの事をしても絶対に知ることができない情報がその腕の中に詰まっていた

揚羽は生まれて初めて、本気で心を揺り動かされる体験をした

 

燕九朗の死去

更紗
  • 燕九朗はいつも更紗をからかって遊んでばかりいたが、更紗にとっては本当に頼れる存在であった。
  • 動揺してばかりの更紗にとって、燕九朗や揚羽が全く動じた姿を見せないというのはかなり足場を支える事実だった。
  • 竜実の一言が彼女の足場地盤を崩壊させるものであるとすれば、燕九朗の死去とは更紗の片足がちぎれ落ちるようなこと
    (アヅキにとっての男二人は両腕、更紗にとっての男二人は両足っぽい存在だと思った)
  • これまでの色んなことでボロボロだった更紗は、燕九朗がいなくなったことで悲しみと不安と、揚羽もいなくなってしまったら自分はどうなってしまうのだろうとか色んな気持ちでぐちゃぐちゃになってしまう。
揚羽

ここらへん当時描こうとしてた話の再確認みたいになるので箇条書き形式が消滅する

揚羽の意識は確実に変化していた。揚羽は更紗の悲しみを止めたくてたくさん考えたけどなかなか考えがまとまらない。
何故なら感情的に意識が変化しても彼の根底にある思考の仕方自体は変わらないから。揚羽の思考はめちゃくちゃ理屈っぽい。
だから例えば、彼女にこの感情の波を伝えるだけでは意味がないと思った。それで更紗の深い悲しみや嘆きが変わるとは思えなかったから。

だから揚羽は更紗の全てを思い返した。自らの全てを思い返した。更紗は何故悲しんでいるのか、更紗には何が足りないのか、何があれば更紗の悲しみは止まるのか
よく考えると今までの生き方を失っていたのは揚羽も一緒だった。揚羽は更紗を大切にする、という生き方をしてきたけど、それはイコール更紗の大切なものを大切にする、ということ。更紗が大事にしてきたものが無くなってしまったということは、揚羽が大事にしてきたものも既に消滅してるということ

足場が崩れたのは更紗だけでは無いということ
だけど揚羽と更紗の違いは目の前に更紗がいるということ
足場が崩れてなお、目の前で自分と一緒に自由落下している少女がいる
自分の心を揺り動かすその存在が目の前にいて、何とかしたいと思う。だから揚羽はまだ動ける

生きる指標を見失ってしまい、これまでの人生の意味が曖昧になってしまった人間が二人いる、しかもその片方はもう片方に対して強く動かされる感情を持っている
ならば二人で、二人の生き方と意味を再定義しよう

というようなところまでは頭に思い描いていたと思う。ただ、じゃあそれ具体的にいうと何?というところまで至っていなかった。新しい『名前』で、これを再定義したかったし、更紗がこの気持ちを『理解』するためにも、『言葉』とそれを後押しする場が必要だった。
揚羽は探していた

で、見つけた。それが『結婚と儀式』
答えを見つけた揚羽はもう止まらない、何故なら彼の中に理屈のパズルはもうほとんど完成しているのだから、最後のピースが埋まればあとは説明して説得するだけ
『提案』して、『説明』して、相手の考えや意見を『聴取』して、『説得』して、『納得』させる
その様は告白というより最早尋問である。徳甲揚羽は感覚的に見えてどこまでもどこまでも理屈っぽい
これは揚羽による『生き方再構築プレゼン』なのである。プレゼンのお題がふわっとしてたら伝えたい相手に伝わらない、だから揚羽には言葉とそれを伝える場が必要だった。

徳甲揚羽はどこまでいっても他人基準の自分本位

この段階での更紗は説得に押し切られたような形であるけど、多分この後少しずつ彼のそういう面がなんとなくわかってくるんだと思う。時間はほとんどないけど、素直に向き合うということは素直に向き合えなかった長い時間よりもずっと多くの情報を得られると思うから

この人意外と自分本位で考えてるな、とかもなんとなく分かるようになってくるんだけど、一周回ってそれは愛しいポイントになるんだと思う。この後の更紗なら
揚羽は全ての苦しみを救う聖人や大権現ではない。彼は自分の生き方を見失わないためにその相手の腕をひっ捕まえて絶対に絶対に離さないだけの人なんだと思う。で、なんかその相手が更紗だった

