赤世代の顔

開幕日記なんですけど、今日珍しくちょっとアクティブな活動をキメてやろうと1ヶ月くらい前から計画していたにも関わらず5月の概念を壊す意味不明な気温のせいで延期になって悲しいです。でも死にたくないんだよ勘弁してくれ

というわけで早寝の計画も頓挫したので夜更かしして雑記書きます


赤の髪の毛がめっちゃ増えてるっていう話は前にもしたと思うんですけど、赤世代描いてる時期が長すぎて本当に初期と比べると顔が変わってて面白い。私はただの素人だけど連載マンガの初期と後半で登場人物の顔が違うあの感じを体験できました(?)

でも赤世代ってすごい成長したり変化したりしてたので顔の描き方も都度反映されてるみたいでちょっと良いよね。意識して変化させてる部分はそこまで多くなかったんだけど、キャラへの認識・どういう人だと思いながら描いてるかは意識して無くても絵に出るので…それを感じるのがめっちゃ好き

見て

凪左助 まず顔が幼いな…とか色々あるけどこの時期の凪左助はどこを切り取っても尋常じゃないくらい幸薄そうな顔しててヤベエ…となります

なんだろう…眉毛下がってるからかな…目は基本ハイライトなしであることは変わってないんだけど

いや凪左助…変わったな…(ビフォーアフターのBGM)

険し目の表情でもやっぱりなんか初期とは違うんだよな…やっぱり表情筋が柔らかくなってる気がする

逆に初期の笑顔はなんかこう…若干作ってる感がある……薄そう…幸が…

凪左助、おとなしめの性格なのに多分徳甲一族で一番表情バリエーション豊かなんだよな。笑うし怒るし焦るし泣くし照れるしエトセトラ
でも初期の顔を見るとどちらかというと本気で表情に乏しい(かなり終始↑↑↑みたいな幸薄顔してる)ので、あ~~~ 時間が経つ間に表情豊かになったんだ…って感じがして、すごい………ってなる
凪左助の表情変化については最終盤はともかく中盤あたりは無意識だったので自分で自分の絵見てうわ~~!変わっていってる~~!!ってめっちゃ喜んでしまう。い、一体誰の影響なんだー。 表情が豊かになっていくってことはそれだけ感情が動いてるってことだもんなあ

 

ばな奈ちゃんはそれ(変化)こそが核みたいな存在なので多分言うまでもないことだと思うけど個人的にはここに至る中間くらいの変化が(見返すと)良いな…って思います

赤との雪解け期は割とこういう、不安そうな顔してることが多かったような。まだ初期の雰囲気背負ったままだし、セリフもどもりまくっててコミュニケーションのテンポも悪かった
守ってあげなきゃってなりそうな顔してるんだな…

変化の中間点はこの辺り 交神直前くらいの顔
割と普通に赤と会話するようになってきて、能動的に何かをしようとしたり意思を示したりするようになっていったと思う。目の下のやつれてるっぽい線もこの時期からだいぶ減ったのかな

もう目が強いもんな……

ばな奈ちゃんの表情変化って「感情が豊かになる」とはちょっと違うのかなあ。凪左助は完全に「彼が持ってなかった感情を得たことが表情に反映されて」ああなった、ってイメージなんだけど、ばな奈ちゃんはなんというかやっぱり芯が太く強くなっていくところが表情に反映されていたように思う。不安定から安定への変化かー

 

赤はそういう意味での変化はないんだけど、前述した通り毛量がめっちゃ増えてるというのと

最初の方に描いた赤見ると「若い!?」ってなる…若…若くないか…?

これ描いた時別に少年くらいで描こうとしてたワケじゃなくて普通に成長後のサイズで描こうと意識して描いてたと思うんだけど今見ると肩幅狭いし顔あんまり長くないし髪の毛短いしで総合して「若い!?!?」ってなるの面白い

これくらいの時期の顔もなんだろうなんか若いんだよな…髪の毛少ない(若干増えつつあるけど)

やっぱり真っ先に思うのは「めっちゃ髪の毛増えたな…」なんだけど、顔に対する目のサイズもだいぶ小さくなってる気がする。顔が縦に長くなっている
これは完全に描き慣れに伴う無意識の最適化だと思うんだけど、並べてみると「身体的に成長した」っぽくてこれはこれで良いな…自分の無意識の変化を見て喜ぶ最強の自家発電かな

髪の毛伸びてその処理がちょっと雑なのはちょっと赤っぽくもあり面白い

 

おまけ

(左は一体誰なんだ…)

いや正面顔ならまだ「骨格はまあまあ合ってる」って思うんだけど(?)


