地の文ほしい

アウトプット方法が基本的にマンガなのでできるだけ絵と科白で描きたいことを描こうとするわけですけど、たまにめちゃくちゃ地の文が欲しくなる時があります。
砂の城」のラストがそんな感じで描き終わったもの読み返しながらここノベライズで読みてえ!!っていう謎の衝動に駆られていた
更紗が頭を下げることって私的には超絶大事件なんですけど、当然登場人物に「あ、あの更紗が頭を下げるなんて〜!!」って言わせるわけにはいきませんし、でも「なんかこれは重いことっぽい」と感じてほしいわけで、そうなると表現の引き出し的に私ができるのはコマをめちゃくちゃ大きくして繰り返す、とかになるんだよなあ。

地の文で更紗にとって首を垂れることの重みを文学的に描写してほしい 読みたい

あと私の中で更紗の声って素で低い感じじゃなくて地声は女子標準くらいだけど頑張って低い声・強い言葉で喋ろうとしてるイメージで、それをやる(格好つけて喋る)意味がなくなって元気もなくなってしまうと前より高音で細い声色になるんだろうな~とかそういう妄想をしていたんですが、これもマンガだと描写しにくい(誰か目線でモノローグナレーションありの場合ならともかく、でもそれをやる話じゃないし) これめっちゃ地の文さんに表現してほしい

一応手段が無いわけでもないんだけど(フォント変えるとか)葉菜子の最期などはマンガ用フォントより細いものを使用したりしてたんだけどあれはもう最後の最期だったし、個人的な趣味としてあまりフォントの種類が多すぎるのは好きじゃないので
基本標準のコミック体・ツッコミとかのゴシック体・叫びの太い明朝の3種、たまに特殊フォント(歌う時とか)…くらいで、よっぽど特殊なキャラじゃない限り一人だけ常時違うフォントで喋らせるっていうのは微妙かなあ など
あと手段としてあるとすればフキダシを工夫するとか…?

らくがきマンガだと表現しにくい部分以外でも「文章による描写」だとどう書かれるのかな…とか妄想するとニヤニヤしてしまうことはよくあります。更紗世代とか3人とも美形設定なので彼ら彼女らの容姿はどういう風に形容されるだろうか
ちなみに私のらくがきマンガだと二重にした上で女子の美人は睫毛バシバシにする、男子の美人は目をシュっとさせる、とかの表現になるじゃん(…)
ほんとに元来美形描きじゃないのでパーツ付けが難しすぎるし結局睫毛バッシバシになる 私が睫毛バッシバシの女子描いてたら「この人はめっちゃ美人なんです!!!!!」ってアピールだと思ってほしい(?)
あ、でも黄々やきららはオシャレさんなのでつけまつげ(うちの京にはつけまつげがある)素で美人枠扱いってわけではないイメージです

美人扱いしてるのは来訪コメントで美しいって言われた更紗が筆頭だけど、アヅキ・葉菜子・石榴・詠芽あたりも「美人キャラ扱い」枠かなあ。睫毛バシバシ半分もおらんやんけ!笑
アヅキは京のジャンヌダルクでセイバーであまり女性的な記号がないイメージなのであまり睫毛バッシバシにはしてないんだった。でも目尻の睫毛は結構長いです。切れ長美人(のイメージ)

葉菜子もたれ眉でグズグズ泣いてるからアレだけど切れ長な目を持つ結構な美人 その上真っ白な肌に金色の目に涙、ツノ、そして巨乳というパーツを持ってるので美人系妖怪的なフェロモンが出てる気がする 魔性スペック

石榴は他の美人枠と違って切れ長目ではないけど真ん丸お目目にバシバシ睫毛の美人。白い肌に赤い髪・青い目とカラーリングも美少女 そう、美少女枠
目力がすごいし真っすぐ見つめて相手に持論を展開してる時とかほとんど瞬きしないんじゃないかな 圧がすごい

詠芽さんは美人なお姉さん枠なのになんで睫毛バシバシにしなかったんだっけか 閉じ目キャラっていうのと、美人だけどあまり飾り気がないイメージだからだったかな。

こういうのをさあ、地の文で描写されてるところが見てみたいってわけですよ…いやこうやってだらだら語れる場所で「この人はこういう顔つきでこういう声のイメージでさあ…」と言うことは易いけどそれと小説的語り口で「表現」として語られるものはまた別格じゃないですか。
なんかこう、比喩表現とかも交えつつ、文学的な表現で、いいかんじ、いいかんじに…(クソ語彙!)
オタクだから原作がマンガやアニメゲームのもののノベライズでの容姿描写めっちゃワクワクしてしまう 原作主義だから好きコンテンツのノベライズ展開絶対欲しいとかじゃないけどそういう描写はワクワクするので読んでみたい
あんスタとか原作ライター直々にノベライズ書いてて(ラノベ作家の方なので)その地の文による容姿描写でファンの人が盛り上がってたのが印象的だった(でもその内容が抜粋でバズってたのはよくないと思った)

読んでみたいっつっても私の頭の中にあるイメージさんなので語彙と文章表現力を身に付けた異次元の私を探しに行かないと読めない
「砂の城」のラストシーンの地の文描写がどうしても読みたくて小説の真似事をしてみたけど微妙すぎてウエ~~~ンってなっちゃった

基本的には妄想を絵にするのが好きだけどメディアごとに表現できることが違うみたいなのこう、概念としてめっちゃ好き 動画とかでもまた違う角度のものが見れる