最後の更紗は揚羽のちょっとそれはどうなんだろうってところもなんとなく好きになってしまうんだと思う。そういうところはちょっとばな奈と赤の関係も思い出してしまうな

揚羽って本当に彼の本質っぽい気質からキャラ記号を抽出して外見作ったとしたら七三分けのメガネキャラなんじゃないかと思うことがある
いや、堅物と言うにはだいぶふわふわしてるし周囲から見た時の言動は天然キャラそのものなんだけどただそういう印象の10倍くらい理屈っぽく物事を捉えてる

 

更紗と竜実

更紗
  • お母さんのためにがんばるぞ!(けなげ)というよりは、母の言葉を生きるための指針や自己定義、支えとして使っていたような状態。
    自分を支えるものであると同時に、自分を追い詰めつづけるものでもあった。
  • 色んなことに悩んでも「自分はこうあるべき存在なのだ」と思うことで自らを鼓舞してきた。
  • 言われた瞬間は頭が真っ白になって何も考えることができない状態だった(その後しばらくの間も)が、時間を置くことでだんだん考えることができるようになってくる。状況から考えて竜実が自分を想って発言したことは理解できたし、「長になるために生まれたわけじゃない」というのが自分の存在を否定する旨の発言でないことも多分分かる。だけど分かるだけじゃダメなんだと思う。更紗はずっとそのために生きてきたし、その生き方のために揚羽たちに不当な態度で接していたこととか色々あって、とにかく自分がずっと間違っていたという意識とか罪悪感とか、他者から見るとすごくちっぽけでしょうもないことに固執していたのかなとか、もうとにかくキツい更紗の中で崩壊したものって他者から見ると…というか、この世界全体を客観視するとすごくちっぽけなことかもしれない。だって仲間が殺されたわけでもなければ、沢山の人を巻き込んでトラブルを起こしたわけでもないし、本人が死にかけたとかそういうエピソードでもない、悪意のある親に利用されて裏切られたとかそういうわけでもない、ただ、彼女が一人で自分を追い詰めて踊って踊って勝手に自滅したと言ってしまってもいい。滑稽な姿かもしれない。これは乱暴な言い方だけど
    それでも更紗にとっては本当にそれが全てだったし、2年と生きられない彼女にはそこからやり直す時間もなかった、と言うのが一番大きい。俺屍一族、ある程度の月齢を重ねてから一度躓くと死ぬまでにそれを取り返すのがすごく難しいと思う。普通の人間でもあることだとは思うけどやっぱり時間のスケールが小さすぎてキツい 立て直す時間が全然無い
  • ただ冷静になって色々考えれば考えるほど、そういう生き方に固執しないと生きていけなかった自分を責める思考に陥る気質、母の発言の意図はなんとなく分かる賢さから竜実を恨んだり憎んだりすることはできなかった。心の火そんなに高くないし
竜実
  • (個プレイヤーの解釈)外見や妹という立場、姉に対抗意識を持っていると思われる公式セリフから、神でありながら少し精神面が未成熟な印象。あるいは偶々雷丸や赤と関わったせいでどちらかというと振り回される側になった=徳甲一族の彼女はそういう性質だった、という流れかもしれない。
  • 一族と関わることで位階が上がり、姉よりも高位になったことで気持ちが大きくなる。更紗が立派な活躍をすればまた自分の評価が上がるかも!と考える。
  • ただ子供っぽい見栄っ張りな面からのそれなので、教育ママ的な毒っぽいヤバさはないイメージ
  • その後、死の間際にばな奈と言葉を交わし、あまりにも真っすぐで眩しい彼女の言葉を受けて心が動かされる。自分はかなり勝手なものを子供に求めてしまっていたのでは?幸せってなんだろう?
    →天界で井戸端会議する。まだ生きている更紗のことを気に掛ける
  • 交神でやってきた更紗の様子を伺い、雷王に何度もアタックしてはつらそうに玉砕している彼女を見て親心で我慢できなくなり、干渉してしまう。
    そして善意から助けたかった娘の存在意義を破壊する発言をしてしまった

その後の竜実はどうしてるんだろう

  • 幼い更紗にかけた何気ない発言がそこまで彼女の生き方を縛っていたとは思わなかった。悩むと思う
  • 神が人間に関わるって難しい。でも神と人間はそこまで違わない気もする
  • でも神はそんなに干渉できないので、考えてもどうしようもない面があり

なんやかんやで更紗も竜実もお互いを気にかけているので優しい世界だと思う
本編的には竜実サイドを掘り下げすぎると話の軸ぐしゃぐしゃになりそうなので御玉描写に抑えたいが、番外編的に竜実様の話やりたい
竜実と歴代の交神相手紀行とか面白そう
流石に本編がなかなか進まなくなってしまうので終わった後に番外編的に何か思いつけば描きたい 思い付かなかったら描けないけど