なんか俺屍でこれだけ長い期間一つの世代を描いてた経験がなかったので「こうなるんだ…」っていうのがめちゃくちゃ興味深い…赤世代は12月半ばから始めたのでほぼ半年でしたね。
遺言の巡り合わせが多分かなりえげつなかったので嬉しい反面「こんなにハードル上げて大丈夫なのか…?」「更紗たちは大丈夫なのか…?」という不安もあり…いやでもなんか、なんかこれだけどっぷり進めて最後の言葉があれやそれやこれだったのは色んな冥利に尽きるな………更紗がんばろう ほんとに

その半年間…つい一週間前までは寝ても覚めても赤たちのことを考えてたんですが、色々考えて書き(描き)終わった辺りからはずっと寝ても覚めても更紗たちのことを考えてるのである意味俺屍向きのメンタルだな……と自分を俯瞰するなどしてる…いや、何その切り替え?

赤たちが長生きかつ・引きずらせてたまるかよってくらい最後までやり切ってくれたのも大きいと思うけどね。やっぱり早生されると結構引きずるので…乱真とか相当引きずったし でもそうやって引きずるのも俺屍の醍醐味なので良いんだけども。引きずってしまうのも俺屍向けのメンタルだよ 俺屍向けのメンタルって何!?さあ…

「一族の推し」の話題を見ながらぼんやり考えてたんですが、私はなんていうかマジで現在進行中の世代が推しなんだなあ…と痛感してます。俺屍に限らず最強に熱を上げてるキャラって本当に四六時中そのことしか考えられなくなるし公式で動くと心臓がビュン!!って飛び跳ねたりするじゃないですか(少なくとも私はそうなる)
今そうなる対象が完全に更紗世代なので「あ、所謂”推し”という感情だ…」みたいな…いや、なんか、自分でもびっくりしてるんだけど今はマジで更紗と燕九朗と揚羽のことばっかり考えてる ただ妄想的な部分も大きいしこれからどうするかとかどうなっていくかとかのことなのであまり表には出しにくいんだけど。

赤世代も序盤でめっちゃ色々考えたし先の展開を妄想したりこれイメソンくない?とかやってたんですが、終わってみると実現した妄想はほとんど無いしイメソンくない?と思ってた曲は別にイメソンくなかったので、私が今更紗世代のこれからを想像したりしても最終的に思ってなかった方向に行くのかな…とか、いや、そういうのめっちゃ楽しいよな……どうなるだろうなあ…頑張って欲しいし私も頑張ろう…思考を…赤世代が最高&最強すぎて(あれはもう徳甲一族的には劇場版何部作みたいな扱いの世代でいいのかもしれないけど)更紗へのプレッシャーが…でかい……私は血と骨がオールキャラ厨でできているオールキャラ厨なのでどうしてもみんなに何か爪痕を残してほしいと願ってしまう でも俺屍はみんながみんな何かを成せるわけじゃないし上手く纏ったり綺麗に終われる約束はしてくれないから(そういうところのせいでハマるわけですが) まあ何を成すかは更紗たち次第でしかないんだけど がんばれ がんばれ~~~

 

とりあえずは世代交代時の事務作業(サイト更新とか)を色々やって、あと世代進行中だとついついマンガ描いたりするのを優先しちゃって描けないらくがきとかを消化して、世代開始前に描いておきたいマンガを描いて…更紗世代の本格始動下手したら6月中旬とかにならない?大丈夫?

個人的なスタンスのアレ的に更新にあまり大きな間を空けたくはないんですが、空けるなら世代交代のタイミングとかにしっかり体制整えてスタートするのが良いかな…と。というわけで色々準備したり整えたりするので今はインターバル期間です 勇姿録とかは更新するけど

それはそうとして「髪切るぞー!」っていう一番ウオオー!って時期なので普通に早くゲームしてえーーーッ!!!!って感じです。でもダメなんだよ先にゲームやっちゃうと内容忘れるし自分の中のここまで作ってきたテンポがぐちゃぐちゃになるから…ゲームしてえ~~~!いや、どう攻略しようかなとか、この戦力で大丈夫かなとかスケジュールとか考えてる時間も定義を広げればゲームしてると言えなくもないから私はゲームしてるんですけど(?)ゲームしてえな…