 

更紗世代が終わってから上記メモ踏まえた所感

更紗の罪悪感

交神直後にはあまり『更紗の罪悪感』については意識していなくて、実際あの時はいきなり足元なくなってびっくりしたことと虚無感が先行していたので更紗本人もそこまで考えが至っていなかったと思う。
私の思う更紗の罪悪感、後からじわじわ来たんだよな…まず今まで必死でしがみついてきた目的意識を除いて周囲を見渡してみると、更紗(根本的な自己評価が低い)にとって自分以外の仲間ってみんな優秀で文句のつけようが無い人たちだとハッキリ分かった。だから揚羽に突っかかることは無くなったし、燕九朗の提案にも反対せず彼に任せた。自尊心方面突かれても何も反応しなくなってしまった

あの場面、最初考えてた時はこれまでの更紗の印象引きずってたから自尊心突いたらパニクるんじゃないかなあと思ったんだけど、よくよく考えてみれば『無くなってしまったものを突いても何も出ない』としか思えなくて……もし燕九朗に自尊心突かれても焦るならまだ自尊心が残ってるってことだもんな。…ということであの場面の更紗はああいう反応だろうと。燕九朗も反応で色々察しただろうなあ

 

揚羽は焦っていた

更紗がおかしくなってから『紗幕の向こう』までの揚羽、地味にめちゃくちゃ焦ってたな…って思います。
何と言っても揚羽はこれまで(勝手に)更紗の存在を行動基準にしてきたので。揚羽のベルトコンベア故障したんだよね だから揚羽はどうしたら良いか分からなくなってかなり焦ってたと思う。

ただ揚羽ってそれが微妙に顔に出にくいというか…とは言え表情あんまり変わらないけど乏しいわけじゃないと思ってます。
嬉しいと思ったら普通に笑うし、びっくりしたら普通に驚くし、真剣な時にへらへら笑ったりしない。考えてることほぼ顔に出てる人なんだけど、その変化が微妙すぎて彼のことよく分かってない人から見ると常に一定にしか見えない…みたいな。

普通の人の表情幅が1から10だとしたら揚羽って1から2くらいまでの幅しかないんだけど、その狭い範囲で確実に表情は出てるっていうタイプなんですよ。
まつりはあまりにも表情に繋がる感情が乏しくて、もしゲームの立ち絵だったら今のところ2種類もいらないのでは…?ってくらいなんだけど
揚羽は間違い探しレベルの違いにしても表情差分が人並みの数用意されてるイメージ

ただ表情差分が間違い探しなので他人に感情を読み取られにくいという。揚羽が焦ってるのに気付いてたの燕九朗くらいだと思う。燕九朗は鋭すぎて大会禁止カードになりそう。実際ちょっとなってた
更紗はそもそも揚羽本人をちゃんと見ていなかったところがあったので長いこと『何を考えてるかわからないヤツ』という印象だったと思う。多分更紗の1年よりホッシーの2ヶ月の方が揚羽の表情への理解度高いくらい。相手をちゃんと見てるかどうか・意識の差はそれくらい顕著に出るんじゃないかなあ

 

ふたりが最後に知ったこと

更紗が本当の意味で『徳甲揚羽』を知ることができたのは最後の1ヶ月だったと思ってます。
髪切り最後から交神までの間(あれ?こいつめちゃくちゃすごい奴なのでは…?ってなってるタイミング)も初期に比べると『徳甲揚羽』が見えかけていたけど

最後の1ヶ月は揚羽の本当に魅力的なところとか、逆に至らないところとか抜けてるところとか表情の変化なんかを摩擦なしに捉えることができるようになっていたので本当の意味で『徳甲揚羽を知った』と言えるんだと思う。
ばな奈ちゃんと赤の時もそうだったけど、心が相手を突き放している時には厄介としか思えない面も『愛しい相手』と定義されると裏返る…みたいな。『やれやれまったくしょうがないやつだな…』ってなるやつです。欠点がチャームポイントのように感じられる状態。

揚羽が意外と自分勝手なこととかもそのタイミングでなら分かるんじゃないかな。自分勝手って言ったら語弊ありそうだけど…なんだろう、強引って言うか…独特って言うか…『しょうがないやつ』なんだよ 揚羽って

更紗自身も驚いたと思う。今まで自分はこの男の何を見てきたのだろうと
視点を変えるだけでこんなにも世界が変わり広がるということ、自分がもっと長く生きられればもっと色々なことの色んな面を知ることができるのだろうか
更紗がその生で得た一番大きなものがそれなんだと思います。

一方の揚羽もけっこう似たようなことが起きていて、多分彼が更紗を見て『可愛い』とか『綺麗』とか『愛しい』『ドキドキする』と思えたのって最後の1ヶ月だけだったんじゃなかろうか。
順序めちゃくちゃやんな笑 なんで結婚しようって言ってから相手のチャーミングなところに気付くねんっていう おかしなやつだよ

色々特殊すぎて何と言えば良いか分からないけど、これが二人にとっての『結婚』だったんです。
めっちゃ考えるんだけど例えば6月になってオタク世界がジューンブライドで盛り上がっててもウエディング衣装着せたくない二人なんだよな…こう、ニュアンス的に…わかるかな…?二人にとってのそれは戦装束だったから別のもので上書きしたくないというか…

かと言って血潮と詠芽さん辺りなら描くのかって言われたら多分描かないと思うんですけどね…更紗揚羽の時ほど露骨に伝わるようには描かなかったので暗暗暗喩くらいのアレなんだけど、赤年の間の柱の並びはまるで教会のウエディングロードのようだな…とか、その場で指輪を渡すという構図が謎のハマり方をしていて描きながら「うっわ………」って思ってたので、ここでもやっぱりウエディングコスプレは概念の上書きになってしまうんですよ…

だからもう描いたけど徳甲一族で一番ウエディングコスプレが似合うのは火輪世代です。断言できる
徳甲一族がお祭り系ソシャゲ化したらウエディングガチャの目玉は石榴さんですね。似合うので
彼女がウエディングドレスを着ることに一切の文脈が発生せず、完全にただのコスプレにしかなり得ないところも実に向いてる
石榴が結婚したい相手は石猿パパ

まつりとかもべらぼうに似合うだろうけど彼女の置かれてる人間関係から考えて『嫁に出したくない』系の文脈が発生するのと現行世代だからどうオチるかわからないので保留

私が私のファンだったら一番嬉しいことをする(こういうこと公式が言ったら嫌だなってことを極力避ける)理想の公式ごっこをしているきらいがあるので更紗揚羽や血潮詠芽のウエディングコスプレ一生描かない宣言は嬉しすぎる 一人遊びの極地みたいな所感やめなよ

そういえばもうすぐいい夫婦の日だけど『夫婦』って言葉も二人を形容する言葉としてはかなり違和感あるんだよな…更紗と揚羽って何 何…?哲学

閑話休題

 

徳甲一族の言語

この一族本当によくハグするな…って思うし場合によってはチューするよなあ。

何が面白いって家系ルールから二人組になることが確定していた羽出井よりもそういうスキンシップが多いし、恋愛に近い親愛の情を抱きがち…ということ 不思議だよなあ
羽出井は徳甲より補完物量少なかったとはいえ、増えたとしてもあれの延長でしかないと思うのであまり変わらない気がする。
なんていうんだろう?仄かな恋心に似た情みたいなのもあったけど微妙に違うんだよな…ハグしそうでしないコンビも多かったし 最終当主コンビは反発しあう関係だったし 一族カラーだなあ…。

徳甲一族におけるハグという行為は情報の共有、キスは一種の契約だ…と感じています。

地味に一族で最初にチューしたのが火輪という事実 火輪様イチョウとも葉菜子ともチューしてるからな…これは完全に契約ですよ(合意はしていない)
真赤丸と流々様はしてるのかなあ。してる画は描かなかったけど関係から考えるとしててもおかしくはない
見返したら最初は真赤丸が拒否ってたんだな…その後は普通に受け入れ体制整ってたように思う。契約合意だなあ…

キスじゃないけど石榴が石猿パッパにお願いして巨大刺青入れてもらったのも一種の契約というか定義付けなので類似カテゴリなのかもしれない。短い生とは言え一生消えないもの彫り込む行為は意識の刷り込みには十分だし(石榴が自分で自分に刷り込んだんだけど)

更紗と揚羽のそれは言わずもがな。『形から入る』じゃないけどやっぱりそういう区切りの記憶と感触あってこそのラスト1ヶ月だったんじゃないかなと。
そうじゃないと実感得るのにもうちょっと時間かかりそうな気がするので、あのキスは時間がない彼らの必殺技だったのではないだろうか。