そういえば「いのちの呼び声」アップした時にツイッターで反応いただいたのでそれについて喋りたい
色々言うのは無粋かな?と思ったんですが、言及されると説明したくなってしまう…ということで少しだけ「いのちの呼び声」の話をします。
あ、言及してもらえるのは(読む時間を取ってもらった上に思考してくれているということなので)めっちゃ嬉しいことだと思っていますということを念入りに言っておきます。
違うんだよ!!ってニュアンスではなく、言及してもらえたのが嬉しかったので思考開示していい…?っていう感じなので、どう感じてもらえたかを知るのは好きなんです。念押しマン
更紗たちが「赤が死ぬのかどうか」どう思っていたか問題についてですが、私的には「呪われている以上死ぬんだろうけど、そうは思ってるんだけどあまりにも死ぬ気配がなさすぎてほんとに死ぬのか?とぼんやり思っている」くらいの気持ちかなあと思っています。
個人差もあるけど。あれ言い出したのは燕九朗だけど、彼はリアリストなのであの3人の中では一番普通に死ぬと思ってる度高いと思う。
揚羽は「もしかしたら死なないんじゃ?」が若干高いのかな?どちらかというと願望の方が強そうですし、彼も本気で死なないとは思ってないんだろうなあ
更紗についてはちょっとアレなんですけど、「本当に死ななかったらどうしよう」が若干あると思う。別にね、死んでほしいと思ってるわけじゃないんだけど、基本的に彼ら彼女らは「呪いで死んでしまう」という前提で生きて考えているので更紗の場合自分が跡目を継ぐことをずっと考えてるわけですよ。今までの赤い人たちと同じように指輪を継いで、自分が長として一族を率いるシュミレーションをめっちゃめっちゃしてるわけで、その時がいつ来ても良いように…って勉強やら鍛錬やらイメトレやらをしてるんだけど、その時がなかなか来ない 他の年長者が体調を崩す中赤はピンピンしている あれ?自分が長になるんだよな…?って…なんていうんだ?なんていうんだろう はよ死ねって思ってるわけでは決してないんですよ。ないんだけど、「必ず来る」と思って備えていたらなかなかその時が来ない、ってなると逆に不安にならない?
しかも更紗の場合同じ赤い人の血を引いている揚羽の存在もあって、本当に自分に長の座が渡されるのか?何を考えているのかよくわからない父上が突然ノリで揚羽に指輪を渡したりしたらどうしよう?とか、そういう不安も同時にあって、端的に言うと数カ月間もの長い間ずっとソワソワしてたんですよね…。討伐も留守番だったし
更紗、メンタルがその、ちょっと見栄っ張りで前面に立ちたがるだけで普通なので、一言では表しにくいんだけど…
だから「指輪が欲しい」っていうのもずっと溜め込んできた言葉なんだろうな…と思っています。あれかなり本気なんだよね
「指輪は死ぬまで外れないらしい」ってことは更紗も知ってるので、あの「指輪が欲しい」は「次の長の座を確約してほしい」という意味なんだけど、赤は当然言葉の額面通り受け取ることしかできない人なので「指輪欲しいのか?じゃああげる!」ってなったんだよね。微妙に噛み合ってない
まさかその場で渡されるとは思ってなかったので、戸惑ってたのはそういうことなんだと思う。言うまでもないことですがあそこで外れないはずの指輪が外れたのは赤の生命力がほぼ切れかかってたせいです。赤、死ぬ瞬間まで元気なのにプツっと糸が切れたみたいにいきなり死ぬ、みたいなちょっと人外じみた死に方しそう…という気持ち
あと他の一族と同じように目の下にクマみたいな線溜めてやつれてる赤がどうしても想像できなくて気付いたらああいう風になってた
前述の通り更紗たちは本気で赤が呪いにかかってないとか死なないって思ってたわけじゃないんだけど、まさかついさっきまでピンピンしてた人が急に死ぬとは思わなかったのでめちゃくちゃびっくりしたんだろうな。
私が描いてた時の感じとしては更紗が駆け寄ったのはビックリしたのと、あの時点では死んだのか倒れただけなのか(ばな奈ちゃん以外には)判断できなかったのでそれを確認しなきゃいけないのと、あと単純に体重100キロはあろうかという巨体が健康度30の姉上にのしかかってたらヤベエという気持ちと…なのかなと
父上の心配はしてるのかなあ…してないわけじゃないんだろうけど、赤ってその存在が強すぎるせいで他者から見た時の心の動きの順番として「心配」の優先度がどうしても低くなってしまうんだよね。ばな奈ちゃん以外の人にとってはね
だからぶっ倒れた瞬間は赤の心配よりもばな奈ちゃんの心配の方が先になってしまうんじゃないかな…それで、本当に死んでることを確認してから「マジ…?」ってじわじわ感情が上がってくるような そんな感じになるのかなあ
何が言いたいかというと更紗の指輪くださいは赤が死ぬかどうかに関わらず更紗の日ごろの不安の蓄積からきたマジのガチ要望なんだけど、その真意が赤には当然伝わらないことと、そのせいでギャグっぽく処理されて軽口っぽく見られるのは「徳甲更紗という、ままならなさの権化みたいな存在(現状の印象)」的には私はちょっと興奮しました。という…何?謎の結論
更紗についてはまだまだこれからの人なのであまり確定しすぎたことは言いにくいんだけどね…終わってから読み返すと「こいつ何かいってらハハハ」ってなるかもしれないし その時はまあそれはそれで…
そういえば家系図ジェネレーターのメモ書き、もうこれだけで一種の芸術性を感じてしまう