火輪の話に戻る 最後の月に流行り病に冒されて体がどこかに飛んでいきそうな感覚に襲われていた葉菜子を繋ぎとめたのが火輪の熱いキスだったんだけど、あれも言うなれば流行り病とかいうぽっと出のよくわからんヤツに葉菜子を寝取られそうになってブチギレした火輪様がお前は最期まで火輪様のものだから安心して死ね!!!!!っていう契約や証明の類なので徳甲一族にとってのキスはマジで契約印

ハグは先にも書いた通りキスとは意味合いが違って、『対象と情報を共有する』によく使われるなあ…と思います。
いや、本人たちがハグする動機はそうじゃないことが多いけど結果的にそういう意味合いを持つことが多いと言うか
『生きていることを実感できる(=生きているという情報を得る)』『言葉やぱっと見では分からない対象の変化を二の腕や胴体の感触で知る』
言葉より雄弁に語るものはある…みたいな…?

キスもハグもこの一族にとっての独自言語と化してるんだよな…いやなんかほんと面白い
だからあのプレイ記録と補完創作を読んだ他の方がどう感じているかはわからないけど私的に『恋愛要素』って言葉がしっくりこなくてほぼ使ってない…気がする そもそもじゃあ恋愛って何?→そして哲学へ…ってなっていくんだけど

恋愛って何

ああ、ううん、血潮と詠芽さんは『恋愛』と言っても良いかな…1年くらい前の雑記で色々書いたけど、恋心を評価軸の変化・行動の理由を揺るがせるようなものと定義するなら血潮と詠芽さんは確かに恋愛だった。

逆にこの『誰かを好きになることで起きた評価軸の変化』がポジティブな結果をもたらしたのは更紗と揚羽…ということになるのかな。だから最後の1ヶ月の二人は割と『恋愛』だったと思う…かな…?
ただ初期からそれこそキスするところまではあんまり恋愛じゃないんだよな。揚羽がおかしい(褒めてる)

言うまでもないことだけど凪左助のそれも紛れも無い恋心だよね。評価軸の変化・好きな人の特徴だから無駄毛とかも好きになってしまう、みたいな合理的に考えると大分おかしいバグみたいな心の動き、そのものなので

ただ恋は片方、それが双方向の意識になったケースを恋愛、と言う風に言葉の定義をするなら凪左助は恋愛とはちょっと違うんだよな…
この話絶対長くなるし更紗と揚羽の記事だからまたそのうちしたくなったらします。凪左助の感情の話は下手な言葉を選ぶと解釈違いによって私が死ぬので長くなる(6千文字の未公開文書を後ろ手に隠しながら)

狂っているのか

そういえば更紗世代が終わってから(揚羽のあれやこれやを整理して描ききってから)このツイートを見かけたんですが

あれ…?まさか揚羽って狂ってたのか……?って数秒宇宙猫の顔になりました。いや、私は揚羽のこと狂人とかサイコパスとかそんなふうには断じて考えていないけど、彼の彼なりの論理をめちゃくちゃ真っ直ぐに推し進めてくる(そしてそれが周囲の認識とズレている)ところは『こういう基準で見た場合』狂っていると形容される……こともある、のかもしれない……?って

『私のものさし』では揚羽は狂人じゃないと思ってますけどね。私はトヤマさんっていうファンのために理想の公式ごっこをしているので(?)キャラについて語る時、強くて偏っていてオタク間で浸透した非常にポピュラーになっている言葉やスラングは極力使いたくないっていう凄く個人的なこだわりでもあるけど…。クソデカ感情とか、クレイジーサイコなんちゃらとか
彼はなんというか、彼なりに強い理屈のパイプが通っているものの独特で強引でちょっと変な人だよ

ただ、いるかどうか分からないけどもしも彼を狂ってると受け取る人がいたとしたらそれは感じ方の一つとして嫌ではないし否定しない…?くらいの認識…?どうかな?どうだろう まず私が受け取った彼の独特な印象をちゃんと表現できているかどうか、それがちゃんと伝わっていれば…って話なんだけど

狂ってる?それ、褒め言葉ね じゃないけど『狂っている』のラインってどうしても内側から引きにくいところないですか?自称する狂気はそこはかとなくファッションっぽく感じてしまうけど外からどう見えるかはわからない。だから彼らを内側から見ている私は彼らのことを『狂っている』とは言えないんだよ なんとなく

 

ていうかこのツイート見たのが更紗編全部終わってからでよかったな…描いてる途中とかだったら変なノイズ意識入ってよくなかった気がする。何かを描いてる時できるだけ純度の高い精神状態で臨みたい教だから危なかった。